***古代エジプトスレッド***

このエントリーをはてなブックマークに追加
546537:03/06/18 01:26
>>544
仰るとおりですね。
>>545
あなたは>>533? でしたら「あなたが」どのような文献を見たのか教えて頂きたいのですが…
547世界@名無史さん:03/06/18 01:56
俺の知ってる限りではヒエログリフは基本的に母音は書かれてないから、
当時の本当の発音は不明だということらしいけど。
548世界@名無史さん:03/06/18 03:41
>>544がイイことを言った!面白いから俺も混ぜてくれ(w

レスの流れから考えて、>>525=>>533(=>>535)=>>545だと思うんだが、是非質問させて頂きたい。とりあえず言語の問題だけに絞ると、

>アラビア語の「アッラー」は、「アル」+古代エジプト語の「ラー」である。
>古代エジプト語は日本語と「そっくり」な発音である。
>ラーは実際に「らー」と発音していた。
>アモンラーは実際に「あもんらー」と発音されていた。

これらの脅威的な説の根拠を、できるだけ明示していただくとありがたい。キチンと文献及び史料の名前をあげてな。

>>547
俺もそう思ってたんだけど…。
549世界@名無史さん:03/06/18 11:03
>>546 >>548
545≠525/533/535です。545は537の最後の質問にレスが付かないから
自分で調べたら、と老婆心でレスしただけ。残念でした。

でもアッラー云々は確か鯖兄弟のトンデモ本が出典じゃないかなぁ?
あほくさくて売っぱらったから手元にないけど。
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/456203498X
550世界@名無史さん:03/06/18 11:54
最後じゃなくて、最初の方ね。子音も複雑だよ。
551545≠525:03/06/18 12:00
母音がないこと、子音が複雑なことの簡単な例
とりあえず参照をあげとこう
ttp://www4.justnet.ne.jp/~anubis/abc.htm
アメン・ラーはここ
ttp://www.m-matsu.com/egypt/study/hiero.html
あとは525の出番
552525:03/06/18 22:31
525です。
525以外書き込んでいませんので、533=535だけでしょう。

ちなみにアッラー=アル+ラーというのは、ギャグです。ごめんね。
>>549みないな先人がいるとは知りませんでした。
アッラーってal+ilah 、ilah と ヘブライ語のeloah は同語源かぁ、とか考えてたら、
不意に思いついたんです。
553世界@名無史さん:03/06/18 22:32
>>549みたいな 

の訂正です。
554537:03/06/19 01:50
>>549
そうですか、確かに残念です。古代エジプト語の発音に関する極めて興味深い知識の出典を教えて頂けると思ったのですが。
>>533はもうここを見ていないのでしょうか?
555世界@名無史さん:03/06/19 03:29
>>549=>>545=>>550=>>551>>552=>>525
ごくろうさん。

後は>>533=>>535が現れて

>古代エジプト語は日本語と「そっくり」な発音である。
>ラーは実際に「らー」と発音していた。
>アモンラーは実際に「あもんらー」と発音されていた。

と言うエジプト学全体をを震撼させる脅威的な説の根拠を明示してくれるだけか?楽しみだな。
556第20軍団兵:03/06/20 23:23
>542-543

ミイラの謎 「知の再発見」双書 創元社1994
そこをよーく読んでみると、"死者に巻く屍衣に「オシリスに死者を紹介する...」"というテーマうんぬん
私の間違いです。スマソ
さて、ミイラがかぶるマスクに死者の生前の姿を描く=ローマ文化(イマゲルニア)の受容なので、
エジプト文化としての独自性を失ったとするなら、それは違うと思います。
当時のイタリアにおいて、死者の姿を記録する意味は、生きている人間に対して故人の威徳を宣伝する意味合いからですから、
墓碑にではなく、マスクに故人の肖像を書き、それをそのまま埋葬する。
という行為にはエジプトの伝統の影響を強く感じるのですが。



「死者の書」とは死者が死後の裁判を経て、永遠の命を得るために通過しなければならない試練の際に、
適切な受け答えができるように書かれた死者用ガイド&呪文集ですよね。


近親婚については
岩波講座 世界史4 p281-p294
エジプト史料をローマ全体を見るために使用する際、常に近親婚は「エジプト独特の事例」としてデータから落とします。
個別の事例についてはp290-291において例として挙げられている6例中2例で近親婚が挙げられています。


イシス、セラピス神については、まだ不勉強なのでもう少し勉強します。
(船乗りたちにイシス信仰がどのように受容されたのかについて一番興味があるんですが...)


根本的な疑問なのですが、ローマ時代のエジプトって「古代エジプト」の範囲に入れていいんですか?それともスレ違い?
557世界@名無史さん:03/06/23 01:50
そして突然書き込みが途絶える罠
558トトメス3世:03/06/28 23:48
古代エジプトの死後再生の宗教が禁止されるまでは入れていいと思います。
たとえばこのレリーフは古代エジプトの神、イシス、オシリス、ファラオ、アピスが上段にあり、下段にはローマ女性がローマの椅子にすわり、ローマの子供(エジプトの子供の横に結んだ髪型と異なります)とアヌビス神がいます。
古代ローマと古代エジプトの共存を示すいい例だと思います。2ページ目を御参照ください。
http://myalbum.ne.jp/cgi-bin/a_menu?id=fe035511
559第20軍団兵:03/07/01 02:40
>558
写真ありがとうございます。大変興味深いレリーフです。まず彫り込んである事。
ローマ的趣味では浮き彫りの方が尊いとされていたのですが、これは"彫り"ですね。
あと、右手に皿?ランプ?を持っている事。女性が左手で差し出された手を握っている事。
右手同士だったら「握手行為」=契約ととれるのですが。

墓碑だったら碑文が付いていると思うのですが、何か(レリーフの説明等)追加情報はないでしょうか?
560Microsoft:03/07/01 02:46
561トトメス3世:03/07/01 21:07
アヌビスはミイラ作りの神なのでこの様に座った女性の前に立ち、手をつなぐ図は珍しいと思います。
上段もローマ期にローマ皇帝がファラオとして描かれ、神々と対峙している図は興味深いと思います。
レリーフの出土地の記録はありませんが、2つの説があります。
1、セラペウム、セラペウムはローマ期まで続いたアピス神を祭った神殿ですが、枠にレリ−フがはめ込んであったそうです。上段にアピス神が描かれている事から推定されます。
2、オアシス、ローマ期のオアシスにはこのようなレリ−フが飾られたそうです。
自分はセラペウムだと思っています。
いずれにしてもローマ期の初期のものだと思います。
562第20軍団兵:03/07/08 03:22
>561
私が見たことのある彫像では、下半身=皇帝、肩から上=ホルス神として表されている像を見た事があります。(出展、時期等は失念!スマソ)
この時期ではまだ皇帝=神そのもの、とまではならなかったのでしょうか?

属州の流行がイタリアとほとんどタイムラグが無いとしたら、女性の髪型からいって、BC1c-AD1cの様ですね。
子供は作業中であり、かつ下半身が省略されている点からいって召使い奴隷でしょうね。

動作からいって、アヌビス神に立ち上がるように求められているようですね。
ローマの風習に従うならば右手の皿には香料あるいは御神酒でしょう。(そうなるとラレス=各氏族で祭られる家の神と同じ扱いか?)

いずれにしろ、この女性がどのような階級に属する人なのか?まずはそれが問題ですね?

(PS.以後、トトメス氏の個人ページで進めた方が良いでしょうか?)
563トトメス3世:03/07/08 20:17
古代エジプト美術館は工事中が多いですが、せっかくなのでそちらにしましょうか。
約140点程のコレクションですが、古代エジプトの遺物を通じて古代エジプトを紹介、理解を深めるのを目標にしています。
中には時代が不明確なものや、意見の分かれるものもあります。アドレスはここです。
http://homepage3.nifty.com/egypt/
今は死者の書のパピルス展を開催中です。死者の書に詳しい方の参加を期待しております。
564世界@名無史さん:03/07/09 00:53
キリスト教のアーメンはユダヤ(ヘブライ語)で神に語りかけることば
から由来している、とたいていの本にはそこまでしか書かれてない。
その前はというと・・・おれはアモン神信仰から来ている、と思って
いるが違うかなあ、どうでしょう?
565エジプトおたく:03/07/09 01:17
私のデスクトップには古代エジプトの壁画の写真を貼り付けてある、
部屋もエジプトに行った時持ち帰ったピラミッドの石のかけら、ボトル入りの
サッカラのサラサラ砂、王家の谷の山道を登ったとき拾った不思議な線が
刻まれている石のかけらetc・・・ホントは持ち帰ってはいけないんだよ
ねキット・・・などでいっぱいです。本は原書もはいって300冊。

部屋をEGYPT一色にしたいのですが、どなたかヒエログリフとかエジプト
壁画を模様にしたカーテンを売っているところご存知ないでしょうか。


566世界@名無史さん:03/07/11 03:24
>565
カーテンは知らないが丸善本店でロゼッタストーンをプリントしたテーブルクロスを売っているのを見たことがある。
ずいぶん昔だが。
あと、大英博物館のHPでも見てみれば?あそこに行ったとき結構エジプトグッズ売っていたのを見た。

567山崎 渉:03/07/15 12:39

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
568トトメス3世:03/07/27 16:27
展示内容更新しました。
古王国から末期王朝まで、ピラミッドや神殿を飾っていたタイルです。
http://homepage3.nifty.com/egypt/
569世界@名無史さん:03/07/29 01:08
さすがにあちらの国のエジプト関連webは充実してるなあ
http://www.guardians.net/egypt/
googleで検索したらこんなのがモーイイ、モーイイというぐらいザクザク
出てくるもんね
570世界@名無史さん:03/08/15 00:59
カーエムワセト萌え。
571世界@名無史さん:03/08/16 01:39
572水 ◆TCygujgOWY :03/08/16 01:51
>>568
573朝日:03/08/16 06:56
ネフェルティティのミイラ疑惑

朝日のネットをのぞいてちょっとビックリ。
ネフェルティティのミイラは日本で既成事実になろうとしています。

世界的に発表された時にフランスの研究者などは、

「王家の谷」とはいえ、出土したところは王族の墓ではない。
年齢が全然違う。

の2点をあげてこの説を、目立ちたがりやのいんちきだ、と一蹴していました。

「ディスカヴァリーチャンネル」なるところから援助うけて調査しているとのこ
と。金がからんだ「神の手」による「ネツゾウ」なのかどうなのか?
詳しいこと御存知の方、ネフェルティティマニアの方、御意見を拝聴したく存じ
ます。
574世界@名無史さん:03/08/17 20:25
J.フレッチャーさんのネフェルティティのミイラ発見
に関して>>528~を書き込んだ者です。例の番組は、
今日8月17日ディスカバリーで放映ですね。
朝日のネットってどこですか?

なお、
>出土したところは王族の墓ではない
これはちがいます。アメンヘテプ2世王墓のミイラの隠し場で
他の王のミイラと一緒に発見され、身元不明だっただけです。
この3体のミイラは昔から議論になっていたのです。

ヤンガーウーマン=ネフェルティティ説に関しては、
仏蘭西だけでなくエジプト、アメリカ、イギリスの専門家が疑念を
表明しています。先に挙げた過去ログあたりの参照先をご覧ください。

575ネフェルティティ:03/08/17 20:40
パブはここ
ttp://japan.discovery.com/press/pre00120.html
諸説はここ
ttp://www.mummytombs.com/news/2003/6.egypt.nefertiti.htm
Yahoo!News米英版でnefertiti mummy検索すると、
6月10日以降のニュースが読めます。
576573:03/08/18 06:52
574-575さん

前のレスを読みもしないで、いきおいで書き込んだ不心得者に御親切な返事あり
がとうございます。

先日の朝日新聞のネットで顔の復元をしていました。十人十色とはいえ、「美女」
なのかどうかは判別しがたいものがありましたが。
577世界@名無史さん:03/08/18 14:39
放送(日本)は9月10日らしいです。(入らない!)
顔の再現写真もその番組の提供です。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030814-01423081-jijp-dom.view-001
578世界@名無史さん:03/08/18 17:27
579世界@名無史さん:03/08/20 01:59
未だに古代エジプト人=黒人説を唱える人が後を絶たないけど、

もし黒人だったとしたらその子孫は何処へ消えたのだ?
そんな高度な文明を誇った種族が。
580世界@名無史さん:03/08/21 20:12
581世界@名無史さん:03/08/21 22:53
ネフェルティティは死体の損傷が激しかったらしいね。なんとなく別人だと思うんだよ。
絶世の美女なら死体も側近が守るだろうに。
582世界@名無史さん:03/08/22 08:08
素朴な疑問なんだけど、クレオパトラや歴代の王達のの末裔って、
今でもいるの?
583世界@名無史さん:03/08/31 20:27
>>579
大量に残ってるミイラ見れば、黒人じゃないことくらい判りそうなもんだがね。
584世界@名無史さん:03/08/31 22:28
古代エジプトのテキストが思う存分読める海外サイトはないですか?
探してもいいとこ見つかんない・・・・・
585世界@名無史さん:03/08/31 23:12
   エジプトというと、少女奴隷の汗を乾かして
   「少女塩」を採ったって話ご存知で
586世界@名無史さん:03/08/31 23:55
クフ王のピラミッドには、大回廊や王の部屋がもう一組平行して
あるという説はどうなったんかな?
587世界@名無史さん:03/09/01 00:01
>>575
「ホロコーストは無かった」説を、米国の極右ネオナチ・サイトから
そのまま持ってきて、主張している木村なんちゃら、という売れない作家が
「古代エジプト人=黒人説」も主張してるね。どうせ、どっかのトンデモ
サイトも説を持ってきてるだけでしょ。こんなのに、騙されるほうが悪い。
588世界@名無史さん:03/09/01 02:00
>>581
復活するとマズイ人のミイラはボコボコ決定だし、立派な葬祭殿作っても名前を全部削り取られるのが普通ですからねぇ…
死んでから立場がまずくなると、守ってもらえないかも。
589世界@名無史さん:03/09/02 22:45
>>588
生前チヤホヤされた人が死後ボコボコにされるなんて哀れですね。とても
かわいそうです。
590世界@名無史さん:03/09/03 21:18
NHKみてください。
591世界@名無史さん:03/09/03 21:20
見てます
592世界@名無史さん:03/09/03 21:50
つくづくローマってヤな国だ・・・
593世界@名無史さん:03/09/03 21:57
終わった
来週も見よう
594世界@名無史さん:03/09/03 23:04
クレオパトラが自殺したのはオクタヴィアヌスを色仕掛けで誘惑しようとしたが
オクタヴィアヌスは同性愛者だったため上手く行かなかったためだったって本当なのか?
オクタヴィアヌスがゲイだったのは本当だが
595世界@名無史さん:03/09/03 23:43
質問なのですが・・
今日の『NHKその時歴史が動いた』で使われてた映像は
どこから持ってきたものなんでしょうか?
何かの映画?ハリウッドのクレオパトラとは違うし・・

