ケルト民族の過去から現在

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1ダレ撃ちマック
ヨーロッパの先住民族、ケルト民族について語りましょう。

古くはヨーロッパ全体に拡がっていたケルト民族が、
ローマ帝国、ついでゲルマン民族に押されて今は大西洋岸の各地に
落ち着いています。
現在のケルト民族居住地は、
 アイルランド
 スコットランド
 ウェールズ
 コーンウォール
 マン島
 ブルターニュ半島
 スペインのガリチア(ガリシア)
などですが、USAにいるたくさんのアイルランド出身者はわたしとしては除外したいと思います。
2世界@名無史さん:02/08/22 22:50
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俺様用しおり
  ∧_∧   
 ( ´∀`)< 今日はここまで読んだ。      
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3ダレ撃ちマック:02/08/22 23:04
もうひとつ。バスク民族についてもテーマに付け加えましょう。
4世界@名無史さん:02/08/23 05:22
ケルト人ていうと神秘的だけど、
ガリア人というとむさいおっさんのイメージがある。
5世界@名無史さん:02/08/24 09:27
ケルトは韓国起源。だから欧州は韓国領土
6世界@名無史さん:02/08/24 20:53
ハロウィンはケルトの祭り「ソーウィン」が起源だそうです。
ケルト人はこの日を秋の収穫を祝い、冬の始まりを迎えるにあたって悪霊を
追い払う祭りとしていました。
7世界@名無史さん:02/08/25 09:45
ガリアとケルトって語源は同じだよね
8世界@名無史さん:02/08/25 10:27
アメリカのアイルランド出身者をはずすの?
アイデンティティを失いつつあるスコットランド移民よりも、
頑固に国民性を保っているアイルランド移民をケルト的視点から見るのも
面白いかなと。
ケネディってアイルランド系だよね。
アングロサクソンじゃないから大統領になるとき色々
問題になったとか。
9世界@名無史さん:02/08/25 13:31
韓国は世界の文明であります。
世界の文明の起源は朝鮮です。
10世界@名無史さん:02/08/25 13:46
>>9
よく知ってるね。その通り。
11世界@名無史さん:02/08/25 13:49
変な奴が住み着いたな。
12世界@名無史さん:02/08/25 15:41
ケルト=アルプス人種
13世界@名無史さん:02/08/25 16:11
スコットランドのクラン(氏族)もケルト起源だったはず。
14ボーノ:02/08/25 16:29
>>12
適当なこと言うな
15世界@名無史さん:02/08/25 17:30
>>12
ヘルベティア人はケルト民族の1支族であって、すべてはない。
16世界@名無史さん:02/08/25 21:34
http://honyaku.naver.co.jp/ktj.html?trn=1&frmbar=0&css_url=http://www.ancientart.pe.kr/culture/sanggo.htm
イギリス人の先祖は韓国人 (Koreans are the Ancesters of English People)

ここにウェールズやアイルランド古語と韓国語の文法が似てるとか、
ドルメンは支石墓と似てるとか書いてある。
17世界@名無史さん:02/08/25 21:48
>>7 名前:世界@名無史さん :02/08/25 09:45
>ガリアとケルトって語源は同じだよね

あ、どうだっけな?
改めて考えてみるとよくわかんない。

ケルトイはギリシア語だよね。

ガリアはラテン語だけど、ラテン語でケルタエとも言われた、
語源同じなのかな?
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>>17>語源同じなのかな?

ケルトイ(希)とケルイエ(羅)は語源同じだろうけど、

ケルトとガリアの語源はどうなんだろうか??
20世界@名無史さん:02/08/25 21:57
ガリアは「ガリ人の土地」という意味。
たぶん、ガラティア(人)やゲールと同じ起源の単語だと思う。
21世界@名無史さん:02/08/25 22:15
>>16
韓国文明はすごいね。感心。
>>17
詳しいなあ。そう、ガリアとケルトの語源は同じだよ。
なんでかは忘れた・・・。

ところで今ケルト民族って言われる人たちは、
結局言語の特性で決めてるだけ?
ほかに共通する文化なんてなさそうなんだけど。
ドルイドいないし(変なのはいるが)、キリスト教だし
渦巻き紋様書かないし。
血をひいてる、という観点から見たら昔ガリアだった
地域とかは実は相当ケルト人の血をひいてるよね。
22アマノウヅメ:02/08/25 22:26
>>21
イギリスの作家のほとんどは、ケルトの血を誇りにしてますよ。
ケルトの血を否定している人って誰かいますか?
いたら教えてください。
23世界@名無史さん:02/08/25 22:30
>>21
>今ケルト民族って言われる人たちは、
>結局言語の特性で決めてるだけ?

いや、言語が決め手ではあるけど、古代に考古学的に同質の文化を持っていた人たち(諸部族)の系譜だと推定されてる人たちが一応ケルト系と呼ばれてる。

例えば、ヘロドトスがルーツだと思ったけど、古代グレコ・ローマンは
黒海沿岸のスキタイ人もケルト系と言ってたんだけど、
これは現在は考古学的に否定されてる。

出土物をみると文化形態が違うから。


24=23:02/08/25 22:34
>>21
ややこしいのは、ロマン主義の時代以降、ケルト語復古運動みたいのがあって、
復古主義ケルト系の人数(人口)は増えたこと。

フランスでは、ケルト・イデオロギーとかガリア・イデオロギーとか呼ばれてる文化運動で。
こっちは、歴史的なケルト系、ケルト文化とは、関ってるし、ダブってるけど、ちょっと別の性質の集団とみた方がいいんじゃないかな(?)。

……とか書いてたら、>>22さんの指摘が入ってた。
25世界@名無史さん:02/08/25 23:02
アイルランドはローマ時代にローマ(Roma)の侵略を受けない唯一のヨーロッパ国家ですね. なぜかご存じですか?
すぐギリシャ(Greece)とローマ(Roma)の電信(前身)が巨石文化を導いた韓半島の子孫たちであり, この当時にアイルランドでも韓半島の子孫(後孫)らが国を治めました.
そうだだからローマはアイルランドだけ残して全部自分たちの荷受(手下)に置きました.

