気候から見る世界史

このエントリーをはてなブックマークに追加
1
あまり触れられてはいないようだけど
長期的気候変動が世界史に与える影響って
結構クリチカルなのではないだろうか?

その可能性をマターリはなすスレッド。
2:02/07/24 10:11
ずさー。
3パシッチ:02/07/24 10:44
今より寒かったから海が凍ってスウェーデン軍がコペンハーゲン攻撃できたとか、
ゲルマン人の大移動の頃はドナウが結氷したので渡りやすかったとか、
そういう話ですか?
4:02/07/24 13:20
>>2
そういう話なのだがもうちょっとマクロな話かも。
フン族の西進はそもそも地球的規模の気候変動の結果である、
みたいな話はないのかな

#基礎知識がないので話題提供できない・・
朽ち果てるのみ、かな

5世界@名無史さん:02/07/24 13:45
自分でスレ立てて自分で2getかよ。
おめでてーな。
6世界@名無史さん:02/07/24 13:48
んじゃとりあえず17世紀の小氷河期とやらを・・・。
これってヨーロッパの全般的危機の原因として持ち出されることが多いけど、
どうやらヨーロッパに限らず世界的な現象だったみたいだね・・・。
7世界@名無史さん:02/07/26 03:02
>>5
おれはそういうのカッコいいと思うぞ!
8パシッチ:02/07/28 12:17
朽ち果てるよりもこの時期にageるほうがちと怖いけど……(w

かなーり昔に聞いた話だし、出典もわからないんで眉に唾して聞いて欲しいのですが、
砂漠化がエジプト文明を作ったという話を聞いたことがあります。
サハラが草原から砂漠になっていき、住めなくなった人口がナイル河畔にあつまり、異常な人口密度が生まれて文明の元になったとか。
9世界@名無史さん:02/07/28 13:03
>>1は自分の立てたスレで2getしたり
自己レスしたりと、とんでもない奴だな。
10YP:02/07/28 13:50
人類は、氷河期では東へ東へ 氷河期以降は西へ西へ
逆らって東に進んだのはロシア人だけ。
なんとなくな自説。 突っ込まれても返せないっす。
11世界@名無史さん:02/07/28 18:47
長期的気候変動だけ?
自然災害とかはスレ違いかなあ。
最近18世紀のリスボン地震がヨーロッパ知識人の思想風土に与えた影響
についてちょこっと読んだら面白かったよ。
12世界@名無史さん:02/07/28 18:58
超巨大噴火の危険
http://www1.neweb.ne.jp/wa/higusumi/japanisch/koramu/kyodaifunka.html
アフリカのイブが存在した理由は、超巨大噴火だったとかいてあった
NHKの特集は面白かった
13世界@名無史さん:02/07/28 19:29
こういう話題を出すと、
「自らの政治的失敗を棚に上げて、気候の変動に責任を押し付けるなど為政者の無能を証明している」
と脊椎反射する歴史家はサヨですか?ウヨですか?
14梵阿弥:02/07/28 20:05
>>6
当時テムズ川が凍っていたとか、天明飢饉等もそのせいだとか聞いた事があります。
15山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/07/28 21:08
>14
天明の大飢饉だと18世紀末になりますが、アイスランドの火山と浅間山の噴火に
よる一時的な寒冷化の事でしょうか。
日本では改革派田沼意次の失脚の一因になった。
16世界@名無史さん:02/07/28 21:41
気候ていうと、「生態史観」かな?
17世界@名無史さん:02/07/28 22:58
>15
とりあえず、順番にならべると、

1772 安永元 田沼意次(1719-1799)老中となる
1782 天明2 天明の大飢饉はじまる(〜1787)
1783 天明3 浅間山大噴火(鳴動は八丈,三宅まで聞こえたという)
同年、アイスランド゙のラキ火山大爆発(西欧で太陽かすむとの記述)
1786 天明6 田沼意次、失脚
1789 フランス革命
1793 ルイ16世、マリ−・アントワネット処刑

18世界@名無史さん:02/07/28 23:02
天文学関係者は、ガリレオが太陽を望遠鏡で観察して、黒点を記録して
いるのに、その後の研究者が100年あまり誰も黒点を記録していない
事から、太陽活動の停滞を原因に挙げている人もいますね。
19パシッチ:02/07/28 23:47
>>18
アシモフが科学啓蒙書で書いてましたな。「太陽王の治世は非常に太陽の活動が不活発だった」とかなんとか。
20世界@名無史さん:02/07/29 01:39
ノルマン人の進出も気候変動が関係してたんだっけ
21世界@名無史さん:02/07/29 02:29
今、日本は夏じゃん、暑いじゃん
何やろうにもだるいじゃん
東南アジアって、基本的に一年中こういう感じの気候なわけだよね
しかも生まれてから死ぬまで、先祖代々
そりゃあ、寒い国(欧州など)遅れてても無理もないなあと思うよ
働くのはだるいけど、その辺で寝ても死なないだろうし
食べ物は良く実るだろうし
22パシッチ:02/07/29 08:55
>>21
それは思ったことがある(w

