144 :
世界@名無史さん:02/05/06 20:08
>>142 リーヴィ人ともいいますね。
言語はフィン系ですが、ラトヴィア語の強い影響があります。
外見はほとんど白人ですよ。
フィンランド人なんかと同じ。
145 :
世界@名無史さん:02/05/08 15:25
かつてペレストロイカの最中に、あるエストニアの学者が、今日のロシア人は、
モンゴルに征服されたときにロシア女性がモンゴル男性に強姦されて生まれた
人間の末裔であり、だから野蛮なのだという趣旨の発言をして、物議を醸した
ことがあるそうです。
しかしそれをいうなら、エストニア人だってアジア系民族の血が混じって
いるんじゃないのか?といいたくなる。
こういう発言が出てくるのは、結局バルト三国の人々が、現在の自国の姿に
満足できないからだろうけど。
147 :
【^▽^】足軽浪人ジョーカー@長屋:02/05/08 19:52
チャールズ・ブロンソンの両親はリトアニア出身だけど、
バルト系でなくカライム系(ユダヤ教カライ派信徒のトルコ系民族)
という噂があるとか。
148 :
【^▽^】足軽浪人ジョーカー@長屋:02/05/08 19:57
>145
以前、アイルランド人の知人も「ロシア人はモンゴロイドに
近い。彼らはモンゴル人の混血だしね」と言っていました。
ロシア人をモンゴル人混血だのモンゴロイドに近いだのと
いう通念はロシア・ウクライナ以外の欧州に共通して多い
のかな?
149 :
世界@名無史さん:02/05/09 22:36
なんかEUって会員制クラブを連想させるね。
クラブに入ろうとして待ってる人間は、自分の後ろに並んで待ってる人間が
目障りでしょうがない、みたいな感情があるんじゃないかな。
150 :
世界@名無史さん:02/05/10 13:01
旧ソ連を崩壊から守ろうとしたラトビア系ソ連軍人アルクスニス大佐はいまいずこ?
151 :
世界@名無史さん:02/05/11 14:02
リヒャルト・ワーグナーは一時期
リガで指揮者をしていた。
152 :
世界@名無史さん:02/05/11 15:29
>>150 その後モスクワ近郊のジュコフスキー市副市長になった。
いまでも副市長をやってるかはわからない。
153 :
世界@名無史さん:02/05/11 15:36
そういや田中スレにもさっき書き込まれていたけど、
田中芳樹がバルト海の作品書いたようだね。
154 :
世界@名無史さん:02/05/11 17:05
>>151 借金を踏み倒してリガから夜逃げしたとか。
155 :
世界@名無史さん:02/05/11 20:07
156 :
世界@名無史さん:02/05/12 02:47
>>150 アルクスニス大佐は、現在もロシアに住んでいるはず。ブラックリスト
のため、ラトヴィアには帰国できない。というか、そもそもラトヴィッチ
のはず。
1998年ごろのBalticTimesに、ラトヴィアの新聞に載ったインタビューが
翻訳されていて、そこではいまだに「祖国はソ連、ソ連が復活して、ラトヴィア
がその一部になるのが当然のこと」と、ロシア人共産主義者顔負けのことを
いっていたな。
植民地の人間が本国以上に過剰同化して過激な宗主国主義者になるのは、
日本植民地下の朝鮮や台湾、それから国民党統治下の台湾でもよく
見られた現象ですが、彼もその典型だということです。
というか、ラトヴィアは、バルト3国の中でも、現在でもアイデンティティが
最も危うい国ですね。
157 :
世界@名無史さん:02/05/12 06:42
156さんするどいね。
158 :
世界@名無史さん:02/05/12 15:01
159 :
世界@名無史さん:02/05/12 15:10
>>155 確か15世紀だったような。本屋でぱらぱらとめくってみただけなので、
覚えていない。
読むの価値もない土泣訴本だったような覚えがある。
160 :
世界@名無史さん:02/05/12 18:44
>>159 15世紀ならハンザ同盟の時代ですね。
リガには「ブラックヘッドのギルド」という建物が残っていますが、
これは14世紀に建設されたギルドハウスです。
ドイツ軍に破壊されましたが復元されました。
ちなみにハンザ同盟の起源は、1241年にリューベックとハンブルクの
間で交わされた都市協定です。
その目的は、通商交通路の安全を確保することでした。
161 :
【^▽^】足軽浪人ジョーカー@長屋:02/05/12 21:26
クーデター未遂事件のときに自殺したプーゴ内相もラトビア人。
162 :
世界@名無史さん:02/05/12 22:06
>>156 リトアニアやエストニアはどういうところにアイデンティティを
求めているのですか?