来週のジャンヌ・ダルクはリーリー・ソビエスキーの映画が使われてたから
もしかして、これも映画かなと気になるんです。
596世界@名無史さん:03/09/04 00:00
映像は映画からとったと、NHKの番組サイトに説明がありましたよ!
ttp://www.nhk.or.jp/sonotoki/

以下、コピペ
・ 主に、海外の映画、テレビ作品の映像を二次使用しています。
・ 今回使用した映像の主なものは
「レジェンド・オブ・エジプト」(日活株式会社よりビデオ・DVDが販売)
「クレオパトラ」(「クレオパトラ プレミアムエディション」としてフォックス・ホームエンターテーメントより DVDが発売)

597世界@名無史さん:03/09/04 00:55
「その時歴史が動いた」ってあてにならないけどね、まあ見物にはいいか。
今まで興味があった時代、2つ特集して2つはずれだった。
別の時代に興味のある人もまた、外れだったと聞いた。
598世界@名無史さん:03/09/04 01:08
45分という時間が短すぎるのでは・・・
確かにクレオパトラは消化不良だった気が・・・
599世界@名無史さん:03/09/04 01:42
>>589
今の人の感覚からすると「もう抵抗できない人になんて事を!」という感じで亡くなった人への攻撃は酷い事に思われるけど
古代エジプトの死生観では復活が強く信じられていたので、復活したら困る人の名前を墓や生前に作らせた建造物や遺品に刻まれた名前を削り取ったりするのは一般的だったと思われ。
名前削除は間接的で、ミイラ破壊は直接的という違いはあるけど。
復活への足がかりを壊すというか。
だからこそ強力な呪詛で墓を守らせたり(効果は知らないが)する必要があったんじゃないかな、もちろん遺品盗掘防止もあるんだろうけど。

結局、謎の多い遺跡とか高貴な人なのに名前が書いてないから誰かわからない人って
自分が暗殺したから復活した時に復讐されたら困るとか
生前は取り入ってたけど、息子や娘をどうにかして王位を奪ったからばれると困るとか
そんな理由で墓や建造物から名前が削り取られていったからなんじゃないかなぁ…
600世界@名無史さん:03/09/04 13:11
これだけ近親相姦を繰り返してなお、近親憎悪が絶えなかったのは何で?

プトレマイオス4世以降の近親結婚に明け暮れた挙げ句、肉親同志の血みどろの
争いの歴史を以下に纏めてみたいと思います。まず、プトレマイオス4世は実母
のベレニケ2世を毒殺、実弟マグスを火あぶりにし、実妹と結婚しており、
その息子のプトレマイオス5世の時代は内乱も有ったものの比較的平穏でした。
http://homepage2.nifty.com/chasukekun/nk-302.htm
601世界@名無史さん:03/09/04 14:24
プトレマイオス朝ってギリシア系だった?
602山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/09/04 16:11
>>601
マケドニアはギリシャに入りませんか。
ところで実際にコブラやクサリヘビに咬まれた場合、数分間泡を吹いて苦しんで
からでないと死ねないそうですね。
603世界@名無史さん:03/09/04 22:32
>>600
権力に関わる一族は大概血塗られている。
天皇家ですら同族の相克は上げていけばきりが無い。
604世界@名無史さん:03/09/11 03:09
ディスカバリーの「ネフェルティティ復活」がフレッチャー博士の説を2時間かけて説明されただけで、消化不良…
ツタンカーメンの出自って、そんなにはっきりしてたっけか?
605世界@名無史さん:03/09/11 12:26
                \ │ /
                 / ̄\  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               ─( ゚ ∀ ゚ )< アテンアテン!!
                 \_/  \_________
                / │ \
                   ♀
                      ___
               | ̄ ̄/ ∩//i_¶_ilヽ∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ∩|__8_/∩\( ゚∀゚)ヽ< アテン神アテン神アテン神!!
アテン神〜〜〜〜! >( ゚∀゚ )/ |   /   \__________
________/ |`◎´ 〈  .|==○=|
              / /\_」 / /\」
               ̄     / /
                    ̄
606世界@名無史さん:03/09/11 17:53
>594
ウソでしょう。誘惑の試みだって怪しいものだし。
塩野さんの書いたことが全部正しいわけではないけど、
クレオパトラに辛辣なこの作家が「試みもしなかったと思う」と書いてるのは
説得力を感じさせる。
それに、仮に試みがあったとしても、普通に考えれば、
ここでのったらヤバイと判断できるのがマトモな分別というもの。
単に好みでなかっただけかもしれないし。
彼に、「カエサルの愛人」疑惑があったのは事実だろうけど。
据え膳食わないからといって同性愛者と決め付ける一部の見方は
いかがなものか。

・・・食ったうえで過酷な扱いをしたらもっとヒドイだろうに。
607世界@名無史さん:03/09/11 18:20
同性愛は時代や地域によって捉え方が違う。
この時代の人は特に、ホモ、ヘテロとは分けられないよ。
608世界@名無史さん:03/09/11 18:25
>>604
そうですね。古代幻想ロマン+不十分科学調査でちょっとがっかり。
フレッチャーさんはアメンヘテプ3世を高く評価しているので、
アクエンアテン(一派)には辛辣なのかもしれない。
609世界@名無史さん:03/09/11 20:59
プトレマイオス王家は代々親子・兄弟姉妹間で暗殺事件が繰り返された。
これでは人間不信にならないほうがおかしい。有名なクレオパトラ7世も、
それに敗れた弟プトレマイオス13世、妹アルシノエ4世もそうだったろう。
よく映画でエジプト王家の人間相互不信のありさまが描かれてる。
610世界@名無史さん:03/09/12 05:37
フレッチャーさんたちとエジプト考古学当局が喧嘩してます。
http://weekly.ahram.org.eg/2003/653/eg8.htm
611世界@名無史さん:03/09/12 14:27
>>605 アテン神ワラタ
612世界@名無史さん:03/09/13 18:19
アクエンアテンの宗教改革は失敗する運命だったのさ。
王樣以外、礼拝しちゃいけないって、なんじゃそりゃ。
そんな宗教だったら、思う存分礼拝できる昔の神々の方が良いに決まってる。
613世界@名無史さん:03/09/14 15:31
アメン神だって、神殿の奥深くに御神体があって一般人は見る事すら出来なかったんだがな。
614世界@名無史さん:03/09/14 17:02
神像見れないのと、礼拝しちゃいけないとは違うだろ。
615世界@名無史さん:03/09/14 18:56
アクナテンってアテン神の生ける似姿って意味だから、ようするに
アテン神=太陽を拝むために自分をあがめろって事でしょ?

元々ファラオって太陽神の化身なんだったら、同じじゃん。
616世界@名無史さん:03/09/14 19:34
アクエンアテンはアテン神を独占したかったんだよ。
617世界@名無史さん:03/09/17 09:52
こないだCG復元されたネフェルティティの顔は
米国の混血黒人のようなイメージで意外さにビクーリ
こりゃシャーデー・・・w
618世界@名無史さん:03/09/18 19:16
>こないだCG復元されたネフェルティティの顔は
>米国の混血黒人のようなイメージで意外さにビクーリ

ワラタ。
なんで、アジアにあるミタンニ王国の姫君が混血黒人っぽいんだよ。
その復元CG、ぜんぜんあてにできないな。
619世界@名無史さん:03/09/18 22:36
青冠ってどんな意味があるの。
教えて偉い人。
620メンケペルラー:03/09/18 23:53
教えてください。
誕生名とかホルス名とかは
一度に付けられるのですか?
621世界@名無史さん:03/09/19 01:10
>>620
誕生名だけが誕生のとき、ホルス名他は即位のとき。


622世界@名無史さん:03/09/19 01:14
>>619
ケプレシュKhepreshは第18王朝後期、有名なのはアメンヘテプ3世が
戴冠している緑のヘルメット。戦いの王冠とされるが、違うようです。
この点に関しては過去ログで質問がありましたね。
ネフェルティティも戴いてます。それで女王説とか出てくる。
(Khepreshで検索してみてください。)
623世界@名無史さん:03/09/19 01:17
>>619
天赤河じゃあるまいし、ネフェルティティ=ミタンニの王女説は?です。
出自はわかりません。Younger Womanがネフェルティティではないことは
確かだと思いますが。
624620:03/09/19 01:30
>>621
ありがとうございます。
色々な呼び名が多くて私のような素人には難しいです。
王名よりもウセルカラーとかアアケペルラーみたいなのが好きなのですが
これはホルス名なのですか?
625世界@名無史さん:03/09/19 02:00
>>624
王名というのが誕生名を入れて5称号あります。
検索したら下記に説明がのっていました。
ttp://www.geocities.jp/kmt_yoko/IMEG_4.html

あと用語を調べるのでしたら
『大英博物館古代エジプト百科事典』原書房1997 9,500円
高価なので図書館あたりで参照してください。
626623:03/09/19 02:13
>>618だね。
ネフェルティティの出自は不明ですが、
・ミタンニ王女説 誰かは異論有り
・アイの娘または養女説
が有力。
アメンヘテプ3世のハーレム出身説はどうかな???
627624:03/09/19 06:50
>>625
本当にありがとうございます。
思い切って聞いてみてよかったです。
628世界@名無史さん:03/09/19 07:18
エジプト関係で不死鳥、フェニックスは出て来ますか?
629世界@名無史さん:03/09/19 07:46
アメン神聖妻 萌え〜
630619:03/09/19 21:07
どうもです。
khepreshというんですね。
検索してみたら、特別なセレモニーで被るとか戦闘のときに被るとかありました。
でも、戦いの冠ではないとなると、結局どんな意味があったんだろう・・・・
紅白だけじゃもの足りなかったのかなぁ。
631世界@名無史さん:03/09/19 21:49
>>630
『大英博物館古代エジプト百科事典』p.138の参考文献に
ネフェルティティの王冠や青冠に関する論文が記載されています。
専門誌なんで読んでませんが、それだけで論文のネタになるようです。
632パネジェム1世:03/09/20 23:31
やっぱヒクソスと闘い勝った
メンチュヘテプ2世が最高ですよね?
633世界@名無史さん:03/09/20 23:43
ナルメル王こそファラオのなかのファラオ。
634ネスコンス1世:03/09/21 00:11
ナルメルとメネス王のどちらがエジプトを統一した王ですか?

また、スコーピオンメイスヘッドは実在したのならば
どの範囲を治めていたどの程度の王だったのでしょうか?
635世界@名無史さん:03/09/21 00:57
ナルメル王の息子がメニ王。
メニ王がメナスその人。
ナルメル王が統一して、メニ王が王朝を磐石のものとした。
さそり王はナルメル王の先代で、上エジプトの王。
統一事業を進めつつも、半ばで死亡。ナルメルが継いで統一した。

と俺は理解してるけど、やっぱ正確なことは判らんみたいよ。
誰か補足訂正してくれ。
636世界@名無史さん:03/09/21 03:06
>>628
どなたか?
637634:03/09/21 08:26
635
どもども ありがと
親子だったのですね
638世界@名無史さん:03/09/22 00:31
ナルメルとメネスは同一人物という説もありますね。
639世界@名無史さん:03/09/25 12:59
古代エジプトのミイラから復顔する企画って、よくあるけど。
アメリカあたりで復顔して黒人顔にすると、かならずハーフみたいになるんだよな。

ハーフみたいになるって事は、違う人種の骨格に黒人の顔を貼り付けてるからじゃないかと思うんだけど、どうよ?
白人だとか黄色人種だとは言わないけど、今のアフリカ系黒人とはちょっとタイプの違う顔なんじゃないかなぁ…
640ヘカ・カスウト:03/09/25 21:53
創元社の『ファラオ歴代史』レベルの
素人が読み下せて、それでいて
エジプト史に詳しくなれる本を御存じの方がいたら
是非教えてください。
641世界@名無史さん:03/09/25 22:00
  >>639
コーカソイド(白人種)を褐色にしたような?
今のアラブみたいなものか
642世界@名無史さん:03/09/25 22:45
  少女塩をご存知?
 
643世界@名無史さん:03/09/26 00:00
"The Oxford History of Ancient Egypt"
Ian Shaw (編著) ペーパーバック (2003/03/) Oxford Univ Press 10.99£
500ページあるけど、(専門用語はともかく)平易な英語、豊富な図版。
クレイトンは王朝中心だが、これはより広い視野で古代エジプト史を通観
できる。古代幻想ロマンのおもしろさはない。珍説・奇説はまぁ少ない。
ペーパーバックが出たので入手しやすくなった。

644ヘカ・カスウト:03/09/26 11:15
>643さん

ありがとうございます
645世界@名無史さん:03/09/26 11:28
>>643
「平易な英語、豊富な図版」というのにひかれて買ってしまうかも。
でも英語は教科書以外ではハリー・ポッターしか読んだことない(w
646Oxfordの回し者:03/09/26 19:11
邦貨で1,800円くらい。巻末に文献案内や簡単な用語辞典もついてる。
図版は439点、ほとんどモノクロで日本の豪華本のようにはいかない。
レベルは中公世界の歴史新版『人類の起源と古代オリエント』を
充実させたような印象。 ↑日本語通史ではこれが良いと思う
647世界@名無史さん:03/09/26 21:21
プタハへテプの教訓
648世界@名無史さん:03/09/27 02:48
>>643
amazonで検索したらタイトルの後に(Oxford Illustrated Histories)と
続くものと2種類見つかったのですが、こちらは2356円。
どこが違うというのだろう?
649世界@名無史さん:03/09/27 07:13
>>628
難しい質問だったのでしょうか?
神話学板のほうがいいのでしょうか?
650世界@名無史さん:03/09/27 10:05
>>648
ハードカバー買っちゃったんで、わからない。
ttp://www.oup.co.uk/isbn/0-19-280293-3
ttp://www.oup.co.uk/isbn/0-19-280458-8
これによると中身は同じでサイズがひとまわり違うだけのような。
651世界@名無史さん:03/09/27 10:15
>>628
誰も答えないので、良くは知らないが---
<ベヌウ>または<bnw egypt>で検索すればわかります。
652世界@名無史さん:03/09/27 10:23
NHK文化センター名古屋の秋の講座で、森際眞知子さんが
アマルナ論をやるらしいのだが、誰かレポートしてね。
ttp://www.infonia.ne.jp/~nhkcc-ng/new1.html
これ、2003年だよね!?
653世界@名無史さん:03/09/27 13:15
>>650
レス、ありがとうございますage
654トトメスV世 ◆prgqkIQ406 :03/09/28 19:53
>>628
遅まきながら、不死鳥はギリシア神話の産物ですのでエジプトの神話・伝承には登場しませんね。
ただ、ヘリオポリスの聖鳥としてベヌウ(bnu)と言うサギやセキレイの姿の鳥がおり、これがアトゥムやラーの崇拝と密接に関係してましたので、ギリシア人が不死鳥のモチーフにしたとも考えられます。
655世界@名無史さん:03/09/30 05:36
>>651,652
有難うございます。やっと解りました。
656世界@名無史さん:03/09/30 16:23
>>651,654
657世界@名無史さん:03/10/02 04:53
ギリシャの記録に、スーダン人、ヌビア人、エチオピア人は肌が黒いとか
褐色とかなんども出ているが、エジプト人についてはそんな言及は一つも
無いよ。
>>632
メンチュヘテプ2世はヒクソスを撃退したファラオではありませんよ。
第一中間期の分裂状態を再統一し、第十一王朝の元に中王国時代を開いた王です。
ヒクソスを撃退したのは、第十八王朝の祖であるイアフメスです。
イアフメスは父である第十七王朝のセケンエンラー・タウア2世と恐らく兄であるカーメスの後を受けてヒクソスを撃退、統一を完成しています。
659ホル・アハ:03/10/04 22:52
>>658
そうだったですね。
う〜ん、ダメだなぁ。