>>20
ノルマン人については、人口が増えすぎて外へ、という説も聞いたことがありますが。
23世界@名無史さん:02/07/29 09:17
>>21
熱帯に住む狩猟採集民の一日あたりの労働時間を
調べてみると、3時間ぐらいだったというのを聞いたことがある。
ソースは出ないけど。ゴメソ
24世界@名無史さん:02/07/29 09:34
このテーマは確かなことが言えないのがつらいな

たとえば「農耕」の発達は地球的規模の環境破壊であるはずで
生態系がかなり破壊されたと思うのだが、こういう研究ってないのかな

中国奥地はかって(数千年前?)森林だったとも聞いたこともある。
25世界@名無史さん:02/07/29 09:47
和辻哲郎の「風土」は良く言われることですよね。
案外日本の発展は「湿気」なのではないかと考えてみたりして

ところで太陽の黒点が増えると黒死病が増えるって話をどこかで聞いたんですが・・・デマかも。
26世界@名無史さん:02/07/29 11:28
クライブ・ポンティングの「緑の世界史」面白いぞ。
27冬眠:02/07/29 13:27
冬になるとテンションが下がるのは誰でもあることだが、
これはヒトの祖先の哺乳類が冬眠していた頃の生理の名残らしい。
深刻な状態は季節鬱病と呼ばれ、レッキとした病気として扱われる。

ドイツとかロシアとか冬の長い土地ほど人間が陰気になるという
民族性に関する通俗イメージがある。
日本の各地方の人に関するステロタイプも共通している。
そういう風土的性格は、軽い季節鬱病が定着したものだろう。
軽い季節鬱病ではヒトは考え深くなり行動も慎重になるから、
実は生存には有利となるはずで、むしろ
「夏季に季節躁病になる」と考えた方がいいかもしれない。

近代の科学や哲学が主に高緯度地帯で発達したのは、
軽度の季節鬱病のおかげという面があると思う。
28:02/07/29 20:54
夏になると欝になるんですが、
異常でしょうか
29パシッチ:02/07/30 20:18
私は梅雨がいちばん鬱でしたよ。
今は札幌にいるんで、冬がいちばん鬱です。もう、曇りっぱなし。

こういうのはやっぱ確実なことが言えないのが辛いですな。
気候の個々人に与える影響なんて様々だろうし。
さらに学際的だから、歴史学者だけでできるもんじゃなさそう。
気象学とか地質学と絡み合った研究、誰かやってないのかな。

>>24
>中国奥地はかって(数千年前?)森林だったとも聞いたこともある。
それ本当?地学的に言って無理っぽい気がするけど。
30世界@名無史さん:02/08/01 05:14
>>29
NHKの四大文明スペシャルでは、殷のころの中国はジャングルだった
という映像でしたね…

たしか漢の頃、木が燃料として大量に消費され、徐々に乾燥していき、
長江域が人間の居住により乾燥することで中国の中心地が長江域に
南下し、それでも伐採が進み、砂漠化し、宋の頃、石炭を利用することで
エネルギー問題が数百年分解決した…
…というのが、中国の人為による気候風土変化だったと思う。
31世界@名無史さん:02/08/01 05:45
昔、ベストセラーになった「御畳奉行日記」では伊勢湾が凍ったなんて話があったはず。
32世界@名無史さん:02/08/01 08:57
確か、「魏志倭人伝による邪馬台国への道程は間違っていなかった」という仮定で、
「日本列島大移動説」とかいうのをムーが出す予定だと聞きますた。
33世界@名無史さん:02/08/01 19:45
北方モンゴロイドがたびたび中国を侵略したのはやっぱり
モンゴルや満州の厳しい自然に絶えられなかったからだろうね。
そりゃ露西亜よろしく南下したくもなるよ。
34世界@名無史さん:02/08/01 19:50
>30中国人が昆虫の群れより恐ろしいことを証明してますね。
35世界@名無史さん:02/08/01 19:51
>夏になると欝になるんですが、
>異常でしょうか

俺も汗かきだから鬱になるよ。
36パシッチ:02/08/02 11:43
>>34
おいおい(w
文明ってのは多かれ少なかれ燃料や住宅の材料として木を消費していくもんだぞ。
日本だって、木を消費する上に堆肥を山から運んできて畑に入れるということをしていたせいで、かなり土地の栄養分が減った。
江戸時代の絵なんかで松が多いのは、松がこういった栄養分の少ない土地に好んで生えるからだ。