>>162 バルト三国がロシアの影響から逃れるために、なにはともあれ
NATO と EU に加盟しようとしているのは、特に北欧諸国と
比較したときに多少の疑問を感じることがありますよね。
エストニア人は他のバルト国やロシア人と違うフィン系ということで、
文化や言語では明確な自意識があるでしょうね。
165 :
世界@名無史さん:02/05/13 00:46
以下の話は自分ではそうだと思ってますが自信はない。
本当でしょうか?
国際連合を作る時に、ソ連がなかなか入ると言わない。
冷戦のきざしはもう始まっていた。
困った米英は、ソ連におまけを付けてワルシャワ諸国の
数を増やした。そのために国連に、ソ連一国なのに
バルト三国やウクライナの議席ができた。という話は?
>>165 議席を持っていたのはウクライナと白ロシアですね。
アメリカなどは最後までバルト三国のソ連併合を
認めなかったし。
>>165 なんじゃその滅茶苦茶な話は。
スターリンはソ連の全共和国に対して国連での議席を要求し、その代わり
アメリカに3つの議席を与えるという条件を出していた。
結局、第2次世界大戦で多大な被害を蒙ったという理由で、ウクライナ・白ロシア
に議席が与えられ、ソ連・ウクライナ・白ロシアの3つの議席を持つことになる。
168 :
世界@名無史さん:02/05/13 20:57
バルト系諸言語の中で、もう死語になってしまった言語って
どのくらいあるの?
169 :
世界@名無史さん:02/05/13 22:09
バルト系ではプロイセン語ほか多数
フィン系ではリボニア語ほか多くの言語が消滅の危機にある
170 :
世界@名無史さん:02/05/14 01:00
もう話す人が少なくなってるのかな?
171 :
世界@名無史さん:02/05/14 01:04
>>167 というか、ソ連は「(当時のキューバとか、その他の中米諸国のような)
米国の衛星国が数カ国加盟しているんだから、こちらももっと寄越せ」と
要求したのが理由だったのであって、必ずしもソ連加盟共和国すべて
だったんじゃなかったと思います。
それから、
>>167の言うとおり、バルト諸国はソ連時代の国連加盟国
ではありませんでした。
>>165の思い違い。
172 :
世界@名無史さん:02/05/14 14:51
>>170 プロイセン語は1677年に、この言語を知っていた最後の老人が
死んでしまって消滅。
173 :
世界@名無史さん:02/05/14 18:26
キリスト教化されたリトアニア人やラトビア人がドイツ騎士団や帯剣騎士団に
対抗して独自文化を保てたのに、古プロイセン人がそのまま抵抗しきれず
消滅してしまったのは何故なんでしょうか?
