軍事技術としての宗教

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1アッラー アクバル !
ミームに取り憑かれて自分の生存も危うくなった者を
キース・ヘンソンは「ミーメオイド」と命名した。
ベルファストやベイルートからのニュースによく登場する。
宗教は極めて強力で、同上や寛大さや上品な人間的な感情のあらゆる
訴えかけに人々は動じなくなる。
「市長を殺せば天国に行ける」と信じてしまえば、恐怖にすら動じない。
なんと言う武器だろうか。
軍事技術年鑑には大弓や軍馬や戦車や水爆と同じ資格で宗教的な信仰にも
1章割かれるべし。
2世界@名無史さん:02/07/13 08:32

( ´_ゝ`)フーン
3世界@名無史さん:02/07/13 21:40
>>1
宗教だけじゃなく、政治イデオロギーもそうじゃないの?
4世界@名無史さん:02/07/13 21:46
ナショナリズムとかも
5世界@名無史さん:02/07/13 21:55
レーニンを封印列車に乗せてロシアにおくりこんだドイツ参謀本部は
共産主義という名のウィルス母体を、帝政ロシアという病弱な肉体に
おくりこんだ・・・?>1
6世界@名無史さん:02/07/13 23:01
>>5
弱体化した帝政ロシアを倒して、若々しい共産ロシアを作ってしまったという罠。
7世界@名無史さん:02/07/14 06:44
いつの世も金持ちは王族、貴族、大商人、宗教家と決まってる罠。
8世界@名無史さん:02/07/14 09:18
>>7
自分で考える”本物”の宗教家の中には清貧を貫いた人もいる。
問題は”本物”は特別天然記念物以上に貴重なことだ。

日本史の話題で申し訳ないが、時宗の一遍は
死ぬ間際に自分の著作まで焼き捨てた。
「一代聖教みな尽きて南無阿弥陀仏に成り果てぬ」

彼は教団を否定し、瑞兆も否定した。
彼が主催した踊り念仏の時、空から華が降り、天に紫雲がたなびいた
そうで、参加した人々が騒いだが、
「華のことは華にとえ、紫雲のことは紫雲に問え、一遍は知らず」
と苦い顔で言ったそうな。きょうびこんな宗教家は珍しい。
他の宗教でもこういう人はいるが、貴重なのは確か。
9世界@名無史さん:02/07/14 14:46
一遍の話は初耳ですた。なかなかユニークなお人ですね。

ムハンマドも、「奇跡」の類をほとんど起こしていない宗教家です。
その例外は「幽体離脱してエルサレムに行った」てな感じのだったと記憶。
10世界@名無史さん:02/07/14 19:31
イスラム教は軍事技術としては特上ですな。
聖戦で死ねば天国で74人の処女と結婚できるんだぞ
聖戦でついた傷は天国では金色に輝くという。
さらに、酒と写実芸術と音楽の禁止。これで現世をつまらない物にして
現世への執着を減らし、いつでも死ねる戦士のできあがり
11世界@名無史さん:02/07/14 19:35
そういや、
アクバル大帝の神聖宗教はなんで失敗したんだろう。
権力に物を言わせて定着させる事はできなかったのか
12釈迦の思想:02/07/15 02:46
>>10

ひところ世尊は、サーヴァッティの郊外、ジェータヴァナのなかの
ナータビンディカの園におられた。そのとき、尊者マールンキャプッタは
人影のないところへ行って静思していたが、その心に次のような考えが
起こった。
「これらの考え方を世尊は説かれず、捨て置かれ、無視されている。
すわなち --- 世界は永遠であるとか、世界は永遠ではないとか、
世界は有限であるとか、世界は無限であるか、魂と身体は同一なものである
とか、魂と身体は別個なものであるとか、人は死後存在するとか、
人は死後存在しないとか…、これらのさまざまな考え方を世尊はわたしに
説かれなかった。世尊がわたしに説かれなかったということは、わたしに
とって嬉しいことではないし、わたしにとって容認できることでもない。
だからわたしは世尊のところへ参って、この意味を尋ねてみよう……。
もし世尊がわたしのために、これらのことを説かれないようなら、
わたしは修学を放棄して世俗の生活に帰るとしよう。」(中略)

