なんでも今年度から世界史のトピックスも頻繁に取り入れるらしい。
その第一回はカエサル。
世界史板の住民はこの番組をどう評価する?
番組の批判、解説、補足等々なんでも語り合いましょう。
2 :
世界@名無史さん:02/04/03 21:46
塩野七生は日本語が下手だなあ。
ボケかけてきたのか?
3 :
世界@名無史さん:02/04/03 21:49
この再現フィルムはこの番組のために作ったのか?
4 :
世界@名無史さん:02/04/03 21:50
>>2 あの人は前からそう。
外国に長く住んでると、どうしても母国語の会話能力が衰えるらしい。
5 :
世界@名無史さん:02/04/03 21:57
6 :
世界@名無史さん:02/04/03 22:00
なんかカエサルと小泉を重ね合わせるような作りでちょっとあざとかったな。
小泉はどっちかと言うと元老院側の人間だろうに。
7 :
世界@名無史さん:02/04/03 22:01
チョンにも選挙権をやれと言いたいんだろ、NHKは
8 :
世界@名無史さん:02/04/03 22:01
とりあえず、名言とか原文で見たい。
どうでもいいが、世界史ネタはこれが第1回ってわけじゃないよ。>1
以前にも、サラエヴォ事件や、三国志ネタを扱っている。
10 :
世界@名無史さん:02/04/03 22:55
クレオパトラン、触れなかったねえ。
まあなんつーか、
映像の使い回しが多すぎたのは
なにかの規制なのかしらん。
11 :
世界@名無史さん:02/04/03 23:01
番組で元老院側の首領とされていた小カトーって最後はどうなったの?
12 :
世界@名無史さん:02/04/03 23:05
ルビコン川って神田川くらいの大きさだったな。
川幅はローマ時代から変わってないそうだ。
>>11 小カトーは内乱の最後までカエサルに敵対し続ける。
結局、北アフリカで追いつめられて自死。…だっけかな。
でも元老院側のリーダーはいちおうポンペイウス。
番組は端折りすぎやな。
小加藤と言いたかっただけとちゃうんか?
と小一時間問い詰めたい。
16 :
世界@名無史さん:02/04/04 12:13
>>9 文脈から今年度の第一回という事じゃない?
内容と関係ないけど。
要するに日本史のみじゃあ既にネタ切れなんでしょう。
来週の三方原の戦いなんて一年に一回は必ずやってるネタ。
内容的にはマズーのものもあるけど世界史のこういう番組
今まで無かったから個人的には期待。
17 :
世界@名無史さん:02/04/04 12:31
塩野さんによるとこの場合の行動は3つに分類できて
1 川を渡ることができないタイプ
2 川は渡るけどその後の行動に迷いがあるタイプ
3 川を渡ったら迷わないで行動するタイプ
カエサルは3だと言うとった。
日本のカトーは1だな。
川を川だと思わない奴もある意味つえーぞ。
大抵続かないけどな。
19 :
世界@名無史さん:02/04/04 12:47
番組の主旨として、転機を中心に話を進めるってのは理解できるが無理に時間枠に
はめるために端折りすぎだろ。
川を渡ったか渡らなかったかでもっといろんな考証が欲しかったし、最後死まで
番組ないで紹介するなら1ヶ月くらいかけてカエサルの人生をやってくれ。
4回や5回くらいの転機はカエサルのなかであるだろうにのう。もったいない。
あれだけでカエサルの話は終りって言われるともったいないぞ。
20 :
世界@名無史さん:02/04/04 13:12
あのー塩野さんが最後に逝ってた
「異民族・異宗教をもつ人々を政権内部に取り込んで新しい血を導入する事で発展した唯一のテーコク」みたいなこと言ってたと思うんですが
唯一でしたっけ?