>>33
農耕ができないと言うことは、気候に生活を左右されやすいってことだからなあ。
遊牧民は牧草を育てたり、貯めたりはしない。そういう技術がなかったのか、他に理由があるのかはしらんけど。現代の牧畜だったらサイロとかあるけど、当時はそのあたりどうだったんだろう。
37世界@名無史さん:02/08/03 20:41
あげ
38世界@名無史さん:02/08/03 22:03
「気候から見る世界史」とは面白そうなテーマですね。
世界史には、気候がきっかけで引き起こされたものもあると思う。
直接的には食糧問題なんかありますし。

受け売りの知識ですが、ギリシャはもともと木の多い地域だったそうで、
文明が生まれる⇒エネルギー源で木を消費⇒伐採が進む⇒禿山になる
⇒栄養分流出⇒作物取れない⇒交易により生活⇒海洋国家

どちらかと言えば、歴史の流れを作るのかも。


39世界@名無史さん:02/08/03 22:06
トンデモ系ともあながちいえないらしい論文に
浅間山噴火がヨーロッパの気候に影響して結果、フランス革命のもとになる食
糧不足を呼んだなんてのもあったねえ
40世界@名無史さん:02/08/03 22:14
暖かく気持ちがよくて
あまり働かなくてもご飯が食べられる
こういった地域に哲学や芸術が開花する

ってあまりにも安易な発想だとはおもうけど
議論の余地はないものかに。
41世界@名無史さん:02/08/03 22:30
>>36
ううむ、松についてはちょっと違うのではないであろうか。
もともと照葉樹林帯である土地にあえて松を植えていったという事実があるはずだし。
42世界@名無史さん:02/08/03 22:34
鎖国で海洋国家になることを放棄したことは日本の森林資源保全に
役に立ったということなのだろうか?
4338:02/08/03 22:50
>>39
浅間山噴火についてはあながちうそではないかと思ってます。
塵が大気に舞い、太陽光線をさえぎり平均気温を下げる。
核の冬みたいなものですね。
近年ではピナツボ火山(フィリピン)の例があります。
どこかに影響してるのかも??!!

>>all
寒い地域に人間が住むと、食料問題などを解決するために
生産性を上げるよう科学技術や社会制度が変化していった。
と思います。
ただ、人間の生存率の問題(寒い地方では良く死ぬ)で、
北緯30〜40度近辺で文明が発生したのでは?
44世界@名無史さん:02/08/03 22:59
縄文初期、現在より2度は気温が高く、海面は40m上だった
青森まで照葉樹(縄文人の主食はどんぐり)
中期になると現在より2度近くひくくなり、海面は今より20m下、利根川の河口は東京湾入り口ちかくだった
寒くなって関東以北の縄文遺跡は壊滅
この小氷期に、世界的な民族移動が起きている
カスピ海北部のコーカソイドが南下、イランとインドへ
リトアニア付近のコーカソイドは西へ

3000年前は現在より寒い
だから、パレスチナには800ミリ程度の降水量はあり、地中海南部は豊かな農耕地帯だった
乳と蜜の流れる国、は現実だった
それが2000年前くらいになると、亜熱帯高圧帯が数百キロ北へ移動、地中海南部は徐々に乾燥してくる
わずかなオアシスをめぐって中東の民族間の争いが激しくなる

1度なら何とかなるが、2度かわるとエクメネも農耕適地も移動するので、歴史が変わる
45世界@名無史さん:02/08/03 23:04
しかし、寒く成りすぎると極北先住民(イヌイット)みたいなこともあるわけで……。
微妙ですね。
46世界@名無史さん:02/08/04 01:14
一度人類が12万人ほどに減少した時期があったはず
47世界@名無史さん:02/08/04 01:21
12万人っていうと東京都の区レベルやないかい
人類みんな顔見知り、とかいいかも
48世界@名無史さん:02/08/04 01:42
>>47
「もし世界が12万人の市だったら?」
か。
49世界@名無史さん:02/08/04 22:03
>>48
誰かスレッドたてておくれ。

シャロンさんがアラファトさんちのアパートを地上げしてるらしいぜ。
50世界@名無史さん:02/08/04 22:16
>>41
いんや、照葉樹を切ってほったらかしにしたらマツが生えてきたと思われ。
少なくとも薪炭用の森林ではマツをわざわざ植樹しないYO!!
そもそも、植樹を一生懸命やったのは明治以降ドイツから近代林学が入ってきてから。
それまでは禁伐による森林管理が主だった。
51山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/08/04 22:22
1310年から1380年までユーラシア大陸は大規模な異常気象に襲われ
ましたが、これによる飢饉・混乱と内紛が元解体の要因であったとか。
52世界@名無史さん:02/08/04 23:18
衣服の発明はいつのことでしたっけ?
53世界@名無史さん:02/08/05 00:31
生命の誕生と進化自体気候の変化によるもの。
今後も気候に人類は振り回されるのだろう。
54世界@名無史さん:02/08/05 01:40
西周末期に気候変動あったらしい
それまで中原にはワニがいたらしいが、乾燥気候になって減少
象とかサイもあぼーん