ヨーロッパで一番未開人(未開人) 国家だと呼んだイングランド(England)は彼当時にアジアの人々を西の方に追い出して入って行った
サクソン族(Saxons) のためであり, そのサクソン族のためローマがイングランドに攻めこんだのです.
とにかく西欧ヨーロッパで一番根深い精神(精神)はすぐ韓半島から始まった太極(太極) 思想(思想)で,
ヨーロピアンたちが奇妙な柄だと言う渦柄がすぐ太極(太極)を表現したのです.
(1999-10-18 発表)
26他スレからのコピペ:02/08/25 23:04
14 名前: ジョーカー 投稿日: 2001/04/23(月) 20:58

>13
そうだと思います。あと、フランスのブルターニュ人。
(西部を除く)アイルランド人やハイランド以外の
スコットランド人はイングランド人(アングロ・サクソン人)
やノルマン人・デーン人と混血しているけども。
アイルランド人、スコットランド人、ウェールズ人、ブルターニュ人
の中で一番、”ケルトの血”が濃いのはウェールズ人だと思い
ます。古代ケルト人も地域・部族による身体的特徴の相違が大きく、
ブルトン人は背が低く、スコット人・ピクト人は非常に
長身だったそうです(その末裔のハイランダーも長身)。
また、イギリスのコンウォール人やスペインの
アストゥリアス人・ガルシア人はケルトの残滓という感じでは?
27世界@名無史さん:02/08/25 23:07
>>25 知らなかった。日本人の友人に教えなきゃいけない。
28世界@名無史さん:02/08/25 23:08
>>24
スコットランド人のマクファーソンが偽造した(?)『オシアン』
とかですか?
29世界@名無史さん:02/08/25 23:13
Auld Land Syne(蛍の光)のように、ケルト系の音楽はわりと日本でも
知られてますね。
いまでも「ケルティック・ハープ」という楽器が残ってますが。
30≠13:02/08/26 00:11
>>27
>スペインのアストゥリアス人・ガルシア人はケルトの残滓という感じでは?

イベリア半島に移入したケルト系は、
石器時代から先住のイベリア人種との混交が他所に流入したケルト部族より
迅速だった、みたいに言われる事ありますよね。

31=24:02/08/26 00:16
マクファーソンとかイェーツとかの文芸作品は、
個別にみていかないと復興ケルト文化か、伝統ケルト文化か
判断むづかしいでしょうし、
観点によって諸説出て当然なところと思われます。

ケルト語復興運動に寄与したところ大でもありますし。

あきらかにケルト・イデオロギー(ガリア・イデオロギー)の
復興文化運動と言えるのは、例えば、19世紀に復興された
復興ドルイド教などでしょう。

こちらがイェーツらにインスピレーションを与えてると思われる
ふしもあるのが、おもしろくもあり、判断が悩ましくもあり、ですが(w)。
32世界@名無史さん:02/08/26 06:51
ケルトは鉄器・騎馬文化だけど、どこまで民族なのか、すごく疑問を感じる。
33世界@名無史さん:02/08/26 07:13
>>32
>ケルトは鉄器・騎馬文化

惜しい、ちょっと違う。

鉄器はともかく、、、
牧畜主の農耕従、それも農耕は自分たちではあまり熱心ではなかった(?)とも言われる。

後のゲルマンは、半農半牧と言われたからその辺が違う。

どちらの生業形態も騎馬民のそれではない。

それからケルトは、採鉱や岩塩の採掘とそれらを使った交易を得意にしてた。

>どこまで民族なのか、すごく疑問を感じる。

これは、まぁそういう面もあるんだよね。
例えば、スコットは中世初期は双系で、
家督相続は、ある代の当主に息子がいない場合には、
当主の姉妹の息子に優先的に家督が相続されたらしんだけど。
アイリッシュはずっと父系だったとか。

この辺は埋葬の様子から推定されてる。

個人的には、部族連合が緩く恒常化したような型が古代〜中世初期のケルト“民族”だったかな(?)とかも思う。
34≠32:02/08/26 09:31
ケルトは騎馬文化じゃないの?
ローマのレギオンはローマ人が馬に乗るのが下手だから
騎乗に長けたガリア人が騎馬軍団を構成してたよね?
だから「騎馬文化」っていわれて違和感なかったけど、
それと>>33の言う「騎馬文化」というのは、学問上は
全然別ものなのかな?
35世界@名無史さん:02/08/26 09:36
フランスはケルト系住民がゲルマン人よりずっと多かったはずだけど、
フランス人がケルトの血を誇りにしてるってのを寡聞にして聞かずなのは
なぜ?ブルターニュとかは別として。
イングランドよりはよっぽどケルトの血は濃いと思うんだけど。
36世界@名無史さん:02/08/26 14:44
>>35
フランスの場合、ケルトとラテンとゲルマンの混血で、特別にケルトの血が
濃いとはいえないんじゃないかな。
言語はラテン化してしまったし。
ただ、フランスの教科書には、
「われらが祖先、金髪のガリア人」
という記述があるそうだから、自分たちの一番古い先祖がケルトだという事は
意識していると思う。
3735:02/08/26 17:44
>>36
ありがとん。そういえばウェルキンゲトリクスの銅像作ったりしてるもんね。
ケルトの末裔である意識はあるわけか。
ただ、血の濃さについてはそうなのかな?
イングランドは、アングロサクソンがかなりもといたブリトン人を駆逐したらしく
ゲルマン人の血が圧倒的に濃そう。
それに比べてフランク王国では被支配民ガリア人に比べて支配民ゲルマン人は
圧倒的に少なかったと思うんだけど、そうでもないの?
38=33:02/08/26 18:24
>>34 名前:≠32 :02/08/26 09:31
>ケルトは騎馬文化じゃないの?