ところで、ヒクソスって現在の何人に近いのでしょう?
660世界@名無史さん:03/10/04 22:56
リビア人
661世界@名無史さん:03/10/06 01:49
スレ違いだって言うのは分っているのですが、吉村作治教授のファンサイト、
どなたかご存知ありませんか?
いろいろ検索したのですが、見つかりません。
662世界@名無史さん:03/10/06 17:46
663世界@名無史さん:03/10/06 17:47
↑ ファン倶楽部ではないが、問い合わせたらわかるかもしれない。
664世界@名無史さん:03/10/06 23:51
>早稲田大学古代エジプト調査隊がアブ・シール南の丘陵部東側の斜面に岩窟墓を発見した。
>中からクフ王のネスウ・ビト名を記したスフィンクス像、クフ王のホルス名を記したセクメト女神像などが見つかった。

今頃知った…。_| ̄|○
665661:03/10/07 01:21
>662,663 横レスなのにありがとうございます。
そのサイトは知ってるんですが、(すみません)ファンなので、裏話が載ってるような、
公式じゃないファンサイトがないかなあと思ったものですから。

この板でも、吉村教授の話題が出てないかなあとあちこち探したんですけど、
大してのってなくて。タレントでもないから当たり前ですよね。
失礼いたしました。
>>659
はっきりした事は判っていませんが、人名等から北西セム族の一派ではないかと見られているようです。
恐らく現在のアラブ人に最も近いと思われます。
667世界@名無史さん:03/10/09 00:07
便乗質問ですが教えてください。
以前ある本で、「ヒクソスは異民族ではない」という説を読んだ事があるのですが、現在ではヒクソスが異民族であることは確定しているのですか?
668雨降らし3世:03/10/09 22:18
>以前ある本で、「ヒクソスは異民族ではない」という説
誰がどのような論拠で述べているのかが問題ですね。

ヒクソス=異国の支配者に関しては、これまでエジプト側の史料に基づいて
外国人の侵入とみなされてきました。しかし首都アヴァリスの発掘調査や
中間期の研究が進むにつれ、額面通りには受け取れないことがわかってきました。

・中王国の衰退と共に、第13王朝頃からシリア=パレスチナあたりのセム族系
 住民がエジプトデルタ地帯に入り込み始めた。
・彼らはエジプトの生活や文化に順応し、第15王朝の支配者を出すまでに至った。
 つまりエジプト人にヒクソス王朝の支持者もいた。
・第15-16王朝の様式に特にアジア風の痕跡は見られない。王名は明らかにセム系
 が見受けられる。生活関連ではシリア=パレスチナ風と思われる遺物も出ている。
テーベ出身の第17-18王朝側からみれば外国からの侵略者でしょうが、事態はより
複雑であるということのようです。 cf.レッドフォード、ケンプ等

出典:オクスフォード古代エジプト史、大英博物館古代エジプト百科事典
   田澤恵子氏の論文:古代エジプトのアジア人問題に関する一考察
669ホル王:03/10/10 00:07
>>666
いつもありがとうございます。

670世界@名無史さん:03/10/11 01:06
人を貴顕ならしむるは、神にして、
神は人の眠る間も、彼を守り給う。

プタハへテプの教訓
671世界@名無史さん:03/10/12 00:14
アレクサンドロス大王も、青冠かぶってるね。
672世界@名無史さん:03/10/12 05:12
唐突に神話の話で申し訳ないんですが、エジプト神話のマアトって他の神話の何にあたりますか?
673世界@名無史さん:03/10/12 13:54
お腹減ったよ(´・ω・`)
674世界@名無史さん:03/10/12 15:59
>>672
なんにも当らない。
エジプト独自の思想。
>>672
>>674さんに補足させていただきます。
古代エジプトにおける「マアト」には2つの側面がありました。
一つは思想としての「マアト」で、現代の日本語で一言で表すには適切な訳語に悩む概念です。
普通は「真理」と訳されますが、「自然の純粋な状態」「自然の摂理」「世界・宇宙の秩序」「世界の調和」「普遍の正義」「倫理観」等を総合した概念と考えれば捉えやすい(?)かと思われます。
この「マアト」の概念の発生は古く、古王国の時代には既に成立していたと考えられています。
古代エジプト人たちはこの「マアト」に従って法体系を整備し、秩序を作り上げ、生活の規範にしていました。
古代の訓戒の中にも「マアトを行わない者はどこに行っても生きられない」と言ったニュアンスの言葉が多用されています。
また、エジプトの法体系は判例に基づく慣習法を採用していましたが、この法の規範になるのも「マアト」でした。
古代の判例を見ると、身分の上下や性別にあまり関わり無く、比較的公正な判決が多かった事が判っています。
これも古代エジプトにおける「正義(マアト)は人間の意志や都合で左右されるものではない」という思想の一例であるでしょう。

長文のため続きます。
続きです

もう一つの側面はこれらの概念を体現する女神としての「マアト」です。
「マアト」は一枚の羽根を頭につけた女性の姿として現され、ヘリオポリス神話ではラーの娘とされます。
この女神は、宇宙における正義・秩序・均衡を司り、神々であっても彼女の定める正義をおろそかに出来ず、これはホルスとセトの神話等にも見る事が出来ます。
また、死後のオシリスの法廷にあっても、死者の生前の行いを裁く基準としてこの「マアト」の身に着けている羽根が登場します。
死者の心臓とマアトの羽根を天秤にかけ、つり合わなければ「マアトを行っていなかった」として、死者は怪物アメミットに食われてしまうのです。

神としての「マアト」は、他の古代の神話で言うならば、シュメールのウトゥ(バビロニアのシャマシュ)やヴェーダのヴァルナ、ヒッタイトのアリンナ等と司法神としての性格が似ていると言えるでしょう。
また、思想・概念としての「マアト」は、シュメール・バビロニアの正義の概念に近いかと思われますが、より広範かつ抽象的な意味を持っている為、やはりエジプト独自の思想と言っても差し支えは無いと思われます。

長文の上に乱文ですが、今回はこれにて。
677世界@名無史さん:03/10/12 21:11
くわしいなぁ。
678世界@名無史さん:03/10/12 21:21
イムホテプの祭葬殿見つからないかなぁ。
679世界@名無史さん:03/10/13 18:00
こういうすっげー詳しい人が出てくるから、2chってやめられなくなるのよね。
680世界@名無史さん:03/10/17 21:04
ageとこう
681世界@名無史さん:03/10/19 19:42
良スレなのでage
682トトメス四世:03/10/29 20:59
スフィンクスの『夢の碑文』って
トトメス四世でいいんだよね。
彼の王位継承に問題があったかも知れないと
本で読んだことがあったけど、どんな問題があったのか
知っている人いますか
683トトメスV世 ◆prgqkIQ406 :03/10/30 01:36
>>682
確かにトトメス4世の即位には問題があったと考えられています。
その問題とは、彼が「庶子」であった事です。
新王国期のエジプトの王権は「1:王の嫡出の男子である事」と「2:『神の娘(王の嫡出の長女、あるいは配偶者)』を正妃に迎えている事」で、初めてその正統性をアメン神の神託で認められます。
トトメス4世はアメンホテプ2世の庶子であった為に1の条件を満たしておらず、王位継承の正統性を強調する目的で「スフィンクス・ステラ」(一般には「夢の碑文」として知られる)を建立しています。

余談ですが、「スフィンクス・ステラ」においてトトメス4世を正統な王にする神は、アメンではなくラー・アトゥムになっています。
また、後にアクエンアテンが国教化する太陽神アテンの名と姿が現れるのが、このトトメス4世の時代です。
この事から、トトメス4世の治世中にアメン神官団と王室の間に確執が生じ始めたのではないかとする説が唱えられています。
つまり、後のアマルナ時代に至る改革の萌芽がこの王の時代に始まったのかも知れない、という事です。

乱文ですが、今回はこれにて。
684682:03/10/30 06:30
>>683
いつもいつも本当にありがとう!
685世界@名無史さん:03/10/30 11:23
補足すれば
トゥトモセ4世は
・神官長にアメン司教を任命しなかった
・アジア遠征にアテンの名を使った
など、の事実がありますので、アメン神官団との対立(というより王権の
新しい根拠の模索)が子の時代に始まったというのが通説になっています。
ただし、、だいぶ前に引用した森際さんはこの問題はハトシェプストが
引き起こし、トゥトモセ3世から顕著になったと考えています。
686世界@名無史さん:03/10/30 11:42
つまり、トゥトモセ4世の即位は、
1)彼が本来王位を継承すべき存在ではなかった→正当性を主張するために
 スフィンクス・ステラのような回りくどい手法をとった
2)そもそも彼の王位争奪が第18王朝の王権問題と絡んでいた
という視点の交錯から捉えることができます。
687世界@名無史さん:03/10/31 15:59
オクスフォード古代エジプト史はこう書いてる
 There is no evidence before her son's reign that
 Tiaa's position influenced the succession.
 ↑トゥトモセの母
・ギザのアメンヘテプ2世葬祭殿に兄弟が建てた碑があるが、破壊されている。
 後継者争いがあったのは多分事実。
・Horemakhet-Khepri-Ra-Atum=北の神・・・ヘリモポリスの太陽信仰との関連
 がうかがわれるが、
 He honoured the established cult centres
 and was hardly an iconoclast.
 つまり、せっせとカルナク寺院の増設に従事した。

なお、トゥトモセ4世の在位は8年。後継者は幼いアメンホテプ3世、
王妃は非王族のティイ。孫のような悲劇にならなかったのは、
この一族を支持する強力な後ろ盾があったからではないか。
(N.リーヴスはチュア・イュア一族を摂関家に喩えているが・・・。)

688世界@名無史さん:03/10/31 20:40
>新王国期のエジプトの王権は「1:王の嫡出の男子である事」と
>「2:『神の娘(王の嫡出の長女、あるいは配偶者)』を正妃に迎えている事」
>で、初めてその正統性をアメン神の神託で認められます。
トゥトモセ4世の母は>>687の通り、アメンホテプ2世の記録では言及がない。
王妃は非王族(後に娘を妃とする)、アメンホテプ3世の母も言及がない。
ティイも王族ではないし、ネフェルティティも身元不明だし、
この公式はことごとく破られています。(わけがわかんない)
トゥトアンクアーメンの遺児のDNA鑑定の番組で「母方から異質な血が混入
している」という指摘が思い起こされますね。
689トトメスV世 ◆prgqkIQ406 :03/10/31 22:41
>>688
>トゥトモセ4世の母は>>687の通り、アメンホテプ2世の記録では言及がない。
>王妃は非王族(後に娘を妃とする)、アメンホテプ3世の母も言及がない。
>ティイも王族ではないし、ネフェルティティも身元不明だし、
>この公式はことごとく破られています。(わけがわかんない)

これらはつまり、この時期に王権の正統性に混乱が生じた事実を端的に現していると考えます。
トトメス4世の母について言及する資料がないという事は、言及できない事実があったのかも知れません。
トトメス4世が「スフィンクス・ステラ」等を残したのも、アメンホテプ3世がアメン神殿に莫大な寄進を行い、また外征・朝貢によって権威を示そうとしたのも、自らの危うい正統性を補完する目的もあったのではないかと考えます。
ちょうどトトメス3世が、自らの王権を対外的な「力」で確立した様にです。
この王権の混乱が、アメン神官団の著しい勢力の増大や、軍人の発言力の増大などを産み、アクエンアテンの改革の遠因となり、やがては第18王朝の崩壊と言う結末へと収束していくのではないかと私は考えています。

乱文ですが、私見を述べさせていただきました。
690世界@名無史さん:03/10/31 23:42
エジプト、メソポタミアの古代宗教はあんなに盛んだったのに、
完全にキリスト教、イスラムにとって代わられたのが残念だ。
インド宗教はまだまだ盛んだというのに。
691世界@名無史さん:03/11/01 00:40
ピアンキ王シャバカ王に萌え。
アッシリアが攻めてこなかったら・・・・
692世界@名無史さん:03/11/01 03:04
以前ベヌウについて教えてもらったのですが、画像とかいい本とかありますか?
特にヒエログリフでどう書かれてるか見たいです。どうも見分けがつかないんです。
693世界@名無史さん:03/11/01 09:37
>>689
本来、王になるはずではなかったハトシェプストに起因する・・・?
母親の身分が低かったトゥトモセ3世はご指摘の通り"力"でその権威を示さねば
ならなかった。アメンホテプ2世は超人的身体能力で神格化を図った。しかし、
王国が兄弟になれば鳴るほどアメン神官団の権威も増す。そこで王側が考えたのが
神官の任命制=官僚化。これがトゥトモセ4世、アメンホテプ3世の時代には効を
奏します。高位の神官は王族だから権勢が強くても良いわけ。王はその上に
乗っかって専制体制が確立します。
しかしながら、トゥトモセ4世を継承の確執から抜け出させたものは何でしょう?
おそらくこの時代、テーベ(アメン)に拘泥しない地方豪族・植民地・外国出身の
軍人や官僚が勢力を持ったのではないか?彼らにとって王の専制体制強化が自らの
権力の強化に繋がった。彼ら新興勢力は、王のハーレムを通して支配層になって
いく。アメンホテプ(4世)やネフェルティティもこのサークルにいた。
これらの権力闘争のイデオロギー的表現が、隠れしもの=アメンの秘儀的土着的
性格と、新太陽神学の普遍的で国際的な性格との対立であったのではないか?
実質抑えられていたアメン神官団ではなく、テーベ王朝の古くからの権力者や
地方豪族保守派がこのような新興勢力に対立していたように思われる。
694世界@名無史さん:03/11/01 09:42
Tiaaに言及がないのはアメンホテプ2世の時代で、トゥトモセ4世の治世になると、
今度は逆に母ー息子ー妻の古代三組で神格化されて表現される。
これはアメンホテプ3世の場合も同様です。そして妃は例のテレビ番組で
お馴染みのアメンの妻として、これも神格化・権威化される。
王族じゃないから神格化が必要だったのでしょうが、それだけでもなさそう。
695世界@名無史さん:03/11/01 09:52
アイが後継者に指名したナクミンが抹殺され、トゥトアンクアーメンの摂政の
資格で、ホルス神を介してホルエムヘブが王位に就くのも、第18王朝後期の
王位継承から見れば異例でもないような気がする(彼自身は王族ではないが)。
ホルエムヘブはその在位年数から業績まで謎が多い。
彼や最近話題になったパラメセス(ラムセス1世)等は地方豪族の出身で、
当初アマルナ革命の支持者で、いち早くその失敗を悟り復興に寄与した連中だ。
アクエンアテン時代にはまだ若くて権力中枢にはなかったが、後継者争いの中で
頭角を現してきたものと思われる。
アイを中心とした第18王族派と彼らの抗争がアマルナ革命の抹消を図らせた
のではないだろうか?(完全憶測モード)

