1 :
世界@名無史さん:
2 :
世界@名無史さん:02/11/03 10:40
近松門左衛門の国姓爺合戦とはあんまし関係なさそうだね。名前だけ借りたか。
どっちにしろ普通の日本人は知らないだろうけど。
中国映画お得意のエキストラうじゃうじゃ歴史スペクタクルっぽい感じだ。
NHK蒙古襲来よりは確実に面白いんでないの。
3 :
世界@名無史さん:02/11/03 18:35
そう言えば台湾は「大陸反攻」を掲げて戦った鄭成功を国家ぐるみで顕彰してるんだよね。
今回は中華人民共和国だけど。
4 :
世界@名無史さん:02/11/03 19:06
三藩の乱を起こした首謀者一族は厳罰に処されたけど、
鄭成功の一族は清朝に優遇されたんだよな。
一旦降った後叛いた者は厳罰だけど、一貫して敵対した後
降った鄭一族には清朝も丁重に扱ったとか。
5 :
世界@名無史さん:02/11/03 21:07
舞台が、台湾、日本、中国で将軍秀忠も登場
する・・・NHKの大河ドラマ化希望します。
スケールでかそう!!!
6 :
世界@名無史さん:02/11/03 21:19
鄭成功の親父鄭芝竜は、一族ともども
清朝に処刑されています
7 :
世界@名無史さん:02/11/03 21:27
>6
うん。親父罠。4で言ってるのは台湾政権が降った後の話。
江戸時代通じて人気があった作品だよな。
9 :
世界@名無史さん:02/11/03 21:53
映画の内容より島田楊子の借金の額にしか興味が無い日本のマスコミ最強
10 :
世界@名無史さん:02/11/03 22:00
ただ原作だと史実とは全く逆のオチなんだよな。明がフカーツしてるし。
この辺はどうするんだろね。
11 :
世界@名無史さん:02/11/03 22:03
>>9 だから、ヘギョンたんにインタビューして、悦に入ってんだろ。
12 :
世界@名無史さん:02/11/03 22:26
しかしアホな中国人の政治宣伝に使われる近松も可哀想だな。
現実の政治に合う様にスケールの小さい、原作を歪めた作品になっちまったと。
現実の台湾政策に対する態度も見え見えだし。なにしろ監督も監督だからな。
松竹もこんなの応援するより他にいい中国映画があるだろ。
映画自体の出来に期待は別にしないけど、康熙帝とか鄭成功とか登
場人物の扱いが見物ですかね。
俺はトーシロだから、大平天国とか白蓮教とかになっちゃうと、オウ
ムみたく生まれの卑しい人が国の庇護の許で啓蒙思想を後ろ楯で暴れ、
体制の病んだ部分に付け込む所詮は校内暴力的DQN話にしかどうにも
写らずで興味が向かないんだけど、
国姓爺合戦は清朝の興隆期だし、どことなくだけど、清い正義めいた
文句もさもありなんな気配ありーので興味惹かれるなぁ。
(どことなくですよ)
×生まれの卑しい人 → ○テメーのコンプレックスを克服しない人
15 :
世界@名無史さん:02/11/04 01:25
>>現実の政治に合う様にスケールの小さい、原作を歪めた作品になっちまったと。
まあ原作通り台湾の勢力が明を復興した、なんて話は絶対通らないだろうな。
現実とオーバーラップして見られるだろうし。
台湾の大陸回復論者(今時どれだけいるのかしらんが)の政治宣伝のための映画として
実はそういうのも台湾で作られてたりして・・・。
しかし、やはり、この時期は、破竹の勢い、百戦錬磨の満洲族を拝みたい。
17 :
世界@名無史さん:02/11/04 05:58
18 :
世界@名無史さん:02/11/04 06:09
呉三桂を忠臣扱いしている原作はいまいち.