簡単に言うと、
歴史上、ローマにやられるまでのケルト系部族の文化、生活形態は
中世の内陸アジアのトルコ系部族やモンゴル族のそれとは似たとこない、
って意味<騎馬文化ではない
39世界@名無史さん:02/08/26 18:26
職業右翼しつこすぎます
幼稚な韓国ネタはハングル板でやってろよ
40≠36:02/08/26 18:46
>>37
横レスですが、
>フランク王国では被支配民ガリア人に比べて支配民ゲルマン人は
>圧倒的に少なかったと思うんだけど、そうでもないの?

フランク王国で、最初、圧倒的に少ないのはゲルマン系の方でした。

一方、ガロ・ローマ住民の内で、ケルト系は多数派ではあったでしょうが、
圧倒的と言えたかどうかは疑問です。
地中海方面からの移住者だって少なくなったはずだからです。

問題は、まず、ローマ統治下、生け贄儀式の禁止や経済政策などで
ガロローマではケルトの同化が進んだこと。
フランク王国下でもさらに同化が進んだ事。

>フランスの教科書には、「われらが祖先、金髪のガリア人」という記述がある(>>36
これも「ケルト・イデオロギー」(>>24)の一例としてよく挙げられる事例です。

ブリテンのケルト系については>イングランドは、アングロサクソンがかなりもといたブリトン人を駆逐した
でいいはずです。
アイリッシュやスコッツは、ガロローマのケルトと違ってずっと後まで自分たちの言語を日常的に使っていましたので、ケルト系民族と言えるでしょう。

フランス、ブルターニュのケルト系はブリテンからの再移住者でした。
41パッパラバー:02/08/26 19:26
ケルト人といってもブリテンから大陸と広い地域に住んでいて、いろんな人種と
混血したことによって人種的な統一特徴はないでしょう。
(英国のケルト系は黒髪系のあさ黒い肌だし、ケルト人がしばし石灰水で
髪を脱色させてゲルマン人のように金髪にしてるとローマ人に観察されている)

したがってケルト人は、人種的特徴を離れて、共通の言語、精神的特性、
制度、宗教、伝承的知識を伝えた人々に対する言語学的・文化的な用語に近い。
42世界@名無史さん:02/08/26 19:29
>>41
茶々入れや揚足取りをするつもりはないんだが、、、

>ケルト人は、人種的特徴を離れて、共通の言語、精神的特性、
>制度、宗教、伝承的知識を伝えた人々に対する言語学的・文化的な用語に近い。

それがケルト民族と呼ばれるのでは?
ケルト人種という話は、これまでこのスレで出て来てないのでは??
43世界@名無史さん:02/08/26 22:15
とりあえず生活言語としてのケルト語の未来は
アイヌ語や満洲語と同じく暗いと、
言ってみるテスト。
44世界@名無史さん:02/08/26 22:27
>>43
いやケルト語なんて特定言語はないから(w)。

アイルランドの教育課程ではゲール語が必修になってるから、
生活言語としての未来も、そこまでは暗くないと思うよ
4532:02/08/26 22:53
ケルトは鉄器と騎馬でヨーロッパを席巻したはずなのだが、否定されるとは...

>>41
同意。
>>42
民族か人種かのタームの問題よりも、41のように記述的に論じてくれた方が建設的かと。
4635:02/08/26 22:54
>>40
ありがとー

StoneAgeっていうブルターニュの音楽グループが
ケルト系言語である彼らの母語ブルトン語で曲出してるけど
(ソニーがリリース)結構好き。
エニグマとかディープフォレストとかエスノ系が好きな人にはオススメ。
CDのライナーにも「ケルトの末裔としての誇り」云々が書かれてた。

ちなみに
>>41
石灰で脱色させてるのって、もとはゲルマン人の習慣だよね。
木の灰と石灰と牡羊の脂肪混ぜたやつで。
その、英国系のケルトがゲルマンに同化に云々
ってのは何世紀頃の話?
できたらソースも教えてもらえると多謝です。おねがいします。

47=42:02/08/26 22:59
>>45
>ケルトは鉄器と騎馬でヨーロッパを席巻したはずなのだが

鉄器はともかく騎馬については誤解だと思うな。

ケルトの拡大期に彼らのホームグラウンドだった中欧〜ガリアは、
森林地帯が主だった。
騎馬の活用というのは、戦術的な利用ではあっても、

ケルトがヨーロッパ地域を席捲した根本理由は、岩塩や金属器の交易網を確立したことと
その後の域内交易に関して支配的だった、という理由だと思う。
4832:02/08/26 23:34
>>47
騎馬文化というのは、まさに戦術に活用するからでしょ。また馬具などの文化要素にも表れる。