「マールンキャプッタよ、わたしはおまえにそのようなことを
教えてやるから、わたしのもとにきて修行せよ、と言ったことがあるか。」
「師よ、そのようなことはありません。」
「マールンキャプッタよ、わたしはそのようなことを教えてやると
言ったこともないのに、愚かにも、おまえはわたしがそのように説くことを
要求し、そのようの説くことをしないわたしを拒もうとしている。(中略)
マールンキャプッタよ、人間は死後も存在するという考え方があって
はじめて人は修行生活が可能である、ということはない。
また人間は死後存在しないという考え方があってはじめて人は修行生活が
可能である、ということもない。
マールンキャプッタよ、人間は死後も存在するという考え方があろうと、
人間は死後存在しないいう考え方があろうと、まさに、生老病死はあり、
悲嘆苦憂悩はある。現実にそれらを征服することをわたしは教えるのである…。

マールンキャプッタよ、ゆえに、わたしが説かないことは説かないと了解せよ。
わたしが説くことは説くと了解せよ。」以上のことを世尊は語られた。
尊者マールンキャプッタは歓喜して世尊の教説を受け入れた。

(「毒矢のたとえ」、長尾雅人編集『バラモン教典・原始仏典』、
中公バックス、473〜478頁)
13釈迦の思想:02/07/15 02:49
キサー・ゴータミーという若い母親がいた。その小さな赤ん坊が死んで、
彼女は悲しみのあまり、半狂乱のていであった。なんとか赤ん坊を
生き返らせて欲しいといって、会う人ごとに訴えた。
人々は彼女に同情し、近ごろ評判の高いゴータマ・ブッダと言う人が
いるから、そこへ行って相談するがよい、とすすめる。なんとか赤ん坊を
生き返らせるような魔力を、その人は持っているかもしれない・・・。
キサー・ゴータミーは希望に燃え、死んだ赤ん坊を抱いて、仏陀が
滞在していた郊外の森へと急いだ。そして同じように訴えた。
ところで仏陀の答えは以外であった。
「それはいかにもお気の毒だから、わたくしが赤ん坊を生き返らせて
あげよう。・・・村へ帰って、芥子のみを二、三粒もらってきなさい。」
芥子の実はインドの農家ならどこにでもある。その実を使い、何かの魔術に
よって死者が生き返るのであろう。そう思って、キサー・ゴータミーが
走り去ろうとするとき、その背後から仏陀が声をかけた。
「ただし、その芥子粒は、いままで死者を出したことのない家からもらって
こなければならない。」

半狂乱のキサー・ゴータミーには、まだ仏陀の言葉の意味が分からなかった。
こおどりして喜んで、村にとって返した彼女に、村人は喜んで芥子粒を
提供しようとする。しかし、第二の条件に対しては、
「とんでもない。うちでは父や母の葬式もしたし、子供の葬式も出した」
というような返事しか聞かれなかった。

家から家へかけめぐるうちに、キサー・ゴータミーにも少しずつわかってきた。
ほとんど村中をまわって、仏陀のいるもとの森に帰ってくるころには、
彼女は狂乱も消え去り、すがすがしい気持ちになっていた。
赤ん坊はついに生き返りはしなかったのだが。

(長尾雅人、「仏教の思想と歴史」『大乗仏典』、中央公論社、
22〜23頁)
14釈迦の思想:02/07/15 02:52
たとえば、ここに一人の人があって、深き湖の水の中に大きな石を
投じたとするがよい。そのとき、そこに大勢の人々が集まり来たって、
「大石よ、浮かびいでよ。浮かび上がって、陸に上れ」、と祈願し、
合掌して、湖のまわりを回ったとするならば、汝はいかに思うか。
その大いなる石は、大勢の人々の祈祷合掌の力によって、浮かびいでて
陸にあがるであろうか。・・・
たとえば、ここに一人の人があって、深き湖の水の中に、油のつぼを
投じたとするがよい。そして、つぼは割れ、油は水の面に浮いたとするが
よい。そのとき、大勢の人々が集まり来て、「油よ沈め、油よ沈め、
なんじ油よ、水の底に下れ」、と祈りをなし、合掌して、湖の回りを
回ったとするならば、なんじはいかに思うか。
その油は、人々の合掌祈祷の力によって、沈むであろうか。
(相応部経典42.6 増谷文雄訳)
15釈迦の思想:02/07/15 02:58
人間の知覚領域が及ばぬこと−死後の世界など−について語ることを
拒み、祈祷を否定した釈迦の教えはおよそ一般受けするものでは無かった。
その後の伝播、浸透、教団の成立につれて仏教は釈迦の教えとは
かけ離れたものへと変質する。

