象さんが大好きなんですよ…(´∀`)
でも、戦争で象兵を上手く使いこなせた話はあまり聞きませんな。
古今東西、象さんが活躍したというお話はないんですかねえ?
いやあ、駄スレですみませんなあ…。
2 :
世界@名無史さん:02/01/19 08:12
インパクトはすごいが、機動性やコスト面で問題があるのでは?
きりんさんが好きです。
でも、ぞうさんの方がもおっっと好きでぇーす
4 :
世界@名無史さん:02/01/19 12:54
アンカラの戦いでティムール軍は象兵を使用しました。
これは先のインド遠征の際に入手したものらしいですが
それにしてもインドからアナトリアまで象を輸送するのは
大変だったでしょうね。
戦象にはアフリカ象もインド象も使われたそうですが、ローマ時代には
アフリカ象部隊がインド象部隊を見て逃げ出した事からアフリカ象は頼
りにならないとされ、次第に廃れたと動物史系の本に載っていました。
臭いが気にいらなかったのだとされたそうですが、真相は不明。
鼻で殴られただけでも死にそうだけど、的が大きすぎるのでは。
そういやアレクサンダーも象兵に
ビビってインドを制圧し損ねたっけな?
>7
象には勝ったものの、厭戦ムードが高まって撤退したとか。
確かにこの後セレウコスはマウリヤ朝と和議を結んで軍象500頭を送
られたそうですが。
まあ象部隊というのは燃費(餌代)がかかりますし的になりやすいです
し暴れたら却って面倒ですから使い方次第かと。
そういえば大王は生きていればカルタゴへ兵を向ける予定だったとか。
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(__) (__) (___) (__) ̄ ̄
10 :
世界@名無史さん:02/01/19 21:16
>1
象は米国共和党の象徴。ちなみに民主党の象徴はロバ。
象は耳の裏を針かなんかで刺してやると即死するみたいですね。
きかんぼうの馬もそんな感じで殺すみたい。
耳の裏というより、脳を刺すという事なのでしょうか?
ちなみに、カエサルはフェニキア語で象の意味だから、
シーザー、カイザー、ツァーリも象。
という訳は無いだろうけど、象もたいしたものですね。
13 :
世界@名無史さん:02/01/19 21:43
>>6 7 12
何でsageてまでレスするんだ?
したくないなら放置すればいいじゃん
>9
さっそくギコペに登録しました
僧兵ですか何か?
コスト面といえば、一日に100キロ以上のエサを食らいますな…。
ウンチも一日それの半分。
機動力といえば、マジで走ると時速40キロは出ますな。
馬(70キロ)より遅いですが人間(30キロ)より速いみたいですよ。
確かに小回りは利かんかもしれんが、やはりあの突撃力が魅力なんですなあ。
ああん、象さん…(´∀`)
キリン兵、もしいたら視界の広さを生かして斥候として使いたいですなあ。
>6 >11
象さん殺さないでね(´Д`)
しかしそれにのる人間の視点は低い罠
4>
私(ハンニバル)もアルプス越えに連れて行きましたよ。
最初十数頭いた象さんですが途中で死に絶え最後は一頭しか生き残りませんでした…。
戦争でも使いましたがスキピオにあっさりかわされましたよ。
一度暴れ出すと、象使いでもタジタジです。実に扱いづらいんですよねえ。
レス順番バラバラで申し訳ない…。
>19
じゃあ、首にはしごを取り付けるとか…。
もしかして城攻めで攻城塔のように使えるかもしれませんなあ。
9>
(´Д`)ハァハァ
23 :
世界@名無史さん:02/01/20 11:22
人間よじ登ったら折れてまうわ
ビルマ攻略軍の一部は像にのって進撃したという...20世紀にすることか?
25 :
世界@名無史さん:02/01/20 12:43
>>24密林では以外に都合のいい乗り物だと思うよん。
>25
確かにタイヤ・キャタピラよりも融通性・耐久性に優れ、しかもヒルや
毒虫、毒蛇を気にせずに済みますからね。
>24
木像でしょうか?石像でしょうか?
>>27まま、マターリマターリ。
>>25>ヒルや毒虫、毒蛇を気にせずに済みますからね。
これは考えたことなかったな。キャタピラよりも良いというのは思って
いたけど、…あの象の地上からの高さがポイントなわけね。
>>1 氏には申し訳ないですが・・
象牙の他に、象の体で利用出来るモノってあるのでしょうか?