私の記憶が正しければ元とかオスマントルコもそーだと思うんですが。
勇み足な作家 塩野ななせい(でもクサレ作家の多い今の世では面白い作家だと思いますが)
21 :
世界@名無史さん:02/04/04 13:17
ローマ帝国はいかに発展しいかに滅びたか、その転機となる事件を
中心に語るっていう企画やって欲しい。
全10回くらいになってしまうかもしれないが。
22 :
世界@名無史さん:02/04/04 14:09
俺はフランス革命あたりの話キボーン
23 :
世界@名無史さん:02/04/04 14:16
ポンペイウスの名が一度も出てこなかったのに違和感を感じた。
24 :
世界@名無史さん:02/04/04 14:16
NHKの放送をただひたすら待ってるのも「守株」の観を免れないから
実力ある人、俺こそはと思う人、オリジナルシナリオ書いてくれ。
俺は無責任な酷評はしないよ。書いてくれただけで尊敬するよ。
25 :
世界@名無史さん:02/04/04 14:41
フランス革命でいえば
三部会召集、ルイ16世の処刑、ナポレオンのクーデター、
ロシア遠征失敗くらいが転換点かな。
26 :
世界@名無史さん:02/04/04 15:06
そもそもルビコン川が今のどの川か分かってないのでは?
27 :
世界@名無史さん:02/04/04 15:09
テルミドール9日のクーデターをその時にしてロベスピエールをやって欲しい。
28 :
世界@名無史さん:02/04/04 15:14
番組では「この川がカエサルが渡ったルビコン川です」
みたいなこと松平が言ってたぞ。
番組見てないなら再放送見てみなよ。
29 :
世界@名無史さん:02/04/04 16:54
中国ネタなら田中芳樹がゲストに呼ばれて
痛いことばかり述べるんだろうな(w
30 :
世界@名無史さん:02/04/04 17:09
陳舜臣だろ、普通
なに妄想に浸ってんだ?(藁)
31 :
世界@名無史さん:02/04/04 17:13
いや痛い田中信者に対する当てつけで書いたのだが、
一応田中芳樹が呼ばれたときどのようになるか
予想する価値は充分あると思うぞ。
32 :
世界@名無史さん:02/04/04 18:24
っていうか、番組ではカエサルみたいな外人さんが細い
川の前で考えてたぞ。
あれが、ルビコン。
33 :
世界@名無史さん:02/04/04 18:31
でもあの番組ってラストはじ〜んとくるいいしめかたするよな。
音楽も悪くないし。
34 :
世界@名無史さん:02/04/04 19:23
あのエンディングの音楽は日本人の作曲家(名前失念)に
番組のために作ってもらったものだそうだ。
CD化とかにはなってないらしい。
以前日本史板で見た情報でした。
35 :
世界@名無史さん:02/04/04 19:27
何か田中芳樹の話を意図的に回避しているように見受けられる。
回避していると信者やアンチがこんな状態をついて荒らしに来るよ。
その前に正常な議論で終わらせた方がいいよ。
37 :
世界@名無史さん:02/04/06 09:38
俺はよく知らなんが田中芳樹って中国史に造詣が深いの?
銀河英雄伝説とかの人だよね。
38 :
世界@名無史さん:02/04/07 21:34
>>20氏の言ってた塩野さんの台詞が大ショックで、あの人への尊敬の念が一気に霧散した。
なんだ、単なるローマ・イタリアオタかよって。
うう、しょっくだあ。
というかなぜこの番組は歴史家を呼びたがらないのか問いつめたいなー
再放送の時間帯が、随分見づらい時間帯になってしまったなあ・・・
40 :
世界@名無史さん:02/04/09 23:25
>>20 元は逆の意味で差別が激しかった(漢人・南人など)し、
オスマントルコにしても、多分トルコ人以外から皇帝は出てない。
それに対してローマ帝国では皇帝もローマ人(と言うかイタリア人)
以外から出ていた、と。
彼女が言いたかったのはそういうことだと思う。
例えて言うなら、アメリカの大統領に黒人やアジア系がなるようなもの。
>>38 確か松岡洋右のとき神戸大の教授が来てた。
近現代の日本外交史の専門家。
呼んでも学者の方が来たがらない、ってのが実情では?