少なくとも、組織者、あるいは伝道者などからすれば、純粋な思想など
邪魔なものである。受け手が求めるものに答えなければ、一般受けしない
というのは今に始まったことではない。
16世界@名無史さん:02/07/15 04:30
仏教でも日蓮宗は戦争向きだという印象がありますが、実態はどうなんでしょう?
戦争の脅威があると戦争向けの宗教が流行るのは仕方がないのでしょうね。
思えばインドネシアのイスラム化は、「仏教は国防の役に立たん」が原因じゃなかったかしら
17釈迦の思想:02/07/15 05:03
>>16
人を集める=結束させるものとしての宗教を考えると、
信者と非信者を明確に区別する宗教の方が結束には向いている。
日蓮宗の場合
1.他宗派は明確に「悪」と見なす。
「念仏無間、禅天魔、真言亡国、律国賊」
さらに自らを「正義」とする。
2.他宗の信者を「折伏」(実力行使で正しい侵攻に従わせる)を
手段として重視するから、手段も正当化される。
3.外部からの批判を「法難」として位置づけ、それを
自らが正しいことを行っている、ということの根拠とするため、
自分の宗派を相対化する思想に欠ける。
法華経は正しい→ゆえに他宗を非難する→ゆえに迫害を受ける
→法華経にこの経を広めるものは迫害を受けると書いてある
→ゆえに法華経は正しい

戦争向きかはともかく(イデオロギーに凝り固まると、
冷静な現実認識が出来なくなる。これは戦争においてはまずい)、
戦闘的な宗派ではあると思う。
18釈迦の思想:02/07/15 05:13
或る人々が「最高の教えだ」と称するものを、他の人々は
「下劣なものである」と称する。これらのうちで、どれが真実の説
であるのか? かれらはすべて自分らこそ真理に達した者であると
称しているのであるが。(903)

かれらは自分の教えを「完全である」と称し、他人の教えを
「下劣である」という。かれらはこのように互いに異なった執見を
いだいて論争し、めいめい自分の仮説を「真理である」と説く。(904)

もしも他人に非難されているがゆえに下劣であるというならば、
諸々の教えのうちで勝れたものは一つもないことになろう。
けだし世人はみな自己の説を堅く主張して、他人の教えを劣ったもの
だと説いているからである。(905)

(真の)バラモンは、他人に導かれるということがない。
また諸々のことがらについて断定をして固執することもない。
それゆえに、諸々の論争を超越している・・・。(906)

(中村元訳、『ブッダのことば スッタニパータ』、岩波文庫、
197〜198頁)
19釈迦の思想:02/07/15 05:16
ドータカよ。わたしは世間におけるいかなる疑惑者をも解脱させ
得ないであろう。ただそなたが最上の真理を知るならば、
それによって、そなたはこの煩悩の激流を渡るであろう。
(スッタニパータ 1064)

アーナンダよ、わたしはもはや老い衰え、老齢すでに八十となった。
たとえばアーナンダよ、古き車が革ひもの助けによって行くがごとく、
そのごとくアーナンダよ、思うに、わたしの身体は、革ひもの助けによって、
わずかに保っているに過ぎない・・・。それゆえ、アーナンダよ。
なんじらは、これからは、自己を燈明とし、自己を拠り所として、
他人を拠り所とせず、真理を燈明とし、真理を拠り所として、
他を拠り所とせず、生きていきなさい。
(ディッガ・ニカーヤ 16:2.25-2.26)
20あげ:02/07/25 02:38
映画『ポストマン』は、宗教の発生のシミュレーション
として観ることも可能な内容だった。
核戦争で文明・政府が崩壊した後のアメリカで、
主人公が苦し紛れに「アメリカ政府の官僚」と名乗ったら、
希望の無い人々がその嘘を信じ込み、この嘘を中心に人々が結集して、
地域を支配する強盗団に立ち向かうことができた――という内容。
現実の権力に対抗するには勇気が必要で、人々はそれを持たなかったが、
現実の権力よりも遥かに強い架空の権力(この場合はアメリカ政府)
の存在を信じることで、必要な勇気を人々は持てるようになったわけ。
21世界@名無史さん:02/07/25 03:35
>>20
面白い解釈だね。
22世界@名無史さん:02/07/31 22:16
>>10
俺もムスリムになろう
23世界@名無史さん:02/08/02 15:59
【国際】「イスラムはインチキ宗教」ブッシュ大統領 - テロに怒り興奮してポロリ

http://news2.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1028254450/l50
24世界@名無史さん:02/08/02 16:39
これだから子ブッシュは…
25世界@名無史さん:02/08/02 21:55
ナショナリストだったら自国民殺されたらブチ切れるだろ。
26世界@名無史さん:02/09/01 19:58
さるべーじ
27世界@名無史さん:02/09/02 21:21
自国民にもムスリムはいるんだが・・・ね
28>20:02/09/03 03:15
どっかの島国人に聞かせてやりたいな。