象の皮って実用性あるの?
氷河期にはマンモスは食べてた訳だから、戦場で食糧難の時は食べ
たりしたのかな?
>>25-28でも、象が鼻で払い除けた枝が鞭のようにビュンビュン飛んできそ
うで恐い。
密集してるところに突っ込ませると簡単に敵を踏み殺せるから、
ファランクス陣形に対しては有効だった
兵と兵の間を空けるだけで対処できるので、読まれれば無効
つーのは塩野七生が書いていたことだが、真相はいかに
象の移動速度を考えれば、あまり有効ではないんでは?
頑張れば速く走れるかもしれないが、上に乗ってる人は…
象さんはもしかして戦闘より開拓向けですか?(´Д`)
ショベルカー代わりに陣地構築に駆り立てたりできそうですけどねえ。
ああ、勇ましい象さんがいいんです。
その後廃れていったところを見れば、
やはりあらゆる点で象兵より騎馬兵のほうが優れてたんだろうね
>>33 こんな感じですか?使いまわしですが。
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( ´Д`) <いや、お役に立てるなら本望ですよ…
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36 :
世界@名無史さん:02/01/22 14:41
>>5 ローマで戦象として使われたのは、マルミミゾウというアフリカゾウの一種だそうです。
アフリカゾウの仲間なんだけど、ずっと小型でアジアゾウよりも小さい。
ローマのアフリカゾウ(実はマルミミゾウ)部隊はアジアゾウのデカさに
怖気づいて逃げ出したんじゃないですかねえ。
ちなみにゾウの体高。
アフリカゾウ 2.4〜4m
アジアゾウ 2.1〜3.2m
マルミミゾウ 1.6〜2.8m
成る程、有難う御座います。しかしそれならそれで何故大きさの性だったと気がつ
かなかったのかローマ兵(藁。
38 :
世界@名無史さん:02/01/22 16:21
フビライもベトナム遠征では大編成の象部隊を使っている。
39 :
世界@名無史さん:02/01/22 16:41
>38
あれ、現地軍の吸収でしょうね。渡洋のときもそうだけど、モンゴル軍の
技術吸収って面白いテーマ
40 :
世界@名無史さん:02/01/22 16:50
象は偉い。
ライオンは百獣の王といわれるがそれは人間の意思に沿わない獰猛禽獣の世界での話し。
象は歩行も強歩もお座りも回遊もできるお利口さん。
戦争になれば突撃もする勇猛果敢な戦力。
化石燃料を掘り尽くしたらいずれアメリカでもロシアでも象が戦車の替わりになるはず。
41 :
小1時間問い詰める部屋へようこそ!:02/01/22 16:57
そこへ座れ。最後の一行について、いろいろ・・・(以下略)
42 :
世界@名無史さん:02/01/22 17:16
マイクタイソンもグレーシー一家も極真もK1も象には無力。
だとすると米陸軍、マリーンの戦場武闘は象部隊には意味をなさず。
環境会計学が地球規模で採用されると食物連鎖の上にたった肉食系、
人間でいうとアングロサクソン、動物で言うと猫科犬科は敬遠されるはず。
実戦経験のない元老院擁立の皇帝が廃されかわりに属州出身の傭兵隊長が
皇位につき次第にローマ帝国を内部崩壊に導いていったように、
これからは草食系人間、草食系動物の時代。
おそらく地球環境に近い惑星がみつかれば象を大輸送船に積載するはず。
43 :
小1時間問い詰める部屋へようこそ! :02/01/22 17:20
部長!大変です!
こいつ、なかなか問い詰め甲斐があります!!
44 :
世界@名無史さん:02/01/22 17:34
ベトナムに女将軍が19世紀かな、
象に乗って指揮をとったが
奮戦空しく殺されたという話を
聞いたことがある。
あれは誰だったけな…?