中国が乾燥してるのは、別に森林伐採だけじゃなく、砂漠化しやすい気候帯に
位置しているからじゃないの?
日本も同じ気候帯だけど、海あって助かったのね
55世界@名無史さん:02/08/05 01:44
>>54
>日本も同じ気候帯だけど、海あって助かったのね

日本には、里山文化があったから森林が残ったんじゃない?
それでも、江戸時代には禿山がたくさん出来て、対策が大変だったんだから。

最終的に、燃料が石炭に移行するまで、日本の森林だってやばかった。
56世界@名無史さん:02/08/05 01:45
石炭が森林を救ったという、ちょっと意外な世界史の真実。
もっとも、化石燃料使用は、回りまわって今の温暖化に繋がっているが。
57世界@名無史さん:02/08/05 01:52
気候変動が民族移動に絡んでいるのは、結構確かでない?

ゲルマン民族の大移動期も、イスラムアラブ圏の拡大の時期も、トルコ人のイスラム圏
登場時期も、モンゴル帝国成立期も、チムール大活躍の時代も、大航海時代も、

ぜーんぶ、寒冷期だった、らしいよ。

ネタ元「環境考古学のすすめ」(安田喜憲)
58YP:02/08/05 01:58
石炭って何処で売ってるの? 
石炭を使う内燃機関が普及してないからそこらで入手出来るものでは
ないと思うけど。
59世界@名無史さん:02/08/05 02:00
>>57
それってどれくらい根拠ある話なのだろう?
60世界@名無史さん:02/08/05 02:00
>>58
>石炭を使う内燃機関が普及してないからそこらで入手出来るものでは
>ないと思うけど。

おいおい。
内燃機関が出来る前から石炭はガンガン流通しているよ。
例えば、明清の炒める中華料理の熱源は石炭だし、冶金にも石炭が使われた。

イギリス史みたって、石炭は、蒸気機関以前から暖房にも使われている。
61ぱたた:02/08/05 02:03
>>58

         ぱたぱた
   ∧_∧            ___
  ( ・∀・)   ./ ̄\  <・)   _><
  ( つ  ⊃--|    |   .[ ̄ ̄]
  と_)__)   \__/    |_○_|
           


↑こういう用途に使うために、DIYショップとかで売ってるよ。
62世界@名無史さん:02/08/05 02:04
>>59

直接の原因かどうかは別として、湖底堆積物の分析から、これらの時代が
寒冷期だったことは証明されている。
63YP:02/08/05 02:16
>>60 >>61
そういや、大学時代に石炭つかってたん!(笑
鉄ノミつくる為に。 忘れてた。
一円玉を火の中に投げると速効溶けるんです。
それにコークスの窯でよく鍋、焼き魚もしたわ。

スマソ!スマソ!
64世界@名無史さん:02/08/05 02:22
エリザベス朝時代のガラス産業では熱源として石炭を使っていたみたいだ。

石炭は、内燃機関の登場以前から「熱」源として使用されていた。
内燃機関という、「熱」を「動力」に変える装置の発明が、「熱」源以外の「動力」源
としての石炭の需要を生んみ、消費量がけた違いに上がったものだから、石炭というと
内燃機関以前にはなかったような印象があるのだろうね
65世界@名無史さん:02/08/05 07:27
>>63
犯罪者ハケーン
通報すますた
66世界@名無史さん:02/08/05 07:28
>>65
1円玉溶かしたから?
67世界@名無史さん:02/08/05 07:47
「環境と文明の世界史」(洋泉社)によると、ナイル川の水量が、紀元前後から変化
していたらしいね。

水源であるビクトリア湖の水量がガクーンと減ってしまったらしい、とか。

エジプトが一つの独立した文明圏であることを失った時期と一応重なる。
眉唾かもしれないが。
68勉強しようね:02/08/05 13:54
古気候学も進歩してきているので、歴史学もきちんと成果を取り入れた方がよい
穀物の収穫ゼロが二年以上続くとどんな民族でも移動する
江戸時代の東北の飢饉は、人為的に移動が制限されていたからだ。誰も座して死を待たない。ふつうは都市に難民として流入する。

そこで思い出すのは和辻哲郎のバカだ
ヨーロッパCfbのみずならの大森林を人間が耕地に変えてきた営為もしらないでなにが草原の文化だ
許せないのは、「風土」が、ケッペンの気候区分の50年後に書かれていること
地理の教師が一笑にふすような本を、国語の教師がいまだに薦めていたりする
69世界@名無史さん:02/08/05 20:38
>>50

う〜ん、海岸部の松とかは違うと思うのだが。
7050:02/08/06 00:59
≫69
あなたはクロマツのことを言ってたんですか?
確かに海岸部に生えているのは飛砂防止のために植えたクロマツです。

しかし、私が言ってたのは主としてアカマツのことです。
アカマツは脊悪な土地でも生育でき、おまけに成長が異様に速いので、伐採後いち早く森林を形成することが出来ます。