交易に関しては同意。
49世界@名無史さん:02/08/26 23:56
そーいや車用に木製ローラーベアリングの軸受け発明したそーですねー。
50=47:02/08/27 00:05
>>32
用語法の話しは嫌われるかもしれないが、
>騎馬文化というのは、まさに戦術に活用するからでしょ。また馬具などの文化要素にも表れる。

これは紛らわしく、誤解を招き易いから止めた方がいいだろうな。
騎馬文化というのは、普通は、非定住の遊牧騎馬文化の事を意味する事が多い。

51世界@名無史さん:02/08/27 00:08
>>17
亀レススマソ。
その付近についてカエサルの「ガリア戦記」にはこうある。

「ガリア全体は三つの地域に分かれていて、(中略)三つ目には、
その土地の人の言葉でケルタエ人と呼ばれ、我々ローマ人の言葉で
ガリア人と呼ばれる民族が住んでいる。」

この記述から推測するに、ケルタエ人もしくはケルトイ人というのは
自称で、ガリア人というのは他称ではないかと。
52世界@名無史さん:02/08/27 01:26
>>49
すげー。そうなんだ。
そういやカエサルのブリタニア攻めのところでガリアの戦車戦法に付いて書かれてるけど、
車軸にはかなり自信があったんだろうな。
うわー、なんか技術史って面白いね。
そういや、あぶみの発明ってガリアなんだっけ?
5332:02/08/27 21:26
ケルトには首狩りの習慣があったから、首狩文化があるというのは正しいが、
首狩族と表現すると、誤解を招くかもしれない(しかし間違いとも言い切れない)。

ケルトが騎馬に長けており、戦闘で有効だったことは事実だが(戦車や歩兵も重要だが)、
騎馬民とか騎馬民族と表現すると、誤解を招くかもしれない。
しかし、38のように中世の遊牧騎馬民族と比較するのは、ちょっと乱暴な議論。
32では騎馬文化としか表現してない。

ところでケルトは、集団の統率性とある種の社会関係が、植民に適していたのも事実。
この様相に着目するなら、定住的な農耕牧畜民というよりも、
既存の定住社会への効率的な征服者のイメージを強く感じる。
あれほどヨーロッパを席巻し、そして組織的なローマに敗れ去ったケルトの歴史を、
豊かに語るためには、多少複眼的であった方がよいと思う。
54世界@名無史さん:02/08/27 21:33
もし、赤穂浪士が吉良邸から引き上げるところを西欧の旅行家が目撃したら、
日本人は首狩族であると旅行記に書くだろうか。
5532:02/08/27 22:36
戦いで敵を倒したら、首を落として、髪で馬に縛り付けて持ちかえり、コレクションにする。
家に釘とかで打ちつけといて、誇示するらしい。特別な首は、保存措置を施す。
あと、たくさんの首を集めた様子の像があったが、あれはどこの作か。
首に霊力を感じて集めたらしいところなどは、首狩族に近いような...
当然、ローマとか文明人(?)は、この習慣を蔑視していた。
56世界@名無史さん:02/08/28 01:23
万金をつまれても絶対首を売らないことが誇りだったんだよね。
57世界@名無史さん:02/09/01 01:34
イラン系騎馬遊牧民の神話とアーサー王伝説には、モチーフの顕著な一致があるという。
イラン系とは現代のコーカサスに住むオセット人で、スキタイ、アラン、サルマティア等の子孫。
アーサー王(5〜6世紀)伝説の素材はケルトに由来する。
神話の共通性は、民族うんぬんは別にして、ケルト文化の騎馬民的なルーツの証かもしれない。
58世界@名無史さん:02/09/01 04:43
>>57
>イラン系騎馬遊牧民の神話とアーサー王伝説には、モチーフの顕著な一致があるという。

それは普通は、ローマ帝国軍の一角としてブリテンに来てたサルマティア人が撤収後も残存してた影響、などと説明されるね。

>神話の共通性は、民族うんぬんは別にして、ケルト文化の騎馬民的なルーツの証かもしれない。
それはどうだろうね。
古代ギリシア人はケルトイの事を「馬に乗らないスキタイ人」と描写してたそうだ。
つまり、ケルト人が独自の民族性を形成してた段階では、遊牧民であるスキタイとの違いは、生活文化に顕著だった、と思われる。
59世界@名無史さん:02/09/01 05:38
スペインのガリシア地方のヴィゴって町(十万人くらいの町)にはCelta de Vigoってサッカーチームがある。ロシアのモストボイが所属。

この場合は、”ウチはケルト人が入植したほどの由緒正しい歴史ある町なんだ”ってことなんだろうな。

亀レスなんでsageます
60世界@名無史さん:02/09/01 08:44
響きがカッコイイからだろうか、騎馬民族という用語は近頃、拡大解釈されすぎているだろう。
よくある、「草食農耕民族の日本人と違い、○○人は本来肉食騎馬民族であり」ってやつね。
トンデモが氾濫している分、用語には厳密にならないと。
61世界@名無史さん:02/09/01 08:55
ベルギー南部に住むワロン人はケルト系だと聞いたけどうなの?
言語はラテン語系のフランス語(厳密にはワロン語)を話しているけど。
62世界@名無史さん:02/09/01 09:01
東アジアの首狩族(日本含めて)は農耕民族だが。
ルーツが騎馬民族って怪しくない?
63世界@名無史さん:02/09/01 09:08
>>61
ワロン人のEsnicityはラテン系だね、
ゲルマン系のフラマン人と部分的に混交しつつ
成立したのが、ベルギー国民。