でもって学者ではない一般庶民は、
ますます塩野辺りの作品をありがたがる。
悪循環だと思うけど。
カエサルの再放送始まりあげ
塩婆出演中
「ローマの特権階級たる元老院」 って正しい表現なんですか?
44 :
世界@名無史さん:02/04/12 02:03
なんだよ、世界史ネタなかなかやらないじゃん。
でも昨日の淀の方、小谷城、北の庄城、大阪城の3回の落城を経験してるって
すごいな。世界史見渡してもあまりこういう人はいないんじゃないか。
46 :
世界@名無史さん:02/04/18 21:13
ほかの国だと、城の中にいた連中は、みんなぶち殺されるか
奴隷としてうっぱられるかだもんナー
一つ雑学、チェスと将棋のもっとも大きな違いである
取った駒を使えるか使えないかにも関係している
47 :
世界@名無史さん:02/04/18 21:14
>異民族・異宗教をもつ人々を政権内部に取り込んで新しい血を導入する事で発展した唯一のテーコク
アケメネス朝ペルシャ帝国「異文化摂取」の流れをくんでるだけだね
東方専制支配だから政権内部には取り込まなかったろうけど
\\ 空き巣盗るシェ―!! //
+ + \ 盗るシェ―!!!/+
+
+ ∧_∧⊂ヾ ∧_∧⊂ヾ ∧_∧⊂ヾ +
(´∀`ミ)ノ (´∀`ミ)ノ (´∀`ミ)ノ ヤホーイ
(ミ⊃ 彡ノ (ミ⊃ 彡ノ (ミ⊃ 彡ノ +
+ ⊂__ノ ⊂__ノ ⊂__ノ
ピョーン ∪ ∪ ∪
来週からシリーズ「ヒトラー」だよーん。
BBCの名作シリーズを越えられるかな。
50 :
世界@名無史さん:02/04/24 22:09
>>49 2回シリーズというところにヒトラーの重み、存在感が出ているね
やっぱり凄い人物だ!
ヒトラーで2回シリーズ?
なぜカエサルは(以下略)
52 :
世界@名無史さん:02/04/24 22:26
ヒトラーだったら2回といわず、10回ぐらいやってほしいね
必ず見ると思う
53 :
世界@名無史さん:02/04/24 22:40
>20
ローマ帝国ってやっぱり特別だと思うよ。異民族の皇帝が当たり前に存在して
たんだから。皇帝になりうる資格は元老院議員の有力者という程度なんで、元
老院の門戸を異民族に対しても開いたカエサルやオクタヴィアヌスの影響(功
績かどうかは別だけど)は、かなり大きいです。
それに、ローマは多神教を前提に成立した国家だから、ローマ帝国のキリスト
教国教化以降の(西洋の)世界帝国より、宗教的に寛容なのは当然。サラセン
帝国やオスマン帝国などの、他宗教への寛容さとは比較すること自体がナンセ
ンスです。
ローマのキリスト教への迫害は、この多神教の寛容さを認めることのできない
異分子としてのキリスト教への拒否反応として捉えることも出来るでしょう。
キリスト教のみが、虐殺も含めた迫害を受けるいわれは、間違いなくあります。
54 :
世界@名無史さん:02/04/25 00:07
>51
ハゲシク同意。
まあ新撰組ネタが何回にも分けてあってるみたいに
カエサルネタも数回に分けてあれば、それはそれで可。
55 :
世界@名無史さん:02/04/25 00:13
アッシリアをとりあげて欲しい。
特にニネヴェ図書館の記録やのちの宗教の関わりなど。
56 :
世界@名無史さん:02/04/25 01:15
サラセン帝国・・・・・・
いつの時代の用語なのやら・・・。
57 :
世界史@名無史さん:02/04/25 19:09
日本の歴史は、もういい。
これからは、世界史を扱ってくれ。外交などの駆け引きが、重層で面白い。
スカイパーフエクトテレビは、お金かかるな。世界史の番組が、少なすぎる。
その重層的なものを薄っぺらいものにしてしまうのが、
テレビというメディア。
ヒトラーなんてやめてくれ!
今から憤死しそうだ!
