The Lord of The Rings 指輪物語で語る世界史
1 :
灰色のガンダルフ:02/08/24 13:23
中つ国の第三期、すなわち、
指輪を失った冥王が再び力を取り戻すも、北方王国の末裔アラゴルンと、南方王国
ゴンドール、辺境国ローハンの連合軍がこれを打ち破った時代。
これを、世界史に絡めて物語るぞ!
もちろん、小さき者たちの活躍を世界史に絡めるのもよかろう。
まず、
・滅びた北方王国=西ローマ帝国
・衰えながら冥王国モルドールの西進を妨げた南方王国(ゴンドール)=東ローマ帝国
・冥王国モルドール=セルジューク朝あるいはオスマン朝
で、よいかな?
なに、「原作者トールキンは、『指輪物語』を何かの寓意ととられることを嫌っておっ
たじゃと?」
細かいことは気にする出ない!
2 :
世界@名無史さん:02/08/24 13:37
2
でも、10以上伸びないと思うよ、このスレ
==============終 了===================
4 :
世界@名無史さん:02/08/24 22:32
エルフ=イスラムは有名だろ
5 :
世界@名無史さん:02/08/24 22:43
というか、指輪物語って本はおもしろいの?
映画はつまらなくて寝ちゃったよ・・・
6 :
世界@名無史さん:02/08/24 22:54
7 :
世界@名無史さん:02/08/24 23:00
>>6 映画つまらんかったから読む気おきんのよ。
それで読んだ人に感想が聞きたいわけ。
最初の50ページが難関
それを超えれば面白くなる
9 :
世界@名無史さん:02/08/24 23:21
俺は1巻だけ読んでポイしたよ。
SF板行ったほうがいいよ。
11 :
世界@名無史さん:02/08/25 01:44
12 :
世界@名無史さん:02/08/25 01:48
俺は、指輪物語好きだよ。
読むのに労力はいるが、読めば読むほど、物語世界の歴史の深さにはまっていく。
主人公達が旅をしながら、数千年前の歴史の舞台を通り過ぎたりするシーンがいいのよ。
本編の中では、故事を紹介する歌が歌われるだけだけど、作者はその影で、ちゃんと数千
年の歴史をちゃんと作っている。
13 :
世界@名無史さん:02/08/25 04:53
『指輪物語』映画公開決まってから読んだ。
はっきり言って、最初の100ページ位は苦痛。
物語の時代にいたるまでの前史が語られてるだけだから。
でも主人公が旅に出るころからはまりだし、一気に最後まで読めた。
示し合わせて読み始めたのじゃないのに
職場に同じようにはまってたのが2人いた。
示し合わせて読み始めた訳じゃないんだけど。
14 :
世界@名無史さん:02/08/25 04:57
トルーキンは、ケルトに伝わる伝説や言い伝えを発掘し、
この物語を通して現代に紹介したのでは。
なぜ世界史ハンで指輪物語?
北欧・ケルトの歴史なら世界史ハンと関係ないことないけど。
15 :
世界@名無史さん:02/08/25 05:00
>>1 まさか『指輪』を原子爆弾にたとえて語らせようというのでは?
それなら、今までさんざんいろんなトルーキン研究家がやってるよ。
16 :
世界@名無史さん:02/08/25 05:05
そういやNHKで「王家の指輪物語 ドイツ・北欧神話紀行」って番組やったな。
その番組ではニーベルングの指輪をモチーフに挙げてたような。
まー、北欧神話系民族の装飾品に関する歴史、ってスレにでもしたら?
17 :
世界@名無史さん:02/08/25 05:10
>>5 読んる最中の人2人、読んでない人2人、計4人で映画見に行った。
私を含め、読んでる最中の人『チョーおもろい』
読んでない人『ストーりーがよくわかんない』
はまってるから読み続けてるんだろうけど、
原作に2,3行位しか書いてないことを
スゴイ映像で見せられたので『チョー、感激』ってのが
読んでる2人の感想。
今まで原作読んで映画に行ってがっかりしたこと何回かありましたが
この映画には満足!!
稚拙な表現でゴメン!!