それは兎も角、政治技術としては最高だろうな。
最も古典的な政治の手段は宗教だろうな。民主主義対イスラムになるのかキリスト教対
イスラムになるのかわからんが、21世紀は早々から面白そうだな。
29あひゃ:02/09/27 01:57
>20
現在日本には宗教という形では「架空の強い権力」は存在していないけど、
日本が誇ると言う高い犯罪検挙率は、ある意味「架空の強い権力」に
該当するわな。

嘘を嘘であると見抜ける者を統治する事は(特に平和な時代には)難しい。
30世界@名無史さん:02/09/27 02:03
今のイスラム教国の指導者は宗教を武器として使ってるとしか思えん!
31世界@名無史さん:02/10/13 07:52
age
32age:02/10/14 20:29
>嘘を嘘であると見抜ける者を統治する事は(特に平和な時代には)難しい。
ii!
33世界@名無史さん:02/10/14 22:28
>>30
イスラム教団は始めっから戦闘集団だった。
異教徒とは戦うのが本来のムスリム。
日本にやってきて偶像教徒や不信心者と仲良くするようなことは
コーランでは本来禁止されている。
つまり日本人にとっての良いムスリムは堕落したムスリムでしかない。
34世界@名無史さん:02/10/15 08:30
正しくは「アッラーフ アクバル!」だよん
35世界@名無史さん:02/10/15 11:18
>>34
カタカナで書いて、正しくはって言われても・・・
36世界@名無史さん:02/10/15 20:48
http://www.cnn.co.jp/top/K2002101502943.html
- AP
バージニア州リンチバーグ(AP) キリスト教パプテスト派の保守的な宗教家、
ジェリー・フォルウェル師は12日、声明を発表し、米メディアとの最近の会見で、
イスラム教の創始者ムハンマド(マホメット)を「テロリスト」と呼び捨てたこと
に関連して、「イスラム教徒を軽蔑(けいべつ)するつもりはなかった」などと謝
罪を表明した。
37世界@名無史さん:02/10/15 21:00
>>33
異教徒と戦うのはキリスト教のほうだろう。
異端・異教とレッテルを貼っては叩き潰す。
イスラム教は、剣か金かコーランかであり、基本的には他宗教に寛容だった。
現在は宗教的対立というより、経済的対立のほうに深い根があるのでは?
38世界@名無史さん:02/10/30 08:21
age
39世界@名無史さん:02/10/30 21:43
宗教テロを防ぐには、死刑執行時に全ての宗派の聖職者を呼んで、
各々に「地獄に落ちろ!」と呪われるという制度を作れば効果的かもね。
40世界@名無史さん:02/10/30 21:44
これに協力しない宗教には法人格を与えない。
41世界@名無史さん:02/10/30 21:56
法人格を与えようが与えまいが、
関係ないだろ
42世界@名無史さん:02/10/30 21:58
先進諸国には宗教法人を優遇する税制があるから、法人格で釣るのは良い手じゃないんか
43世界@名無史さん:02/10/30 22:06
基地害じみた宗教的情熱は戦争に役立つ。
イスラムしかり、十字軍しかり。
韓国の基地害みたいな宗教的反日も国をまとめるのに役立ってるみたいだね。
悪い事を全部日本に押しつけられるからw
44世界@名無史さん:02/10/30 22:11
靖国神社は軍事技術としての宗教では
最も成功した一例じゃないのか。