江戸時代の風景画に描かれてたマツは、白砂青松が美しいとされたことから、クロマツが多かったと考えられます。
しかし、海岸部など一部地域を除けば、燃料用の森林の大半が瘠せた土壌のアカマツ林であったということが推定できます。
このあたりでどうも行き違いがあったようですな
7169:02/08/06 07:23
>>50
誤解、解消!
72:02/08/06 07:40
>>68
とりあえず、何か適当な入門書とかありますか?
こういった話は突然断片的に現れることが多くて全体像がつかみにくい。
たとえば過去2000年の気象動向(何世紀ごろはミニ寒冷期だった、とか)は
どこで調べたらいいのでしょうか?
73世界@名無史さん:02/08/06 20:05
>>72
学術的じゃないけど
ttp://www2.gol.com/users/takesuzu/j21kaih.htm
74世界@名無史さん:02/08/06 20:55
>>72
俺が持っている本で、鈴木秀夫「気候変化と人間 一万年の歴史」大明堂 がある。
これはすごい本で、1万年前から現在まで、年代ごとに区切り、地域別に細かなデータ
あげながら解説してある。
ほとんど理系の本だが、歴史的事件との関連もちゃんと押さえている。
全部通して読むのは根性いるが、事典的に使える。
俺が歴史関連の文章書くときは、その時代のページに目を通すようにしている。
全然入門書じゃないが。しかもめちゃくちゃ高かった記憶が…。
75ブックガイド:02/08/06 21:09
>>72
同じく鈴木秀夫の『気候の変化が言葉を変えた』は、
民族移動の過程を言語の系統から再構成し、
気候変化との相関を検証した内容。
NHKBooksだから安いし、入門書としては手ごろだと思うよ。
76世界@名無史さん:02/08/06 21:24
何年か前インドとイランにいってきたんだよんね。
夏だったんで死ぬほど暑かったんだけど世界の3大宗教
ってインドやイラン、イラクあたりではじまった始まった
らしいけどこのくそ暑いなかよく人生とはとかくそ難しい
ことかんがえたよなー。
それとも昔はすずしかったのかな。
オレは暑くてなにも考えられんかったよ。
77世界@名無史さん:02/08/06 21:31
11世紀くらいにグリーンランドに移住したヴァイキング達は、14世紀頃から寒冷化で
住めなくなってしまい、植民地を放棄したと本で読んだことがある。

しかも北方からエスキモーが攻めてきたそうだ。

78世界@名無史さん:02/08/06 21:47
>>76
屋内とか山の上とか、涼しいとこで考えたのかもよ(w
あと生まれたときから住んでいれば慣れるだろうし。
まじめな話、和辻なんかを代表例として風土と宗教結びつけて話しする人
結構多いけど、俺は話半分にきいている。
79世界@名無史さん:02/08/06 21:53
>>75
そんななかでも差別はあったし、それを見てやっぱり
思う人は思ったんでしょうね。
80Krt:02/08/06 22:44
ブックガイド

(1)まずは、議論の一番基礎となる、「そもそも小氷期とか、高温期といった
過去の気象変動が、歴史時代に入ってからは、いつ、どこで、どのような規模で
生じたのか」を自然科学的方法と古文書解読による歴史的方法という両面から
具体的に解明しているアナール派の史家による名著として、
@エマニュエル・ル・ロワ=ラデュリ「気候の歴史」藤原書店、がある。
 ただこの本は、「その気象変動が歴史にどのような影響を与えたのか」という
問題に関しては極めて禁欲的だし、\8800と高価。入門書とは言い難いかな。

(2)気候のもたらす人間、及びその文化への影響というテーマだと、これは古典だが、
@ハンチントン「気候と文明」岩波文庫(品切れ?)と、これに影響されて書かれた、
@大後美保「気候と文明」日本放送出版協会(これも古い本)

この手の本を批判されずに書くのは難しい。前者など良く岩波が復刊したなと思うし、
後者も筆者が農学者なせいか基本的に理科的な本で、年代別気温グラフなどもあるんだが、
そういう気象変動を、そのまま何の媒介も検証もなく歴史的出来事に結びつける辺りに
そこはかとなくトンデモ臭が漂う。産業と気候の関係を述べた部分なんか良いんだけどね。

(3)狭義の気候を含めた、環境と歴史文明という風に枠を広げると対象も増える。
誰かが挙げていたが、クライブ・ポンディング「緑の世界史」上下、朝日選書、は面白い。
最初の方のイースター島の話が読めるだけでも買う価値はあると思う。
あと個々の歴史的事象の解釈の正確さに異論が出そうだが読んでいて刺激的な物としては
湯浅赳夫の一連の著作、特に@「環境と文明」@「人口の文明史」(新評論)あたりか。
 