696世界@名無史さん:03/11/01 10:09
>>692
ポピュラーな存在なので、ベヌウ、BNWで検索したら図のあるサイトも出てくるよ。
手元にないが『エジプト神話シンボル事典』大修館書店とかにも載ってた記憶。
697世界@名無史さん:03/11/04 02:06
↑どうも。いくつか見つかりました。
698世界@名無史さん:03/11/10 21:26
良スレage
699世界@名無史さん:03/11/15 05:58
イムホテプってクフ王?の時代だっけ?王族なの?
>>699
イムホテプはクフ王の時代の人物ではありませんし、王族でもありません。
第三王朝2代目のジェセル(ネチェルケト)王の時代の人物です。
彼は宰相として王に仕えたと考えられ、サッカラの階段ピラミッドコンプレックスを設計したと伝えられています。
他にも行政・学問・医術・芸術・魔術と様々な分野において功績を残したとされ、後の時代には建築と医学の神として、臣下として始めて神の列に加えられています。
称号として「下エジプトの王の宝庫長」「上エジプトにおいて王に次ぐ地位にあるもの」「偉大な宮殿の行政長官」「世襲貴族」「ヘリオポリス大神官」「建設者イムホテプ」「彫刻家イムホテプ」「石壺の製作者」などがあります。
とにかく、臣下としては最大級の賛辞を受けた人物の一人でしょう。
また、彼は「エジプト以外の地からやってきた」と言う伝説も残っており、この事から両河地方からの渡来人ではないかとする説もあります。
なお、残念ながらまだ墓は見つかっていません。

クフ王の時代のピラミッド設計者で王族だったのは、宰相のヘムオンです。
彼は王の兄弟あるいは従兄弟だったと言われていますが、詳細はわかっていません。
吉村作治氏は、ギザの3つのピラミッドとその周辺建造物はこのヘムオンによって設計された巨大なピラミッドコンプレックスではないかと言う説を唱えています。
今後の記録の発見や研究の進展を待ちたいところです。

以上、長文乱文失礼しました。
701699:03/11/15 11:08
>>700
ありがとう。整理がつきました。
702世界@名無史さん:03/11/17 01:02
砂ジャッキってなんですか?誰か教えてください。
703世界@名無史さん:03/11/22 15:44
ageる
704世界@名無史さん:03/11/23 01:12
保守る
705世界@名無史さん:03/12/02 17:20
古代エジプトでは金髪の白人ってとてもめずらしいんですか?

くだらない質問ですみませんm(__)m
706世界@名無史さん:03/12/02 17:46
ローマ人でさえ珍しがったんだから、エジプト人にとって何をかいわんや。
707世界@名無史さん:03/12/02 22:48
>>702
テコで浮かせた隙間に砂を入れて底上げすることだっけか?
708トトメスV世 ◆prgqkIQ406 :03/12/02 23:16
>>705
古代のエジプトに金髪の白人がいた事を示唆する史料は見つかっていません。
ラムセス2世のミイラは赤茶けた金色の頭髪が残っていますが、これはヘンナと言う染料で染めたもので、本来の色ではありません。
また彼のミイラは高い鷲鼻ですが、これもミイラ処理の際に詰め物をしているからです。
709世界@名無史さん:03/12/03 00:02
古代エジプトっていつまでをさすんだ?
プトレマイオス期にも金髮白人は知られなかったのだろうか?
710705:03/12/03 00:06
ご回答ありがとうございました!
最近某漫画をよんでいるので気になってしまって笑。
711705:03/12/03 00:06
ご回答ありがとうございました!
最近某漫画をよんでいるので気になってしまって笑。
>>709
>>708では末期王朝時代までを想定して「古代のエジプト」と言う表現を使っています。
説明不足で申し訳ない。
713世界@名無史さん:03/12/10 17:03
>>711
あれですね、キャロ○とかいう奴ですね
延々同じことやってると噂の…
714世界@名無史さん:03/12/12 00:39
あれと言うと
ファラオの名前がギリシャ語で
ヒッタイトの王子の名前がトルコ語の
あれですか
715世界@名無史さん:03/12/14 17:51
いくら発掘シーズンで資金が要るからって、安易な企画モノはやめちくれ!
716世界@名無史さん:03/12/19 21:18
保守age
717世界@名無史さん:03/12/24 22:49
古代いーじぷとの女の子たちは肌を白くするために
真珠を酢に溶かして飲んでいたそうですね。
美に対する価値観ってそんなに変わってないんですねー
718覇とシェプスト:03/12/24 23:19
そぅね
719世界@名無史さん:03/12/27 13:53
age
720世界@名無史さん:04/01/01 18:00
1日テレビ東京系列でツタンカーメンの古代エジプトミステリー。
ttp://www.tv-tokyo.co.jp/egypt/
例によってエジプトビルオーナー出演、どのくらいトンデモ説が
飛び交うか見物。胎児のミイラ、初公開?嘘はいかんぜよ。
721世界@名無史さん:04/01/01 21:30
今見てるけど
この前のNTVの時空警察よりは遥かにマシだね
722世界@名無史さん:04/01/01 22:27
あり?
ネフェルティティってアイの娘だったっけ?
バビロニアだったかミッタンニだったかの王女じゃなかった??
723山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/01/01 22:32
ミタンニの王女だったと言われていましたが、近年はエジプト出身という説も出ていた筈。
724世界@名無史さん:04/01/01 22:44
あんまり詳しくないんですが、これのネタ本って何?
信憑性ってどんなもんなんだろ?
725世界@名無史さん:04/01/01 23:04
わー
素手でつかむなや。英国紳士たるもの手袋はめろ。
……激しくつまらなかった…。
727世界@名無史さん:04/01/02 00:04
激しく推理番組になってたな。
ミイラが観れて俺は満足だが。
728世界@名無史さん:04/01/02 05:28
ネフェルト-イティ=異国から来た別嬪さん、という通称から
ミタンニ王女説が唱えられておりましたが、最近はアイの娘か養女
説=ティイ一族のサークル説が有力ですね。理由はアメンヘテプ4世
時代のアテン寺院の発掘などでネフェルティティの存在が既に大きく、
アマルナ革命を支援した勢力を背景にしたであろう、ということ。
およびアイの妻を乳母としていたらしいこと。

729世界@名無史さん:04/01/02 05:33
>>724
ツタンカーメン暗殺説が話題になったのはこれ。
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4562032006/
毒殺説はエジプトビルオーナーの所説になってましたが、
昔からあります。
730世界@名無史さん:04/01/02 05:45
エジプトビルオーナーの悪口書いちゃいましたけど、
一昨年だったかツタンカーメンのDNA鑑定申請しただけあって
ミステリー構成と冗長な点を除けば、そんなにトンデモ説は
なかった=つまんなかった。
731世界@名無史さん:04/01/02 11:21
質問です。
パピルスなんかに書かれている
ヒエログリフの文章を和訳するときは古文で訳すんでつか?
732ウアフアンク・アンテフ:04/01/02 12:38
王名表って、誰が作ったのでしょうか?
733世界@名無史さん:04/01/02 12:53
>>731
訳者の自由だろ。
734世界@名無史さん:04/01/02 19:29
>>732 王名表もいくつか残ってます。
アマルナ王4代を抹殺したのは第19王朝2代目
セティ1世が作らせた(たぶん)ものです。
735732:04/01/02 21:16
>>734
ありがとう
736世界@名無史さん:04/01/02 22:00
古代ミステリーをつつくのは野暮だけど、吉村教授やエジプト考古局が
かんでいるからざっと指摘しておく。いったん歴史から抹消された時代だから
証拠が無く、勝手なことが言えるわけだが・・・。

・この番組ではカルトゥーシュ(王名の表記)も王名表と読んでるけど、
 王名表とは歴代の王をリストにしたもの。ホルエムヘブがツタンカーメンの
 業績を横領したのは事実。
・胎児のミイラは一昨年アメリカの研究者がDNA鑑定してTV番組は
 NHKで放映された。このプロジェクトはエジプト側責任者イスカンダルと
 喧嘩別れ。吉村教授のDNA鑑定申請も却下された。
 DNA鑑定しても他がわからないから意味無いだろ、ザビ・ハワス君!
・アクエンアテンはアメンホテプ3世の長男じゃなく、次男。
・アクエンアテンは平和主義者などではなく、親衛隊に身を守らせたし、
 ヌビア遠征もしている。アマルナ革命に関する吉村説は旧い。
・ホルエムヘブは地方豪族の出身で貧乏人の出ではない。彼が出世したのは
 アクエンアテンが新しい階層を取り立てたから。軍を無視したわけではない。
・ホルエムヘブはアクエンアテンの時代には軍の地方長官クラスで、
 ツタンカーメンの時代に力を伸ばした。年齢を考えてみよ!アイの死後13年
 もしくは28年も統治するのだぞ。ホルエムヘブの治世も詳細は不明。
・ツタンカーメンはアクエンアテンとキヤの子供という説もある。
 アメンホテプ3世の子供としたら、3世4世長期共同統治説を採らない限り、
 年齢が合わなくなる。アクエンアテンがマズイので3世につなげたという
 説もある。セティ1世の王名表ではホルエムヘブが3世の後に続く。
・アンケセンナーメンがヒッタイトに送ったという手紙の件は
 ヒッタイト側の資料しかない。番組にあったが、天赤河のムリシル2世
 の記録。詳細は不明。差出人をアクエンアテン後継女王とする説もある。
最後に
・エブリンは1967年ロンドンで開催されたツタンカーメン展を病をおして
 見に行き、直後に亡くなった。娘だったかのエッセイがある。
737自己レス:04/01/02 22:33
>DNA鑑定しても他がわからない
現在までの関係者ミイラ確認状況
ツタンカーメン 確認済
アメンホテプ3世 カイロ博物館、ただし本人かどうか異論あり
ティイ 例の身元不明の赤毛の方ElderLadyとツタンカーメン王墓の
    髪の毛の照合は為されている。公式には未確認
アクエンアテン KV55説もあるが、年齢的に合わず、未確認
ネフェルティティ この間のは嘘でしょ、未確認
アンケセンナーメン 未確認
メリトアテン、マケトアテン 未確認
スメンクカーラー KV55?
キヤ 未確認
アイ 未確認
ホルエムヘブ 未確認

これで胎児のミイラのDNA鑑定をして何がわかる?

738731:04/01/02 22:45
>>733
そうなんだ。さんくす。
739世界@名無史さん:04/01/05 23:38
今DNA鑑定やってわかるのは
大体の部族くらいかねぇ

でも、やらないよりはデータとれるんじゃないの?
直接の血縁はむりだけどさ(データ不足杉)

しかし、よくDNA残ってるな
740世界@名無史さん:04/01/06 03:38
アメリカの研究者の胎児のミイラのDNA鑑定の結果は(TV番組によると)
・女系から異質な血が混入している
・めだった遺伝病はない
前者は意味深だが曖昧な表現だった。
論文を読めばわかるかもしれないが。
後者はもしアクエンアテンの血筋なら〜症候群説を否定する。
肝心の血縁がわからん、当たり前だが。

DNA鑑定ではないが、第18王朝のミイラ調査プロジェクトが過去あった。
これはという成果はない。
741世界@名無史さん:04/01/06 12:16
アクエンアテンは水頭症だった!
742世界@名無史さん:04/01/06 19:10
古代エジプトを舞台にした演劇や小説や漫画のセリフは時代劇言葉がいいと思う。
そのほうがカコ(・∀・)イイ!
743世界@名無史さん:04/01/06 19:38
どうでもいいけど、ここに書き込んでるやつら、ほんとうにヒエログリフ読めるみたいだな。
すげ〜。
ところで、ファティマ朝以後のエジプト・アラブ王朝下では
エジプト研究って進まなかったの?
あの時代のエジプト・アラブ人って
ギリシャ語もラテン語もヘブライ語もコプト語もなんでもこいっていう
超ウルトラスーパー知識人だったような気がしますが。
744世界@名無史さん:04/01/07 00:49
当然アラブのひとたちも古代エジプトに関する観察記録を残しています。
しかし考古学には至らず、ヒェログリフの解読もできなかった模様。
体系的な歴史はヘロドトス、マネト以降ないみたい。
745世界@名無史さん:04/01/07 00:56
アクエンアテン水頭症とかマルファン症候群説は表象からの憶測。
・初期と後期では表現様式が異なる。初期はネフェルティティや娘たちも
 同じ様式で描かれている。
・ややぽっちゃりのごく普通のアクエンアテン像も出土している。
・当時、豊作祈願か腹ボテの女神信仰があった
・KV55、ツタンカーメン、胎児のミイラから遺伝病は見つけられていない。
以上の理由で、最近〜病説は退けられることが多い。
ピカソの絵を見て20世紀の人間はそんな姿だったと思うようなモン。
746世界@名無史さん:04/01/08 18:08
現在、もっともエジプト学が盛んなのはどこ?
イギリス?フランス?ドイツ?エジプト?
747世界@名無史さん:04/01/08 18:20
748世界@名無史さん:04/01/08 18:26
>>747
おぉ、サンクス。
749怒れるナマズ※ナルメル:04/01/25 22:07
age
750イバナの息子 イアフメス:04/01/30 20:16
あげ
751世界@名無史さん:04/01/31 21:30
古代エジプト語ももっと正確に母音の再構できないのかな。
今の取り決めはe音ばかり続くのが人工的な感じで、いまいち魅力に欠ける。
752世界@名無史さん:04/01/31 21:34
コプト語の変化から推測することはできんのか?
753世界@名無史さん:04/02/04 23:16
近隣の言語の記録に発音などが登場していないかな。(メソポタミアやアナトリアなどで)
754世界@名無史さん:04/02/05 20:02
アレクサンドリア図書館にはエジプト語文法について書かれたパピルスがあったはず・・・多分。
755世界@名無史さん:04/02/08 14:30
ヘブライ語からウガリトの言語を再構築するような感じの半トンデモ説は避けたいですな
756世界@名無史さん:04/02/11 17:09
ロゼッタストーンの対訳文じゃ不十分すぎるか・・・
757世界@名無史さん:04/02/11 18:35
シャンポリオンは、ロゼッタ石は自分の研究にはあまり役にたたなかったと言ってるね。
やっぱり他の研究者を出し抜いて解読成功したのは、彼がコプト語に精通していたのが大きかったのかな。
758世界@名無史さん:04/02/17 00:03
現代のエジプト人たちは一神教のルーツがアクエンアテンにあることをどう思ってんだろ。
759世界@名無史さん:04/02/17 07:53
「なんか、手にアマルナ」って感じかな。
760世界@名無史さん:04/02/17 11:26
現代のエジプト人はイスラム=一神教徒だから問題なかろう。
(そのあたりはマフーズ※の小説を読んでみよう。)
ただし、
>一神教のルーツがアクエンアテンにある
は議論の余地がある。一神教の定義を含めて。
D.B.REDFORDというのを検索して所説を検討してご覧。