45 :
世界@名無史さん:02/01/22 17:41
アメリカの指導体制を牛耳るメーソンが情報公開を10年後20年五50年後に遅らせながらも
情報を小出しにしながら世論づくりをしているという陰謀史観がある。
たとえばJFKを当選させたのも今後はアイリッシュが大統領に選出されることを
やんわりとほのめかしていた。その当時アングロダッチしか支配層に選ばれなかったときに
大衆にとってショッキングすぎるメッセージだった。しかし現にレーガンやクリントンらの
プロテスタントアイリッシュが長期政権を担ったし、いよいとアイリッシュカトリックの時代が来る。
そうなればフランス系カトリックもキューバ系やプエルトリカン系も続々選ばれる。
Ricky MartinもCeline DionもCameron Diazもその伏線。
パウエル国務長官も今後は世界最強国の外務ポストが有色人種になるというメッセージ。
動物園のサーカスとか「アンナと王様」とか象の登場シーンを満載した
ハリウッド映画の意義というのは合衆国大衆に象の時代が来るという
隠されたメッセージを運んでいることにほかならない。
象の怒り
47 :
世界@名無史さん:02/01/22 17:52
象の進軍
48 :
世界@名無史さん:02/01/22 19:51
虎をけしかける虎兵があったら怖いな。。。
長い縄でもつけとかないと帰ってこないし
>44
三国時代にもありましたね、そういう話。こちらは姉妹だったそうですが。
また話は変わりますが19世紀にフランスと戦ったベトナム人がえらく強
かったとか。
誰か詳しい方居られませんかね。
51 :
世界@名無史さん:02/01/22 20:45
サファリパークの警備員は一休さんが最適ですね!
私が適任です!
53 :
世界@名無史さん:02/01/22 21:52
でた。チャトラン虐殺男。実父は731部隊関係者という噂は本当ですか?
54 :
世界@名無史さん:02/01/22 22:50
項羽と劉邦も漢民族とタイ系民族の対立構図ととらえることができるようだ。
陳舜臣か司馬遼太郎のどっちかが項羽をタイ人と言っていた。
茂みと水の多い江南ではゾウは飼いやすかったように考えられるが。
55 :
世界@名無史さん:02/01/22 22:58
>>54 白川静的に言うと、劉邦は沛出身なのでどちらかといえば東海の夷系民族。
項羽は楚の貴族出身なので、南方の苗系民族に属するって感じだろうか。
でも少なくとも項羽は象には乗ってはいないぞ。
56 :
◆uyC3UM2Y :02/01/23 08:10
57 :
◆uyC3UM2Y :02/01/23 08:14
アフリカ象とインド象(アジア象だったかな?)は虎とライオンほど
生物的に違うとか、CNNサイトで去年みかけたけど、ソースが見つけられない。
58 :
世界@名無史さん:02/01/23 14:56
ぞぬ対ぞう
好感の持てる
>>1さんですね。
一行目がすごく同意です。
スレに伴わない内容で申し訳ない・・・。
>36>37
私(ハンニバル)が率いた軍にはアフリカ象にインド象も混ざってような気がしますな…。
確かな記憶じゃないですけどねえ。
>57
アフリカ象とアジア象の二種に分けれます。インド象はアジア象に含まれますよ、確か。
そもそも指の数さえ異なりますなあ。
>59
では、一緒にハァハァしませう(´∀`)
>29
象さん食べないでね!
61 :
世界@名無史さん:02/01/24 20:17
象兵って襲ってくるだけでも迫力あると思うな・・・。
ムガール帝国なんかは使用したりしたの?
62 :
世界@名無史さん:02/01/24 20:19
象はベーリング海峡を渡れるか?
63 :
世界@名無史さん:02/01/24 22:23
>>61 ムガール朝には騎象銃兵なんてのもいたようで。
「メンアットアームズ」のイラストで一番萌えましたよ。
64 :
世界@名無史さん:02/01/24 23:24
なんで象ってねずみが苦手なの?
よくアニメとかであるけど。
65 :
世界@名無史さん:02/01/24 23:32
漢と戦ったベトナムのチュン姉妹も、
象に乗って戦いを指揮したらしい。
ぞうさんが欲しかったのでインドに攻め込んじゃいました。
67 :
世界@名無史さん:02/01/25 01:15
象はやはり食料が計算できるんじゃないの?
牧だって古代は勅選だったわけでしょう。相当立地条件を選ばないと
野生の馬の捕獲はできなかったし、牧に追い込んだあとも
良い牧草や走り回れる広い場所を探すとなると、やはりアジアだとかぎられてくるでしょう。
それに比べて南アジアインドでは茂みや水がいっぱいで象を飼うのに最適だったのでは?