59 :
世界史@名無史さん:02/04/25 19:26
外国の歴史番組の掘り下げかたが、いい。
海外ドキュメンタリーを復活させてくれ、
俺は、日本の歴史も好きだが世界史が好きな人のほうがなんかいい。
もののとらえ方、専門知識深い人が多いような感じがする。
こんなこと思うのは、俺だけか?
60 :
世界@名無史さん:02/04/25 21:45
個人的に今まで最高の歴史もの番組は「映像の世紀」。
その他では「始皇帝」などもよかった。
ぜひあのレベルの番組制作を激しく希望!!
この番組、去年三国志を取り上げたけどその限りでは内容ひどかったよ。
62 :
世界@名無史さん:02/04/26 02:06
しかし諸葛亮死去により蜀による魏侵攻の脅威が当面なくなったため
その兵力で魏は遼東の公孫氏を攻略。
朝鮮半島の一部をも領土としたことで
邪馬台国の卑弥呼との交流が可能となったという指摘は
へえーと思ったよ。
63 :
世界@名無史さん:02/04/26 02:45
このスレ見てよかった!
5月8日はヒトラーかあ。楽しみだ。
1回も見たことないからどんな番組構成か
よくわかんないけど・・・映像とかいっぱい出てきたら
おもしろそうだなあ。
64 :
世界@名無史さん:02/04/26 04:22
>>63 ヒトラーは大衆にどう見られるかを常に気にしていたし、映像記録はふんだんにある(一般に公開されたものはナチスによる検閲が厳しく行われていたが)
その意味ではテレビで取り上げやすいテーマだと言える
65 :
世界@名無史さん:02/04/26 12:13
映像の世紀で使われた奴とか・・・あるのかな。
しかしカエサルとヒトラーって、ある意味まさに対極ですな。
66 :
世界@名無史さん:02/04/26 12:24
>>64 そうかな。
またNHKの左バネの聞いたシリーズになりそうな。
67 :
世界@名無史さん:02/04/30 15:50
前のカエサルのときみたいに大事な部分端折るんじゃないか不安
68 :
世界@名無史さん:02/04/30 15:57
>>59 激しく同意、ヒトラーの側近たちはよかった。
69 :
世界@名無史さん:02/04/30 16:06
ハンニバル主人公にしてカルタゴについてをキボン、日本のたどる道として。
ハンニバル好きだし
70 :
世界@名無史さん:02/04/30 16:19
>>69 NHKの事だからヌミディアの騎兵部隊とか端折るだろ
71 :
世界@名無史さん:02/05/08 20:15
あと一時間でヒトラー始まるよー!
72 :
世界@名無史さん:02/05/08 21:03
米国南北戦争キボンヌ(・∀・)
73 :
世界@名無史さん:02/05/08 21:19
視聴中。どこかで聴いた音楽だと思ったら
ペータゼン監督「Uボート」のサントラだ。なつかしー。
映画見た頃LPで買ったなあ…
74 :
世界@名無史さん:02/05/08 21:20
ヒトラーカコイイ(・∀・)
75 :
世界@名無史さん:02/05/08 21:24
軍事板でも実況中継。
76 :
世界@名無史さん:02/05/08 21:29
ドイツ国民は、第一次世界大戦にまけたのではなく、米国の
ウィルソン大統領の仲介を受け入れただけだと思っている人も
多かったみたい。
そこにベルサイユ条約の内容・・・
77 :
世界@名無史さん:02/05/08 21:32
78 :
世界@名無史さん:02/05/08 21:38
79 :
世界@名無史さん:02/05/08 21:39
ユダヤ人虐殺がなかったら
譬え歴史通り第二次大戦に敗北したとしても
ヒトラーはヒーローのままだっただろうか?
映像の世紀の時もおもったけど、ヒトラーって演説してる映像ってカコイイ。
81 :
世界@名無史さん:02/05/08 21:45
社民党って、今の政権政党じゃないの?
