226 :
世界@名無史さん:02/11/01 11:02
ローマじゃないの?
227 :
世界@名無史さん:02/11/01 11:09
mesopotamia
228 :
世界@名無史さん:02/11/01 11:44
アッカド王のサルゴンは十万くらいの常備軍を作り上げてたらしいけど・・。
近代で初めてってのはいつだろね。
229 :
世界@名無史さん:02/11/01 11:53
>>224 近代の軍制ですが、
1788年…フランス王国が師団制を採用
1792年…フランスで国民皆兵を実施
1812年…ドイツ諸侯連合軍結成
1860年代…各国内戦で徴兵制実施同時に奴隷制度廃止
これ以降はっきり形を整えた常備軍が登場する
基本的には産業革命及びミシンの登場以降でしょう
230 :
世界@名無史さん:02/11/01 13:20
>>229 常備軍の成立っつったら近世中盤ってのが定説だと思うんだけど・・。
それはむしろ徴兵制の確立なんじゃない?
一応、常備軍+傭兵という形(傭兵併用型?)での常備軍の整備は
三十年戦争におけるスウェーデン軍が最初では?
というかある程度訓練された兵士でないと、グスタフ・アドルフ
考案の戦術の運用は難しかったらしい。
訓練するだけで少なくとも数ヶ月かかるから、傭兵には向かない。
ちなみにこれも、実はヴァレンシュタインやティリー率いる
傭兵軍団に対抗するための策だったんだけど。
232 :
世界@名無史さん:02/11/01 18:38
>>231 スウェーデン軍が単独で戦争したのは、その辺に理由が?
(同盟国の援軍を断っていたような気がしたが。)
>>231 でもグスタフ・アドルフの率いていた軍勢の主力はイギリス人とドイツ人でしたよ
234 :
世界@名無史さん:02/11/01 20:56
傭兵と対立する言葉は、常備軍。傭兵は必要な期間、必要な数だけ。
ちなみに、正規軍<−>民兵、義勇兵
志願兵<−>徴兵
よって、自衛隊は傭兵などではない。
フランス外人部隊は、正規軍である。
>>733 数だけはね。
ただ、本国からドイツに遠征する最初の時には、
やっぱり基幹部隊はスウェーデン軍で編成しただろうし、
そこは常備軍だったというわけで。
三十年戦争は最初から最後までスウェーデン軍の主力は外国人兵士でしたよ
新型のフリントロック銃も外国人傭兵に優先的に配備されてました
またグスタフ・アドフルは捕虜を積極的に自軍に採り入れてました
グスタフ・アドルフの漸進斉射戦術は修得自体はそれ程難しくありません
基礎的な教練をマスターするのに必要な訓練期間は数日程度でしょう
むしろ、この戦術は修得よりも練度の維持のほうが大変でした
スウェーデン軍は作戦行動中の野営でも訓練を欠かさなかったと言われています
もっとも、これはスウェーデン軍に限った話ではありません
ですから、グスタフ・アドルフの高度な戦術に対応するために国民徴募兵を主力にしたという考えには
同意できません
むしろ、スウェーデン軍は経験を積んだ外国人傭兵を他国より高給で雇い入れることで有名だったのです
237 :
世界@名無史さん:02/11/01 23:48
スウェーデンの徴兵制はむしろポーランドに備えての物だと思う・・・。
徴兵のための法律が制定された翌年からポーランドとの戦争が行われてるし・・・。
あんな大国とやりあうには徴兵でもしなきゃきつい、と思ったんじゃないの?
グスタフ・アドルフの国民徴兵は手っ取り早く数を揃えるために行われました
練度とか士気とかは全く関係ありませんでした
おかげでスウェーデンの人口資源は滅茶苦茶になり、彼の死後規模が漸次縮小され
最終的には国民徴集兵は国土防衛軍に限定されています
239 :
世界@名無史さん:02/11/02 01:14
240 :
世界@名無史さん:02/11/02 02:25
つーか、人口200万に満たない小国が数万から10万強の外征軍を
編成して何年も維持してる時点でそれが何を意味してんのか一目瞭然だと思うが。
しかもその主力を自国民で賄おうなんてしたら・・・・(つД`)
241 :
世界@名無史さん:02/11/02 10:16
>>238=240?