永暦帝を弑した賊じゃねえか。
19 :
世界@名無史さん:02/11/04 07:54
呉三桂は最低だな。蛮族を関内に引き入れて、後で乱起こしたり
全然一貫性が無い。
20 :
世界@名無史さん:02/11/04 09:22
なにしろ『南京1937』を撮った監督って時点でやばそうって分かりそうな気が。
松竹も日中合作だから政治的なのはダメって拒否できなかったんだろうか。
この辺に国家意識の欠如による無知につけ込まれてる気がします。
この監督は中国建国50周年を記念する国策映画『国家』も撮っており、中国政府の評価も高いそうですw
侵略者オランダも撃退し、台湾を奪還した。台湾は中国の領土だ、一つの中国マンセー!と見る人がちゃんと
中国政府の意向に沿えるようになる素晴らしい映画だとかw
日中合作で総製作費12億円、平戸市も町おこしの一環として製作費3千万円を出資してるそうです。
日本人も自ら莫大な金を出費して、中国の政治的宣伝に協力するわけですな。
日本が援助した金でオリンピック招致に成功し、逆に大阪が落ちたのが思い出されて、何とも言えませんw
『南京1937』の公式HP 詳しい内容が載ってる。↓
http://www.parkcity.ne.jp/~gentyuei/1937.htm 南京1937を見た日本人評論家の感想。わりと冷静↓。
http://www.eiga-kawaraban.com/98/98031702.html
21 :
世界@名無史さん:02/11/04 11:10
台湾でも鄭成功は英雄ですが、何か?
そうだよね。この映画っていわゆる「愛国」映画だよ。
なんか鄭成功の時代に初めて「台湾」が中国から切り離された。だのなんだの。
あくまで中共の台湾への野心を美化してるっぽくかんじた。
23 :
世界@名無史さん:02/11/04 11:16
24 :
世界@名無史さん:02/11/04 11:50
>>23 もう試写会はやってるらしい。
>>10 >>12 一応確認しておくが、近松版は別に原作でもなんでもないんで悪しからず。
25 :
世界@名無史さん:02/11/04 14:28
そのうち中国が征台と琉球処分の映画を作るのに 20ペソ
親中派の琉球人が清国人とともに日本人と戦うヽ( `ハ´)ノヽ(・∀・ )ノ...
そこに日本人を批判するアメリカ人が(トム・クルーズ)
26 :
世界@名無史さん:02/11/04 17:47
さて、ここで問題です。
鄭成功といえば?
1:七生報国
2:殺父報国
3:救父報国
さあ、答えはどれ?
27 :
世界@名無史さん:02/11/04 18:33
見てきた。
………もうなんつーか、つまんねー
…見て損した。
胸のすくカンフーアクションを作りたいなら、もっとオランダ人を極悪に描いたらどうだ
英雄の偉業を称えたいなら、それがどれほど困難なのか分かるように描けよ
リアリティを追求するのなら、史実に近いシナリオにしてくれ
29 :
世界@名無史さん:02/11/04 23:09
戦闘シーンはカンフーチックなの?
30 :
世界@名無史さん:02/11/05 08:22
>>29 >戦闘シーンはカンフーチックなの?
主人公役の趙文卓は中国で剣術チャンピオンだった人。
今回はラストシーンなどは剣のアクションシーンは結構あった。
が、全体的にはカンフー映画ではない
31 :
世界@名無史さん:02/11/05 08:22
32 :
世界@名無史さん:02/11/05 10:59
なんだ。カンフーものかよ。
>>16 すでにこの頃は、ヌルハチの頃とは世代交代してないか?
サルフ戦の兵なら、南京で鉄人に負けることはないと思われる。
33 :
世界@名無史さん:02/11/05 12:00
>>32 >なんだ。カンフーものかよ。
カンフー映画ではないだろ
殺陣はあるけど
34 :
世界@名無史さん:02/11/07 15:51
中国で作られたから、中国寄りな映画なのは仕方ないだろう。
それよりも不思議なのは、よく、中国が「鄭成功は日本生まれで母親
が日本人」などと事実を明らかにできたよね、この映画で。
いつもなら、そういう漢民族のプライド的には都合の悪いことは隠蔽
するだろうに。いやはや。
35 :
世界@名無史さん:02/11/08 11:23
鉄人軍団は出てこないんだろうな、、、やっぱり
金城武を起用して日本台湾合作で大河ドラマでやってほしかった。
>>34 問題は日中合作で少なからずの金を日本側も出し、松竹も宣伝に協力してるって事だな。
しかも「国姓爺合戦」って名前だけパクって日本側の観客も呼び込もうとしてるところ。
「グリーンディスティニー」みたいに無害で日本人も愉しめる映画が他にあると思うが。
そういう方が松竹だって採算が取れて万歳だろうに。
わざわざ政治宣伝の基地害監督の映画を協賛してどうすんだろw
37 :
世界@名無史さん:02/11/08 11:36
>映画の内容より島田楊子の借金の額にしか興味が無い日本のマスコミ最強
これには俺も同意。
知らないで映画館に来る人もいるだろうから
「これは中国の強い政治色の入った映画だから騙されない様にしましょう」
ぐらいの指摘をすべきだな。
38 :
世界@名無史さん:02/11/08 12:10
>>36 そういう方が松竹だって採算が取れて万歳だろうに。
オマエ、
>>12と同一人物だろ
松竹、松竹って、松竹とこの映画何の関係があるんだ?