68 :
世界@名無史さん:02/01/25 02:14
象兵は川を渡れないのでは?
69 :
世界@名無史さん:02/01/25 02:57
>>68 象は泳げるらしい。
NHKで立ち泳ぎ?しているの見たよ。
70 :
世界@名無史さん:02/01/25 09:28
>>63 騎象銃兵なんていたんですか?
萌えますね〜
71 :
世界@名無史さん:02/01/25 10:43
72 :
世界@名無史さん:02/01/25 12:52
象は最強だゾー!
73 :
世界@名無史さん:02/01/25 12:57
でも狭いところでは身動きとれないゾー!
>>63 なんたって副題が「火器と戦象の王朝史」ですからな。
装甲象兵(・∀・)イイ!
『ムガル帝国軍』は買いですぞ、1さん。
75 :
世界@名無史さん:02/01/25 13:50
たしかモンゴルもアフガンでは散々だったからインドに到達していないね。
もともと遠征する気がなかったみたいだったけど。
やはり郷にはいったら郷に従え、だろうね。インドでは象兵。
76 :
世界@名無史さん:02/01/25 14:01
しかし、アフガンにはモンゴル兵によって多くの住民が虐殺されたという
「虐殺の丘」という場所があるらしい。
バーミヤンもこの時家畜まで殺し尽くされてそれ以来廃墟だとか。
>69
海を泳ぐのも見た事があります。ホオジロザメに襲われて食われた話もある
とか。
78 :
世界@名無史さん:02/01/25 14:28
将棋に象とか無かった?
79 :
世界@名無史さん:02/01/25 15:20
日本で今普及している将棋(小将棋)には「象」は無い
かつてあった中将棋以上の大きな将棋には「酔象」という駒があった
支那で普及してる象棋には「象」がある
チェスには象は無い
将棋の起源であるインドの駒がどんなものか知らないけど
たぶん象が有ったんじゃないかと思う
象の居ない支那で独自に「象」という駒を作ったとは考えにくいからね
80 :
世界@名無史さん:02/01/25 15:41
象神ってインドだっけ?エジプトにもあったようななかったような。
81 :
日本@名無しさん:02/01/25 15:51
どかーん!
(⌒⌒⌒)
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| ・ U |
| |ι |つ
U||  ̄ ̄ ||
 ̄  ̄
もうおこったぞう
82 :
世界@名無史さん:02/01/25 17:09
>>80 ガネーシャのことですか?
最初は人間の頭を持ってたけど父神に首を斬られてしまい応急手当てに象の首を
くっつけたという。
便利というか大雑把というか、めでたしめでたしというか(笑)
エジプトの象神については知識不足で私にはわかりません、失礼。
きりん(ジラフ)の絵やカバの女神なら見た覚えがありますが・・。
象は絵はともかく神様になってましたっけ。少なくともメジャ−所では覚えが無い
様な。
>82
乗り物は大きな鼠ですが、象に乗られる鼠というのが凄い(藁。
84 :
世界@名無史さん:02/01/25 22:36
歓喜天ですなぁ
好物はお菓子。
85 :
世界@名無史さん:02/01/25 23:09
仏像にもなっているけど、日本では中世以降あまり見られなくなるように思う。
86 :
世界@名無史さん:02/01/26 01:30
関係ないがタイの歌舞伎町=バッポンに象がいたのにはビクーリした。
金を払うと砂糖黍を食べさせられる、象の腹の下をくぐれる(幸せになれるらしい)。
なんたって歌舞伎町に象だぞう。
87 :
世界@名無史さん:02/01/26 01:33
象兵部隊って象が氏んだら丸焼きにして食べたりするんだろうか?
88 :
世界@名無史さん:02/01/26 01:36
俺の質問に誰か答えてくれえ
象はなぜ南北アメリカ大陸にいないのだ?
いったんマンモスになったら象にはもどれないのか?
マンモスは象じゃないのか?
バッファローだってあんな厚い毛皮着てたって牛は牛だろ。
水牛も牛もバッファローも似たようにみえるけどな。
マンモスは象よりも古い種族じゃないか?