やはり19世紀にワロン語・ワロン文化の復興運動が起き、
フラマン人としばしば衝突。
フランスとの分離合併などが唱えられたこともあったそうだ。
64世界@名無史さん:02/09/01 10:02
>>61
もともとベルギーの語源がガリア戦記に出てくる「ベルガエ人」だから。
当時はセーヌ川より北に住むのが「ベルガエ人」とされていた。
その頃からゲルマニア人との混血が進んではいたらしいが、
ライン川の西岸からは基本的に「ガリア(=ケルト)」人の
領域だったみたい。
65世界@名無史さん:02/09/01 17:51
>>58
リトルトンとマルカーの「アーサー王伝説の起源−スキタイからキャメロットへ」(1998、青土社)
了解しました。
66世界@名無史さん:02/09/01 21:22
ケルトの工芸品て好きです。
見事な細工。
67:02/09/01 22:24
ケルトの人たちは、中近東にも進出してきたとききました。
ヘレニズム国家と戦争していたそうです。
キリストで有名なガラリアもケルト由来の地名と聞きました。
68世界@名無史さん:02/09/02 09:06
>>67
極、まれに、イスラエルにあるガリラヤ湖と
トルコの西北部にあるガラテヤ(ガラティア)を混同してる人はときどきいるけど。

君は区別ついてるかな?

ガラテヤは広い意味の中近東で間違いない。
確かガラテヤがケルトが進出した勢力圏の東端だったと思う。
(そりゃ小人数でもっと東まで進出した連中もいたかもしれないが)
69世界@名無史さん:02/09/02 11:02
70世界@名無史さん:02/09/02 13:16
関係ないけどグルカ兵は首の変わりにティムポを切り取ります
71世界@名無史さん:02/09/02 14:24
>>70
で、記念にとっとくの?
72世界@名無史さん:02/09/02 20:28
ペルガモンのアッタロス1世は、ギリシア世界に侵入してきたガラティア(ケルト)人を
撃退して、ソテル(救済王)と呼ばれたとか。
73世界@名無史さん:02/09/02 21:15
ローマ・ギリシアの交易網に敷かれる以前から、ガリアあたりのケルトは
農耕主体だったという説があるね。
74世界@名無史さん:02/09/02 21:24
>>73
ガリア(フランス)は土地が豊かだからね〜
「美し国、フランス」という言葉があるくらいだし。
75アマノウヅメ:02/09/02 21:45
>>73>>74
平地が多いし、川は低く流れているし、うらやましい地形ですね。
本当に青々としている。
日本も少し山の中に入ると青々としているけど、緑の色と傾斜がきつくて
やっぱりここに住むのはつらいなあという気がする。
76世界@名無史さん:02/09/05 21:14
1865年、ナポレオン3世は、近代フランスの「国家神話」を補強するために、
ローマ軍と戦ったウェルキンゲトリクスの像をアレシアの丘に建てました。
それまでのフランスの君主は、シャルルマーニュ大帝以来、古代ローマ帝国の
継承者を自認してきました。
しかし考古学の発達により、ローマ支配以前のフランスに、ガリア人の文化が
あったことが証明され、自前の「古代」を立ち上げる必要性に迫られたのです。
77ベンゼン中尉 ◆fjTeojqQ :02/09/05 21:17
ケルト人の末裔は今のデンマーク、アイルランドなどに住んでいますが、先住民的要素が強いのが可哀想ですね。
まるで日本の縄文人のようです。
78世界@名無史さん:02/09/05 21:30
>>76
>考古学の発達により、(中略)自前の「古代」を立ち上げる必要性に迫られ

これだと文章のつながりがおかしいぞ。最初から続けて読むと、合ってるけど。

>「国家神話」を補強するために(中略)自前の「古代」を立ち上げる必要性に迫られ

ケルトは、「オシアン」(1760〜63)以来、ナショナリズムと文芸・学問の添い寝というか、
まあ、なかなか面白いことになってましたよね。
人名のオスカー(オスカル)も「オシアン」やケルトブームが元らしいし。
79世界@名無史さん:02/09/05 21:32
デンマークはゲルマン系ではないですか?
ブルターニュの間違いでは。
>>79
訂正します。御教示ありがとうございました。
81from d:02/09/05 21:50
>>76
最近は、アメリカをローマ帝国になぞらえてるようです。
そのためかウェルキンゲトリクスも再評価されてるみたいだ。
82世界@名無史さん:02/09/05 22:07
ウェルキンゲトリクスって、フランス「国民」の英雄じゃないの?
83from d:02/09/05 23:07
>>82
ごめん。私が舌足らずだったようだ。
ウェルキンゲトリクスも再評価っというのは、むろんフランスの英雄として評価されているという意味。
84世界@名無史さん:02/09/05 23:58
77 名前:ベンゼン中尉 ◆fjTeojqQ :02/09/05 21:17
ケルト人の末裔は今のデンマーク、アイルランドなどに住んでいますが、先住民的要素が強いのが可哀想ですね。
まるで日本の縄文人のようです。

↑コイツ頭悪すぎ…
85世界@名無史さん:02/09/06 01:00
何となく、ケルト対ローマより、ケルト対ゲルマンの構図が気になる。

両方合わせると、ほとんど、第二次大戦の構図。
86ヨーロッパを:02/09/06 04:36
統一した唯一の大帝カール自体もケルト系の神父を重用したのさ。
87世界@名無史さん:02/09/06 05:16
ケルトはローマ化し、ローマはゲルマン化し、か。
88西はな:02/09/06 05:47
東はイスラム化だろうな。
89世界@名無史さん:02/09/06 05:52
>>85
イギリスのアングロ・サクソンはゲルマン系ですが・・・。
90      :02/09/06 05:54
東はスラブ化だろう。
91世界@名無史さん:02/09/06 05:57
たしかアングロ系とサクソン系は分かれると思うのだが。
一緒に使われているので気になった。