174 :
世界@名無史さん:02/05/15 15:44
>>173 やっぱりプロイセンの場合、ドイツ化政策が徹底していたからじゃないかな。
プロイセン人とドイツ人の間には法的な差別もあったから、同化するしか
なかったとか。
>173 坊やだからさ。
176 :
世界@名無史さん:02/05/16 03:54
>>173 激しく抵抗して皆殺しにされたせいでは
(キリスト教化されていないから組織力も無かったし)
177 :
世界@名無史さん:02/05/16 10:24
“機密の島”にようこそ
バルト三国の最も北の小国・エストニアはバルト海沿いに約千五百もの美しい
島々を領有している。しかし、スターリンは一九四五年から翌年にかけ、
エストニアの全海岸線をエストニア人に対して閉鎖してしまった。
これらの島々を伝ってスウェーデンやフィンランドなどに脱出・逃亡する住民
を阻止するためだ。冷戦もたけなわとなると、三つの大きな島であるサレマと
ヒウマ、ムフにはミサイル基地が建設され、機密の島となった。
半世紀以上も閉鎖されてきたこれらの島々を今後は日本人を含む外国人観光客用にも
幅広く開放しようと今、エストニア本土の港町・ビルツから海を隔てて約八キロ先の
ムフ島のクイバスツ市まで鉄橋を架ける計画が進んでいる。
「完成すれば、ソ連崩壊後、自由で開かれたエストニアのシンボルになる」
というわけだ。ムフ島とすぐ西隣のサレマ島の間は極端な浅瀬ですでに道路が
走っている。本土とムフ島に橋が架かれば風光明媚(めいび)な島巡りが車で
容易に可能になり、エストニアの懐も潤うという胸算用もある。
外務省がやけに熱心に説明してくれると思ったら、「日本もぜひ、建設に
協力を」と資金援助の要請もちゃっかりと付いていた。(斎藤勉)
178 :
世界@名無史さん:02/05/18 02:20
エストニアの島には
スウェーデン系の住民が少数居たらしいが
第二次大戦中、スウェーデンに立ち退かされたらしい。
179 :
世界@名無史さん:02/05/18 20:06
>>178 それはナゼ?
やっぱり、危険だからということ?
180 :
世界@名無史さん:02/05/20 13:14
>>173 バルト三国とは直接関係ないけど、18世紀のポーランド分割後、
ポーランド人に対しても「同化政策」が行われましたよ。
ポーランド人シュラフタの土地を買い上げてドイツ人農民に植民させたり。
あと、ポーランド人のドイツ名への改名とか、ポーランド人のアメリカや
ドイツのルール工業地帯への移住とか。
181 :
世界@名無史さん:02/05/21 21:12
バルト三国もNATOに加盟する公算が大きくなってきたとか。
今年11月にチェコのプラハでNATO首脳会議が開かれるけど、
バルト三国への投資を拡大する欧州諸国が三国の加盟を強く主張。
182 :
世界@名無史さん:02/05/21 21:53
>>180 ポーランドでもWW2後にポーランド領に残留したドイツ系に対して同化政策が行われた。
一方、ドイツでもスラブ系のゾルブ人が同化の危機に瀕してるわけだが。
183 :
世界@名無史さん:02/05/27 18:04
欧州最大のポップ音楽祭 バルト3国今年も栄冠 ラトビア、欧州仲間入りの好機?
[2002年05月27日 東京朝刊]
【モスクワ26日=斎藤勉】欧州最大のポップ音楽祭「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」
の第四十七回大会が二十五日夜、エストニアの首都タリンで催され、「アイ・ウォナ
(I・Wanna)」を歌ったラトビアの二十一歳のジャズ・シンガー、
マリヤ・ナウモバさんが優勝、昨年のエストニアに次いで二年連続でバルト三国勢
に栄冠をもたらした。
冷戦時代から四十七年の歴史を刻んだ同音楽祭は欧州とロシアなどで毎年
約三億人もがテレビを見るといわれる。
昨年のデンマーク大会ではポップソング「エブリバディ」でエストニアが
旧ソ連諸国として初めて優勝、自動的に今年の開催権を得て大騒ぎとなった。
バルト三国は今年十一月の北大西洋条約機構(NATO)加盟と二〇〇四年の
欧州連合(EU)加盟を目指している。旧ソ連各国の中で人口最少国のエストニア
(現在約百三十七万人)は世界から脚光を浴びる今回の音楽祭の開催を
「バルトの小国が欧州への脱却・統合をアピールする絶好の機会」として国を
挙げてPRに努め、世界各国から千人のジャーナリストが詰めかけた。
昨年同様、今年もバルト勢の優勝を予想した専門家はほとんどおらず、
ラトビアの優勝が決まった瞬間、六千人のファンで埋まった会場は祝福のダンスや
大拍手、掛け声で騒然となった。
>>183 しかし、いったいいつまで「旧ソ連」というまくらことばを
つければ気がすむのかしらん。
186 :
世界@名無史さん:02/05/29 10:27
旧ソ連の連邦制は地球連邦政府への第1歩だったのに惜しいことをしたね。
世界中がソビエトの名のもとに労働者の血の団結と自由の政府で統一されれば
今日のアメリカ帝国主義の利権空爆を阻止することができた。
どの道21世紀中に再び世界ソビエト政府構想が復活するだろう。
日本も自主的に加盟し、天皇を廃止し、非武装中立を実現し、世界市民として
行動すべきだという事ですね。
187 :
世界@名無史さん:02/05/29 20:35
それなら、今すぐ愚民どもに叡智を授けてみせろ!!