この映画は、孫文を生涯で2兆円も資金援助した「梅屋庄吉」の創設会社
日 活 (にっかつ)
が配給してるのだが(笑)
39 :
世界@名無史さん:02/11/08 12:17
中国で放映できる映画の基準はどんなものだったっけ?
ああそうか、勘違いスマソ。
言いたかったのはそういう政治映画が日本の観客に配給されてるって事。
41 :
世界@名無史さん:02/11/08 16:08
あれは政治映画ではないぞ。
劇中では台湾人がオランダ人に虐待されていて、福建人が台湾奪還を鄭成功に
請願しており、これを「米帝の属国である台湾を中国の手で解放しよう!」
という宣伝と強引に解釈できなくもないが、
現実の現代台湾人は虐待されていない上に中国人より良い暮ししてるんだぞ。
42 :
世界@名無史さん:02/11/08 17:09
バックは台湾?
最近の映画ってある種の勢力の影を感じるんだが
とくに産経新聞周辺
43 :
世界@名無史さん:02/11/08 17:10
あ、中京か
44 :
世界@名無史さん:02/11/08 18:38
人民解放軍三個部隊が剣戟シーンに出演しておりましたな。
日本では自衛隊が協力する映画には制限がある。自衛隊のイメージを悪化させない者である事、などね。
中国はもっと制限がきつかろうが、この映画は制限をクリアしたということだ。
…などという裏事情を気にせずとも楽しむ事のできる映画だった。
ただし上のほうで1さんが言った感想のような不満はたくさん残る。
45 :
世界@名無史さん:02/11/08 19:37
>>44 >人民解放軍三個部隊が剣戟シーンに出演しておりましたな。
つーか、戦闘シーン火薬大爆発し過ぎ
この映画、絶対ケガ人続出に違いない
それでも何とか映画が完成するのはさすが中国(笑)
46 :
鄭成功って貿易にも力を:02/11/09 09:36
47 :
台湾建国の父、鄭成功祭:02/11/09 09:39
平戸で生まれ今の台湾を建国した日本と中国の混血の
英雄・鄭成功の生誕祭が7月14日平戸市で行われまし
た。鄭成功は、375年前、平戸市に渡ってきた中国商人
と日本女性の間に生まれ、のちにオランダ人に占領され
ていた台湾を解放した英雄として知られています。平戸
市川内町の鄭成功廟の前で開かれた生誕祭には、台湾
から訪れた鄭氏の子孫や地元の関係者、およそ200人
が出席し、神事が行われました。今日は鄭成功を題材に
した小説「怒濤のごとく」の著者作家の白石一郎さんも参
列しました。鄭成功を尊敬する大勢の人たちが今日一日、
その偉業を讃え、日本と台湾の交流を深めました。
http://www.ktn.co.jp/maturi/n_teiseikou.html
48 :
世界@名無史さん:02/11/09 09:54
それよりも不思議なのは、よく、中国が「鄭成功は日本生まれで母親
が日本人」などと事実を明らかにできたよね、この映画で。
いつもなら、そういう漢民族のプライド的には都合の悪いことは隠蔽
するだろうに。いやはや。
↑
血筋は余り関係ない.
彼がどれだけ中華文明を受容していたかという点が
中国にとっては重要.主人公は
海賊の息子とはいえ教養その他で中華文明の士人そのものなんだから
漢民族のプライドは些かも傷付かない.
純血などに拘らない中華文明の強み.