※"Akhenaten: Dweller in Truth" Naguib Mahfouz
7611/2:04/02/17 12:40
髭親爺ドナルド・B・レッドフォードはアメンヘテプ4世時代のアテン寺院を再構築する
アクエンアテン寺院計画の中心人物。1984年に『異端の王:アクエンアテン』を出す。
ファザコンで幼稚で残酷なアクエンアテン像が一部アマルナマニアの顰蹙を買うが、
今日この見方の方が有力※。その後ヘブライとアマルナ宗教の関係を埋める調査研究に従事。
ttp://www.personal.psu.edu/users/d/b/dbr3/

彼の見解を乱暴に要約してみる。
1)ユダヤ/キリスト/イスラムの唯一神教は独特の概念であり、単一神教とは異なる。
 つまりその神は超越的唯一絶対の存在。神々の中の王ではない。
2)唯一神教は歴史的概念だからそれが誕生したユダヤ以前に遡らせて適用するのは
 アナクロである。アクエンアテンの時代にはまだそのような概念はなかった。
3)そもそもアクエンアテンの宗教は唯一神教ではなく、単一神教である。外国の影響はなく、
 エジプト伝統の中の異端である。その思想は素朴唯物論であり、後代の超越神の思想には遠い。
4)アマルナ時代前後にカナンの地にエジプト神殿があったが、旧来のエジプトの神々を
 祭るものであり、ユダヤ教成立にアマルナ宗教が果たした役割は認めがたい。
5)結論として、アマルナ宗教にエジプト伝来の宗教からはみ出す要素=単一神教があるに
 してもユダヤ/キリスト/イスラムの唯一神教の起源とは異なる。
7622/2:04/02/17 12:41
アテン賛歌とキリスト教聖歌の類似性とか、三位一体とかこじつけはできる。
しかし、アテン賛歌はアメン賛歌のパクリだし、後者はエジプト創世神話の三組の流用。
光線は抽象化されてはいるが実体化=可視的なものだ。可視性がアマルナ宗教の特質。
欧州のエリック・ホルヌング、ヤン・アスマンなどもアマルナ宗教がエジプト枠内であり、
アクエンアテンの思想が自然哲学であることを認める。他方、唯一神教的萌芽も認める。
古代エジプトの宗教が一様ではなく、多神教的要素と唯一神教的要素が歴史的に絡み合ってきた。
アマルナ宗教は歴史変動期に表れたその危機の表現である、と。見解の相違はそのくらい。
レッドフォードはアクエンアテンをファザコンのアホぼんとしかみないが、アスマン等は相応の
思想家だと認識しているところが違う。彼らもヘブライとの直接的影響には言及しない。
ユダヤ的一神教の成立がずっと後の時代だから。

つまり、
>一神教のルーツがアクエンアテン
と言いたいのならば、考古学的文献学的にそれを立証しなければならない。
旧約以降、巷に溢れるアマルナ-ヘブライ物語は古代幻想ロマンの世界。
「後代の一神教にみられるアイディアのプロトタイプがアクエンアテンにある」
という表現はどうかな?古代エジプト史で概ね採用されているように思える。
無論アマルナ宗教とヘブライの関係が立証されたらころっと変わる。

※ニコラス・リーヴスなんか、アクエンアテンは宗教的預言者の仮面を被った独裁者だと。
 尾形一門の我が国のアマルナ研究者も政治的意味を重視する。
763訂正:04/02/17 12:49
>古代エジプトの宗教が一様ではなく、多神教的要素と唯一神教的要素が歴史的に絡み合ってきた.
唯一神教的要素→単一神教的要素 だね。
アスマン等はアマルナ宗教を単一と唯一の中間的存在と評価しているみたい。
神々の王的存在は超えている、と。ただし後代の唯一神教とは異なる。
764世界@名無史さん:04/02/18 14:05
古代エジプトの宗教は歴史的にたいして変化しなかった、
というのが昔の説。戦後は中間期の研究やオリエントとの
影響の研究が進み、だいぶ認識が変わってきた。
E・ホルヌングは習合の研究から、創世神など基本的な神々と
地方の神々の関係を明らかにしたが、エジプト神学は後代の
超越的唯一神の概念に達しなかった、とする。
J.アスマンは表層深層の宗教的認識の歴史的な変化を強調する。
多神教と単一神教の葛藤が頂点に達したのがアマルナ宗教、
エジプト神学に対立するこの経験からアメン信仰が内面化し、
それへのカウンター宗教としてユダヤ唯一神教が成立した
のではないか、と。これは解釈學的仮説で歴史学的実証的な
ものではない。
アスマンの批判を受けてホルヌングは後年アマルナ宗教を
厳密ではないが一神教的とみなしても良いと書いている。
ポイントはアテンが人間世界とは隔絶した存在であること。
アクエンアテンおよびその一族しかそれを媒介できない。
後代の唯一神教の預言者の位置にアクエンアテンがいる。
しかも政治的絶対性と一体になっている。
リーヴス本のタイトルの含意もそこにある。
しかし、人間世界にアテンの光や熱の恩恵はあるわけで、
超越的絶対者としては不徹底だ。自然哲学という指摘の
謂われはそこにある。
天にはアテン、地にはアクエンアテンおよび
ネフェルネフェルアテン・・・この三組は三位一体ではなく、
古代エジプトによくみられる創始神への王族のアナロジー。
アテンが亡き父だとするD・B・レッドフォードの解釈は
妥当だろう。
古代エジプト絶頂期の王の支配原理と失われた現世の
見返りに超越的救済を求める流浪の民の信仰基盤が
そもそも異なる。
765参考文献:04/02/18 14:06
仕事さぼって書き込んでるので、ミニマムなもの。
Conceptions of God in Ancient Egypt:
The One and the Many
 Erik Hornung
The Mind of Egypt: History and Meaning
in the Time of the Pharaohs
 Jan Assmann
The Search for God in Ancient Egypt
 Jan Assmann,David Lorton
Egypt, Canaan, and Israel in Ancient Times
 Donald B. Redford
766世界@名無史さん:04/02/21 00:13
クフ王のピラミッドに碑文がないのが謎。あれだけ強大なんだからばっちり文章を刻むのが自然だと思うが。謎にするために意図的に何も書かなかったのかな?
767世界@名無史さん:04/02/21 01:51
でも、ピラミッドのなかに「最近の若い者は・・・」
っていう落書きがあるって言うのを聞いて藁たよ。
ほんとかどうかはわかんないケド。
768世界@名無史さん:04/02/21 03:07
自分はアッシリアの粘土板に「最近の・・・」と書かれていたと聞いた事がある。多分、ある種の神話じゃないかな。
769よろずこ:04/02/22 23:55
自分は鹿の肩甲骨に「最近の・・・」と書かれていたと聞いた事がある。。。
多分、ある種の神話じゃないかな。
770世界@名無史さん:04/02/23 01:02
>>767
実際にはどう書いてあるの?ピラミッドの落書き。全文を見てみたい、できれば原語で。
771世界@名無史さん:04/02/23 02:21
どっかの天井に書いてあるやつね。写真で見たことあるけど何て書いてあったのか忘れたな。作業人が書いたといわれててるね。
772世界@名無史さん:04/02/23 20:33
>>768
「最近の若い者は・・・」はオレもメソポタミアの粘土版から出土したと
本で読んだ気がしたなぁ・・・。
いまその本探してるんだけど見つからんのでハッキリとは判らんが。
773世界@名無史さん:04/02/23 20:57
俺は月の石書いてあると読んだ。
774世界@名無史さん:04/02/24 01:13
>>771
いわゆる「重力拡散の間」の落書きのことだね。確かクフ王を讃える言葉が書いてあったとか。若者へのボヤキではなかったと記憶しているのだけど。

ちょっと本棚漁ってくる。
775世界@名無史さん:04/02/25 11:31
京大の展示品って
在学生なら見れるのかな?
776世界@名無史さん:04/02/28 19:41
日本にもツタンカーメンの頃のウラエウスがあるらしい。
http://myalbum.ne.jp/cgi-bin/a_menu?id=fe035511
777世界@名無史さん:04/02/29 10:43
火薬や紙は古代エジプト人の発明であったと言う説もあるが
どうなの?
778世界@名無史さん:04/02/29 16:13
紙はパピルスが最初の紙だと思います。
779世界@名無史さん:04/02/29 16:21
>>775
文学部博物館の展示物なら一般人でも見えるんじゃないの?
780世界@名無史さん:04/02/29 20:18
古代エチオピアのスレは無いでしょうか?
781世界@名無史さん:04/03/06 04:36
ラムセス2世についてお聞きいたします。
王の身長は173cmだったとどこかで読んだのですが、これはミイラの実測値でしょうか、
それとも乾燥して縮んだことを修正に入れての値でしょうか。
また、92歳まで生きていたそうですが、歯はどのくらい残っていたのでしょうか。

それにしても文書での記録に自身が建設した巨大な神殿、何よりミイラと、
後世に自身をアピールするものに事欠かない人ですねえ。
782世界@名無史さん:04/03/09 00:51
最近エジプトに興味をもった者ですが
エジプトの歴史、関わった人物を知ることができる映画があれば教えて下さい。
観た映画は、「クレオパトラ」「シーザーとクレオパトラ」です
ハムナプトラはそうなんでしょうか??
783世界@名無史さん:04/03/09 15:04
>>782
とりあえず
ttp://www.nilestory.co.jp/egymania.htm
エジプト専門旅行会社のサイトですが、
エジプトねたに小説・映画の紹介あり。
784世界@名無史さん:04/03/09 16:23

吉村作治(教授)なんて興味なかったが、以下の番組で 「エジプト人の家内」 を連発してるの聞いて興味がわいた。

この番組見た人いる? たけしの 「ここが変だよ日本人」 で テーマ「国際結婚」
カップル1.ハワイの黒人DQN男と日本人女。
カップル2.韓国人やさ男と年上日本人女。 ← これが良い話だった。

http://www.sm.rim.or.jp/~shukran/diary/98052.html
アラブでは嫁側の親族の方が強いって事がわかっていれば、平等がどんなに大切なのか、待遇がどのくらい重要視されるか、すぐ理解できるのに…。
ムハンマドでさえこの事には、てこずったと言われているくらいですから…
そう言えば、吉村作治教授がエジプト人の奥様と離婚した時も嫁さんの一方的な通達だったらしいです。
理由は、日本に居るとき吉村先生が奥様に内緒で焼豚いりのラーメンを食べているのがばれたからだって言ってましたね。
結婚のときに離婚時の条件が明確になっているのですから、奥さんの方が絶対有利で、この点に関してはけっして平等ではないような気がします。』とのことですが、奥さんにとって離婚時は絶対に有利だとは言い切れないような気もします。
しっかし、吉村作次先生は本当にそうだったんですかね〜?

質問1.この離婚理由マジですか?

質問2.吉村作治は業績あるの?

それとも上野千鶴子・岸田秀パターン(つまり学問業績なし)ですか?
785世界@名無史さん:04/03/09 16:45
エジプトの歴史などが、はっきり分かる時は来るんだろうか。。。
786世界@名無史さん:04/03/09 18:47
>>784 そーゆーことは直接本人か関係者に問い合わせましょう。
ttp://www.egypt.co.jp/ 
ここで問い合わせできます。
787世界@名無史さん:04/03/10 01:52

46 :天之御名無主 :04/03/09 11:56
早稲田のエジプト学研究所は考古的にはがんがってると思うが。

47
吉村作治自身はスゲー嫌味で高飛車なヤツだ。
彼はなかなか教授になれなかったのだが、それは象牙の塔の住人(他の教授たち)が
テレビなどに出ている自分を妬んでのことだと本人は言っているが、実際は唯我独尊な態度が
教授会でも鼻つまみだっただけ。どこにいってもああいうヒトは人間関係で苦労するタイプ。

だが、エジプト学研究に関しては非常に精力的で、日本人エジプト学者としては新境地を拓いたと
いってよいと思う。アクの強い性格が、逆に海外ではよい方向で推進力となったのだろう。
また、大学との折り合いが良くなかった頃は私財を研究に投じており、タレント教授で、
テレビ出演時に偽善者を演じきるというダークサイドを含めても優秀な学者と思ってみたり。

48
彼は助教授から教授になりたいと何年も大騒ぎしていたが、なぜそんなに正教授になりかったのか?
単なる見栄?
それとも研究費が増えるなどの実質的な理由?
788世界@名無史さん:04/03/10 02:55
>>787
今後は引用元のスレのURLをきちんと書くように
789世界@名無史さん:04/03/10 16:02
エジプト関係の土産売り場でピューターバステトっていうネコの置物をよくみますが
何なんでしょうか?教えて下さい
790世界@名無史さん:04/03/10 16:13
少し前にディスカバリーチャンネルで、エジプトの遺跡系の番組があって、
エジプトの王が飼っていたとされる、小さな犬のミイラか骨が出たとやっていたんですが、
覚えている方いますか?番組名教えて頂けると嬉しいです。
一生懸命検索したんですがわかりませんでした。
791世界@名無史さん:04/03/10 22:12
骨出てきたんですかぁ??
凄いっっ
792世界@名無史さん:04/03/10 22:54
>>789
ネコの姿をした神様が「バステト神」でしょ。
「ピューター」っていうのは知らないなぁ
793世界@名無史さん:04/03/11 20:14
>>792
ピューターってのは合金の名前だね。
アクセサリーや置物の材質として使われるので、ピューターで作られたバステト神の置物、
ということだと思う。