(4)最後に総合的なものとしては(未読なんで無責任だけど)、
朝倉書店:講座「文明と環境」全十五巻(内容は下記URL)の中の何冊かが良さげだ。
http://www.asakura.co.jp/cgi-bin/ncommerce3/ExecMacro/asakura/frames.d2w/report
8174:02/08/06 22:55
俺も、「緑の世界史」はとんでもなく面白いと思った。
一読をおすすめする。
82世界@名無史さん:02/08/07 02:51
age

83世界@名無史さん:02/08/07 03:08
昔、百済とか新羅とかから王子が人質できてたし、大和政権のほうが国力があった
とかいいますけど、これって当時の朝鮮半島が寒冷化で米とれなかったからとか可能性として
ありますかね?
そうでもないと、鉄取れるのは新羅だし、大和のほうが力あったという理由が他にないような気がするのです。
日本は寒冷化でも暖流でどうにかなってたのかと。
84世界@名無史さん:02/08/07 03:52
気候変動って、今も当然起こり続けてるんですよね?
今のこの暑さは異常というか、昔は確かにこんなに暑くなかった。
CO2の増加だけでなく、本当に気候が変化しているのではとも考えたり・・・。
85世界@名無史さん:02/08/07 04:27
>>84
しかし、地球史的には今はむしろ寒冷期だそうだ。
86世界@名無史さん:02/08/07 06:08
狩猟民族の労働時間が3時間、云々って話は
マービン・ハリス”食と文化の謎”じゃなかった?
楽しいし好きな本だけど、いまや内容的にはいかがなものかと…(なのにカキコ)
87世界@名無史さん:02/08/07 11:37
>>86
獲物がなければ死ぬまで残業という罠
88世界@名無史さん:02/08/07 16:50
>>86
緑の世界史他、けっこういろいろなところに書いてある。
狩猟・採集は「採集」のほうに圧倒的ウェートがあるので、>>87のようなことには
ならないらしい。
89世界@名無史さん:02/08/07 22:44
>>84

IPCCによれば、20世紀で世界気温が暑かった日のベスト10をとると、
うち7つは最後の90年代に集中しているそうな。

90世界@名無史さん:02/08/08 11:09
>>78
>あと生まれたときから住んでいれば慣れるだろうし。

いやいや、やっぱり暑いらしい。現地の人たち、モスクの中で寝ていたもの。
モスクって、お祈りの時間以外は、お昼寝の場なのよね。巨大な屋根が、日光を
さえぎるから、建物中は涼しいんですよ。
91世界@名無史さん:02/08/12 01:24
かなり良い入門書が挙がっているけれど、もう「気候と歴史」についてのテキストは、
もっと他に無いのかな。
92 :02/08/12 01:26
>>90

そうそう!
モスクって、寝るのが禁止にされているけれど、結構現地の人たちが昼寝に
来てるよね!

日陰だし、屋根が高いから輻射熱ないし、モスクって風通しもいいから、昼
寝にさいこー
93YP:02/08/12 02:32
>>92
>モスクって、寝るのが禁止にされているけれど、結構現地の
>人たちが昼寝に 来てるよね!

それってのは察するにトルコだからって事っすか?
いいですね、優雅で。歴史的建造物での昼寝なんて。

お茶の水の正教会なんて、写真すら撮らせてくれん。
昼寝なんてしようものなら「出てけ!」だろうな。
9492:02/08/12 03:02
>>93

なぜ、トルコと分かったのですか?

ちなみに、ロンドンのモスクでも昼寝している、アラブ人や白人ムスリムが
たくさんいました。
9592:02/08/12 03:06
モスクが昼寝に向いているんほあ、あの絨毯のせいですね。
靴を脱いであがると、足の裏にフワッフワッという心地よい感触。

もともと、地面に絨毯を敷いてその上で祈りをしていた、西アジアのスタイルを
建物に持ち込んだのがモスクですから、立っても座っても寝ても心地いいんです
よね。

それに比べると、キリスト教の教会は、イスに座って祈るのが主流だから、昼寝に
向きませんね。

この違いはなぜ生まれたんだろう?
96YP:02/08/12 03:31
>>94
>なぜ、トルコと分かったのですか?

いや、別に、読めばトルコでは無いかな?と思っただけの事っす。
主要なモスク内部に観光客が入れるのはトルコくらいだと聞くし。

代々木上原のモスクに本でも読みながらゆっくり昼寝しに行こうかしら。
97世界@名無史さん:02/08/15 08:09
スペインの昼寝の習慣は
イスラム時代のお祈りに端を発する、
というのは本当ですか?
98世界@名無史さん:02/08/15 18:18
そういえばタタールスタンなど冷帯イスラム国では
日照時間がほとんどないからラマダンの時に断食が出来ないってきいた事がある。