49 :
世界@名無史さん:02/11/09 09:54
鄭成功より親父の鄭芝龍のほうが良いよな、絶対。
50 :
世界@名無史さん:02/11/09 11:03
>>48 > 血筋は余り関係ない.
> 純血などに拘らない中華文明の強み.
甘いな
確かこの映画は香港でしかまだ公開されてないはずだし、
内容も日本版とはかなり異なるらしい
おそらく、鄭成功の母親が日本人だということは触れられ
ないだろうな、大陸版では
最近のチベットへの迫害とか見てても、“血にこだわらない”とはとても
言えないと思う。
前にCNNかでチベット人留学生寄宿舎に中国人が押し寄せて「チベット人は出て行け!」
と大合唱であわや暴行がおこりかねなかったそうだ。
残留孤児の人達の話を聞いてても「日本人」という血でいかに差別されてきたか
今では“中華”なんて名実共に崩壊して、思想や文化とか全部欧米や日本からの輸入に頼る
後進国になっちゃたのが現状だからそうなってしまうんだろうか?
しかし昔の栄えていた頃にも帰化異民族への蔑視した話があるんだから血にこだわらないとは言い難いような・・・
52 :
世界@名無史さん:02/11/09 15:52
この映画ってさ、オランダから台湾奪回した漢民族の誉れ高き英雄
が、実は日本生まれで日中混血児だったって暴露してるワケでしょ
こういった映画を日中合作、しかも中国の軍隊がエキストラ協力まで
して製作されたってことは、今の中国も変わりつつあるのだろうか??
それとも、買いかぶりだろうか(笑)
ナニを勘違いしてるのか知らんが中国は旧軍による被害に対して文句を言っているのであって
日本そのものを全否定した事は一度も無いが。
54 :
世界@名無史さん:02/11/16 18:55
同じく、中国の露骨な政治干渉、軍拡、町に溢れる中国人犯罪者などを嫌悪してるのであって、
中国を全否定してる奴なんかイネーヨ。
また本質論ですか
56 :
世界@名無史さん:02/11/16 19:20
中共の成り立ちの客観映画ならな。
既にアヘン戦争を英国と合作しているのだから、
後の王朝の前朝史編纂の一例とでも言うべきか。
57 :
世界@名無史さん:02/11/17 09:20
>>53 漢民族の誇りである鄭成功が、日本出身で日本人とのハーフって
事実を明らかにしたということがすごい。
基本的に中国ではそのことを今まで学校教育では教えていない。
58 :
世界@名無史さん:02/11/17 18:41
>>57 人民共和国の方でも、孫中山は『国父』として教わるらしい。
当然ながら(孫文についても)色々と詳しいのだが、『日本に一時期亡命していた』という事だけは、教わらないようだ。
でも、魯迅だけは隠しようが無い。
ムキになって隠す理由は?(藁
59 :
世界@名無史さん:02/11/17 20:45
>>58 > 当然ながら(孫文についても)色々と詳しいのだが、『日本に一時期亡命していた』という事だけは、教わらないようだ。
孫文を日本で助けたのは、この映画「国姓爺合戦」の配給会社「日活」の創始者の
梅屋庄吉。
梅屋は孫文と香港で最初に会って、その時に邂逅し、「君ハ兵ヲ挙ゲヨ。我ハ財ヲ
挙ゲテ支援ス」と約束し、生涯に渡って金銭的支援を続けた。
そして、この映画配給は日活創設90周年記念でもあるらしい。
60 :
世界@名無史さん:02/11/17 20:53
韓国と同じでそういう日本への敵意が弱まりそうな事は教えないんだろうな。
「侵略者日本」ばかりで。
62 :
世界@名無史さん:02/11/17 22:16
あらら、呉汝俊さんって福岡在住なのね
きっと、日本人に教わったんでしょうね?>孫文さん&梅屋庄吉さんの関係
某ネトゲで知り合った台湾の人は知ってましたよ>日本に亡命
でも、立派な人だね>梅屋さん
読んでて涙出てきたよ
63 :
世界@名無史さん:02/11/18 07:09
やっぱり玄洋社とかを介して知り合ったのかねえ>梅屋と孫文
いっその事、梅屋さんを主人公に映画作れば良かったのに。
66 :
世界@名無史さん:02/11/18 15:50
>>65 >いっその事、梅屋さんを主人公に映画作れば良かったのに。
そんなカネが日活にあるわけがない。
この前潰れてナムコ傘下に入った会社だろ?