人口がってのは分かるけど練度うんぬんとかはわからんでしょ。
少なくとも国民兵のほうが傭兵より練度で優れる根拠はない。
訓練を受けた傭兵(中には未経験の者もいただろうが)と
農村から引っ張られてきた徴集兵と比較すれば
どちらが兵士として優れているか明らか。
243 :
世界@名無史さん:02/11/02 12:14
実際、最初にスウェーデン本国から連れてきたのは
一万数千人くらいだったらしい。
後はドイツ上陸後に傭兵の現地採用で増やしたのが実情。
>>236 練度の維持ってのも、都合が悪くなればすぐに主君を替える
傭兵相手だと返って難しいと思うがね。
機密が漏れやすくなるわけだし。
逆にすぐに逃げたりするから、毎晩の訓練が必要だったんでは?
しかし徴集されてドイツに送り込まれたスウェーデン人兵士の大半が最初の1年で
あらかた死んだり脱走している罠
245 :
世界@名無史さん:02/11/02 14:59
面白い話題なので少し調べました。(Michael RobertsのGustavus Adolphusを参照)
歩兵を中心にスウェーデン軍制の推移を概観すると
1.初期ヴァーサ朝〜1620頃→ミリシア中心
ミリシアの欠点・・・1)戦時にしか徴集できない。2)国外の戦争に用いられない。3)練度低い。
以上の欠点がグスタフ治世初期のカルマル戦争で露わになり、それに対する対策が軍事改革の中心になる。
財政→租税及び王領収入で軍事費をまかなう。
2.1620年代〜(対ポーランド戦争の時期)
1620年の勅令により、「徴兵制度」施行。(
>>237氏の言うようにポーランド戦争の直前。)
(概要:1)教区ごとに成人男子10〜20人に1人の割合で徴用。2)連隊ごとに徴兵地区を固定。
※ちょうど1世紀後にプロイセンで行われたシステムに似ている感じ。)
「徴兵制度」のメリット・・・1)安い。2)信頼度・戦意が高い(命令に服従し反乱を起こしにくい)。3)練度も傭兵に劣らない。
※以上から、この制度による兵力は、野戦での基幹となりまた要地の守備兵として重宝された。
したがってこれを「主力」と称するのも間違いではない。が、しかし・・・・
「徴兵制度」のデメリット・・・消耗度が高く、本国地域社会に与える影響が大。(
>>238氏などの指摘するところ)
(1620年代の10年間で5万人の損失。当時スウェーデン人口は100万ほど。)
したがってこれが傭兵主体に切り替わっていく要因の一つとなる。
財政→1の時期の収入だけでは間に合わなくなったので
1)新税の創出。2)プロイセン・リヴォニア等占領地での貢納金の賦課(=ドイツでヴァレンシュタインが大規模に行ったような)。
3)銅の売却 4)バルト海諸都市への港湾税
等々の様々な努力が試みられる。
>>246続き
3.30年代〜(30年戦争の時期)
傭兵中心の時代。(傭兵の占める割合は1630年に全軍の半数、31年には7割5分、32年には9割に。)
移行の理由・・・1)既述のように「徴兵制度」は本国への負担が大。
2)にも関わらずドイツにおける戦争には大量の兵力が必要だった。これは
a)戦争の規模が大になり、単純に、必要とされる兵力が増した、という理由の他に
b)2の時期における財政努力が限界に達していた、という事情が存在する。すなわち、
「軍を維持し、かつ、財政事情を好転させるためにはドイツに占領地を確保しヴァレンシュタイン型のシステムを確保しなければならない
→そのためには大量の(傭兵)兵力が必要だ」
※ただし、この論理は「大量の兵力が必要だ→そのためには財政的裏付けが必要だ」と続いて、
恐怖の無限ループを作り出す。
したがって、ブライテンフェルト会戦は、財政的にもどうしても勝ち取られねばならない一戦であった。
(同会戦後は、ドイツ人傭兵を、ドイツ占領地からの貢納金によって賄うというシステムが完成・安定する。)
うぐぅ
249 :
世界@名無史さん:02/11/04 10:13
age
250 :
世界@名無史さん:02/11/05 06:53
なんか1630年に初めて上陸した軍は志願兵だったらしい
251 :
世界@名無史さん:02/11/05 08:30
>>208 全部海外において、日本には事務所だけおく。
それか、会社にしないでXX協会とか
XX共済会なんかにするとか、政治団体にするとか
色々方法はあると思うよ。
252 :
世界@名無史さん:02/11/05 13:56
>>247 34年ごろの劣勢になってきた時期はどうだったんですか?