>>5=
>>7 序章を飛ばして読めば面白いと思う。
序章は
・ホビットという種族の紹介(ホビットは完全にトールキンの創作)
・前作「ホビットの冒険」と繋げる上での矛盾の解消
を目的としてるんだが、
今ホビットを知らないというひとはあんまりいないと思うし、
知らなくても本編は楽しめる。
その上、指輪物語の出版後に矛盾を解消するために「ホビットの冒険」を改訂してる。
だから序章読まなくても大丈夫。
予備知識なしに序章読むとつまらんのよ。俺そこで二回は挫折してる。
>>12 数千年じゃない、数万年だ(w
アルノールとゴンドールが東西ローマをモチーフにしてるというのは有名な話だけど、
著者はあの時代にこだわって世界を構築したわけじゃないからなあ。
あんまり元ネタにこだわる必要ないんじゃないか?
>>1に書いてあるとおり、政治的な意図の含まれた寓意をトールキンは凄く嫌がったと言うし。
確かに、核実験場に船で乗り込んでいって核実験を阻止しようとした反核団体が、船の名前を「旅の仲間」なんてしたら萎えるわな……という気はする。
19 :
灰色のガンダルフ:02/08/25 21:48
古の伝承を探るために、ゴンドールまで遠出しておった間に、それなりにレスがついたのう。
>>14 なぜ世界史板で、指輪物語か?
わしの記憶違いでなければ、ガンダムで世界史を語ろうじゃの、スターウォーズで世界史を語
ろうというスレもあったはずじゃ。
より格調の高い指輪物語で同じことをしてみたら、もっと面白かろうと思ったのじゃ。
>>15 指輪=核兵器というのも、ステレオタイプの指輪論の一つじゃな。
そういう見方も面白かろう。
わしはその意見には組みせんがな。
>>18 >あんまり元ネタにこだわる必要ないんじゃないか?
うむ、わしとしても、さまざまな時代のさまざまな地域の歴史に絡めらたいと思っておる。
東西ローマや十字軍に拘る必要はないじゃろうな。
20 :
世界@名無史さん:02/08/25 22:08
「王の帰還」の上巻だったかな?
モルドール側の軍隊が、ゴンドールの城壁の中に、討ち取ったゴンドール兵の生首を
投石器にで投げ入れるシーンがあったよね。
これって、十字軍の時に、西欧ラテン諸侯がイスラム教徒相手に行った蛮行。
それが、西欧人の手で、異教徒を髣髴とさせる悪の軍団の蛮行として描かれているのが
興味深いと思ったよ。
>>20 そんなもんは、攻城戦ならよくある話
別に十字軍に限らず、ローマ帝国も中国でもモンゴルでもやってる
22 :
世界@名無史さん:02/08/25 23:26
エルフの大女王ガラドリエル様は、
神聖ローマ皇帝マリア・テレジアのイメージを持ってますが、
いかがなもんでしょう?
23 :
世界@名無史さん:02/08/25 23:36
24 :
山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/08/25 23:37
>22
私はヴォルテールをきどるつもりはありませんが・・・そもそも皇帝ですら
無い。
25 :
世界@名無史さん:02/08/25 23:41
神聖ローマ皇帝は男性しかなれませんので、夫のフランツ・シュテファン
がなったはず。
マリア・テレジアはハンガリーやボヘミアの女王の称号を持っていました。
したがって「女帝」という言い方は厳密には間違い。
>>25 ナンタリチア!(笑
小学館の『日本大百科全書』の記事を鵜呑みにしてしまいました。
“神聖ローマ女帝(在位1740-80)”などとはっきり書かれてましたので、
全然疑ってませんでした。 滅びの亀裂に身投げしに逝きます・・・
27 :
世界@名無史さん:02/08/26 02:53
>>22 私はガラドリエル様の元ネタはルクレツィア・ボルジアだと思ってました。
映画ではカットされていましたが、ギムリに御髪を渡すところが
ルクレツィアが詩人ピエトロ・ベンボとの別れの時に自慢の美しい金髪を与えた、というエピソードとぴったり重なる気がします。
後世の詩人たちにも影響を与えたといわれているので、教授が知っていた可能性もあると思いますし。
間違ってたらすみません。
あの映画見るとホビットの生活が羨ましいっす。
(↑ヤクザ顔なのに可愛いもの好き)
>>26 おっと21さん、滅びの亀裂に身投げするんだったら、
この指輪も持っていってくれ。
私はキャラクターに他の人のイメージを投影しなかったなあ。
いやぁ、あれの公開前にさ、本屋でバカそうな女子高生が「アタシも指輪物語読んでみようかなぁ」とか言ってんだよ。
お ま え に は 無 理 だ よ 。