今回も作ったのは鄭成功の出身地、長崎平戸市の製作委員会
それを日活がうまく幹事会社に収まっただけだろうな
67 :
世界@名無史さん:02/11/18 23:57
鄭成功や梅屋庄吉を閣僚クラスが中国行った時に話題に出せばいいのに
68 :
世界@名無史さん:02/11/20 14:22
>>65 >いっその事、梅屋さんを主人公に映画作れば良かったのに。
客が入らないと思われ
69 :
世界@名無史さん:02/11/20 18:31
なんだかんだ言って、日本国内での知名度も低いよなー。
いっその事、『世界史の教科書に載せるべき日本人』について考察した方が良いかも?
梅屋さんあたりは、右からも左からも反対意見は出なさそうな人物のような気はするが。
今気付いたんだけど、名前に「成功」って入ってるなんて縁起が良いな。
71 :
世界@名無史さん:02/11/20 19:50
>>70 鄭森(字は明〔イ厳〕)が本名。(号は大木)
朱姓を賜った時に「成功」(明の為に功を成す)と名前を変えたらしい。
72 :
世界@名無史さん:02/11/21 02:06
民族の定義をどうとるかによるな。
>我々の民族英雄は
って所がミソだな。明らかに血による民族意識を持ってるっぽい。
唐がトルコ系王朝とかその辺もあんま知らないそうな感じ。
李白は何人と思ってんのかな。
>>72 ここでも日本アニメ&ゲーム最強か。(笑
そういえば、十年位前に「ウルトラマン」で大騒動が起きたと新聞に載っていたっけ。
>日本の武士や忍者が子供達の英雄となり、
何のキャラかな? 格ゲーかな?
76 :
世界@名無史さん:02/11/24 10:41
なあに、日本が中国を併合して征服王朝になれば、日本人も中国の民族英雄さ
\\ 五族共和?ワーオ♪イッツ・NETA //
⊂~ヽ. ⊂~ヽ. ⊂~ヽ. ⊂~ヽ. ⊂~ヽ. .
\\ \\ \\ \\ \\
| | | | | |. | | | |
| |○=○ | |○=○ | | ○=○ | |○=○ | |○=○
| ( π) | ( π ) | ( π ) | ( π ) | ( π )
\ ⌒\\ ⌒\. \ ⌒\.\ ⌒\. \ ⌒\. .
| 支 |\\ | 朝 |\\ | 満 |\\ | 蒙 |\\ | 日 |\\
\ \ > >\ \ > >\ \ > >\ \ > > \ \ > >
> |/ > |/ > |/ > |/ > |/
// / // / // / // / // /
// / // / // / // / // /
// / // / // / // / // /
(( ( (( ( (( ( (( ( (( (
ヽ\\ ヽ\\ ヽ\\ ヽ\\ ヽ\\
ヽ\\__ ヽ\\__ ヽ\\__ ヽ\\__ ヽ\\__ _
ヽ\ | ヽ\ | ヽ\ | ヽ\ | ヽ\ |
しU しU しU しU しU
78 :
世界@名無史さん:02/11/24 13:53
台湾はチュウゴクの領土という政治プロパガンダの映画を語るスレはここですか。
映画「國姓爺合戦」の公式サイトを覗いてみました。歴史ドラマとしては最初から
期待は懐いていませんでしたが相当でたらめなストーリーでした。気が付いた点を
いくつか書いておきます。
隆武帝のために仙霞関を守っていた鄭成功の部下の李衛という者が出てきます。彼は
成功の信頼を裏切って清に降参するというのを、成功が刺し殺すという筋になって
いますが、李衛という人物は存在しないと思われます。似寄った名の部下としては
李徹というのが成功の左先鋒にいるので、その辺からでっち上げたキャラでしょう。
そのころ仙霞関を守っていたのは成功の叔父の鄭鴻逵ですが、彼は清の大軍が迫った
時点で裸足で逃げ出したということで、清兵が入関したときは守兵の姿を全く見ない
有様だったと伝えられています。
鄭芝龍の養女で成功を慕う施良という異母妹が出てきます。これも架空の人物ですが
恐らく施琅から連想したネーミングでしょう。しかしキャラの設定からいうと全くの
正反対で、施琅は最初は成功の有力な部下であったのですが、成功は人の意見を聴き
容れない方であるのに対し、施琅は我がままで態度が大きく成功と仲違いしてしまい、
清に降って成功の孫の克ソウ(土偏に爽)が君臨する台湾を征し、これを滅ぼして清の
