ルイ14世についてのおもしろいエピソード

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1世界@名無史さん
エピソードと後、感想も聞かせて下さい。
2世界@名無史さん:02/06/14 01:02
---------------------ここまで読んだ------------------------
3プラト-ン:02/06/14 01:29
青年時代は宰相に頭おさえつけられてた 
4世界@名無史さん:02/06/14 02:20
死後300年近く経ってから2ちゃんに糞スレ立てられたらしい
5世界@名無史さん:02/06/14 03:10
双子の弟がいたなどという噂があるが嘘っぱちだ、
とモンテスキューが書き残している。
14世本人だか、大臣の誰だかに訊いてみたらしい。
6プラト-ン:02/06/14 03:17
あの鉄仮面は一体誰だと思う? 
7世界@名無史さん:02/06/14 03:57
>>6
取り急ぎレオナルド・ディカプリオ
8世界@名無史さん:02/06/14 06:48
ある日食事の時、侍立していた一人の軍人が醜男だった。
彼を見た王の孫の嫁がその醜さを笑った。

王は彼のこれまでの武勲を語って曰く
「マダム。私にはフランス1の美男に見える」
9世界@名無史さん:02/06/14 08:09
「朕は国家なりィィィィ」と叫びながら自然国境説実現のために戦争三昧。
しかし膨大な戦費と商人に多くいたユグノー追放で国内経済ガタガタ。
結局ほとんど外征の成果は上がらず失意のうちに死去。
民衆はその死を大喜びしたという。

「1分で分かるルイ14世」でした。
10世界@名無史さん:02/06/14 09:22
>>5
詳細きぼんぬ
間接ソースでもいいから教えてくだされ
11世界@名無史さん:02/06/14 23:21
生まれたときから歯が生えていた。
おかげで、乳母が何人も替わった(らしい)
12世界@名無史さん:02/06/15 00:13
>>11
 でも、侍医が変なやつで歯を全部、引っこ抜かれた(ような気がする)
13世界@名無史さん:02/06/15 00:26
>>12
おまけに、下剤ガンガン飲まされて、
垂れ流しになってしまうので、しかたないから椅子をおまるに改造して、
部下と謁見したり、政務を執っていたりした。
どうしたことか、部下も王にあやかって、
椅子をおまるにする者が続出し出した。
14:02/06/15 01:03
>10
うーん……
モンテスキューを読んだのはもう随分昔のことだからうろ覚えだが
どこかの著作の中で、ルイ14世の功罪について書いているくだりがあって、
(廃兵院を作ったのは間違いだったとか言ってる)そこでなにげなく
もののついでのように「双子の弟なんていなかった」と書いてたと思う。

多分、『ペルシア人の手紙』か『ローマ人盛衰原因論』か
『法の精神』のどれかだと思うんだが。多分これしか読んだことがないし、
少なくとも邦訳された作品の一つであることは間違いない。
15世界@名無史さん:02/06/15 01:54
バレエが好きで自分で曲書いたり踊ったりしたのって
この人だっけ?
16世界@名無史さん:02/06/15 03:48
廃兵院って、絶対国家らしい施設ですよね。
ナポレオンのあの国民の消耗ぶりにくらべたらなんと道義的にかなうことか。。。!!


やっぱ傭兵の時代の方が兵士はくらしやすかったでしょうね。とくにルイ14世なら金払いよさそう。
17世界@名無史さん:02/06/16 23:27
ルイ14世の正妻「マリア・テレサ」(スペイン王フィリッペ四世の娘で従姉妹)
は丁子とかニンニク入りのチョコレートを山ほど食べる人だったので歯が真っ黒だったそうな・・・
ルイ14世は最初からうんざりしちゃったらしい・・
18世界@名無史さん:02/06/17 00:01
初体験は15歳の時。
相手は超熟女ボーヴェー夫人、45歳。
19世界@名無史さん:02/06/17 00:06
ママンより年上っすか
20世界@名無史さん:02/06/17 00:21
ルイーズ・ド・ラ・バリエールはその後の愛人になるのか?
21世界@名無史さん:02/06/17 00:52
>>20
一応、「マンチーニの娘」がいるみたいね。