イスラムって実はチベット仏教とも発想が似てたりするが
パミール高原から西がイスラムで東が仏教なのも面白いね。
西伝仏教の西限ってバーミャンあたりだっけ?
乾燥地帯と湿気のある地域でウケるものが違ってくんのかな。
99世界@名無史さん:02/08/15 18:20
タタ−ルスタンて実はロンドンより北なんだよな。
100世界@名無史さん:02/08/15 19:13
100?
101世界@名無史さん:02/08/15 21:56
>>16
「生態史観」というのは、『遷移』『撹乱』などの「生態学」(主に群集生態学)的な
用語を援用して、歴史を包括的に捉える考え方です。

気候や植生などの生態系的な要因を基本的には無視しますので、気候史と生態史観には
関連性はあるかもしれませんが、まったくの別物です。
102世界@名無史さん:02/08/15 22:11
>>24-30
いい加減な説明をすると、赤道付近で蒸発した水蒸気は次第に冷やされて南北緯30度
くらいで下降気流になります。
 上昇気流が抑制されるから雨が降らずに沙漠化しやすい気候が発生するわけです。
(南〜東アジアではヒマラヤ山脈のせいなんかでちょっと気候パターンが特殊だけど)

 気温が低ければ早く空気が冷えるんで、この少雨ゾーンが赤道寄りになります。
 暖かければその逆。

 あまり気付かれにくいのですが気温の変化によって、降雨パターンも変化します。
当時の降雨パターンが、中国北部に森林を作るだけの降雨をもたらしていたというこ
とでしょう。
 なんでもかんでも人類の活動のせいにしてしまうと、変な結論になることがあるので
注意したほうが良いかも、という話です。
103世界@名無史さん:02/08/15 22:18
ただし、中国北部の沙漠化には人類(特に農耕と薪炭利用)の影響も大きく見ら
れるのは事実のようです。
 もともと沙漠化しやすい土地を農地化すると、沙漠化を加速します。

>>33
 そのせいで家畜を肥やす草原が減少し、棲家を奪われた遊牧民族が南下活動を
活発化させることになった……というのは司馬遼太郎が好んで発言していた内容
ですね。
104世界@名無史さん:02/08/15 22:28
今日初めてこのスレッドを見つけたんで、知っているだけのことを。
読みなおしてみると、>>102の内容は必要無しでしたね。すいません……

>>50
たたら製鉄では植樹してませんでしたっけ?
今度機会があったら調べておきましょう……
105世界@名無史さん:02/08/16 00:56
本屋に「ウェザーファクター(だったかな?)」という本を見つけました。
106世界@名無史さん:02/08/18 16:03
人間もいつか気候を操れるようになるのかなぁ
107世界@名無史さん:02/08/18 20:16
>>106
地球規模なのでちょっと難しいかと……。
局地的に雨を降らせることぐらいでご勘弁を。
108:02/08/19 00:28
>>107
核の冬、って手がありますぜ
109:02/08/19 00:31
と、ここで素朴な質問。
たとえばフン族って、「何の目的で」西進してきたんでしょうか?
そうせざるを得なかった理由はやはり気候的なもの?

110世界@名無史さん:02/08/19 01:02
・韓国の新聞などは「現実に "East Sea" と表記するサイトが増えてきている」と伝えている
 が、これは「日本海の名称は現在係争中であるから、係争が解決するまで両方の名前を併記
 せよ」という韓国側の圧力によるものである(現在国際的にはこのようなルールになってい
 ることは確か)。つまり、これをもって学術的な正当性が認知されたとするには明らかに
 無理がある。

・韓国政府が行っているロビー活動について知る由は無いが、民間の地図会社に対して行われ
 ている「活動」の実態は以下のようなもの(通常の活動を行っている人もいるだろうが):
 - 活動団体のサイトに、日本海が Sea of Japan と記述されている地図サイトの投稿がある。
- 活動団体は「地図サイトに抗議メールを送信する」ボタンを自分のサイトに設置する。
  ここで送信されるメールは以下の内容を含む。
o 韓国は "East Sea" が Sea of Japan の正式名称であることを主張している
o 現在の Sea of Japan という名前は日本の植民地支配によるもの(但し具体的な証拠は
   挙げない)
o そのため、Sea of Japan への改名、最低でも併記を関係国が合意に達するまでは行う
   こと。
- 活動の支持者は、このサイトを訪れて自分のメアドを入力してボタンをクリックするだけ
  で、その地図サイトに抗議メールを送ることが出来る
ネット上であるWebマスタがこの方式によるメールを毎日20通受け取ることになったので名前
 を変更せざるを得なくなった、と言うことを述べ、この活動の裏側を明らかにしている。