age
254 :
世界@名無史さん:02/11/06 15:56
傭兵に関する大爆笑ねたを一つ。1627年のこと・・・。
フォン・テゥールン伯が声を張り上げた。「敵か味方か?」それに対して(プロイセン
人の)歩兵部隊が答えた。「味方だ!」テゥールン伯は言った。「では、担え銃!」兵士た
ちがマスケット銃を肩に担うと、同伯は馬に乗り、兵士たちにこういった。「諸君はスウェ
ーデン国王の兵隊か?」「そうだ、そうだ!<ja.ja!>」と彼らは答えた。
>>252 1634年、ネルトリンゲンの敗戦後は結構やばかったようですね。
プラハの和約でザクセンやブランデンブルクが皇帝と手を結ぶ、
スウェーデン軍はポメラニアに押し込められる、
こういう状況の下で、スウェーデンは軍事支出と傭兵軍団の縮小を余儀なくされますが、
この時期スウェーデンの軍事システムが崩壊しなかったのにはいくつかの理由があるそうです。
1.「徴兵制」による「国民軍」がバックボーンとなった。
(1636年のヴィットシュトック(Wittstock)の戦いでは傭兵〜「国民軍」が半々。)
2.軍事改革が傭兵の雇用者としてのスウェーデン国家の信用を高めていた。
すなわち、「国民軍」に要求される高い練度・またそれに保証される比較的手厚い待遇は傭兵軍にも適用され、
それによってスウェーデンは傭兵市場において比較的高い人気を保っていた。
(給料の遅配が続いても、「もうちょっと我慢したるか」と考える傭兵が多かったということ。)
3.フランスからの資金援助。比率としては高くないが、これもスウェーデン国家の信用を高めた。
ただ、やっぱり「反乱」は起こるわけで、1635年にはオクセンシェルナが監禁されたりもしている。
ヴィットシュトック後はスウェーデンはまた上げ調子になり、
「戦争によって戦争を賄う」という「貢納→傭兵」のシステムが復活します。
が、余談を付け加えると、散々荒し尽くされたドイツには資源の余裕がなく、従って
1)30年戦争後半は一般に軍隊規模が縮小しますが、その一方で
2)徴発を行うシステムが恒常化したため、騎兵の比率がアップしていきます。
ただ、どんなにがんばっても財政赤字は累積するわけで、
スウェーデンの場合はオクセンシェルナ摂政時代〜クリスティナ時代に、
王領地の委託・貸与(→大貴族への)という手段によって安易にこれが賄われたため、
国制を揺るがす事態となり、カール11世治下、1680年の絶対王政の成立(→による王領地の回収)という結末に進んでいきました。
まあ、これも余談ですが。
256 :
世界@名無史さん:02/11/07 18:43
それにしても傭兵って兵科的には接近戦兵(槍・剣)と遠隔戦(弓・銃)のどちらが
多かったんでしょうか?どっちかというと接近戦兵のほうが多かったような・・・。
スコットランドとかスイスの槍兵とか・・。
もっとも、30年戦争時は現代以上に軍隊に企業主義が入っていた時代かもね。
傭兵は(契約が企業主義的な兵士)という事かな?
一番多かったのは砲兵だよ
時代によるのでは?