それはさておきナントの勅令はなんで撤回されたの?
22世界@名無史さん:02/06/17 01:29
やたらと世界史の先生が「精力絶倫」と強調していたなあ。
あと、宴会で参加した貴族に、吐くまで食べさせて喜んでいたらしい。
23世界@名無史さん:02/06/17 23:53
>>21
晩年マントノン夫人と秘密結婚したからその影響ってどうなのかな?
国内をカソリックによって宗教的に統一しようと「ナントの勅令」を廃止したけれど
結局有能な商工業階級のユグノーがネーデルランドとかプロイセンに亡命しちゃった
のでフランスの経済発展は大きな打撃を受けたんだから、結論的に言えば自分の首絞
めた様なものだと思うなー。
せっかくコルベール主義で王室の経済豊かになったのにねー。
24世界@名無史さん:02/06/17 23:56
>>23
でもヴェルサイユ宮殿造営とか無駄使いが過ぎたのも財政苦しくなった原因ではないのか?
25世界@名無史さん:02/06/18 00:06
>>24
儂は戦争のしすぎではないかと思うぞ。
しかしスペイン継承戦争に勝ってさえいれば元は取れたんろうな。
26山野野衾:02/06/18 00:15
>17
でも物凄く明るい性格のチビ王妃で、機嫌が良い時には小さなお手てを擦り
合わせてワハハと笑ったそうです。(王と寝た翌朝とか。)
彼女が死んだ時王は「これこそ彼女が朕に初めて与えた悲しみである。」と
嘆いたとか。マリア・テレジア(若い頃は綺麗)とどっちが良いかな。
27世界@名無史さん:02/06/18 00:21
自慢は脚線美
28世界@名無史さん:02/06/18 01:15
>>17
ニンニク入りチョコレートがどんな味だか気になる。
29 :02/06/18 01:27
ルイ14世、死ぬ直前に遺言を書き直して
摂政にいぢわるこいた、という話聞いたんだけど。
30世界@名無史さん:02/06/18 01:30
ニンニク入りチョコって精力剤じゃないかな。
今で言うガラナ・チョコみたいな。
31世界@名無史さん:02/06/18 01:42
愛人は
ラ・ヴァリエール