煽りではないつもりだ.
45世界@名無史さん:02/10/30 22:13
兵士に本当の事を教えるよりは政府に都合の良いプロパガンダを吹きこんだほうが
勝ちやすいし、兵士も裏切りにくい。
比べて見ると良い。どっちが有利か。↓
「わが軍は神に守られて常勝無敗、敵は悪魔、戦死者は死後楽園に逝けるぞ!」
「この戦争に掛かっているのは、たかだか国家の存続だ。生還確率は65%だな」
で、嘘、大げさ、紛らわしい価値命題を吹きこむ技術を鍛えられていた集団は
昔から宗教団体だった。そういうことだろう。
46世界@名無史さん:02/10/30 22:16
>「わが軍は神に守られて常勝無敗、敵は悪魔、戦死者は死後楽園に逝けるぞ!」
>「この戦争に掛かっているのは、たかだか国家の存続だ。生還確率は65%だな」
下っ端に吹き込むのは上の建前、上層部が信じるべきは下の事実ですよね。
建前を本気で信じる人を出世させたせいで全体として馬鹿になったのが旧日本陸軍。
47世界@名無史さん:02/10/30 22:24
>戦死者は死後楽園に逝けるぞ!

こんなアホな事言うのはイスラム教とかキリスト教徒が得意なのでは?
48世界@名無史さん:02/10/30 22:27
>>39
「地獄に落ちろ!」で思い出したが、誰かカトリックの破門状の日本語訳を
持ってないか?
「〜の名において、地獄に落ちろ!」の羅列で、2chのテンプレに使えそうな
素敵な文句だったような記憶があるのだが。
49世界@名無史さん:02/10/30 22:37
日本人は戦争の時は一致団結してがんばるけど「宗教」というより
愛国的熱情という気がするな。
普段でも宗教には寛容というか、あまりこだわらない国民だし。
むしろ今でも将軍様を崇めてる某国とか、一億人近くを殺した狂人の肖像をでかでかと掲げている
中国の方が「宗教」の基地害じみた例として適切のような。
まあ小国ベトナムにもぼろぼろに負けるわで「軍事技術」としては役に立たないみたいだけどw
50世界@名無史さん:02/10/30 23:08
>>49
恣意的に呼び名を変えても、前提とする価値観が一致してないと
通用しないよ・・・
51世界@名無史さん:02/10/30 23:54
>「〜の名において、地獄に落ちろ!」の羅列で、2chのテンプレに使えそうな
>素敵な文句だったような記憶があるのだが。
是非読みたいなあ
52世界@名無史さん:02/10/31 00:35
http://www9.ocn.ne.jp/~hatori/newpage12.htm
>>48 こんなのしか見つからない。
5348:02/10/31 18:56
>>52
ん〜、ちょっと違うような気がする(w
5448:02/11/01 09:43
この際、英語でもいいやと思って探してみたけど、やっぱシンドイ・・・
EXCOMMUNICATIONだけだとヒットし過ぎ。
55世界@名無史さん:02/11/01 12:28
http://www.angelfire.com/ma/romewatch/page21f.html
このページにある
"In passing this sentence (the anathema) the pontiff (pope) pronounces the formula of anathema which ends with these words:
"Wherefore in the name of God the All-powerful, Father, Son, and holy Ghost, of the Blessed Peter, Prince of the Apostles,
and of all the saints, in virtue of the power which has been given us of binding and loosing in Heaven and on earth,
we deprive N-- himself and all his accomplices and all his abettors, of the Communion of the Body and Blood of Our Lord,
we separate him from the society of all Christians, we exclude him from the bosom of our Holy Mother the Church,
in Heaven and on earth, we declare him excommunicated and anathematized and we judge him condemned to eternal
fire with satan and his angels and all the reprobate. . . " (The Catholic Encyclopedia, ANATHEMA definition.)

これが破門状?
56世界@名無史さん:02/11/01 13:00
http://www.newadvent.org/cathen/01455e.htm
このページにも終わりの部分しか書いてないな。
57世界@名無史さん:02/11/14 23:17
age
58世界@名無史さん:02/11/29 09:31
age
59世界@名無史さん:02/11/30 01:33
宗教のみを建前上の動機とした戦争は、イスラム帝国が最初に行ったものでしょうか?
それともローマ時代にすでにありましたか?
意外にも古代メソポタミアにすでにあったりして。
60世界@名無史さん:02/11/30 02:04
>>59
古代のメソポタミアでは、各都市に神があり
都市間の戦争は神々の争いと解釈されていた。
そのため、ある都市が争いに敗れると、その都市の神殿に
ある神像は勝者である都市へと持ち去られ、その都市住民は
都市を守護する神の不在による言い知れぬ不安感に
さいなまされることとなった。
61世界@名無史さん:02/11/30 02:10
>>60
ありがとうございます。
ということは、きっと、先史時代から宗教は軍事技術だったのでしょうね。
62世界@名無史さん:02/11/30 02:21
>>61
軍事技術としての宗教という概念から言うとイスラムの聖戦と
古代メソポタミアの都市国家間の争いを同列に扱うことは
多少の疑問も有る。
古代メソポタミアの人々が宗教的な熱情にかられて争いを
起こしたということを立証する証拠はない。むしろ、世俗の争いを
後付けで正当化したものが、メソポタミアの神話体系である
との解釈も成り立ち得る。