版図に帰せしめてしまった人物です。キャストの決め方がいい加減としか言えません。
隆武帝が朱姓を賜るシーンで「これからは國姓爺と名乗るがよかろう」なんて台詞を
吐いてますが、「國姓爺」というのはそんな正式な称号ではなく、民間での俗称に
過ぎないもので「御苗字様」とでもいった感じの呼び方です。
日本で「こくせいや」でなく「こくせんや」という読み方をしているのは、当時から
長崎を経由した風聞が江戸まで達してたためでしょう。生前から東南アジア一帯まで
"Koxinja"とか"Coxinga"などと呼び習わされていたようで、オランダなどの史料には
出てくるそうです。
なお近松の浄瑠璃のタイトルは正しくは「國性爺」で「姓」字ではありません。勿論
誤記ではあるんですけどね。
「テストでのボケた解答」のスレで
409 :世界@名無史さん :02/10/13 16:15
友人の珍解答を上げておく。
Q:「鄭成功が台湾から追い払ったのは何人か?」
A:「2万人」
とっても笑えましたが、じゃ実際に台湾から追い出されたオランダ人は何人だったか?
気になったので調べてみましたがズバリの史料が発見できませんでした。
孫引き的史料からですが支那側史料だと、ゼーランジャ城に立て篭もった蘭人は1000余としており、
オランダ側史料では9ヶ月の包囲戦で失われたオランダ兵は1600人としています。
どっちにしても万単位じゃないようで、2万余の鄭軍に敵すべくもない実勢であったようです。
82 :
世界@名無史さん:02/11/24 21:01
>>80 > なお近松の浄瑠璃のタイトルは正しくは「國性爺」で「姓」字ではありません。勿論
> 誤記ではあるんですけどね。
よく勉強してから書けよな、クソガキは
あれは、実際の話と違うストーリーになっているので、同じ「国姓爺」だと申し訳
ない、じゃあということで、わざと「国性爺」と近松が変更したんだよ
そもそもだな、映画として起承転結つけるために無理やり挿入したキャラのこと
を取り上げてアーダコーダ言ってるオマエは存在そのものが滑稽で道化役なん
だよ。アホじゃねーのか?これは映画だ。歴史の本読みたいのなら本屋に行け
>これは映画だ。歴史の本読みたいのなら本屋に行け
そんなら最初に娯楽映画のネタを学術板に立てた
>>1が悪いよな。
歴史的背景にまつわる話になるのは当然。事実理解に誤認があったら突っ込まれて仕方ないが。
>歴史の本読みたいのなら本屋に行け
いや、2chの世界史板は歴史の話をする板だが?気軽に話したり議論できるのがインターネットだって。
学術板なんだから映画でもいろいろ言われて当たり前。学者で無い塩野が叩かれる様にな。
>>83 > そんなら最初に娯楽映画のネタを学術板に立てた
>>1が悪いよな。
それは違うだろ。たとえば三国志演義だって脚色はあるだろうし、歴史小説
だって脚色はある。面白く読ませるためにな。
だから、「これは映画・小説だから脚色されてる」という前提を理解した上で、
「史実としてはこうだった」と書き込みすればいいのさ。
それを
>>80のような中途半端な知識の勘違い野郎がとんちんかんなことを
書き込むから滑稽だと言ったまで。
塩婆とおれ
ていうかそもそも演義とか小説でスレ立てる板じゃあないんだが。
>>82 >実際の話と違うストーリーになっているので、同じ「国姓爺」だと申し訳ない、じゃあということで、わざと「国性爺」と近松が変更したんだよ
初めて聞く説です、あなたは「中途半端な知識の勘違い」をしてないんでしょから根拠を示してください。
恐らくそんな穿った事情ではなく、当時は鄭成功に関する正確な情報が一般化してなかったからでしょう。
元禄ころに作られた成功の事跡をテーマとした先行浄瑠璃作品には「國仙野手柄日記」というものがあり、
これも「國姓爺」という通称が正しい文字で伝わっていなかったところから生じたものでしょう。
変痴気論を承知の上で映画の話題に寄せて歴史情報を書いたものです。
あまり厳しいことを言ってもつまりませんね。
88 :
世界@名無史さん:02/11/27 22:22
映画の内容が、中共の政治的意図が含まれているとかつまらん
とかは置いといて、一度見てみたい。けど公開映画館一覧に
曜日が載ってないのがあるんだけど、もう全国公開は終わったの
かな・・・?