モンテスパン夫人

マントノン夫人

でいいのかな?
32世界@名無史さん:02/06/18 03:34
>>31 
有名どころはそうだと思う。
モンテスパン夫人VSマントノン夫人に嫌気の差した王は一時期スーピーズ公女、
マリー・アンジェリク・ド・ラ・ファンタンジュ嬢を傍らにおいていたらしい。
二人とも皮膚病にかかって失脚。特にマリー・アンジェリクは体中浮腫んで苦痛
にさいなまれて死んだらしい。どうもヒ素と赤い硫黄が盛られたらしいよ。
(合掌)
33世界@名無史さん:02/06/18 03:42
>>30
食べた後口臭そうだよね、「にんにくチョコ」。キスしたくねー!
34:02/06/18 21:31
ルイ14世の元では料理も芸術だったらしく、
ある料理係はたった一皿を失敗して自殺したとか。
35世界@名無史さん:02/06/18 21:34
>32
犯人は黒ミサ夫人モンテスパン?
36世界@名無史さん:02/06/18 23:47
>>35
呪い師ラ・ボワザンの元で死産児ののどを切って出た血を身体に浴びる黒ミサしてもらって
いたという話ありましたね。藁
あの頃のモンテスパン夫人ならやりかねなさそ。
文献とか記録とかから察するとどうも「更年期障害」っぽい。
やたらとデブになり、喜怒哀楽が激しくて王も嫌がっていたからね。
37世界@名無史さん:02/06/19 00:10
>モンテスパン夫人
肖像画見ると派手なオバちゃん(富士真奈美系)って感じで
あまり美人に見えないんですけど。
当時のフランスじゃ美人?
38世界@名無史さん:02/06/19 00:16
ルイ14世は禿るタイプでヅラ職人をアーチストと呼びヅラを取った姿は王と職人しか知らないらしい・・・
39世界@名無史さん:02/06/19 00:43
>>26
子供っぽくて粋な会話とかできない人のだったみたいだね。
ユーモアのセンスも無かったとある。スペインの尼さんや白痴の小人、しつけの良くない
ペットの犬と遊んで喜んでいたようだ。
王様好みの金髪ではあったけど中身は好みじゃなかった。
しょうがないよな、王家の結婚なんて愛情二の次、利益十分じゃないとしないから。
マザラン枢機卿はしてやったりだったろうけど。
王はマリア・テレサの対面はちゃんと守ってあげてたよね。王妃としての。
でもその死後二年後にマントノン夫人と秘密結婚しちゃうから愛情は無かったみたいだな。
勿論「女帝マリア・テレジア」の勝ちと思うけど?
40世界@名無史さん:02/06/19 01:41
>>37
モンテスパン夫人って王の愛人だったルイーズ・ド・ラ・バリエールの侍女してた人。
バリエールの友人でもあって宮廷の噂話とか王を飽きさせない会話ができる女性でそのあたりが
王のお気に召したみたい。
夫のモンテスパン侯爵は今で言うDV旦那で結構大変だった様だよ。王の子供生んだときは。
偽の葬式までしたそうな。妻も殴り倒したというし。(気持ちは分るな)
ともかく機知に富んだ会話が良かったみたいだね。要は「口のうまさ」だった。(藁
41世界@名無史さん:02/06/19 16:57
素朴な疑問ですが、何で当時のフランス宮廷では○○夫人と言った
既婚女性が堂々と王の愛人になれたのでしょうか?
42世界@名無史さん:02/06/19 20:07
未婚の女性は、侍女とかやれない規則ができたんじゃなかった?
43世界@名無史さん:02/06/20 00:00
王に謁見できる身分を考えると伯爵夫人とか侯爵夫人とかにならないと無理ですよね。
そういう立場の人(身分が高い貴婦人)しか王の周りにはいなかったと思います。
それに王の愛人になることは名誉だったわけで(お金も儲かるし)既婚・未婚なんて
気にしなかったんじゃないかな?
夫が仕掛けたりすることもあったようですよ。妻を王の愛人となるように。
44世界@名無史さん:02/06/20 21:42
>42-43
ありがとうございます。
45世界@名無史さん:02/06/21 00:56
>>44
いえいえ、こちらこそ。
王の子供生めば庶子とはいえ、生まれた時から「伯爵さま」とかになっちゃうし
愛人本人も宮廷内の地位は安泰ですからねー。
一族の立身出世もかかって来るし。頑張っちゃうのでしょうね。(笑)
46世界@名無史さん:02/06/21 00:58
>>38
そういえば晩年の肖像画見てもふさふさしとるんはありゃカツラでしたか!
王のバーコード頭想像すると笑える!
47世界@名無史さん:02/06/21 22:46
>>46
自分だけかつらをかぶればよいものを。自分の禿げが
嫌だからって、宮廷中にかつらをはやらせたんだよね。
48世界@名無史さん:02/06/24 10:36
>40
ヴァリエールの侍女?
王妃の侍女同士じゃなかったの?
そういえば、あくまでフィクションだけどマントノン夫人の伝記『王の小径』
ってあったね。
49世界@名無史さん:02/06/24 12:53
 王妃ってヴァリエールの胸に抱かれて亡くなったそうですが
それって、友情?同情?悲しいエピソードですよね。
50アマノウヅメ:02/06/24 15:43
>>49
いいエピソードですが、残念ながら史実ではないでしょう。
ラ・ヴァリエール嬢は、王の庶子を3人生んで、女侯爵になりましたが、
寵姫とは罪深いそんざいだと考え、30歳位で、修道院の中でも最も戒律の
厳しいカルメル会の修道女になり、一生を過ごしています。