そもそも軍事技術としての宗教という概念が無定義で
厳密な議論にはふさわしくないような気がする。
63世界@名無史さん:02/11/30 07:08
>>62
最後の二行 同意
技術と言うよりは、以下の2ツの可能性が
1.「動機付け」つまり「モチベーション」(極端な言葉をつかえば「煽り」)
2.「燃料」戦い続けるためのエネルギー源というべきか。
64世界@名無史さん:02/12/01 02:02
宗教家を含む権力者にとって、宗教は、結束や扇動や鼓舞など、さまざまな用途があり、
その中の1つが戦争なのだろう。
65世界@名無史さん:02/12/01 02:05
宗教家を含む権力者にとって、宗教は、結束や扇動や鼓舞など、さまざまな用途があり、
それらが役に立つ場面の中の1つが戦争なのだろう。 と、つまらないことを言ってみるテスト。
 
書きなおす羽目になったのは、読む人の言語感覚を破壊するスレッドを閲覧してしまったせいだ。
謝罪と賠償とジャスミンを要求する。
66世界@名無史さん:02/12/11 23:12
age
67世界@名無史さん:02/12/25 23:19
age
68山崎渉:03/01/11 13:19
(^^)
69世界@名無史さん:03/01/23 19:45
>65
ジャスミンティードゾー( ゚д゚)つc□~
70age:03/02/10 18:41
アステカの戦争は、神に捧げる生贄を獲得するのが基本目的だった。
アステカは、発展段階としては古代中東と同じくらいだから、
対応する段階のユーラシアの諸文明も、
似たような動機の戦争やってたんじゃないかな。
71世界@名無史さん:03/02/11 03:33
>>70
アステカは人肉食を目的とした祭祀でしたからね。。。
ユーラシアの祭祀(主に反芻動物を食べる)とはちょっと事情が違う。
72トトメスV世 ◆prgqkIQ406 :03/02/11 04:16
>>60
古代メソポタミアでは、都市や国家の名目上の王はその支配神であり、支配者たちは言わば神の代官でした。
ただ、あくまで建前上の事であり、戦争の目的は領土の拡大や利権の争奪等、世俗的なものが多かったようです。
布教や改宗が伴っておらず、戦争に負けた側に勝った側が自分の神を信仰する事を強制した訳でもないので、宗教的な熱情からの戦争と言うのは考えにくいかと思われます。
73アッラー クタバレ:03/02/22 07:31
集狂を戦闘のための方法論と見るのは妥当だ。
74世界@名無史さん:03/03/11 00:36
age
75山崎渉:03/03/13 13:04
(^^)
76世界@名無史さん:03/03/16 07:19
age
77世界@名無史さん:03/03/16 14:16
モンゴルって基本的に宗教には寛容だったけど、
教団を組織化させて自分たちの管理下に置いているね。
つくづくリアリスティックな連中だ。
78世界@名無史さん:03/03/27 08:06
age
79世界@名無史さん:03/04/08 08:39
age
80山崎渉:03/04/17 09:41
(^^)
81山崎渉:03/04/20 04:55
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
82世界@名無史さん:03/04/28 08:53
age
83世界@名無史さん:03/05/15 01:09
age
84世界@名無史さん:03/05/15 02:58
宗教なんて架空の物で権力者が利用しているだけって見方はどうかな。
マジで信じていた奴の方が多かったように思うけど。
85山崎渉:03/05/22 00:47
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
86山崎渉:03/05/28 15:20
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
87世界@名無史さん:03/06/05 08:47
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88世界@名無史さん:03/06/19 01:40
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            、 
           ) | 
         ( ノノ 
       , --" - 、 
スチャ    / 〃.,、   ヽ 
  ∧、   l ノ ノハヽ、  i 
/⌒ヽ\ i | l'┃ ┃〈リ  我々の要求は、沖縄県に対する皇民政策の廃止だ
|( ● )| i\从|l、 _ヮ/从  明日米軍基地を爆破する。
\_ノ ^i |ハ  ∀ \ 
 |_|,-''iつl/  †/ ̄ ̄ ̄ ̄/
  [__|_|/〉 .__/ 魔 法 /__
   [ニニ〉\/____/ http://darkelf.dip.jp/doubt/okinawa.html