古代にアングロ系はサクソン系を征服した種とか・・・
どっちかがケルト系かノルマン系かな?もしくはゲルマン系?
うろ覚えですまそ
んで近代アメリカはアングロサクソンではなくてアングロアメリカンだとも

分かるひといる?
92世界@名無史さん:02/09/06 11:47
アングル族はユトランド半島南部が原住地。サクソン族はドイツのザクセン
地方。どちらもゲルマン系でほとんど同じ。
金髪碧眼で体が大きく頑丈だった。
ゲルマン大移動時に英国に渡ったが、特にアングル族は先住民のケルト系との
混血を嫌い、比較的純血を保った。
93世界@名無史さん:02/09/06 11:55
「アングル族」 フランス語でイングランドを指す言葉「アレマーニュ」の語源。
94世界@名無史さん:02/09/06 11:59
「アングル族」 勿論、「イングランド」の語源でもある。
95世界@名無史さん:02/09/06 12:21
>>91
「アングロサクソン」ってのは、
イギリスの(=アングロ)+サクソンって意味。
これは、アングル族、サクソン族、ジュート族その他の
イギリスのゲルマン民族の総称であり、
頭に「アングロ」とつけることで、
「イギリスのサクソン」(=諸部族の総称)と「原始サクソン人」と区別してるの。
たしか。アングロサクソンという用語自体はアルフレッド大王の頃の命名
だから、歴史は古いね。

アングロアメリカはラテンアメリカとの区別。
住民のほとんどがアングロサクソン系だから。
いまでもWASPって言ってWhite/AngloSaxon/Protestant
がアメリカの圧倒的多数派だよね。
ちなみにJFケネディはアイルランド移民(すなわちケルト系)
であり、WASPでない(=アングロサクソンでない)
から、大統領になるときなんか色々言われたとか聞いた。
彼がアーサー王になぞらえられ、暗殺されたとき
「キャメロットの終焉」と新聞でかかれたことは
彼がケルト系だったことに由来していた、ような気もする。
もっと詳しい人の解説希望(おい)。
96世界@名無史さん:02/09/06 12:23
>>93
フランス語で「アレマーニュ」はドイツだと思うけど...
イングランドはそのまま「Angleterre」、英国は「Grande-Bretagne」
9793:02/09/06 12:37
>>96そうでした。ドイツの「アレマンニ族」から「アレマーニュ」でした。
98世界@名無史さん:02/09/06 12:54
>95じゃ
アメリカ・カナダ・オーストラリア
に多い北欧・デンマーク・ベルギーの移民なんかは
アングロサクソンの中に入るの?
99世界@名無史さん:02/09/06 13:20
アングロサクソン人ギャラリー
http://www.fikas.no/~sprocket/snpa/rg-anglo.htm

これによると、アングロサクソン人は長身で肩幅が広く、顔は長く中頭、
鼻は大きく狭鼻で鼻筋は直線、唇はやや薄いのが特徴らしい。
髪は赤茶けた色から金髪が主で、典型的なアングロサクソン人の風貌とは、
故ダイアナ妃、スティーブ・マックイーンなど
100世界@名無史さん:02/09/06 13:21
>>98 WASP: White, Anglo-Saxon, Protestant
アメリカ合衆国を建国し、合衆国市民の本流であると自負する人々。
101世界@名無史さん:02/09/06 13:22
同じくケルト人ギャラリー
http://www.fikas.no/~sprocket/snpa/rg-keltic.htm

中央ヨーロッパに進出した北欧人種が、アルプス人種やディナール人種を吸収
して出来たのがケルト人で、髪は茶色が多いとのこと。
典型的なケルト人とは、メル・ギブソン、トニー・ブレア英首相、
ジーン=クロードヴァンダムなどらしい。
102世界@名無史さん:02/09/06 13:37
>99
ピーター・オトゥールも典型的と思うが
>100
アングロサクソンでなくてもいいってことだね
ケルト人・イベリア人でもいいんだ
10385:02/09/06 14:00
>>89
フランクもゲルマン系だよ。ウェルキンゲトリクス再評価(像の建立1865)も、無理のある話。
英国でのケルト研究(マシュー・アーノルド1867)も、当時のドイツへの対抗の思惑があるし。
アングロサクソンがケルトの詩的才能や感受性を受継いだという説明は、縄文称揚にも通じる。

>>86
もう少し、解説キボンヌ。
104世界@名無史さん:02/09/06 14:58
アングル族の原住地はドイツ北部、デンマークとの国境近くのアルンゲンという
地方である。地名の由来は、その地方は釣り針(アングル)の形をした地形に
よる。
サクソン人はさらに南の方に住んでいて、サックスというのは元来は石で造った
短刀のことであった。石のナイフ、そんな武器を特徴とした部族だったこと
から来る。
ジュートはデンマークから来た。いずれもゲルマン系である。
ほぼ1500年前はドイツ人であったと認識できる。
>>98
それらの人々は厳密にはアングロ・サクソンではないが、ほとんど新教で北方系
なのでアングロ・サクソンに準じるといえよう。
>>99
スティーブ・マックイーンはユダヤが入っているし、身長が低い。(175くらい)
>>102
ピーター・オトゥールはケルト系。オサリバンやオハラとか「オ」がつくのは
ケルト系。
105世界@名無史さん:02/09/06 16:13
>>100 >WASP: White, Anglo-Saxon, Protestant
「WASP」は White, Anglo-Saxon, Puritan ではなかったか?
大移動後イングランドで再構成されたアングロ・サクソンに限定されているはず。
106105の訂正:02/09/06 16:18
>>100 >WASP: White, Anglo-Saxon, Protestant
「WASP」は White, Anglo-Saxon, Puritan ではなかったか?
ゲルマン大移動後イングランドで再構成されたアングロ・サクソン族、
そこから移住した人々に限定されているはず。
合衆国内で、いわば貴族のような門地、選民意識を持っている人々。
107世界@名無史さん:02/09/06 16:23
>>106
Protestant=Puritan=清教徒 では?
108世界@名無史さん:02/09/06 16:27
>>103

