アレクサンドリアの図書館

焼け落ちたというのが残念でたまりません。７０万巻ともいわれるパピルスの巻物が
現在まで伝えられていたら、どれほど考古学に貢献していたか・・・

アレ図書はどういうシステムだったかな。

成熟した文明社会の文献の集成なんだから貢献したのは考古学ではなく、
哲学、歴史、その他あらゆる文化方面に、だと思う。

面白そうなテーマだが、まだ方向性が不明かな？
このスレが豊かに育ってくれることを期待して書き込み。

大灯台のほうが凄い

カエサルの最大の負の功績だな。

ペルガモン図書館の２０万冊の蔵書が焼失したアレクサンドリア図書館に移されてなければ・・・・
と考えるともっと残念だよね。

大灯台は確かに惜しい。
でも巻物の方がもっと惜しい。
でも巻物がのこってたら大英博物館に寄贈されてるだろうな。
嫌いなんだよ。大英博物館。

ローマ蛮族説！

とはいえ蔵書もいっぺんに無くなったわけではないよね。
焼失責任者としては、カエサル、アレキサンドリア主教テオフィルス、
アラブの征服者である将軍アムル、の名が挙げられているけど、
やはり前の二人の責任が大きいのかな？

アレクサンドリア図書館再興計画
http://www.l-ambiente.com/exhibition/news/spinelli/alexandrina.html

歴史の教科書でここの記述を見るたびに残念でたまらなくなる。

>>11
キリスト教が公認されたあとに行われた異教の美術品、文献に対する
破壊も残念。

アレキサンドリアの薔薇園もね

もし図書館が残っていたらカルタゴの研究もかなり進んでいたのかな。

インカ帝国の金銀細工がほとんど全部溶かされちゃったのは惜しい限り。
インカは縄の結び目で数や量をはかってたけど、その縄も多くが焼かれちゃったんだよね。

日本の文献も大部分がなくなってますね。今あるのは写本がほとんどです。

一条兼良が応仁の乱の時に、貴重な文献を車に何台も積んで、比叡山に避難しようとしたら
途中で山賊に捕まっちまった。
山賊はさぞかし大事な宝物だろうと期待してたのに、紙ばかりだったから、
起こって全部焼き払ったので、兼良は地面に座り込んで泣いたとか。

この時文献が無事に比叡山に着いていれば、今日の国文学の研究も随分違ったものに
なっていたと言われてますが。
しかし、比叡山は信長に焼き討ちされてるし。

本というのは全部は残らないという宿命があるんじゃないですか？

ほんと惜しいよなぁ。
個人的にはユダヤ人虐殺なんぞ目じゃないほどの蛮行ですわ。

　　　呼んだ？
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　　　　　ｽﾞｻﾞｰｰｰｰｰｯ！

とりあえず第三文明社焼き討ち

アレクサンドリア図書館は確か、アレクサンドリアの関所で荷物検査
があって、本を所持していたら強制的に取り上げられて、写本された
後、写本の方を本人に返すというシステム。

ここの蔵書で有名なのって例えばどんなん？

>>21
グノーシス主義者バ% % % % デスの全著書、哲学者ポルフェリオスの著書36巻、
神秘主義27派のパピルス巻物、プトレマイオス・フィラデルフォスが集めた２７万巻に上る古代の文書、等々・・・
ああ・・・・

文字化けしてるところは「バ% % % % デス」

バケテマース

ごめん「ﾊﾞﾚｲｼﾃﾞｽ」です。

バレイシデス

勘違いしてる人もいるみたいだけど、基本的に本というものは写されなけれ
ば残っていかないんで、アレクサンドリアの図書館が仮に焼け落ちなかった
ところで、そこの蔵書が現在まで残っていたかは、疑わしい。パピルスなん
かは、特殊な条件でなければ、2000年も持たない。古代の本が大量に失われ
た直接の原因は、なにより写本されなかったこと。

紀元何世紀だか、巻子本がコデックスの形態に移っていった時、この時代に
残す本（写す価値があると思われた本）が取捨選択された。この時、写本さ
れなかったものは、殆ど今日には伝わっていないし、この時写された本は、
大体残っている。図書館焼失より、この時代の取捨選択が大きい。

>>20
それ凄いな、知の山賊だな
でも、元本を返す訳じゃないのね・・・
良心的ちゃあ良心的だね(w

人力で写す訳だから順番待ちで一ヶ月とかザラだったんだろうなー

粘土板にかかれた文書なんかは、それが所蔵されてる場所が火事になったときに
焼き固められたおかげで現在まで残ってるなんてこともあるらしい。

>>28

　逆にいえば「知」の重要性を知っていた王朝だったと言うことですな。

アレクサンドリアに来る人は、それを知った上で来てるのだろうから、
まあいいんじゃないのかな。山賊とまではいえまいて。

アレクサンドリアだけじゃなく、大規模な図書の消失は「それがなかったら…」
ということを考えてしまうな。

例えば鄭和の航海記録を継ぐことによってオランダやイギリスではなく
中国が世界の海を制覇したとか…

やっぱ文字というのは、堅い岩などに彫り込むのが、一番保存されるかもな、、
現代文明でデジタル化というのは、細かすぎるし、耐久性と保存という意味では
弱いかもしれんね、、、