82 :
世界@名無史さん:02/05/08 21:46
83 :
世界@名無史さん:02/05/08 21:48
実況、馬鹿ばっかし・・・
84 :
世界@名無史さん:02/05/08 21:52
>>79 オーデル・ナイセ以東をポーランドに奪われた時点で売国奴。
>>81 当時のSPDはバリバリのマルクス主義政党。KPDはボルシェビキ政党。
85 :
世界@名無史さん:02/05/08 21:56
ヒトラーが失業問題を解決したって、あれ、究極的には嘘だろ?
11.9←→9.11
88 :
世界@名無史さん:02/05/08 22:00
世界史板もレベル低いな(w
89 :
世界@名無史さん:02/05/08 22:01
今回の論点:ヒトラーはなぜ権力を握ることができたか
について特に新しい事は言ってませんでしたね。
最後の警官隊を称えるプレートにムカついた
>>84 >当時のSPDはバリバリのマルクス主義政党
設立当初はともかく、ヴァイマル期のSPDの政策見たら
とてもそうとは言えんでしょ。
それに大戦負けるときだって、エーベルトあたりは喜んで
バーデン公に協力してるし。
92 :
世界@名無史さん:02/05/08 22:03
>>85 まあNSDAPがあのままの経済政策を続けていたら戦争をせずとも遠からず
破綻していたのであながち出鱈目な意見と言うわけでもない訳だが(苦笑
ただあまりにも端折りすぎているのどうかと思う訳だが(苦笑
トコロで今もドイツには*貴族*は、居るのでしょうか?
94 :
世界@名無史さん:02/05/08 22:08
ヒトラーの経済政策って、最後には戦争によって帳消しにするってのが前提にあったのでは?
95 :
【^▽^】足軽浪人ジョーカー@長屋:02/05/08 22:10
>94
その通りです。ですから、大戦直前にヒトラーが死んで
ゲーリングが指導者になっていても、
戦争そのものを回避出来たかどうかは怪しい。
96 :
世界@名無史さん:02/05/08 22:11
んな訳ぁない。
奴とて戦争なぞ望んではいなかったのだよ。
>>95 やっぱしそうだろ!
もう少し俺も勉強せんとな(ワラ
>>95 もしヒットラーが絵描きになっていたとしても、
あの講和条約のもとでは、ヒットラー的な人物は
現われたと?
A級戦犯>ヒトラー落とした美術学校
100 :
世界@名無史さん:02/05/08 22:38
>>91 SPDがマルクス主義を最終的に放棄するのは1959年のゴーテスベルク綱領。
日本の社会党同様、左右の対立があった。東ドイツの初代大統領のピーク
もSPD出身。
101 :
世界@名無史さん:02/05/08 22:55
>>96 ヒトラーが戦争を望んでいなかったとは言えまい
だったら再軍備など必要ないだろう
軍備といっても主力は陸軍だけで、英国に対抗するだけの強大な海軍をもつだけの国力も時間的余裕もドイツにはなかった
ヒトラーは武力を行使することなくラインラントに進駐して併合、オーストリアも巧みな宣伝で併合、チェコスロバキアも武力をちらつかせながらまんまと占領してしまった
ドイツ帝国の拡大がヒトラーの大衆人気と自信の拠り所となってしまったので、いまさら版図拡大を止めることは出来なくなっていたのだろう
東方大帝国を実現しない限り、我が闘争にも明記されているヒトラーの政治的野望は達成されないし、なんのために政権を掌握したのか意味がなくなってしまうと考えていたのだと思う
無抵抗で占領できれば最良だが、抵抗すれば叩き潰すだけの武力を備えて満を持しての開戦だったんじゃないか?
ポーランド侵攻直前に独ソ不可侵条約を締結するなどそれなりに用意は周到だった
もしヒトラーに大きな誤算があったとすれば、英国を敵に回したことだろう
102 :
世界@名無史さん:02/05/08 23:00
ヒトラーの誤算はイギリスを敵に回したことじゃなくて、
イギリスが敵に回るとは思わなかったことだよ。
でなければダンケルク(だったっけ?)で数個師団殲滅して
厭戦気分を蔓延させられた。
103 :
世界@名無史さん:02/05/08 23:04
>>93 いるよ。お城に住んでる人もいるらしい…。
104 :
世界@名無史さん:02/05/08 23:09
>>102 ヒトラーの周囲にはユニティ・ミットフォードなどお気に入りのイギリス貴族の取り巻きがいてドイツと英国の宥和を盛んに吹聴していたそうなので、情勢を見誤ったというのもあるかも知れない
ただし、何でも自分に都合のいいようにしか解釈しない天才だったみたいだから、他人の意見は関係ないかも
105 :
ナポレオン:02/05/08 23:17
あえて言おう、屑だ!