ピューターってなに?
ttp://ha5.seikyou.ne.jp/home/seamew/pewter/what.htm
794世界@名無史さん:04/03/12 10:34
>>792
あいあと!バステト神は何の御利益があるの?
チョと詳しく教えて下さい。調べたんですがよくわからない
795世界@名無史さん:04/03/12 11:27
エジプトで崇拝された神々について
詳しく書いてある洋書の書物を探しています。
詳しい方、ご存知でしたらお教え下さい。
796世界@名無史さん:04/03/12 12:27
>>794
ギリシア人はアフロディーテーと同一視していた。
797世界@名無史さん:04/03/12 17:00
イマジニアのファラオは面白かったな
拡張パックのクレオパトラもホスイ
798792:04/03/12 21:34
>>794
神様の御利益っていったら大方その土地の守護をすることでない?
詳しくは専門家でないとわからないね。やっぱり。

ttp://www5e.biglobe.ne.jp/~undeux/gods/gods_map.html
↑このページは神様の地域ごとの分布とバイオグラフィーが
絵付きで判るから面白いよ。ちょとは参考になるかな?
799794:04/03/13 00:21
>>798
どもありがと。とても参考になりました
800出土地不萌:04/03/13 14:04
2/28朝刊に、がくぶん総合教育センターという所が、
『吉村作治のエジプト探訪講座』の広告を出していたので、
どんなものか案内書を取り寄せてみます。

誰か取り寄せた人いますか?
801世界@名無史さん:04/03/13 17:52
>>797
おお、ナカーマがいる
今でも時々遊んでるよ
クレオパトラも出て欲しいよねー
802世界@名無史さん:04/03/14 14:53
ジョジョの奇妙な冒険からエジプト史にはいったやしはいるか?
803世界@名無史さん:04/03/14 17:05
ファラオが滅び
イスラムが栄えた。
イスラムこそが最強!
804世界@名無史さん:04/03/26 23:14
今日のピラミッド特集番組どうでしたかね?
これシリーズなのか…
正月のツタンカーメンも観たよ
805 世界@名無史さん:04/03/26 23:19
エジプトの遺跡ってどうして神殿群と、お墓、ピラミッドしか残ってないの?
ファラオが住んでた宮殿はなぜ残ってないの?
アマルナ王宮とかはなぜ土台くらいしか残ってないの?
生きていた時に住んでた王宮は日干し煉瓦製のため朽ち果てたと聴いたこともあるけど、
シュメールのジグラトとか普通に残ってるでしょ?
806世界@名無史さん:04/03/27 07:20
アケトアテンに関しては、ホルエムヘブの時代に始まり、
第19王朝時代に解体または破壊されたのです。
しかし1970年代のバリー・ケンプの発掘調査では住居や
生活様式がかなり明らかにされました。
→Barry J. Kemp
807 世界@名無史さん:04/03/29 11:42
どういう生活様式だったの?
壮大な宮殿だったの?
エジプト様式の王宮で基本的にアブシンベル神殿みたいなつくりなの?
つまり灯門があって、列柱室があってみたいな作り それともまるで違う簡素なつくりなのかな?
808世界@名無史さん:04/03/29 13:26
そうですね、アケトアテンに関して日本語で読めるものはツタンカーメン本、
ブライヤーやリーヴスの本にも時代背景としてアケトアテンに関して少し言及があります。

▼最近の研究にふれた記事は
ttp://nng.nikkeibp.co.jp/nng/bn/200104.shtml
▼小説ですが、比較的考証が手堅く、当時の生活がわかるもの
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4900845582/

英語だとオンラインショップでamarnaやakhenatenで検索してください。
▼最も新しい下記は問題はありますが、アケトアテンに関する説明はまずまず
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0500051062
▼Barry J. Kempのアマルナ調査(だけではない)などを要約したものは
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0415063469
809世界@名無史さん:04/03/29 13:38
▼エジプト建築はこれが手頃かな
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4473018857
▼これは高価なので・・・
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894390493
▼神殿建築に関してはこういうのもある
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4897373948
▼古代エジプトの生活に関しては2巻本ですが
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4562028467
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4562028475
810世界@名無史さん:04/03/29 13:39
amazonの回し者ではありません。参考書もなくはないので、
自分で関心のある事柄を調べるのが早いです。
811Harry ◆Zonu/EfQJ. :04/04/08 19:16
よくわかりませんが
バステトおいときますね。
              ∧_∧
              (*゚ー゚)
            <⌒i。___。!⌒>
           /  ^ヽ、´,,)~i|
           〉    へ,へ|
           /   /  / ! |
          i  /  / |  |
          | /   /  |  ||
          |ノ   /     |,|
          /           | |
         /           / |
          / /        /| |
        / /         / '|  |
      /  /    ノ   /! |  |
      |  rー──、__/'^| |  |
      `ー'     | |   | |  |
              | ̄!  | ̄|\ノ
             / '' | | ''ー、
             (__}   ー'ー―'
812世界@名無史さん:04/04/09 10:38
みなさんエジプトいきたいですか〜?
813世界@名無史さん:04/04/09 10:42
エジプトっていいですよね
なんか神秘的で
私もエジプトに生まれればよかった
814世界@名無史さん:04/04/09 10:43
ラクダに乗って砂漠を横断したい
815世界@名無史さん:04/04/09 10:43
エジプトってアラビアなんでしか?
816世界@名無史さん:04/04/09 10:45
エジプト人に多い血液型ってなんですか?
817世界@名無史さん:04/04/10 10:38
ヤコブアアムだったかなんだか、 ヒクソス朝の王はそんな名前がみられますが そんな民族だったのですか?
818世界@名無史さん:04/04/10 18:44
>エジプトの遺跡ってどうして神殿群と、お墓、ピラミッドしか残ってないの?
神殿の正式名称の枕詞が「100万年存立すべき」のはず、
死後の世界は永遠だから、後世に残せる様に建築した。

>ファラオが住んでた宮殿はなぜ残ってないの?
生者の世界は一時的だから、生きている間だけあればよい様に建築した。
819世界@名無史さん:04/04/11 23:10
ここの住人的にハムナプトラってどうよ?
ここが違うとか間違い挙げてったらキリないけど(w
820世界@名無史さん:04/04/11 23:19
イムホテプっつー名前の神官はいましたよね。
ジェセル王だかのピラミッド建造に携わってたんじゃなかったっけ
821世界@名無史さん:04/04/12 04:16
>>819
お笑いネタ
822世界@名無史さん:04/04/12 04:31
ピラミッド建設の財源? (87)
http://mentai.2ch.net/whis/kako/964/964682683.html
823世界@名無史さん:04/04/21 16:23
age
824世界@名無史さん:04/04/21 17:48
>>805
メソポタミアの川は洪水がくると流路が変わってしまう。
年が衰退するのは、川から遠くなってしまうため。
川から遠くなって干からびた街の跡は長く残る。

エジプトでは毎年川が洪水になる。洪水の水の及ぶ範囲が、そのまま、人の住むところ。
建物でもなんでも水がしみてきて傷む。人が管理をしていないと何年もせず壊れてしまう。
神殿や墓は畑にならないところ、つまり、洪水の及ばないところに作るので長持ちする。
825世界@名無史さん:04/04/28 11:36
古代エジプト人はコーカソイド・ネグロイド
どっちなのでしょうか?
自分は長年前者だと思っていたら「そうじゃない」と
主張しているサイトがかなり多かったので…
ナイル上流と下流でも大分違いそうですけど
826世界@名無史さん:04/04/28 23:01
定期的にでてくる木村説ですか。アフリカ中心主義というのがあって、
これが西欧に収奪された歴史の回復・・・古代エジプト文明など、を
唱えています。そうした政治的な文脈でそんなことが言われているのです。
人種については、とりあえず下記参照。
ttp://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/shoho/sh48/kaki1.html
827世界@名無史さん:04/04/29 22:46
>826
レスありがとうございます。
なるほど政治的な理由ですか…。
納得いきます。
というかスレの上の方で死ぬほどガイシュツでした(;´Д`)
すいませんorz
828オジマンディウス:04/05/06 13:10
我が名はオジマンディウス
王の王なり
 全能なる者よ 我が行いしものを見よ!
そして絶望せよ!
829世界@名無史さん:04/05/06 14:02
>>825
まじめな本よりトンデモ本のほうが売れるんですよ。

真相はミイラの髪の毛を調べればわかると思うんですがね。
白人は直毛で胸毛が厚く、黒人は縮れ毛です。
コーカソイドは目が窪んでるし鼻骨の形も違う。

因みにDNA検査じゃ混血だと区別できないでしょう。
現代のエジプト人だって、ほとんどニグロイドとの混血らしいし。
830世界@名無史さん:04/05/08 09:30
古代エジプト文明に多大な影響を与えた古代シュメール人は、
あの大きな鷲鼻からしてアラブ系の民族だろう。

となれば、古代エジプトもアラブ系だったと考えたほうが自然だろう。
831世界@名無史さん:04/05/09 18:53
住んでる地域全然違うだろ…
大体多少の影響はわかるけど
多大な、ってどれとどれ? 具体的に例を示してください。
832世界@名無史さん:04/05/21 16:06
保守age
833waza_fire:04/05/21 16:23
ラムセス2世?
ラメセス2世?
834世界@名無史さん:04/05/21 21:02
>833
古代エジプト語は母音が分からない場合が多いので、
現代では、便宜上子音と子音が続く場合、間にeの音を入れます。
(ラメセスで分かっている音はra-ms-sw)
本当はmu、meとどちらで発音していたかは
現在となっては分からないので、どちらでもよいのではないかと。
素人なので至らぬ答えではあるかもしれませんが…
835世界@名無史さん:04/05/21 21:05
補足。

ra-ms-swの
aの音は説明する上で分かりやすいように母音のaとしています。
836世界@名無史さん:04/05/26 02:10
お聞きしたいのですが。

クレオパトラの死が古代エジプトの終焉と言うことがありますが。
クレオパトラは、プトレマイオスの子孫ですよね。エジプトは占領
されているという状態じゃないんですか?

プトレマイオス朝も古代エジプトに入るんですか?

古代エジプトでも、ヒクソスやアッシリアにも占領されたりしていま
したが。その後も再び「○○王朝」と続きますよね。
「古代エジプト王朝」の定義ってなんでしょうか?

「ファラオ」を名乗れば古代エジプト文明に入るんでしょうか。

ローマ皇帝は、エジプトでは「ファラオ」を名乗ってるってのをどこか
で読んだのですが。
もし、これが本当なら。古代エジプトは「キリストの国教化」まで存続
していたって事になるんでしょうか。


837世界@名無史さん:04/05/31 12:03
>>836
プトレマイオス朝は土着化したからじゃ?
838世界@名無史さん:04/06/19 22:07

839世界@名無史さん:04/06/20 01:33
>>826
吉村教授はなんと言ってるんですか?
840世界@名無史さん:04/06/24 07:16
ネメス頭巾って言うんですか?あれの作りが良く解りません。
解るサイトありませんか?本でもいいです。
あの帽子今でも現地当たりでは売ってるのでしょうか?
841世界@名無史さん:04/06/24 20:39
つくりたいのかよ!
842世界@名無史さん:04/06/26 19:27
>>840
そんなに複雑な形状ではないと思われ。

白状すると漏れはトランクスのパンツをかぶってファラオの真似をして遊んだものだ(遠い目ウフフ)
843世界@名無史さん:04/06/27 05:28
>>841-842
あれは筒状の布ですか?どこかに画像は無いか…。像見てても石だから良く解らず。
エジプトの方は持ってないのか?
844世界@名無史さん:04/06/27 22:18
映画なら沢山登場するのでは?
とりあえず「スコーピオン・キング」あたりがいいかも。
845世界@名無史さん:04/06/28 05:20
↑あなた天才!
846世界@名無史さん:04/06/28 22:21
ふにゃぽんまだ〜?
847世界@名無史さん:04/06/29 15:37
スコーピオンキングはエジプト映画じゃないだろあれ…
それならハムナプトラの方がまだマシ
848世界@名無史さん:04/06/30 06:11
↑もっと天才!
849世界@名無史さん:04/07/06 01:37
エジプトスレのみなさん、始めまして。
イクナートンが大好きなのでテーマソングを作ってみました。
http://www.d2.dion.ne.jp/~t_sakaki/ikunaton.mid
歌詞は
エジプトの国は 美しい国だ
ここを狙う わるいやつ
神の名をかたり 民をむさぼる アメン神官団
今こそ 滅ぼして 正義を示せ
イークナートン イクナアトン 僕らのファラオ
イークナートン イクナアトン あいのファラオ
テールエールアマールナ 新しい都
アーマルナ芸術は 写実主義芸術だ
850世界@名無史さん:04/07/14 05:01
>>836
亀レスですみません。
エジプトの古代王朝の区分はB.C.3世紀マネトが
プトレマイオス2世に提出したエジプト史を基に
しています。今日ではこの王朝区分は修正されて
いますが、便宜上使われています。この本の目的が
エジプトの支配者となったプトレマイオス王朝を
正当に=異民族支配や植民地としてではなく
位置付けるためのものでした。
クレオパトラ7世と一族の死後、王朝は滅び、
ローマの植民地となります。
クレオパトラの歴史書は、少し旧いけど
↓がバランス良いです。
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4422210904/
851世界@名無史さん:04/07/14 05:10
>>849 アテン合体メカ風ですね。
フィリップ・グラスのオペラ「アクナテン」ご存じでしょうか?
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000026GR/
852トトメス3世:04/07/17 12:34
カラフルなファイアンスやアマルナの影響を受けた手のレリーフ等アマルナ美術展ネット上で開催中です。
http://homepage3.nifty.com/egypt/
853世界@名無史さん:04/07/22 15:32
昨日のクレオパトラの番組どうでした?
「シーザー」を連呼してるのがやたら気になって仕方ありませんでした。
あと、デン寺の電球壁画が映ってたのがよかったといえばよかった。
854世界@名無史さん:04/07/22 21:27
仲間由紀恵に免じて多めに見るよ・・・w
855世界@名無史さん:04/08/03 12:30
今年はエジプト関係展覧会ないの?
856世界@名無史さん:04/08/08 06:50
関東じゃないみたいね。
あったとしても地方のしかないし…
857世界@名無史さん:04/08/12 09:17
8月12日21:00 NHK総合でピラミッドものやるよ。
858世界@名無史さん:04/08/12 21:01
名古屋の松坂屋で16日まで、吉村作治の世界展と称して
エジプトの宝物のレプリカ展やってるそうです。
859世界@名無史さん:04/08/13 01:13
ペピ1世、2世の治世は長期に渡り、安定していた。小型(70m級)
ながらピラミッドも造営している。度ブレ博士の所論は?だな。
ウセルカラーはテティを暗殺した簒奪者なのかもしれないが、
陰謀論じゃなく、背後にある王権の衰弱、経済的窮乏化の原因
を解明すべきでは。と、まぁ素人の感想です。
860858:04/08/16 20:10
吉村作治の世界展見てきましたが、本当に吉村作冶展でした。
子供のころの写真とか、ジェネラルサーベイのときの写真や、
先生の発掘した成果のまとめとか、友禅職人のお父さんの作品や、
作治先生作のアートとか。
レプリカは、ツタンカーメンのマスク、一番うちっ側の人形棺、チャリオット、
アトン付き玉座、アクエンアテン像の顔の部分などで、あまりいい出来じゃありませんでした。
(金製の部分がDIYショップで売ってる金スプレーみたいだったり、ラピスラズリの象嵌部分が
絵の具で塗ってあるだけだったり)
861世界@名無史さん:04/08/21 18:43
age
862世界@名無史さん:04/08/27 13:58
保守age
863世界@名無史さん:04/09/01 21:38
DISCOVERYの再放送予定
08.15 ネフェルティティ復活
09.13 王家の谷を行く
09.15 消えたイムホテプのミイラ
09.17 ツタンカーメンの呪い
864世界@名無史さん:04/09/06 17:53
周藤芳幸さんの『物語古代ギリシア人の歴史』(光文社新書)を読んだのですが。

第1章「ナイルを溯ったギリシア人」の内に、「エチオピア人の奇襲に苦しむ」って節がありまして。

この節の冒頭に、B.C.7〜6世紀頃、プサンメティコスの外人部隊に加わった架空のロドス人の語りとして次のようなくだりがあります。

>私たちが目指したエチオピアは、エジプトの南に広がっている豊かな土地です。

ようするに、ヌビア地方のギリシア語呼称が「エチオピア」だった、と思ってよいでしょうか?