http://forums.about.com/ab-geography/messages?lgnF=y&tid=3165&fpi=yes



188 名前:我々がすぐに始められる活動について[] 投稿日:02/08/17 13:05
※East Sea との表記を見つけたら抗議しよう。

2ちゃんじゃないんだから「チョンは基地外だから」とか書くとあんたが機知外だと思われるぞ。
SPAMまがいのことも出来れば避けたいが・・・

「この地域の地名としては "Sea of Japan" が世界的に確立している。このように表記している
理由を教えて欲しい」が一通目。二通目はおそらく「韓国がこの地域が紛争地域と認定している
ことは承知しているが、それを理由に表記するにしても"Sea of Japan"が標準名称と分かるよう
に書くべき。」ぐらいか。
また、表記の理由を控えておこう。「この地域が紛争地域との指定があったから」とだけ言われ
たら、そこではおそらくどうしようもない。ただ、後日韓国側から「このサイトも正当性を認め
た」と主張された場合に反論できる証拠になる。「表記が不当であるとの指摘があったから」と
言われたら、上で書いた説明を送って欲しい。「純粋に韓国地域の地図であり、韓国内の呼称に
従った」と言われ、実際に日本が出てなかったら…。「そうであるなら、"East Sea"ではなく、
"Dong Hae"と表記して欲しい。この地域で"East Sea"という英語名は通用していない」だろうか。

※外国人のお友達に説明しよう

上にも書いたように、中国・ベトナムは自分の東の海を"East Sea"と呼んでいる。「韓国は
どのアジア人も"East Sea"というと日本海を想起すると嘘の主張をして、East Seaを日本海の
標準名にしようとしている」と説明すると、きっとおかしいと思ってくれるはず。
また、ヨーロッパの人々は、日本や韓国とは比べ物にならないくらい海事に対する意識が高い。
200年以上前の古い地図を引っ張り出して、各国がやっと作り上げた標準名称を破壊しようと
することに対する関心は、多分日本人が思っているよりかなり高い。

111世界@名無史さん:02/08/19 04:08
>>108
サダムの秋ってのもありましたぜ。
フセインがクウェートの油田を燃やしたら、日本のイネの収穫量が二割減った。
細川内閣は公約を翻して史上初めてタイ米をコメとして輸入。

なお、同じ時期にピナツボ火山が噴火していて、こっちの煙のほうが数倍多いという罠。
でも桁数はおなじ。
112梵阿弥:02/08/19 20:39
小氷期であっても、地球上の水のうち地上で凍ったままの分が増えますから、海面が下がる。
ネデルラントの勃興も或いは低湿地が高燥化して港湾整備が進んだのが切っ掛けだったかも。
>>58
些細なことですけど、石炭で動く内燃機関というのは存在しないと思います。
蒸気機関やスターリング機関は外燃機関です。
113トトメスV世:02/08/19 20:58
>>109
「西暦535年の大噴火」って本にその辺り書いてありましたね。
丁度このスレの内容に合うかと思われましたので。
「はぁ?」と思う部分は多かったですが、全体としては面白い本でした。
114:02/08/27 21:40
>>113
それって本の題名?
古本屋で漁る「むー」より面白い?
115世界@名無史さん:02/08/27 23:16
>>114
はい、書名です。
きちんと史料を検討しつつ書かれていて、所謂トンデモ本の類では無いですね。
116世界@名無史さん:02/08/30 07:43
117世界@名無史さん:02/09/01 14:43
良スレなのでage
118世界@名無史さん:02/09/02 03:51
119 :02/09/12 22:33
保守
120世界@名無史さん:02/09/14 14:15
「西暦535年の大噴火」って、噴火そのものは確認されているの?
その影響と目される不作、とか、王朝衰退とか民族移動とかじゃなくて、
火口跡、とか火山灰の堆積跡といったハードな証拠はあるの?
121世界@名無史さん:02/09/26 23:11
122世界@名無史さん:02/10/07 23:26
保全命令、執行!
123世界@名無史さん:02/10/08 00:27
なんか面白そうなテーマなのに「火山噴火で滅びた文明」スレと
両すくみになっちまったみたいな気がする。
理系の地球科学関係の人いませんかぁ?
いたらなんか書いて下さいよ。


124世界@名無史さん:02/10/21 20:11
>>123
う〜ん、理系の板にこのスレを紹介してみるのも手鴨。
125世界@名無史さん:02/10/21 20:23
>>120
横レスですが。
『スンダ海峡火山の噴火は、インドネシアの古代伝承による』と、
その本の中ではされています。
オランダとジャカルタにある、『王国時代からの歴史関係の書物』
だそうですが…なんかトンデモ臭もしちゃいますな。
126世界@名無史さん:02/10/27 22:14
>>120
大噴火に伴う気候の寒冷化が、植物の年輪等から推定されていなかったかな。
127世界@名無史さん:02/10/27 23:22
120じゃないけど、
「寒冷化があった」ということと「それが大噴火による寒冷化だ」
ということとは、もの凄く距離があるよ。
その本はそこの所のギャップを埋めてないんじゃないの?
全ての寒冷化が噴火で起こる訳じゃないだろうし、
ましてや噴火そのものの存在は確認されてないわけだろ?
128世界@名無史さん
age