晩年を修道院で過ごした貴婦人は多いのですが、下宿人のようなもので、
本当に修道女になったのは彼女だけでしょう。
51世界@名無史さん:02/06/24 16:20
             ∧_∧
            ( ´−` )
           ⊂    つ
━━┯┌───────────.┐━━┯━
  ...|│     ウ ヅ メ に      │  ...|
━━┷│                .│━━┷━
    .│      エ サ を     ..│
    .│                .│
    .│    与えないでください   .│
    .└───────────.┘
52世界@名無史さん:02/06/24 18:09
>50
>30歳位で、修道院の中でも最も戒律の 厳しいカルメル会の修道女

源氏物語のキャラみたい。
53世界@名無史さん:02/06/25 19:57
ところで、ルイXIV世の親父は、本当にルイXIII世なの?
54世界@名無史さん:02/06/25 20:01
もし違っても妻の母がルイ13世の妹だからその後の血統はだいじょうぶ(何が)
55世界@名無史さん:02/06/28 02:41
夜な夜な宮殿の壁伝いに女の部屋に忍び込んでたらしい。
56アマノウヅメ:02/06/28 17:45
>>53
限りなく怪しいけど、否定できるほどの根拠はないってとこでしょう。
ルイ13世はホモだし。

るさん、参加してくださいよ〜〜〜
57世界@名無史さん:02/06/28 22:00
>ルイ13世はホモ

マジ?
58世界@名無史さん:02/06/28 22:07
みたいよ。じゃあ14世の弟フィリップもちがうのか?
59世界@名無史さん:02/06/28 22:12
                                |___|'' - .._
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                                ,=|   | | | |
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             r'ムl>~~]二ニ'了            |  |l  | |‐'| | |       -=彡:l、'_ゝrー''ニ々、
            /_,i   |  /              |  ||  | | | l :|       .ィ", ム ,r'"´  {ミ '_ゝ
           ノノ Ll__レ>                 |  ||.. | | | |! |   _///   /     ,~;~
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 ̄|_厂 ̄ノノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:!  _.. -‐''"    \,|  |:!
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                    │  │                    |  || /


     ウヅメの豚が自由を求める市民の手によって血祭りにあげられたようです
60世界@名無史さん:02/06/28 22:16
雅やかな歴史絵巻
61山犬:02/07/03 19:27
>>14
亀レスで恐縮ですが、ルイ14世は大のバレエ好きで、彼の「太陽王」という
呼び名も、彼が「夜のバレエ」で太陽の役を演じたのがきっかけです。