>>76に出てくる「国家神話」という観点から見れば、ウェルキンゲトリクス
再評価はさほど無理のない話と思う。
「国家神話」ってのは結局「ナショナリズム」と結びつく。
でもってナショナリズムってのは「ナショナリストの主観的な目からは
古い存在と見える」ものだから、ケルトもゲルマンも関係ない
「フランス国民の英雄」であれば(現在のフランス領内に住んでいた
こと自体で)、十分な条件を満たしていると思う。
109世界@名無史さん:02/09/06 16:27
「WASP」ですが、どうも初期アメリカ入植者(Colonists)とその後の移民を
区別するために作り出された言葉のような気がします。
つまり、「White」は黒人系とラテン系では無いことを、「Anglo-Saxson」は
広くイギリス系であることを、
そして「Protestant」は、アイルランド人、イタリア人そしてユダヤ人では無いことを、
それぞれ指していますからね。
110世界@名無史さん:02/09/06 16:48
アイルランド国歌

我らは歌う、兵士の歌を元気づける、熱狂的なコーラスで
燃え上がる炎の周りに群がって、我らの上には満天の星
これからの争いを待ちきれず、明けの光を待ちながら、
夜の静けさの中、ここで、我らは兵士の歌を歌おう

コーラス:我らは兵士、その命をアイルランドに捧げた
     波の彼方の国から、やってきた者もいる
     自由を誓え、もはや我らの父祖からの土地に
     専制君主も奴隷も残させない、今宵我らは危険な崖に臨む
     エリンのために、不幸か幸福か
     「真ん中の大砲」がうなり、ライフルが響く我らは兵士の歌を歌う

緑の谷に、、そびえ立つ岩山に、祖先は我らに先立って戦った
そして征服したのは同じ旗のもと我らの上に誇り高くはためく
我らは戦いの民族の末裔いまだかつて恥をさらしたことはない
そして我らは進軍する、敵の面前に、我らは兵士の歌を歌おう

コーラス

ゲールの子たち! ペイルの人たち! 長らく待望した日が明ける
イニシュフェイル(アイル)の密集隊形は暴君を震えさせるだろう
我らのキャンプファイアーは今低く燃えている見よ、東に銀白色の光、
敵サクソン人をはるか待ち受けるさあ兵士の歌を歌え
111106:02/09/06 17:14
>>107
Protestant新教
 |
 +−ルター派
 |
 +−カルヴァン派
   |
   +−ジュネーブ教会
   |
   +−フランス教会=ユグノー
   |
   +−長老派 
   |
   +−Puritan清教徒
11285:02/09/06 18:21
>>108
103と108は、内容的には全く同意見だよ。

WASPはProtestantが正解だと思うけど、もしかして1950年代の言葉なのかね?
ちっぽけで消滅したプリマス植民地創設を核に、国家起源神話を作り上げたのは、西に拡大して
曖昧になろうとする国家アイデンティティを、東部のイニシアティブに繋ぎ止めるため。
113世界@名無史さん:02/09/06 20:24
>>112
そうか?

>フランクもゲルマン系だよ。ウェルキンゲトリクス再評価
>(像の建立1865)も、無理のある話。

>>103で言っているのに対し、>>108では

>ウェルキンゲトリクス再評価はさほど無理のない話と思う。

と言っているのであって、意見としては逆のようにも聞こえるが。
どういう意味で「同意見」としているのか説明してくれ。

また、イギリスの例を挙げているが、当時のイギリスが(統一前の)
ドイツに、文化的にも対抗する必要があったのだろうか?
個人的な研究と国家事業は違うと思う。
フランスはナポレオン三世時代後期で、メキシコなどでの失敗から
支持を集める必要もあってのナショナリズム高揚がきっかけだったと
見当はつくが。
114世界@名無史さん:02/09/06 20:36
Belgium: --------.------------_.-60% (mostly in Flanders)
Netherlands: ------------------.--50%
Switzerland:----------------.--..--40% (mostly in the north, west, and center)
England:----------------...-------30%
Scotland:------------------------.30%
Ireland:------------------.-------30% (mostly in the east)
Wales:------------------.-------.30%
Austria:------------------.-------15%
Germany:------------------.------6% (mostly in the old Frankish s-w)
>101 これみるとケルト人って
フランスのブルターニュにもいるし広範囲に生息
アングロサクソンなんてかなり少数民族でないかい?
アメリカ・カナダ・オーストラリアで爆発的に繁殖したのか?
それともこの数字は   なんだ?