山口定もなんだ!
わざわざ東京に物見遊山に来るためにあんなくだらんモンに出やがって!
立派な本書いてるくせに、阿呆な構成作家の書いた原稿読んでんじゃねーよ!
評判落とすだけだってのがわからんのか!
>>100 そりゃ、もとを正せばピークもいたスパルタクス団だって
SPDから出てきたのは当然。当時はそれしかなかったんだから。
それに綱領的にもたしかにそう。
しかし、城内平和、USPDとの分裂、そしてヴァイマル期にかけて
SPDの変質は間違いないところでしょ。
それを「バリバリのマルクス主義」と簡単に断定するところに
違和感があるのよ。
107 :
世界@名無史さん :02/05/09 00:09
番組内容とは全然関係ないけど
第一次世界大戦開戦の知らせに歓喜する群衆の中に
豆粒のような大きさだけどヒトラーが写っている写真知ってます?
あれってよく見つけましたね。
ウオーリーを探せじゃないですけど。
最初に見つけた人はやはりびっくりしたんでしょうね。
108 :
ナポレオン:02/05/09 00:14
>>107 ありゃ、ヒトラー自身が最初に気づいたんですよ。
あの写真を撮ったの、
実は後にヒトラーのお抱えカメラマンになるホフマンでして。
で、ヒトラーがホフマンの撮った写真を見てるうちにこの写真に気づいて、
「俺、このときここにいたぞ」と言い出して。
それでもしかしたら写ってるかも! と探してみたら、
ホントに写ってた、という訳です。
109 :
世界@名無史さん:02/05/09 00:18
あー、そうでしたか。
そりゃそうですよね、他人が見つけるのはちょっと難しすぎですよね。
長年の謎がおかげで解けました。
どうもありがとうございました。
110 :
世界@名無史さん:02/05/09 00:38
107−109で話題になってる写真UPキボン。
111 :
世界@名無史さん:02/05/09 00:49
>>107〜109
映像の世紀に出てたヤツですかね?
なんか「ああ、あるあるそんな事」って微笑ましくなっちゃうエピソードですね。
112 :
世界@名無史さん:02/05/09 00:56
>>105 ちょっと同意だな。
原稿ちらちらみながらのやっさんはあまりかっこよくなかった。
それにやっさんは政治過程のレベルでしか語れんわけでね・・・
113 :
世界@名無史さん:02/05/09 00:59
「映像の世紀」に出てたね、そういえば。
今、ビデオを見て確認したいんだけど
あいにく妻の父に貸したっきり返ってこない。
催促するのちょっとためらうなあ(w。
114 :
世界@名無史さん:02/05/09 01:19
『ヒトラー全記録』面白すぎ
115 :
世界@名無史さん:02/05/09 03:38
>114
そうなの?買ってみようかな。高いんだよね。
番組自体はいたって平凡とおもった。
写真やら動画やらがいっぱい出てきたので
まあ満足だけど。
1923年ころのヒトラーってやせてたんだねえ。
髪も前髪を斜めにたらしてなくて
後の雰囲気とはちょっと違うよね。
ランツベルクで太ったらしいけど。
116 :
世界@名無史さん:02/05/09 06:40
エンディングのMP3くれ
117 :
ルーデンドルフ:02/05/09 12:33
私の説明は無し?タンネンベルクの英雄なんだが
118 :
世界@名無史さん:02/05/09 13:42
>>117 実際に戦った場所はタンネンベルクより少しずれてたでしょ?