>>257 砲兵は数自体が少ないんだからありえんでしょ
260 :
世界@名無史さん:02/11/08 12:46
>>211 コンドティエーリはコンドッタ(軍事契約)から派生した言葉だとか。
砲兵は結構待遇良かったらしいね。
給料も並より上、略奪優先権あり。
>>258 まあ大砲が発明される以前は砲兵は存在せんわな(w
263 :
世界@名無史さん:02/11/09 22:21
>>255 >徴発を行うシステムが恒常化したため、騎兵の比率がアップ
これは徴発のために騎兵の必要性が高まったということでいい?
比率が上がったということは軍規模が縮小する中で歩兵の減る割合が多かったということ?
264 :
世界@名無史さん:02/11/09 22:43
>>256 兵士一人一人についてだと強制的に徴兵ってことも多かったんじゃないの?
265 :
世界@名無史さん:02/11/09 22:56
>>255 徴兵の場合は待遇いいの?
徴兵って傭兵より安く使えるのがメリットだと思ってたんだけど
age
>265
イギリス海軍の悪名高い強制徴募では、船に乗せられてからでも自ら
水夫と成ることを誓えば志願兵として扱われたそうです(給料・待遇)。
スウェーデン軍の場合は傭兵よりも待遇が良かったとは思えません、
戦力が高かったのは”待遇が良い=士気が高い”では無く、指揮系統が
きちんとしており、統一行動を取るなどの訓練が傭兵よりも長期間かけ
られた為でしょう。
それと戦闘が終了すると、ドイツ傭兵もスウェーデン軍に「徴兵」
されました、強制的に。
268 :
世界@名無史さん:02/11/26 16:13
age
NHKスペシャル 12月21日 21:00〜
紛争ビジネス 知られざる民間軍事会社
民族・宗教対立、資源の争奪戦、そして「テロとの戦い」・・・。世界各地で
相次ぐ紛争の舞台裏では今、「民間軍事会社(Private Military Company)」と
呼ばれる企業が活動を広げている。
こうした企業は、90年代、欧米を中心に続々と誕生し、高度な軍事技術を持つ
社員を各地の紛争地に送り込んで、売り上げを伸ばしてきた。このうち、アメリカの
大手MPRI社は、これまでに30か国以上に展開、ビジネスとして、各国の部隊の
軍事訓練を請け負っている。
また、イギリスのアーマーグループは、ゆくゆくは国連のPKO・平和維持活動にまで
進出したい考えだ。
しかし、民間軍事会社の進出によって、紛争が長期化・拡大したケースも報告されている。
アフリカのアンゴラ内戦では、多くの民間軍事会社が入り乱れ、最新鋭の兵器で殺りくが
横行した実態が明らかになってきた。
国連では、民間軍事会社は、洗練された会社組織を供えているものの、金目当てに戦場に
赴く“傭兵”に過ぎないとして、その活動を規制すべきだと訴えている。
民間軍事会社は、紛争が絶えない世界に何をもたらそうとしているのか?ビジネスの
論理が突き動かした紛争の悲劇を、アフリカ・アンゴラで追った。
270 :
世界@名無史さん:02/12/21 20:44
あ、見るよ>269
やっぱ傭兵だよな、こいつら。悪い意味で戦争基地外
アンゴラ内戦は、ホントわけわかんなかったですねえ。
UNITAのジョナス・サビンビ議長なんか、チェ・ゲバラ、毛沢東、カストロ、
CIA、レーガン、南アフリカ軍から支援を受けていた。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
Λ_Λ | 君さぁ こんなスレッド立てるから |
( ´∀`)< 厨房って言われちゃうんだよ |
( ΛΛ つ >―――――――――――――――――――‐<
( ゚Д゚) < おまえのことを必要としてる奴なんて |
/つつ | いないんだからさっさと回線切って首吊れ |
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(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
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(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
>>269 つい最近だがニュー速+で北朝鮮関連のスレ覗いていたんだけど、そこで
やたらめったら詳しいとても軍オタレベルとは思えないような書き込みが
相次いでいて、その時そのうちの話を進めていた数人が
「「わが社」の人間と正月早々に2ちゃんで顔を合わせるなんて・・・」
と馴れ合ってた。もしかしてそいつらだったのかな?
自衛隊なら「わが社」なんて言葉使わないしな・・・・・。
でも話と直接的な関係ないからsageで。
(^^)