分子構造に保存してしまうのです＞情報

現在のデジタルデータの脆弱性はいろいろ言われてますね。
新しいＯＳが古いデータに対応しなくなるために失われる云々

貿易センタービルの残骸から掘り出した
HDDのデータが、ほぼ100%再生可能というのは
驚き桃の木。設備があれば可能なのね。

でも数百年、千年は持たないだろうなあ、さすがに。

>>33

　なんとなくシリコンチップに電子ビームで文字を刻む想像をしてしまった・・・

そういえばちょっと前にNHKでローマ帝国の遺跡から出土した
炭化した本（素人目には炭の塊にしか見えませんでした、はい（ｗ）
を特殊な薬品と光使って読むとかいう特集やってた。

あれの内容も気になる。

個人的にはアウグストゥスがカエサルの書物をほとんど燃やしてしまったというのが残念です。
彼が書いたラブレター見てみたかった。

竹本泉の『のんのんじー』にアレクサンドリア大図書館が出てきた。
主人公が図書館内にある宝を捜し求めるためにライバルと大騒動を起こして、
見つけたはいいが出入り禁止になるというオチ。

他にマンガで出てるやつないかな？

ああ、古代の超文明がーー、
ムー厨でスマソ

マヤの書物を焚書しまくった基地外司教デ･ランダとどっちが酷いだろうか・・・

デ･ランダと、アレクサンドリア図書館焼失……
どっちもどっちと言いたいが、デ・ランダの方が損失は大きいかな。

アレクサンドリア図書館の収蔵書の方は、まだ引用などで伝わってる部分もあるし。

アレクサンドリア図書館司書になりたかった

アレクサンドリア図書館司書は、
プトレマイオス朝ムーゼイオン会員でないとなれないのではなかったっけ？

凄く大変そうだぞ（Ｗ

テルミナスに残るハリ・セルダンの遺稿・・



とか言ってみたりする

アシモフネタが好きですな

今のアレクサンドリア図書館はどの程度の規模なのだろうか。児童図書館レベルなら泣けるが。

>>39
清原なつの「千の王国百の城」（ハヤカワ文庫）にアレクサンドリア図書館ネタあり。

>>47
ユネスコ・プロジェクトのアレクサンドリア国際図書館ですね。
蔵書４０万冊とか言いますよ。

ttp://www.l-ambiente.com/exhibition/news/spinelli/alexandrina.html

後、コレとか

ttp://www.unesco.org/webworld/alexandria_new/

>>49
こんなのもあり
ttp://www.asahi.com/culture/bunka/K2001080103080.html

age

カエサル逝ってよし

古代のパピルスの巻物一巻って、
今の本と比べてどれぐらいの情報量があったんでショか？
てゆーか、蔵書七十万巻は今の冊子体の本だとどれぐらいの冊数？

＞蔵書七十万巻は今の冊子体の本だとどれぐらいの冊数？

うーん、正確な答はだせないですけど。

アレクサンドリア図書館の時代は巻き物が主で、
一部にコーデックスという昔のお経みたいにジャバラ型に綴じられた物があったと思うので、

手書きではありますが、単位面積あたりの文字数は活字の大きな本とそんなに変わらないと思います。
ただ、巻き物はかさばるので、巻き物一巻の文字量はすごく薄い本程度。

えーと、岩波文庫の古代古典−−「対比列伝」とか）だと、厚めの文庫本に原著の３〜４巻分の和訳が収録されてることが多いと思います。
この辺を目安に考えるとよいのではないでしょうか。

アレクサンドリア図書館は人類の歴史上もっとも名高い図書館だろう。
古代の英知を結集したとされているこの図書館は、かつて文人のあこがれの的だった。
そこではカリマコス、ディオドロス、ストラボンなど、ヘレニズム期を代表する知識人が
蔵書を研究し、著作を残したのである。その図書館が歴史の混乱の中で姿を消してしまった。
以来、失われた人類の知の宝庫を嘆き悲しむ声は、中世から近世にかけて、
西欧で絶え間なく発せられたのである。

　アレクサンドリアの図書館は幾重もの謎に包まれていた。どのような本が収蔵されていたかは、ある程度わかっている。
だが、実際にアレクサンドリアのどこにあって、どのような建物だったのか、よくわかっていないのである。
また、その消滅の原因も謎に包まれている。最も広く流布した原因説は、カエサルのアレクサンドリア戦役である。
カエサルが窮地を脱するために放った火が、町だけではなく。図書館も焼いたというのである。
だがこれに対しては疑問も出されていて、消失の原因の時期をさらに後世に押し下げるなど、
さまざまな説が語られてきた。

>>54
どうもありがとうございました。

焚書坑儒で失われたﾓｯｶﾝも大きな損失だと思う。

始皇帝死ね。

永楽大典を散逸させた八カ国連合軍も逝ってよし

>>58
>始皇帝死ね。

もう死んでるって。

>>59
あぼーん済み

マヤの本を焼き尽くしたランダ神父は？

アレクサンドリアの
虐殺された美女の学者はなんという名だっけか？

現在、アレクサンドリアに図書館ってあるの？

>>64
ｶﾞｲｼｭﾂ、ユネスコのプランで十年くらいかけて建てられた図書館がある。
今年だっけな？オープンしたのは。

>>47、>>49参照

>63
ヒパティア。
数学・天文学・宗教学のアレキサンドリア大学教授。
キリスト教狂信者に襲われ惨殺される。

保全カキコ

ペルガモン図書館の蔵書はどうなったんでしょうか？
（保全をかねて質問を出しておきますです）

　

出版ニュース社から出た「パピルスが伝えた文明」箕輪成男は
このスレ的にはなかなか面白いと思う。

保全を兼ねて書き込みしとくね。

age

この図書館パソコンで復元してインターネットで公開してくれないかな。

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