ちなみに、この当時はバレエは全て男性によって演じられていて、
女性が舞台に上がるようになるのは17世紀の終わり頃になってからです。
62世界@名無史さん:02/07/29 12:15
あげとく
63世界@名無史さん:02/07/29 12:22
ルイMはパパに似ていなかったんだよねェー
64世界@名無史さん:02/07/29 12:42
実は在日
65世界@名無史さん:02/09/02 11:04
age
66世界@名無史さん:02/09/02 11:19
糞つまりで死んだって聞いた
67アマノウヅメ:02/09/02 12:20
死因はなんだったっけ?
それよりも、たった一人の嫡出子のルイは早死にするし、ルイの3人の王子
の内、じい様よりも長生きしたのはスペイン王になった次男だけなんですね。
孫、孫の嫁、ひ孫と次々に死んでしまう。残ったのはひ孫ひとりだけ。
毒殺説も出て(容疑者は甥のオルレアン公)もうパニック状態で、悲惨な晩年です。
68世界@名無史さん:02/09/02 18:13
ルイ14世、昨日9月1日が命日です。
69世界@名無史さん:02/09/02 18:40
ルイ14世が白タイツをはいて直立してる有名な肖像画があるけど、あのルイ14世の
髪の毛は地毛なのか?それともカツラ?
70アマノウヅメ:02/09/02 18:51
>>69
あれは、10台の時の肖像画のはずですが、鬘じゃないでしょうか。
大体ルイ13世が禿げてたので鬘の流行が始まったといいますから。
あれだけキチンとセットするのは手間がかかります。
カールして寝ると眠れないでしょう。
71 :02/09/02 19:05
アフリカサッカー専用の掲示板立ち上げました
よかったら遊びに来てください。
アンゴラからジンバブエまで情報充実させます!!
http://jbbs.shitaraba.com/sports/3619/
72世界@名無史さん:02/09/02 19:05
>>69
イアサント・リゴーによる絵ではないでしょうか。
1701年製作だとすればルイ14世の晩年で、もう老境だと思われます。
御参考までに
http://www.ne.jp/asahi/art/dorian/R/Riguaud/Riguaud.htm
73bloom:02/09/02 19:09
74アマノウヅメ:02/09/02 19:16
>>69
ああ、あのフランス王の正式な肖像画ですか。あれなら60台だったか。
私は、バレエやってる肖像画かと思ってましたので。
あれならもちろんカツラです。

>>72さん、有難うございました。

>>73さん変な画像はやめてくださいね。
75世界@名無史さん:02/09/02 21:00
近世のヨーロッパ人のカツラの変化って作曲家の肖像画を見てるとよく分かる。

17世紀のカツラはバッハやヴィヴァルディみたいに、もじゃもじゃで長いカツラが一般的
だったみたいだ。
18世紀になると、モーツアルトみたいにクルクルに巻いたカツラが多いよね。
で、19世紀に入るとベートーベンやシューベルトのようにカツラを被らなくなった。
76世界@名無史さん:02/09/02 21:02
そういえば、髪粉ってどんなもんなの?
77アマノウヅメ:02/09/02 21:37
>>76
私も、正解にたどりつけないのですが、小麦粉、コーンスターチなどの
食べ物とは思えません。頭をネズミに齧られてしまう。

サドの『美徳の不運』に健気な乙女が医者かなんかのドけちな家の女中になって
髪粉を作るために毎日壁の漆喰を削らされたということになっているから
漆喰でもないと思います。

シッカロールみたいなものじゃないかと考えてるんですが、シッカロールの
原料何でしたっけ?

とにかく見た目はそういうものです。
白い粉で、髪を白っぽくすると子供のイメージがあるというので
流行ったそうです。
とにかく若いのがいい世の中だったので。
78世界@名無史さん:02/09/02 21:48
フランス軍がネーデルラント(オランダ)を侵略した時に、ルイ14世は戦いの途中で愛人に会いに
行ったりしてたらしい。
結局、ネーデルラント侵略は失敗に終わったが、当然と言えば当然か。
79世界@名無史さん:02/09/02 21:58
>>78
ネーデルラントの国土の1/4は海面より低い位置にあるという地形を利用して
堤防を破壊し、国土を水に浸してフランス軍の進撃を阻止したそうな。>ネーデルラント
80世界@名無史さん:02/09/02 22:11
>>79
速攻で全土を制圧すればよかったのに、占領地を固めたりのろのろしていのが
敗因らしいけど。
まぁ、大コンデとチュレンヌ率いる大軍を擁しながら、陸軍はまるでダメの
ネーデルラントに負けたのは情けないね。
81世界@名無史さん:02/09/02 22:18
フランスの王家には詳しくないけど、ヨーロッパには何ヶ国ぐらいルイ14世
の親戚にあたる王がいたの?
82世界@名無史さん:02/09/02 22:22
豪華な暮らしで有名なルイ14世だけど、子供の時は苦しい逃亡生活で苦労した
みたいだね。
国で反乱が起きて逃げてたんだっけ?
83アマノウヅメ:02/09/02 22:26
ルイ14世という人は「王様の天才」だったんじゃないかと思います。
名を残した専制君主は、たとえばエリザベス1世ならサッチャー首相並
には有能だったろうし、フリードリッヒ2世はいつの時代にも将官勤まるし、
イサベル1世は修道会の開祖になって、聖イサベル・ド・カスティーリアとか
呼ばれていそうだし。