東プロイセン南部ではあるけれど。
1410年の、ドイツ騎士団がポーランド・リトアニア連合軍に負けた
戦いを意識してつけた名前。
119 :
世界@名無史さん:02/05/09 14:43
>>117 ヒンデンブルクに触れたらもuいっかぁではないかと。
独逸参謀本部について語るでもないし。
120 :
世界@名無史さん:02/05/09 14:44
ひんでん・・・
似てない・・・
121 :
世界@名無史さん:02/05/09 14:47
ヒトラーが演説中に胸の前で手を交差させるところを見るといつも
「カマっぽいな」と思うのは俺だけ?
123 :
世界@名無史さん:02/05/11 00:26
一瞬江頭かとオモタ(w
ウアーッと叫んで客席にダイブするヒトラー
125 :
世界@名無史さん:02/05/11 08:04
しかし1933年当時の総統は、1945年自決前の姿と全然違うな。
例の最後に撮影された、少年兵を激励するヒトラーはまるで
やつれたバカボンパパ。
しかし若いときの姿は確かにカコイイね。女性にも人気あった理由
がよく分かる。今見ても演説シーンはインパクト有るしね。
126 :
世界@名無史さん:02/05/11 09:27
ヒトラー身長はどれくらいだったん?
127 :
コギャルとH:02/05/11 09:47
128 :
世界@名無史さん:02/05/11 22:16
>126
確か175cm位だったと何かで呼んだ記憶がある。
背の高くなる靴を特注したり、写真を撮る時のアングルは極力
下から撮らせて、背を高く見せようとしていたとか・・・・・・。
ちなみにムッソリーニは170cmそこそこだったらしい。
129 :
入党するぞ!入党するぞ!!入党するぞ〜〜〜!!!:02/05/11 22:52
大衆大会が無上に貴重なのはどういうわけかというと、不確かな土台の上に立った個人が、
新しい運動に参加しようかどうかと考えている間は、しばしば孤独に陥るものであるが、
一たびその人間が他の多くの者と一緒になると、同僚感によって勇気と力が生まれてくる
からである。個々の人間が新しい運動を暗々裡に信ずる幾千の人間に取り巻かれると、大
衆の暗示する魔術的な強制によって足をさらわれてしまう。・・・彼は屈服する。
サア皆で’O Deutsche hoch in ehren’を歌おう!!!
175センチか。。。
思ったより背が高いね。
取り巻きがでかすぎたのかな。
ヒトラーのカメラワーク技術はカラヤンに引き継がれてるな(半分冗談
>>131 これ、これ。よく見つけましたね。
ありがとうございます。
やっぱりこれは本人じゃないとわからんわなあ(w
133 :
世界@名無史さん:02/05/13 02:48
>>130 ゲッベルスは小さいぞ。165cmくらいだったらしい。
ここに来てる人は知ってるかも知れないが、当時のジョークに「純粋のアーリア人
とは、ゲーリングのようにスマートで、ゲッベルスのように背が高く、ヒトラーのように
金髪である」なんてのがある。
134 :
世界@名無史さん :02/05/13 04:47
>133
追加
「レームのように純潔で、名はローゼンベルクという」
>>133 諸君らのなかにそのような者はいるか!
とドイツのある集団の中で探したら
唯一スマートで背が高く金髪だったのが
ユダヤ人だったっていうオチもあるね。
136 :
世界@名無史さん:02/05/15 20:49
ヒトラー後編放送日アゲ
137 :
世界@名無史さん:02/05/15 21:30
ポーランドの外相にもベックという名前の人がいたけど、
これってドイツ系の名前?
さすが、実況板は、あの栗原優を知らんヤツばっかやな〜。
139 :
世界@名無史さん:02/05/15 21:40
もしズデーテン地方併合でやめてたら、どうなってたかな?