後ろ足が弱かったせいで人間に狩られ易く、
象との生存競争に負けたのだと聞く
象の生息域は南方だからベーリング海峡は越えられない。
アフリカ大陸と南アメリカ大陸が分離した時点で象が発生してなかったとすれば、
象がアメリカに住み着ける機会はなかったといっていい。
90 :
世界@名無史さん:02/01/26 04:06
象を人間に例えるなら、マンモスはネアンデルタール人と言ったところか。
寒冷な気候の元では無敵を誇っていた氷河期の覇者も、
気候が温暖化してからは身体構造的に無駄な部分が出て来てしまい
新しい種族との戦いについて行けなかったんだね。
91 :
世界@名無史さん:02/01/26 04:10
なぜだ? なぜアマゾンに象さんはいないんだ?
なぜだ? あんなピラニアなんぞ踏み潰してくれたのに。
92 :
世界@名無史さん:02/01/26 04:31
そう言えば日本にもナウマン象がいたが、縄文人象兵とかはいなかったんだろうか。
象の中で家畜になるのはインド象などごく一部だけと聞く。
アフリカ象は気性が荒く飼い馴らせないそうな。
ナウマン象も無理だったんじゃないかな、多分。
94 :
世界@名無史さん:02/01/26 05:34
マンモスやナウマン象が居た時代はともかく
現代では象って印度象とアフリカ象の二種類しか居ないのでは?
95 :
世界@名無史さん:02/01/26 08:26
>>92 旧石器時代とかは、象を飼うというよりは、見つけたら即殺して食べよう!!
って感じじゃないのかなあ。
ハンニバルさんとは違う意味で、象さんにハァハァ(´∀`) だったとか…。
ハンニバルさんごめん。俺はあんたのファンだよ!!
96 :
世界@名無史さん:02/01/26 08:31
戦象といえば、アレクサンドロスの東方遠征でインド王との戦いで
戦象が登場します。
ヒュベルタス河の戦いだったかな?
アレクサンドロススレでみかけました。
98 :
世界@名無史さん:02/01/26 10:37
>85
後醍醐天皇の祈祷・呪いが有名ですね。でも地方でも結構祀られてますよ。それと
ご利益も祟りも折り紙付きの方ですから、余り祀られないという事もあります。
三井高利、紀伊国屋文左衛門等有名ですが。
>88
数千年前まではマストドンというマンモスの様な毛の生えた象が居ました。獲り尽く
されましたけど。
■ ■■■ ■■■
■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■
■ ■■■ ■■■
101 :
世界@名無史さん:02/01/26 13:58
象に乗って弓を打ちまくれば、まさに移動要塞…
って訳にはいかないのかな。
102 :
世界@名無史さん:02/01/26 14:56
>>101 象が暴れない限りはそうなんだけどね。
まともに戦力となった移動要塞というとフス派の戦車を思いだすなぁ。
103 :
Cavabien:02/01/26 15:07
ベトナムにブイ・ティ・スアンっていう、象の訓練に長けた女将軍がいたそうな。
1802年にシャロン軍に敗れて象に踏まれて処刑された、と中公新書『物語ベトナムの
歴史』に載ってます。
104 :
世界@名無史さん:02/01/26 17:42
象にふませる処刑ってすごいな・・・
しかも女を
105 :
ハンニバル:02/01/27 01:44
>63>74
イイ!(゚∀゚ )三( ゚∀゚)イイ! (・∀・)イイ!
銃象兵の一斉射撃…想像しただけでもおしっこちびりそうですなあ。
インドの歴史はよくしらんのですが、ネットで注文してみました。>ムガル帝国軍
図説やイラスト入りの資料見るのは大好きなんですよ…。
いやはや。皆さん、たくさんの象さんのお話ありがとうございました。
106 :
世界@名無史さん:02/01/27 01:46
そういえば大スキピオ君みないな。
ハンニバルが大好きな好青年。彼もやはりセンター科挙に励んでいるのか
>>79 「酔象」という駒は成る(成銀、成桂とか言う意味で)と「太子」
と言う駒になり全く駒の動きも働きも「王将」と同じになる。
よって「王将」が詰んでも「太子」があれば将棋は続く。
それだけ「酔象」は素晴らしい駒なので象もかなり貴重なイメージ
だったんだろうね、昔の日本では。
108 :
ももいろぞうさん:02/02/03 00:30
109 :
世界@名無史さん:02/02/03 01:04
>>109 成る前の動きは後ろにいけないだけ。
ちなみに金が成ると飛車、銀が成ると角
また、この将棋では「奔王」と「獅子」と言う駒が双璧。
奔王はチェスのQUEENの動き。獅子は1回の指し手で王の動き
(働きではない)が2回できるという優れもの。
111 :
世界@名無史さん:02/02/03 04:21
>>110 その名の通り鈍足なんだね
酔がついてるから千鳥足で動くのかと思ったら
そんな事はないのか
112 :
世界@名無史さん:02/02/03 05:58
113 :
世界@名無史さん:02/02/03 13:49
戦争とゾウさんというと上野動物園の「かわいそうな像のはなし」
しか思いつかないなあ(毒入りジャガイモね)。
はい、そこの人、泣かないよ〜に!