テーマ曲もなんとなく良い感じなんでサントラも欲しいし・・・。
あと、予告で風呂に入ってるねーちゃんが綺麗でイイ!!
自分でしらべれゴルァ!
ですが、都内公開って終わったんだっけ?
29日までやってたはず。
30日から「AIKI」が始まるので、その前日まで。
つーか、それぞれの映画館の名前でGoogleで検索したらすぐ分かるぞ
93 :
世界@名無史さん:02/11/28 21:51
>途中から話がねじ曲がってしまう。清に滅ぼされた明を復興させるのが鄭成功の悲願だったはずなのに、
>クライマックスは台湾を支配するオランダ人をやっつけてめでたしめでたし……。
>これはお話としても非常にヘンだし、今この段階で鄭成功をこのように描くというのも、
>中国の台湾に対する考え方が反映されているようで恐ろしくもある。
>「台湾は中国の一部である」「台湾から外国資本を追い出し、本当の中国人自身が台湾の実権を握らなければならない」などというこの『国姓爺合戦』のモチーフは、
>現在の中国台湾情勢の中では非常に政治的なメッセージになるのではなかろうか。
http://www.eiga-kawaraban.com/02/02092401.html やっぱ一般の評論家も政治性をひしひしと感じてるw
あの世で梅屋さんも泣いてるだろうな。
>>92 どうもありがとう。サントラ買ってみます。
チンチンタソ、いいなぁ〜。ファンになりそうだ。
95 :
ビデオ予約しましょう♪:02/12/06 17:37
96 :
12/7東京MXテレビにて放送:02/12/06 17:43
97 :
世界@名無史さん:02/12/23 03:02
台湾!
98 :
世界@名無史さん:02/12/31 22:58
>>52 >この映画ってさ、オランダから台湾奪回した漢民族の誉れ高き英雄
>が、実は日本生まれで日中混血児だったって暴露してるワケでしょ
> こういった映画を日中合作、しかも中国の軍隊がエキストラ協力まで
> して製作されたってことは、今の中国も変わりつつあるのだろうか??
>それとも、買いかぶりだろうか(笑)
>>57 >漢民族の誇りである鄭成功が、日本出身で日本人とのハーフって
> 事実を明らかにしたということがすごい。
おまえらは甘かったな。
今回の映画、中国語では 「お母様が(福建省の)南安から来ました」って
いっているんだぜ。
本当は長崎の平戸からやって来たんだが。
中国人には鄭成功が日中混血児であるころとを気付かせないようにしている訳だ。
中国では、鄭成功というオランダを台湾から追い出した民族の英雄が
日本 生まれの日本人だと困るので、堂々と歴史を捏造している訳だ。
99 :
世界@名無史さん:03/01/08 07:28
age
100 :
世界@名無史さん:03/01/09 09:20
100ゲット
101 :
抜かずヌルハチ:03/01/09 09:39
台湾のあちこちに立ってる成功タンの銅像にはちゃんと
「母日本田川氏」と書いてあったぞ。
北京じゃ隠すが「中華民国」サイドでは別に隠してなどいない、
ということか。
102 :
世界@名無史さん:03/01/10 20:15
俺達の手で、なんとか鄭成功の出生の事実や、日本や中国に及ぼした影響について、
中国人・日本人に伝えることはできないのだろうか?
なんか、こういった偉人の都合のいいところだけ伝え、都合の悪いところは隠蔽され
ているおかげで、どれだけ日中友好の妨げになっているのだろうか???
だんだんむかついて来たんですけど、マジで
(^^)