ひとりのこらずな。
それが出来なければ、共産主義なんて夢のまた夢。
>>173 http://plaza4.mbn.or.jp/~tactic/15m.html >ドイツ騎士修道会は、1230年9月に教皇グレゴリウス9世の教勅を得て
>プロイセン地方に進出し、プロイセン人を異教徒として殺害し始めました。
>プロイセンにおける征服活動は順調に進み、1283年には征服を完了、
>プロイセン人の多くを殺すか奴隷にして、彼等の財産を奪いました。
>戦闘で荒れた土地はドイツ人の入植者たちによって新たに耕されます。
>ドイツ騎士修道会の攻撃を何とか逃れたプロイセン人たちは、
>大量の難民となってリトアニアに流れこみました。
原住プロイセン人は2度(1241〜1252年と1260〜1283年)に渡って大反乱を起こして、
(鎮圧されたものの)そのことがより苛酷な弾圧とジェノサイドへとなったらしい。
189 :
世界@名無史さん:02/06/06 21:37
ttp://www.worldtimes.co.jp/ 【CIS】ラトビアとロシアのネオナチ組織が合流
議席獲得を目指す
【モスクワ6日大川佳宏】ラトビアからの報道によると、ロシアの代表的なネオナチ組織
「ロシアの民族的統一」(RNE・バルカショフ代表)のラトビア支部は六日、
ラトビアのネオナチ組織「ラトビア人民民主主義党」に合流した。ロシア人に対する
反感が強いラトビアで、双方のネオナチ組織が合流するのは極めて異例。
RNEは一九九四年からラトビアでの活動承認を求めていたが、現在まで
ラトビア政府の許可は下りていない。このためRNEは、すでに政党登録を
している「ラトビア人民民主主義党」に合流し、組織の合法化をはかったもの。
両組織は今後、「戦闘組織」を創設すると明言しているほか、議会での議席獲得を
目指す。ラトビアでのネオナチ活動が活発化する恐れがある。
ラトビアでは、ラトビア人57%に対し、ロシア人30%の人口構成。ソ連軍の撤退後、
ロシア系住民を中心に失業率が高まり、特にロシア系の若者の間にネオナチ思想が
広がりつつある。
↑うーむ、あのラトヴィアでこんなことが起きるとは。
万国のネオナチよ、団結せよ!ということかな。
190 :
世界@名無史さん:02/07/12 23:03
ラトヴィアに「愛国と自由の党」という右翼政党があって、
ヨーロッパ各国の同類と連携しているとか。
191 :
世界@名無史さん:02/07/15 01:59
ケーニヒスベルク大学を復活させる事はできないものだろうか?
192 :
胃炎患者ジーモン@病床:02/07/15 02:56
ケーニヒスベルクといえば今度カリーニングラードでロシア・ドイツ・ポーランド・オランダの極右組織が合同集会を開くそうな。
193 :
胃炎患者ジーモン@病床:
クライペダ(メーメル)に住んでいたリトアニア人は戦後ドイツ人と共に追放されたのかな?