しかしハンニバルはどうやって餌を確保したんだろう? 国立の恩賜動物園
でさえ餌無かったのに。
114 :
世界@名無史さん:02/02/03 15:01
象。移動要塞、大型で強力な動物ということで各国がこぞって兵力にと
り入れた。しかしかなり臆病な動物で、乱戦になると制御不能になるこ
とも。敵に対してより、まわりにいる味方にとって危険。こうして象兵
は廃れていった。
115 :
世界@名無史さん:02/02/03 15:28
>>113 象って草食ですよね?
だったらイタリアで略奪三昧したんじゃないですか?
116 :
世界@名無史さん:02/02/03 19:36
マジレス、象の飼いならし方。
小さな頃から程よい太さの杭に鎖で繋いでおく。
大きくなってもそのまま続ける。
・・・杭は抜けないのか?抜けないんです。
子ども頃に杭が抜けないことを学習してるので成長しても抵抗しないのです。
象のような寒さに弱い動物にアルプスを越えさせたハンニバルは
とんでもない動物虐待。事実ほとんど殺しやがった。逝け!!
>>115 欧州の一見美しい牧草地帯も、アジアより地力が弱いゆえの産物だというでしょ。
ましてあの時代、今よりもっと寒冷だったらしいし、生産力はずっと低い。
砂糖とか蜂蜜とか高価な食い物を大量に与えていたのか?
俗に「ペンペン草も生えない」などといいますが、ゾウ部隊の行進の跡は
おそろしいことになっていたのかも知れませんねえ
>114
モンゴル軍もパガン朝の象軍相手に矢で脅しをかけたそうですし。
>118
おまけに出すもの出して行ったでしょうしね。
120 :
世界@名無史さん:02/02/07 18:51
良スレage
121 :
世界@名無史さん:02/02/07 18:57
フーリガン対策にゾウさんを活用だ!
そう、騎象部隊を創設しようではないか!
馬より効果的! 市民もゾウさんが堪能できて満足!
タイでは象のサッカーチームもあるし。TVで観たけど、
けっこうちゃんとサッカーの試合になっていた(ボールが直径2m
くらいある)。
122 :
世界@名無史さん:02/02/07 21:28
象は寒冷地適応できるのか?
>>122 ナウマン象やマンモスは立派に適応してますな。
124 :
世界@名無史さん:02/02/07 22:09
第二次ポエニ戦争、ザマの戦い。
カルタゴ軍には5万の軍勢のうち80頭の象部隊がいた。
ローマ軍に対しカルタゴ軍はまず象部隊を突撃させたが
ローマ軍は陣形を変え象に道を作って通過させた。
興奮していた象は敵味方の区別なくただ暴れまくる野獣に過ぎず、
カルタゴは結局敗れ去ったという。
125 :
世界@名無史さん:02/02/07 22:12
豊臣秀吉は贈り物の象を見た。
ドミンゴという名前(だったように記憶する)と教えられると、
うれしそうに、
「どみんご、どみんご」
と声をかけながらえさを与えたという。
しかし秀吉には象を戦力化する考えは露ほどもなかったようだ。
\ /三~ヽ γ~三ヽ
\ (ミ0彡三) (三彡0ミ)
\_(`∀´ ) ( `∀´)ヽ
∩ / ̄ヽ ( つ―|→
|└┘| ̄ ̄| ̄ ̄| /
| |―( ○ )-.|
|__|__|__|
/ ̄ ̄ ̄ ̄\ \ \
/● ● \ ヽ |\
/ Y Y____|__| ヽ
/三____ | | | |
/三 /| .人__ \/ | |し
|三 | \_____/_ / /
|三 | /三 ノ|三 |_ノ__/三 |
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世界史AAつくろうYO!スレからのコピペです。
127 :
世界@名無史さん:02/02/07 22:50
>>121 サッカー場での象のパフォーマンスは興味深いが、
ボールと間違って(以下略
>>125 戦力になったら日本の戦史は大きく変わった・・・かな?