でもヒトラーはドイツはウクライナまでを手に入れて初めて食糧の
自給自足が可能になる、なんて考えてたから無理か。
山口定に栗原優とは、なかなか豪華な
ラインナップだった。
141 :
世界@名無史さん:02/05/15 22:03
NHKの衛星第二で、ドレスデンの紹介をしてる。
ヒトラーとは関係ないけど。
142 :
ナポレオン ◆cT.5figI :02/05/15 22:08
栗原さんが出たのですか。
うーむ。原稿読まされてなきゃいいが・・・。
143 :
ナポレオン ◆cT.5figI :02/05/15 22:15
実況板見てきた。
ナンジャ、アリャ。
144 :
世界@名無史さん:02/05/15 23:01
栗原優って、そんなに有名なのか?
俺、歴史を学ぶ資格なしだな・・・鬱だ氏のう
まぁ、実況に期待してはいけません(ワラ
145 :
ナポレオン ◆cT.5figI :02/05/15 23:22
有名も何も、
『第二次世界大戦の勃発』(名大出版会、1994)は、
山川の『世界史大系ドイツ史3』では
「批判的ヒトラー研究の国際的水準を著しく高めた」
と絶賛され、この2ちゃんでも「誰もかなわない」
と言われているくらいの人です。
創価大は別名「東大の養老院」。
あの故・村瀬興雄氏だって最後は創価大名誉教授でした。
私は割と潔癖な上に心が狭いので、
正直、実況板の奴らをみんな殺してやりたい気分で一杯でした。
>>145 情報、ありがdヽ(´▽`)ノ
俺の場合、歴史に詳しいわけでもなし
軍事に詳しいわけでもなし・・・
(-_-) 鬱だ氏のう・・・
147 :
ナポレオン ◆cT.5figI :02/05/15 23:29
「批判的ヒトラー研究の国際的水準を著しく高めた」って事がそんなに偉いのか?
「新しい革命運動も、それが悪質になればなるほど、
過去を代表するあらゆるものを憎悪するようになる。
このとるに足らぬ連中が、
いかに自己の愚作を過去の傑作よりも優れているように
見せかけようとしていることか!」<わが闘争>
今検索したけど、「第二次世界大戦の勃発」、販売価格9,000円って・・・
貴方達こんな高い本読んでるんですか?
((((((-_-;))))))) ブルブルブルブル
まぁ、俺も「第二次世界大戦通史」とか買ったけど・・・(ワラ
150 :
世界@名無史さん:02/05/15 23:37
さっき出てた松岡洋右みたいな外見の人?
最初にお辞儀して喋り出す様子がぎこちなくて
もしかして危ない人じゃないかと何となく感じたんだけど。
そんなえらい人だとは知らんかった。
あの丸メガネはやめようよ。
151 :
ナポレオン ◆cT.5figI :02/05/15 23:42
>>148 まあ偉いと思うかどうかは人それぞれだと思いますが、
私は歴史学てのは「更新の学」だと思っていますから、
やっぱ偉いんじゃないんですか。
当然、読んでて「ん?」というようなところはありますが、
そんなのはあって当たり前ですからネエ。
>>149 研究書でも少し高めの方かと思います。
大体5000円くらいが相場じゃないですかね。
人づてに聞いた話ですが、
研究書というのは500部刷って自分が300冊買い取り、
それを10年かけて仲間や弟子に売る、
というようなものだそうです。同人誌以下かよ。
『勃発』は初版何冊か知りませんが、2000年に第2版が出ましたから、
やはり研究書としては良く売れている=評価が高いのでしょう。
ホロコーストを信じている限り、20世紀の歴史は語れない
おれはドイツによるホロコーストを信じてるが
イスラエルによるホロコーストも信じてるyo。
ホロコーストなんて、そんなに珍しいもんでもないべ。
ヒトラー萌え
フェラしたい
155 :
世界@名無史さん:02/05/16 04:23
>>ナポたん
実況ではどういうレスがついてたんですか?
もう過去ログが見れなくなってたので教えてくだされ…
>155
「創価氏ね」とかって感じ。
まあ研究者や、近現代ドイツ史に興味のある人間以外は
栗原優の存在なんてほとんど知らんだろうから、しゃーないだろうが。
残念ながらこれが歴史研究と社会との乖離。
他スレのような妄想電波が跋扈するのもそこらあたりに原因がある。