仮にそうだとしたら、この用法はギリシア語側では、いつ頃まで続いたものでしょうか?
プトレマイオス朝でも続いてた??

周藤芳幸,『物語古代ギリシア人の歴史』(光文社新書),光文社,2004.
865世界@名無史さん:04/09/06 20:55
>>864
たぶん、質問スレに書いた方がいいと思う
いろんな人がいるからね
866世界@名無史さん:04/09/07 00:47
867世界@名無史さん:04/09/07 00:57
ヒクソスって結局まだ何者か分かっていないの?
868世界@名無史さん:04/09/07 01:26
アヴァリスの発掘調査でヒクソス王朝の実態はかなりわかってきているのでは。
とはいえ肝心の出自はようわからんらしい。現在の國や民族を当てはめるのは
そもそも無理だと思うが。
近藤二郎『エジプト考古学』トランスアート 第7章とか
869世界@名無史さん:04/09/07 03:18
>>867
>>659,>>666,>>668 あたりにも出てます。
870=864:04/09/07 20:43
>>865
せっかくレスをつけてもらったんで、もう少しこのスレでやってみたいんですが。

>>866さんが貼ってくれたリンク先だと、
今のエチオピアの語源はラテン語で、その前にはギリシア語もあったけど、
それは単に「顔が日焼けした〔人の国〕」でしかない、って示唆されてるんだと思います。

アビシニアとエチオピアは語源が異なるってことが主眼の文章だろうから、
古代語のエチオピアが指した範囲についてはよくわかんなくって。

ちょっと質問のアプローチ変えてみようと思います。

えーと。例えばギリシア神話でゴルゴンの首を採ってきたペルセウスが
海の怪物から救ったアンドロメダはエチオピアの王女ってことになってるんですが。

この古代ギリシア人がイメージしてた「エチオピア」はヌビアのことだったのでしょうか?
それとも、ヌビアのまだ先、ってイメージだったのでしょうか??
871世界@名無史さん:04/09/08 04:37
すまん、別スレでやってくれ…
872865:04/09/08 13:13
(=゚ω゚)ノぃょぅ>>870

>せっかくレスをつけてもらったんで、もう少しこのスレでやってみたいんですが。
このスレでやるなって意味じゃなくて、このスレは人が少ないし、質問スレで質問した方が
いろいろな人がいて詳しいレスも多く付くから、お勧めって意味で言ったんだけど(´・ω・`)
このスレでやりたいなら、それはそれでいいけど、たぶんあんまり人来ないよ

ちなみに>>871は俺じゃないからね
873865:04/09/08 13:14
つーか、よく見たら>>870が言ってることはスレ違いじゃねーかよ (゚Д゚;)
874世界@名無史さん:04/09/08 21:40
オカルト板から来たんだけど、ここも結構オカルター多いんだね。
ちょっと萎え。
でも超古代文明とか言い出すよりは、黒人説のがマシか。
875世界@名無史さん:04/09/09 11:29
アンドロメダ黒人説は昔からあります。
クシェ王国、メロエ王国はヌビア人ですが、B.C.120〜A.C.570の
アクスム王国(エチオピア)はセム系です。歴史的に変遷があります。
地域と人種を機械的に結びつけない方が良いですね。
古代ギリシアとエジプトの関係は『黒いアテナ』とか立ち読みする
と良いでしょう。
876世界@名無史さん:04/09/09 11:37
↑『黒いアテナ』鵜呑みにしちゃ生けませんよ。
アフリカセントリズムの立場からこういう説もあるってことです。
877補足:04/09/09 13:59
878=864:04/09/10 19:45:18
>>871-877
どうも。いろいろありがとうございました。

私の質問の書き方が悪かったらしくて、質問意図をうまく伝えることができなかったようです。
申し訳ない。
このうえは、世界史なんでも質問スレッド15 の方で再質問させてもらうことにします。
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1092580353/

お手数おかけして申し訳ありませんでした。

『黒いアテナ』って本のことは知らなかったので、今度探してみようと思います。

マーティン・バナール,『黒いアテナ2』上,藤原書店,2004.
原書の2巻から翻訳刊行がはじまった本らしいですね。
879世界@名無史さん:04/09/10 22:32:51
なんだ、地域のことですか。移転先にも書きましたが
たぶんクシェのことですね。
880世界@名無史さん:04/09/20 22:30:38
NHKポアロとマーブル、エジプト墳墓の謎やってるね。
881世界@名無史さん:04/09/25 02:32:26
何でエジプトは近代化に失敗したのかな?
教えてエロイ人。
882世界@名無史さん:04/09/25 10:50:10
近代化してるよ
883世界@名無史さん:04/09/25 12:28:39
古代エジプトのファッションについて詳しい本てないですか?
なるべく図解つきのとか…
大抵は平面的な壁画とかが参考イラストになってたりしてよく分からんのです。
これで古代エジプトに行っても溶け込める!くらいなものがあるといいのですが。
和・洋どちらでも構いません。
884世界@名無史さん:04/09/25 13:01:48
885世界@名無史さん:04/09/26 20:48:26
>>881
回教徒になったから。
ヨーロッパ世界はキリスト教によって中世という一千年の暗黒時代を迎えるが、
イスラム世界はいまだ中世真っ最中の暗黒時代だからだ。
886世界@名無史さん:04/09/29 20:02:13
オマル・ハサン・アフマド・アル=バシール
887世界@名無史さん:04/10/10 01:22:57
宗教と政治を一緒にしちゃ駄目だよな。
世界史勉強してて、つくづくそう思うよ。
888世界@名無史さん:04/10/16 18:01:21
吉村サン以外テレビ番組は作れないの?
この業界毒金法はないの?
889世界@名無史さん:04/10/16 19:52:25
古代エジプトは黒人の王国だった。
http://www.homestead.com/wysinger/ancientafrica.html

黒いクレオパトラ
http://www.websn.com/pride/pride/cleopatra.htm

俺は実際エジプト旅行に行ってきたんだが、
上エジプトの住民の容貌は黒人みたいだったぞ。
カイロから飛行機でルクソールへ到着した時、最初に受けた印象は、
地元の人間がニグロぽくなっていることだった。皮膚もものすごく黒いし。
まだ、さらに南のヌビア地方のアスワンでもないのに。
さらにルクソールからアスワンまでバスで南下したんだが、
ヌビア地方のアスワンの住民は、ルクソールの住民と俺は区別できなかった。
アスワンでは、10ドルでファルーカに乗ったんだが、船員はもろ黒人のヌビア人だったが、
ルクソールにも似たような容貌の人間はたくさんいた。
だから、確認のために俺は現地のガイドに彼はヌビア人かと確認した。
ちなみにルクソールは古代エジプトの都テーベ。古代エジプト人は黒人だったのかと思ってしまった。
俺はエジプトに行く前は、古代エジプト人はコーカソイドと思っていたんだが、
エジプトに実際行ってからは、黒人説を支持するようになった。



890世界@名無史さん:04/10/16 20:02:02
イクナートンの母親、Queen Tiye
http://www.homestead.com/wysinger/tiye5.html
891世界@名無史さん:04/10/17 00:01:17
なんでエジプトの像tって堀があさいんですか?
コーカソイドは彫り深いのに
892世界@名無史さん:04/10/17 01:29:14
上エジプトはニグロ系、下エジプトはアラブ系。
893世界@名無史さん:04/10/17 18:39:21
アラプも彫りがふかい
894世界@名無史さん:04/10/29 20:59:38
古代エジプト人は白人の王国だった。
http://www.stormfront.org/whitehistory/hwr8.htm

ラムセス2世は最後の偉大な白人ファラオ。
http://www.burlingtonnews.net/redhairedmummiesegypt.html
895世界@名無史さん:04/10/29 23:06:06
>>889
けどさ、ファラオの血統ってモンゴロイドじゃん。だから他の血が入らない
ように王族の間で血族結婚ばかりしてたんでしょ
896世界@名無史さん:04/10/29 23:18:16
ファラオがのっぺり平面顔のモンゴロイドだあ?
黄色人種は肌が黄色いだけが特徴ではないんだよ。
あの醜い蒙古ひだと細い目と平たい頬がでてる醜い貧弱な人種がモンゴロイドだ。
897世界@名無史さん:04/10/29 23:31:01
http://racialreality.shorturl.com/
http://racialreality.shorturl.com/
↑これをどうみたらモンゴロイドに見えるんだ?
898世界@名無史さん:04/10/30 02:04:26
アラブにもみえない。
黒人が文明をつくることはもっとありえない。
堀のあさいエチオピア人(コーカサス)じゃないか?
899世界@名無史さん:04/10/30 03:31:50
以下をごらんください。
http://www.azabu.or.jp/beauty/whats/image/kuti3.gif
純粋な黒人や日本人はEラインで口先が出る。ファラオはEラインで口が出ない。

あと黄色人種はシャベル状切歯といってシャベル状の前歯を持っているから
ミイラの歯を見れば一発でわかる。黒人も純粋な黒人は髪が縮れ毛なので
髪の毛でわかる。ちなみにDNA鑑定では正確には判別できないだろう。
現在のエジプト国民でさえ血液型遺伝子では30%はネグロイドとの
混血らしいから、古代エジプト人がネグロイドと混血していたら
判別は不可能である。
900世界@名無史さん:04/10/30 07:01:45
俺、実際にカイロ博物館でラムセス2世のミイラみたけれど、
髪の毛が金髪みたいで骨格や顔の構造とかみても、
ヨーロッパ人みたいな顔みたいだったな。
ミイラ室には、ラムセス2世の父親のセティ1世のミイラもあり、
それもラムセス以上に保存状態がよく、あきらかに白人だったな。
http://www.stormfront.org/whitehistory/hwr8a.htm
901世界@名無史さん:04/10/30 07:58:36
吉村教授はなんと言ってるの?
902世界@名無史さん:04/10/30 13:18:34
>>900
さすがのラムセス2世も90越えれば
髪の毛黒々というわけにもいかなかったんだろうよ
903世界@名無史さん:04/10/30 15:03:52
白人にしては彫りが浅すぎるとおもう。
904世界@名無史さん:04/10/30 16:08:44
黒人はEラインで唇が出る。
905世界@名無史さん:04/10/31 07:01:35
エジプト文明の勃興をテーマとした箱庭シミュレーション
http://www.4gamer.net/store/preview/cotn/cotn.html

これは期待できそうだ。
906世界@名無史さん:04/11/01 21:55:02
ラムセスのミイラは人工的に茶髪にしてるんじゃなかったっけ?
907世界@名無史さん:04/11/01 22:05:47
オペラ「アイーダ」の原作ってもともと
古代エジプト時代に本当に生き埋めにされたらしい男女のミイラが発見されて
そこから着想をえて作られたって聞いたんですけど本当ですか?
908世界@名無史さん:04/11/04 15:27:20
エジプトとエチオピアの発音の関連性は?
909世界@名無史さん:04/11/08 00:22:12
アラブはありえない。古代エジプト人はいろぐろ
910世界@名無史さん:04/11/14 20:45:59
ツタンカーメン死因解明へ ミイラのDNAなど調査

 【カイロ14日共同】黄金の仮面で知られる約3300年前の古代エジプト第18王朝の少年王、
 ツタンカーメンの死因を解明するため、エジプト政府は、同国南部ルクソールの墓からミイラを
 運び出し、エックス線やDNA検査で詳しく調べることを決めた。中東通信が13日報じた。
 同通信によると、ツタンカーメン王のミイラが墓から移送されるのは1922年の発見以来初めて。
 調査を行うのはエジプト考古庁と米国の研究チーム。最新の装置を使い、今月中にも
 カイロ博物館で実施されるという。ホスニ文化相が調査に同意し実現が決まった。
 ミイラには現在、頭蓋(ずがい)骨や肋骨(ろっこつ)などの骨が残っており、これらを調べ、
 死因の特定を目指す。
(共同通信) - 11月14日18時18分更新
911世界@名無史さん:04/11/14 20:53:59
ツタンカーメン遺骨のエックス線撮影は、
過去の調査のときもおこなわれたんでした
よね(?)。

今度はもっと細かくやるとかでしょうか?
DNA検査の結果も楽しみですね。
912世界@名無史さん:04/11/15 04:19:52
>>910
エジプト国民もハラハラしているでしょう。
仁徳天皇陵を発掘して出てきた遺体のDNA検査をしたら
朝鮮人だったなんてことになったら日本人もショックでしょうけど、
それと同じことですよ。
今のエジプト国民と違う民族なんてことになったらショックでしょう。
913世界@名無史さん:04/11/15 05:42:17
そんなに気にしないんじゃないの
ヌビア人のファラオもいたんだから
914世界@名無史さん:04/11/18 20:36:53
hage
915世界@名無史さん:04/11/30 20:28:52
『古代エジプトうんちく図鑑』芝崎みゆき バジリコ出版 2004年6月
おもしろい。聞いた事無い出版社で宣伝も見かけないのに
結構版を重ねている理由がわかる。
916世界@名無史さん:04/12/01 14:14:15
テレ朝で土曜の夜中、ピラミッドもののドキュメンタリーやるみたいだ。国仲涼子がナビゲーター「光の惑星」
917世界@名無史さん:04/12/01 21:48:37
918世界@名無史さん:04/12/02 20:29:06
エジプトの古代民族を指揮するファラオとなって,
ナイル川の肥沃地帯を開拓し巨大な文明を築き上げていく箱庭シミュレーション,
「Children of the Nile」のデモ版が登場
http://www.4gamer.net//patch/demo/cotn/cotn.html
919:世界@名無史さん :04/12/03 11:48:49
古代エジプトを題材にした小説ってないですか?
920世界@名無史さん:04/12/03 13:37:08
個人的には
『ピラミッドの暗殺者』 クリスチャン・ジャック著
が面白かったな
921世界@名無史さん:04/12/03 15:07:15
里中満智子がツタンカーメンのマンガを描いていた気がする
922世界@名無史さん:04/12/03 18:22:55
『自由の王妃アアヘテプ物語』 クリスチャン・ジャック 角川文庫
(1)闇の帝国(2)二つの王冠(3)燃えあがる剣
『アトンの娘』全3巻 里中満智子 中公文庫(ツタンカーメンの妻の物語)
923世界@名無史さん:04/12/03 18:36:27
『エジプト人』全3巻 ミカ・ワルタリ 
絶版だけど角川文庫版は比較的容易に入手できる。
『ミイラ医師シヌヘ』はダイジェスト版でお奨めしない。
924世界@名無史さん:04/12/03 18:50:00
クリスチャン・ジャックはフランスの考古学出身の作家。
新王国初期を得意としており、アアヘテプは第17王朝のヒクソスの戦い。
翻訳は『光の王妃アンケセンナーメン』だけですが、アマルナ時代の作品を挟み、
ラムセス2世シリーズの大作があります=これは翻訳されています。