我々はこれ以上の共産主義化をすることはできない。
よって、我々の民主主義の奪還を行うために政府に対し次の通り要求する。
1.沖縄県に対する皇民政策の廃止
2.思いやり予算の撤廃
3.軍事基地の撤去交渉を米国と進める。
4.復興予算案の盛り込み
5.沖縄の議席数を現在の4倍以上に増やす。
90世界@名無史さん:03/07/02 08:58
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91日本@名無史さん:03/07/04 21:23
>47 :世界@名無史さん :02/10/30 22:24
>>戦死者は死後楽園に逝けるぞ!
>こんなアホな事言うのはイスラム教とかキリスト教徒が得意なのでは?

信長に滅ぼされた本願寺も、似たようなことを言っていたようですなー。
「進めば極楽、さがれば地獄」「欣求浄土、厭離穢土」
アホな事をいうのは、仏教も例外ではないようで
92山崎 渉:03/07/15 12:50

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
94世界@名無史さん:03/07/29 08:08
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95世界@名無史さん:03/08/19 06:53
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96世界@名無史さん:03/08/19 07:37
宗教だけでなく、共産主義などの思想も、こういうのに当てはまるそうだ
97世界@名無史さん:03/09/23 08:40
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98世界@名無史さん:03/10/16 07:44
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99世界@名無史さん:03/10/16 09:51
>>11
権力者でも教祖としてのカリスマがなければ、俄か作りの新宗教は定着
しない
フランス革命の際の「理性の祭典」もそうだったろ
100世界@名無史さん:03/10/16 20:33
ゴスロリチャーン(・∀・)
101世界@名無史さん:03/10/16 20:46
軍事技術としてのナショナリズム
102 :03/10/24 22:09
↑近代兵器の一つだ。
103 :03/10/25 14:31
104世界@名無史さん:03/11/21 23:12
日本も
戦功ある軍人を「軍神」として担ぎ出すの好きだしな
いまだに監督にジーコやセゲオを担ぎ出したりしてるし
>信長に滅ぼされた本願寺も、似たようなことを言っていたようですなー。
「進めば極楽、さがれば地獄」「欣求浄土、厭離穢土」
アホな事をいうのは、仏教も例外ではないようで

間違えてはいけない。
信長は本願寺とは講和している(滅亡どころか未だに京都にも東京にもデカイ本願寺はある)
「厭離穢土欣求浄土」 は浄土宗の僧大樹が唱えたもので、しかも徳川家康の政治のスローガン。
意味も「戦乱の汚い世の中を止め、平和な世の中にしよう」の意味に後に変わっている。
いい加減な知識で人を馬鹿にしないほうがええとおもうけど。

106世界@名無史さん:03/12/12 18:28
ルーズベルトは呪い殺されてしまいましたw
107世界@名無史さん:04/01/17 06:15
辞書的には、軍事力は国家や同盟国家群や国内武装精力が行使する。
しかし、彼らが宗教を軍事技術として制御しているいるというより、
彼らが単に宗教的な考え方に囚われているから、軍事関連行動も
宗教臭くなる事の方が普通じゃないのかなあ。
宗教が票田になってる政党もあるし(外国だとキリスト教系は強い)、
政治家がハマりやすい宗教的儀礼行動もあるし(靖国神社参拝とか)。