ルイ14世は他に何も思い浮かばない。王様に生まれてなかったら、タダの人
でしょう。
しかし、王様として非凡なのは自分の生活すべて見世物にして喝采を浴びた。
これは、大変なことで、ルイ16世もマリー・アントワネットも私生活を
守ろうとして身を亡ぼしてます。

84アマノウヅメ:02/09/02 22:31
>>82
フロンドの乱ですね。
これを元ネタにした「ダルタニアン物語」の「二十年後」は面白いですよ。
85:02/09/03 00:11
ルイ14世出てくる映画3本。

「モリエール」主要登場人物:モリエール、ルイ14世、リュリ
「王は踊る」 主要登場人物:リュリ、ルイ14世、モリエール
「女優マルキーズ」主要登場人物:マルキーズ、ラシーヌ、モリエール、ルイ14世

こしてみると、人々がイメージする「ルイ14世の時代」がよくわかる。
86世界@名無史さん:02/09/03 02:44
>>85
あと「宮廷料理人ヴァテール」とか。
87:02/09/03 03:04
みてないのだよ>86
察するに、ニコラ・フーケが絡んでいるか?

あと、有名モノでは「仮面の男」だがこれはちょいとなぁ。

#しつこいが、「もりえーる」はよい。
#グローブ座もなくなるみたいだし、関係ないけど。
#渡辺守章も*げちゃったし。
88世界@名無史さん:02/09/03 05:22
>83
ルイ14世はダンス好き。 宮廷舞踊の趣味が嵩じて芸術化が進み、
バレエの創始者となった。 太陽王というのも宮廷バレエで太陽神
アポロンの役をやっていたから(という説もある) 一応バレエの
歴史では有名人。(金があったからというのはイザベルが修道院を
つくれたのも金の力だから同じこと)
89世界@名無史さん:02/09/03 05:27
88の話は61で山犬さんが既に書いてました。
漏れもそうだが 83もレスをちゃんと読まずに脊髄反射レスしているん
ですねぇ
なんか皆がそんなような気がしてきた。
90世界@名無史さん:02/09/03 16:35
9月1日は命日でしたね
91世界@名無史さん:02/09/03 19:22
当時の男性はカツラをかぶってたけど、女性はどうだったの?
92アマノウヅメ:02/09/03 19:44
>>91
女性は自毛です。
ルイ14世の頃は、それほど凝った結い方はしてませんが、
寵姫のフォンタンジュ嬢が流行らせた「フォンタンジュ」という髪型は
高く結い上げてますね。

ロココになると猛烈に凝った髪形になりますが、あれもかもじを
たくさん入れて自毛で結うんで、めったに洗えず、恐ろしく不潔です。
93シッコマン:02/09/03 20:04
ほう! それはおしっこだね!
94世界@名無史さん:02/09/04 18:47
映画「仮面の男」を見た人いますか。
95世界@名無史さん:02/09/16 23:08
age
96世界史@無学:02/09/17 05:04
>>88
ルイ14世はバレエで食えるんか?
カネ出すほうでなくて、カネ貰うほうになってもやっていけるか?
ウヅメさんが言ってるのはそのへんだろ?
普通のうちに生まれても有名になれるかってんで

イサベル1世なら今でも修道会くらい作れるだろ
ちゃんと読めよな!
97世界@名無史さん:02/09/17 05:56
>>96
本人か 馬鹿なファンかもしれんが 糞して寝ろ。
そして起きてくるな。
98世界史@無学
>>97
ファンってほどじゃないが面白いじゃないか
オレは当分はこられんから喜びな