925世界@名無史さん:04/12/04 00:04:28
日本じゃギリシャローマ程メジャーではないよな。
俺はローマ帝国より古代エジプトの方が魅力に感じるな。
俺実際にエジプト行ってびっくりしたのが欧米人の多さ。
ここはヨーロッパかと思うくらいヨーロッパ人ばかりであった。
ピラミッド、ルクソール、カルナック神殿、王家の谷、エドフ、コムオンボ、アスワン、
そしてアブシンベル神殿等、どこもヨーロッパ人であふれかえっていたな。
欧米人にとってグレコローマン時代以前の古代文明としてかなり一目おかれている文明と感じたが。
俺も実際見学してみてびっくりしたが、どこの遺跡も巨大な建築物ばかりで、
何千年も昔によくもこんなもんつくったかと感心してしまった。
それに比べて現在のエジプト人は古代エジプト人に比べて情けないほど、文明水準が下がっているような気がした。
926世界@名無史さん:04/12/09 17:49:23
アラブ人だからな
927世界@名無史さん:04/12/18 16:18:06
古代エジプト人は彫りが浅い。何人だろう?
928世界@名無史さん:04/12/18 16:49:57
エジプト人だろ。
929世界@名無史さん:04/12/21 23:56:51
古代エジプトに関する本・小説などで、お薦めがあれば教えて下さい。

古代エジプトについて殆ど知識がないので、出来るだけわかり易く
また、さらに興味を持てるような面白い物だと嬉しいです。
930世界@名無史さん:04/12/22 03:03:07
古代エジプトの女性って政治権力はどの程度あったんでしょうか?
身分の高い女性や書記官除いた庶民階級だと識字率が低くて
公的な義務を負う役職には就くことができなかったそうですが。
エジプトには女王が多いというイメージがあるのですが
身分の高い女性でも政治にはあまり介入できなかったそうですし。
931世界@名無史さん:04/12/22 04:08:02
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
古代エジプトの方がメジャーだと思うけど。
一般人の世界史の認識度合いは……
三国志>>古代エジプト>>>>>ギリシア>ローマ
ぐらいじゃねえ?
932世界@名無史さん:04/12/22 07:39:41
サッカーのエジプト代表ミドくん(大富豪のお坊ちゃま)は
壁画に描かれているような面している なかなかの男前
933世界@名無史さん:04/12/22 15:18:31
古代エジプト人は彫りが浅いというより、まぶたが出ている気がする。そして色黒
黒人に近いかな
934世界@名無史さん:04/12/23 23:51:40
>>929 マジレスするよ
▼全般は下記が
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062581906/
▼ファラオ年代記
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4422215124/
935世界@名無史さん:04/12/23 23:53:12
936世界@名無史さん:04/12/24 05:16:37
>>929
>出来るだけわかり易く
>また、さらに興味を持てるような面白い物
>>915みてね。934は少しカタイかも。
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901784
937929:04/12/24 19:27:05
>934>936さん、ありがとうございます。


938世界@名無史さん:04/12/27 04:56:58
>>933
3000年後の未来人が日本の遺跡を発掘して日本の漫画を見たら
日本は白人の国だったと思うだろう。特に少女マンガのパッチリ目は
とても日本人の顔には見えない。
939世界@名無史さん:04/12/27 17:04:43
ミイラも掘りがあさい。現代エジプト人と同種だとはおもえない
940世界@名無史さん:04/12/28 18:00:21
941世界@名無史さん:04/12/30 21:41:53
古代エジプト人はアジア系だったんだ。
モンゴロイドに近い。しかし東北アジア系とは違う感じ。
もとはインド人も、オーストラロイドにちかく、アラブ、中東の国の多くがアジア系だった。
そこに白人系、トルコ系が侵入してきて、アラブは白人に近い、黒髪の独特な民族になってしまった。
古代ユダヤ人もアジア系、釈迦もアジア系。世界の殆どがアジア系だった。そこに白人系が侵入してきたのだ。
そう考えればチンギスハンは、アジアの支配をとりもどそうとした偉大なる人物、正義の人だったのかもしれない
942世界@名無史さん:05/01/01 13:45:27
また電波が涌いてきましたよw
943世界@名無史さん:05/01/01 23:22:43
age
944世界@名無史さん:05/01/01 23:48:52
秦の始皇帝は白人です。
945世界@名無史さん:05/01/02 00:00:24
>>944
可能性は大。春秋戦国時代の斉(今の山東半島)は白人の国だったようだ。
中国には2500年前に多数の白人がいたことはあきらか。
ttp://sayer.lab.nig.ac.jp/~saitou/japanese/human.html#12
946世界@名無史さん:05/01/03 11:41:34
古代エジプト人が皆殺しになったという史実がない事を考えると、ネグロイド、ギリシャ人、ローマ人やアラブ人との混血があったにせよ、今のエジプト人と基本的に変わらない。
947世界@名無史さん:05/01/03 12:23:59
「縄文人は日本人の先祖なのかどうか?」と同じ。
948世界@名無史さん:05/01/03 12:27:56
「縄文土器は日本人の発明ではない。縄文人は日本人の先祖ではない」なんて
言ったら怒り出す日本人がいるだろうが、木村某も同じことを言ってんだよ。
949世界@名無史さん:05/01/03 13:16:05
>>945
昨日のシルクロードでも、ローラン王国よりも前、紀元前1800年
ごろには、すくなくとも、西域には、小麦を育てるヨーロッパ系が
いた。その人たちがいなくなったのは、紀元前500年ごろだという
話をこのあいだDiscoveryChannel でやっていた。
山東半島は、紀元前500年ごろの墓を暴いた結果では、住民は
ほぼ100%が、ヨーロッパ系で、系統としては、ウェールズ人に
近いとかいろいろあるので、インド・ヨーロッパ語系ではないか
と思われる。漢代の墓でも、半数はヨーロッパ系だった。現在は、
100%アジア系だ。
ちなみに、この地域は、戦国時代の斉の国であるが、後の歴史から
みても、この地域の人々が完全に虐殺されて皆殺しになったという
話はない。
秦始皇帝が、ペルシア系だったという話を2chで聞いたけど、
それは誰か詳しい話がほしい。
950世界@名無史さん:05/01/03 20:36:18
縄文人みたいな古モンゴロイドじゃないの?
951世界@名無史さん:05/01/03 21:20:35
次スレとかどうする?
952世界@名無史さん:05/01/03 21:58:00
>>947 素晴らしいコメントです。その通りだと思います。
953世界@名無史さん:05/01/06 21:20:53
>>950
モンゴロイドはシャベル状切歯といって、切歯がシャベル状になっているが、
白人は細くて板状だから前歯で区別できる。

コーカソイドは直顎で鼻骨が尖ってる、黒人は突顎で鼻骨が短い。
毛髪は黒人は巻き毛で体毛が薄いからミイラを調べれば一発でわかる。
954世界@名無史さん:05/01/06 22:05:13
どうでもいいのですが、
たまたま殆んど未盗掘で発見されて公表されたツタンカーメン王の墓ですが
王名表からもその存在自体を抹殺されて、たったの17歳かそこらで暗殺された少年王
だから任期ももの凄く短かったと思いますが、そんな悲遇の王ですらアレだけの財宝を
墓に収められたのだから、歴代の王たちの墓がもし未盗掘のまま発見されていたらどんな
に凄かったんだろうか。と思います。
エジプト一の王、ファラオの中のファラオと呼ばれるなんとかって王の墓なんかはきっと
ツタンカーメンの倍以上の財宝だったんだろうなぁーー
955世界@名無史さん:05/01/06 22:45:23
ツタン仮面じゃなかったんだなあ・・・。なんだろう
956世界@名無史さん:05/01/07 09:18:14
>>955
ツト=アンク=アーメン
957世界@名無史さん:05/01/07 21:37:56
ツタンカーメン王のミイラをCT撮影

 黄金の仮面で知られる古代エジプト、 ツタンカーメン王の ミイラを、 CTスキャンで
撮影する試みが 行われました。

 およそ3300年前の 古代エジプト第18王朝の 少年王、ツタンカーメンは、暗殺された
という説があり、 その死因が注目されています。
 
 ツタンカーメンのミイラは、36年前にエックス線で検査した際、 頭蓋骨が割れていたことが
確認されましたが、それが死因かどうか 不明のままでした。
 
 そこで今回、ミイラを 1922年の発見以来、初めて墓の中から外に移し、CTスキャンに
よって 1700枚の画像が 撮影されました。
 
 考古学者らは、 暗殺説が証明できると 期待していまして、結果は 今月中に発表される予定です。
ttp://news.tbs.co.jp/
958世界@名無史さん:05/01/14 23:10:47
ファラオはファラオ(万歳!)の洗濯人たちと(口げんかをして)こう申しました。
「ファラオ(万歳!)の衣服にはあぶらの匂いがする」と。

なんだかファラオがだだっこみたいで好きです。
959世界@名無史さん:05/01/16 05:07:48
ファラチオ
960世界@名無史さん:05/01/22 13:54:16 0
早大調査隊、エジプトで未盗掘のミイラ発見
961世界@名無史さん:05/01/22 23:14:36 0
中央国ごろの木棺すごいですね。
こういうニュース聞くたびに悔やまれてならないのは、江戸時代のミイラ狩り
どれだけ貴重な史料が破壊されたのかと思うとorz
962世界@名無史さん:05/01/22 23:40:15 0
あげっ
963世界@名無史さん:05/01/23 14:21:32 0
1番古いミイラは呼応刻なの?教えてエロいひと。
964世界@名無史さん:05/01/23 15:03:25 0
最古といわれているミイラ「ジンジャー」はBC3400ごろだから古王国よりもっと前
965世界@名無史さん:05/01/23 17:13:16 O
ナカダ文化期ですね
966世界@名無史さん:05/01/23 23:49:24 O
世界遺産見れおまいら
967世界@名無史さん:05/01/24 01:21:03 0
世界遺産見逃した…orzせっかく近藤先生が監修したって聞いてたのに。
968モンチィ-パイソン:05/01/24 01:32:04 0
>>966
階段ピラミッドの地下凄いな。
969世界@名無史さん:05/01/24 01:44:35 O
あと二回あるから見逃すなや
970世界@名無史さん:05/01/24 03:48:28 0
ところでこのスレは今年こそ次スレにいけるのだろうか
971世界@名無史さん:05/01/24 03:49:37 0
あと2日で3周年ですよーみなさん

祝辞の言葉を吉村先生に(マテ
972世界@名無史さん:05/01/24 18:14:32 0
吉村せんせ、TVのワイドショーとかに出まくりだなぁ。
973世界@名無史さん:05/01/24 20:22:45 0
>>964あーりがーとさん!自分ミイラこわいですが、昔の人の体格、病気とか
解かるのはイイ 。
974世界@名無史さん:05/01/24 22:29:17 0
清さんのピラミッドの迷路、あんなにすごいなんて知らなかった
975世界@名無史さん:05/01/26 14:44:29 0
>957
先週のブロードキャスターでツタンカーメンの
CT撮影の模様をやってた。
指揮をとるエジプトの考古学者が人形棺を開けて
ミイラの炭化が思いのほか進んでると言って
「驚いた。こんなにひどくなってるとは思わなかった。
ハワード・カーターが乱暴にしたからだ」と憤慨してたんだが
自分の知ってる話では、カーターを調査から追い出して
考古局でやろうとしたらミイラが脆くて手に負えなくなり、
結局カーターを呼び戻したってことだったんだがなあ。
それとも棺の開け方が悪いからだってことかな。
んなら保存するときに対策すればいいことだよな。

このエジプトの学者、いばりちらしててやな感じだった。
976世界@名無史さん:05/01/26 19:55:42 0
炭化してたのか。観光客がたくさん来るところに放置してあったから
てっきり湿気等で腐ってるのかと思ってた。
977世界@名無史さん:05/01/26 22:25:33 0
カーターの扱いも現在からみれば乱暴なものでした。
本人の発掘記を読んでもわかります。
もっとも1920年代の発掘・保存レベルを考慮してください。
1968年の調査でもDNA鑑定なんかなかったわけだし。
ラムセス2世(とされる)ミイラの場合はカイロ博物館で保管したため
黴の温床になりました。完璧な保存方法(予算)が無いから
もとあった場所にそのまま置いてあるのでしょう。
何度も開けたら相応の対策を施さなければダメですよね。
978世界@名無史さん:05/01/26 22:53:49 0
>>975
それ見たよー。
「カーターが悪い」のあと、「わたしはファラオの呪いを信じる」とも言ってたね。
ほんとに考古学者か??
979世界@名無史さん:05/01/27 21:13:28 0
誰?ザヒ・ハワス??
980世界@名無史さん:05/01/27 23:11:41 0
フセインみたいな幅広頑強ギョロメでひげを生やした容貌だったら、ハワスだね。
彼はエジプト考古局長官。検索してごらん。昨年ネフェルティテイ問題で
ジョアン・フレッチャーと喧嘩したばかりだ。翻訳もあるよ。
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4562030291/
981世界@名無史さん:05/01/31 00:06:35 0
今日の世界遺産は見逃さずに視聴。実況しながら見てたけど実況は随分とテンション高いね。
キャプ画像たくさんで、ピラミッド<綺麗な景色 な印象だった。

あんなに大きなピラミッドが化粧岩が葺かれたままでのこってたらさぞかし綺麗だったんだろうな。
太陽光を反射する巨大なピラミッドなんて想像するだけでため息が出る
982世界@名無史さん:05/01/31 12:41:09 0
世界遺産にもハワスさんおでまし。
新王国の壁画で古王国の世界観を説明するのはちょっと。
983世界@名無史さん
ハワスさんはピラミッド制作のレリーフを砂から取り出すところで
おでまし。メルエンプタハ墓壁画の解説をしたわけではない。
誤解されるような書き方になっちゃた。