115世界@名無史さん:02/09/06 21:01
オランダ人やベルギー人の半数以上がケルト系だったとは…
116世界@名無史さん:02/09/06 22:07
>>114
アメリカ・カナダ・オーストラリアのケルト系って、アイルランド移民の子孫だろう。
昔、大飢饉があって、食えなくなった、アイルランド人が、大挙して、新天地に移民したため。
117世界@名無史さん:02/09/06 23:18
ポテト飢饉でしょ。
11885:02/09/08 02:32
>>113
103と108は、同じ文章の前段と後段と言っても過言ではない。それ位は読みとってくれ。

19世紀のヨーロッパは、ステート単位のネイションの水平統合から、垂直統合強化が進む時期。
ドイツ統一に向けた小ドイツ主義のプロイセンの勝利は、フィヒテ流の勝利であり、
ヨーロッパ諸国におけるネイションの強化(国民国家化)を加速したと思われる。
プロイセンは、1864年に対デンマーク戦、1866年に対オーストリア戦、1870-1年に対仏戦に勝利した。
ウェルキンゲトリクス像の建立は1865年、英国アーノルドの「ケルト文学研究」は1867年。

まあ、この辺の問題は複雑で微妙なので、マターリと行きたいし、勉強させて欲しい。
119世界@名無史さん:02/09/08 08:57
>>84
釣ってるんだヨ
120世界@名無史さん:02/09/08 18:34
英国とフランスに共通していたのは、「ケルト」を、ギリシア・ローマの古典に
対抗できる「古代」の象徴として活用することだったらしい。
言語学はケルトの言語の古さを、考古学はケルトの遺物の古さを、古典のそれに
対抗して示そうとしたとか。
考古学では「巨石」が「ケルト語やケルト人の古さ」に結び付けられて、
(実際はケルト以前の新石器時代のものだったのだけれど)
国のステイタスを証す格好の古代宗教のモニュメントとみなされた。
121世界@名無史さん:02/09/08 21:18
>>119
新太郎爺必死だな(w
12285:02/09/08 21:23
ドイツはローマ共和制の伝統が無いため、ギリシャへの憧憬でコンプレックスを癒していたらしい。
そのことと、英国・フランスのケルト称揚は、関連があると思う。
123世界@名無史さん:02/09/08 21:49
>>122
ただ、ギリシャへの憧憬は、バイロン卿の例に見られるように、
全ヨーロッパで共通したものだったと思います。
ドイツの場合、特にその傾向が強かったのかもしれないけど。
12485:02/09/10 01:31
↓一応おさえておきます。
ウェルキンゲトリクス像の建立(1865年)の前にイタリア王国成立(1861年)があった。
これでシャルルマーニュじゃ足りなくなり、ローマでない自前の「古代」が必要になった。

あと、ナポレオン戦争の頃の話かもしれないけれど、図式的理解をしてみる。
 フランス―文明―普遍性(フランス革命の精神だけど、後に変質していく)
 ドイツ ―文化―固有性(←ゲルマン)
125世界@名無史さん:02/09/12 04:35
ヒストリーチャネルの
「アイルランド、移民の帝国」見てる?
ポテト飢饉による移民はそれ以前の移民に
くらべてきわめて少なく、後世の誤解と言ってた。
本来のアイルランド移民はアイルランドのプロテスタントが
移動してきたもの。らしい。
126世界@名無史さん:02/09/12 08:58
>>125
・・・・ってことは、アイルランド移民の多くは
北アイルランドに移住したイングランド系の人たちだってこと?
意外。


127世界@名無史さん:02/09/12 09:03
>>126
プロテスタントだから、スコットランド系の人たちもいると思う。
128世界@名無史さん:02/09/16 21:52
アパラチアに入植したのはスコッチ・アイリッシュと呼ばれる長老派教会の人々。
アメリカが独立前の話。
129それって:02/09/17 05:27
アイリッシュって言うのか?単にアイルランドから来たという意味?
北アイルランドに入植したスコッチのことか?
130世界@名無史さん:02/09/17 21:07
エリザベス朝時代にアイルランドに入植したスコットランド系の人たち
131世界@名無史さん:02/09/17 23:27
アイルランドにもともといたのはケルトと後からきたノルマンだよ
1921年イギリスから独立するとき北アイルランドは
アングロサクソン系(プロテスタント)の入植者が多く
住民は英国の自治領となることを選んだ
132世界@名無史さん:02/09/18 02:12
て言うか、イングリッシュがスコッチを意図的に入植させたとも言われている。
北アイルランドの多数派は確かスコッチだろ。イングリッシュは少数にして高見の
見物ではなかったかな?
133世界@名無史さん:02/09/18 18:05
メン・アット・アームズに書いてあったんだけどキンブリ・テウトニ族ってゲルマン人じゃなくてケルト人だって本当?
134世界@名無史さん:02/09/18 20:31
>132 地理的にスコッチが多かったかもナ

135世界@名無史さん:02/09/18 21:05
スコットランドのほうがイングランドより貧しかったからかも。
136世界@名無史さん:02/09/19 20:36
>>133
えー、そんなこと書いてあるんだ?<メン・アト・アームズ
ゲルマン系だって聞くけどね。
137世界@名無史さん:02/09/24 16:19
>>136
ガリアとブリテンのケルト戦士だよ。タコ!
ちゃんと調べてからモノ言えよ!
138さsdsddsdd:02/09/24 16:19
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140世界@名無史さん:02/09/29 23:02
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141世界@名無史さん:02/10/07 23:25
保守。
142【^▽^】病人ジョーカー:02/10/08 00:05
>>1
スペインではガリシアの他、そのお隣のアストゥリアスもケルト系。
143世界@名無史さん:02/10/22 02:05
sageない。
144世界@名無史さん
#極悪非道のageブラザーズ
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今日もネタもないのにageてやるからな!
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