いずれにせよ宗教の自己目的化があるので、手段として使う分には
かなり無駄が多くなるんで(靖国神社のおかげで自衛隊入隊者が
増えるか予算が増えるかしたとは思えない)、あまり軍事技術としては
有意義ではなさげ。
108世界@名無史さん:04/01/23 16:37
あげげげ
109世界@名無史さん:04/01/23 20:48
国家にとって宗教は、軍事技術よりも内政技術の面の方が大きいと思う。
狼は家畜化して犬になり、猪は家畜化して豚になったが、
本来の暴力的な性向が穏やかになり、従順になったという方向は共通している。
ヒトに対して同様の遺伝的品種改良をおこなった事例があるのかどうか知らないが、
geneではなくmemeのレベルで同様の品種改良をおこなう道具が宗教なのだと思う。
110世界@名無史さん:04/03/01 17:38
カクカク ,; ヘ⌒ヽフ  ブヒブヒ
    / (  ・ω・)) -=3  ←116
 ε//   し ∧∧
  ( (  __ノ( ;´Д`)アアン
   し(___人__,つ 、つ ←177
111世界@名無史さん:04/03/11 02:08
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112哲学的疑問:04/04/26 13:00
軍事技術として最強の宗教を造ることを目的として、
教義や教団組織を意図的に設計するとしたら、
どういう宗教になるんだろう?
良いとこどり(ないし悪いとこどり)で、
いろんな宗教の軍事的利点を集めてみたら、
どんな宗教になるんだろう?
113世界@名無史さん:04/05/12 00:41
>>112
その地域の若い男が飢えているものが天国に満ちていると説く。
 たとえば急激に貧富の差が拡大して女にあぶれた男が増えた地域では
「数十人の処女が天国で待ってるぞ」と。
 経済が未発達で女は行き渡ってるが酒が貴重品で酒に飢えているなら
「ヴァルハラで美酒を飲もう」と。
114世界@名無史さん:04/05/18 11:47
>>112
宗教そのものが最強の技術だよ。
精神的に強固な組織ともなる。
禁欲を可能にし、規律を維持し易い。
組織内の機密も守り易い。訓練に従順にし易い。
死も恐れなくなるだろ。

だから自爆テロは如何なる警察や軍隊でも防止できないんだよ。
クラウセビッツは戦勝を相手の精神を叩くことに求めたが、
宗教はそれを不可能にする。チェチェンが100年も抵抗してこれた原因だ。
そう言う意味では、テロリストが復古主義に基づくのも、戦前の軍部が
神道に基づいたのも、ブッシュが神懸りなのも、軍事的にはそれほど間違いではない。

だたし、政治的には問題ありだけどね。
ドグマにとらわれると柔軟性がなくなる。
トップはやはり世俗的でないとあかん。
古来、宗教こそが最高のイデオロギーであり政治の最大の
道具だな。宗教と軍事は政治の両輪だ。
しかも禁欲は富みさえも生み出す。
115世界@名無史さん:04/06/12 08:00
白蓮教の乱や太平天国の乱も宗教結社から一国家に迫るところまで来たもんね
116世界@名無史さん:04/06/12 08:27
そういう尺度だと、史上最強の宗教はマルクシズムじゃないかな。
神や天国地獄は存在しないとしても、
〈意味〉を保証する枠組みとして〈歴史〉が十分な代用になっている。
「青史に名を残すこと」が人生の最高の意義だった中華文明の世界観とは、
そのあたりで親和性が高かったのかもしれない。
117世界@名無史さん:04/06/16 13:22
今じゃあ自由主義や民主主義もそんな感じになってるぞ
押しつけイクナイ('A`)
118世界@名無史さん:04/06/20 20:37
特に千年王国思想は政治と結びつきやすいうえ大組織化するとコワー
119世界@名無史さん:04/06/25 01:14
シーク教国も強かったね。
120世界@名無史さん:04/06/25 03:30
宗教を軍事技術として採点してみると、
近代以前ではイスラムが最高点じゃないかと思う。
教義自体『戦士マニュアル』みたいな側面がある。

しかし近代化以降は、民族の「軍事的強さ≒科学技術水準」なので、
文化の基本構造が非宗教的な民族の方が有利になり、
「宗教≒文化」で世俗化しにくいイスラムは不利になってしまった。

核兵器を持った国同士が総力戦をやると惑星規模の破滅が起きてしまう。
つまり、核兵器の発明以後は戦争の意味が変わってしまうので、
ここでは考えないことにしよう。

工業化以後、核兵器の発明以前という段階では、
科学技術崇拝の傾向を持つ宗教が有利になるはずで、
その宗教は自らを「科学」と称することになるだろう。

白人至上主義は、自分たちの優越の根拠を科学水準においていたので、
それを自明な事実としておくために科学を発展させ続ける必要があった。
その最も先鋭な形態であるナチスこそ負けはしたが、
もう少し穏健にした形態は世界を数百年間支配した。
近代という段階においては、これが最強の宗教だったんじゃないか。
121世界@名無史さん:04/08/04 22:35
糸充 一 孝攵 会
122世界@名無史さん:04/08/08 22:59
文 魚羊 日月 軍団の武器ですな
123世界@名無史さん
ジェダイ教どうよ?