薩英戦争でイギリス軍が上陸したら象兵がお出迎え、とか。
ペリーが横浜に着いた図は騎象部隊が整列したり。
>127
一番古い輸入例は室町時代のものですが、何故か朝鮮に送られてしまいまし
た。餌代がかかったのでしょう(藁。
江戸期には家康、吉宗が輸入しましたが、こちらも物珍しさが過ぎると管理
の大変さばかりが目立ったとか。暴れたそうですし。
129 :
世界@名無史さん:02/02/07 23:08
「戦象」も将棋の「酔象」も使いづらいからやめてしまったのかなあ。
>>126 すばらしい。でも、インド人釣り目になってる。。。
130 :
世界@名無史さん:02/02/07 23:25
京都府警には平安騎馬部隊?があるが、
インドの警察にはやはり騎象部隊があるんでしょうか?
日本の冬は大丈夫。だって田舎の動物園に行くと象が雪にまみれている。
第一、アルプス越えしたんだから実績充分!
仮に、象さん達が寒くてたき火の廻りに群がってしまい仕事にならないのも、
それはそれで風物詩ではないか。
警視庁がゾウさんマークのバッジとか売り出したら、ピーポくんを放逐する
人気者になるとおもう。タイ好きの秋篠宮が名誉隊長だ。
象さんが可愛いのは分かったが、結局のところ象兵の利点と欠点とは
なんなのであろうか?
>>132 8って書いてますが、他のスレの書き込みの続けてこのスレに
書き込んだため、8が残ってしまった。8さんとは何の因果関係も
ありません。8さん、すまそ。
134 :
世界@名無史さん:02/02/13 05:00
良スレあげ
135 :
世界@名無史さん:02/02/13 05:23
象の生息域って文明の発展と共に狭くなっている気がする。
(象に限ったことではないかもしれないけど)
日本にもナウマン象がいたし、ハンニバルも象でアルプス越えしてたけど、
今じゃ考えられないでしょ。やはり食費がかかるので密林の多い地域でしか、
生き残れないのだろうね。
ちなみにケニアでは象が一時絶滅寸前に追込まれたので頑張って保護したみたい
だけどジンバブエでは逆に象が増え過ぎて農村を荒らしたりして大変らしい。
でも象牙をとっちゃいけないとかで殺すに殺せず有効な対策がないんだそうな。
象兵は強いけど戦争って一時的なものだから、平時に大量の象を養うのが大変で、
編成するのが難しいっていうのが本当のところではないかと。
>>132 利点は見たことのないものに吃驚するところとか象の鳴き声で騎兵をおびえさせたりとか。
歩兵を踏み潰したりとか。あと高いところから攻撃したり物を見たり出来るってのも利点かな?
欠点は投擲兵器の類で攻撃されると暴れまくって自軍の被害のほうが大きくなること、。
137 :
世界@名無史さん:02/02/13 10:43
>>136 あと、輸送手段や土木作業くらいですかな?
象の皮なら弓矢くらいなんのことはないかも。
>>137 >象の皮なら弓矢くらいなんのことはないかも。
じゃあザマ辺りでボコられたのはビルムでやられたのか。
ちょっと喰らっただけで暴れだすと思ってたけど認識を訂正しました。
戦車(タンク)みたいなもんですね。
139 :
世界@名無史さん:02/02/13 11:16
>>138 そりゃマンモスだって大掛かりに狩りをやったらしいですからね。
子孫もさぞかし打たれ強かったことでしょう。
上のほうのリンクで象鎧ってのがあったが、
時代背景からするとさすがに長弓には耐えられなかったのだろうか?
>>139 象鎧。カコイイですね。
でそのリンクって
>>108ですか?
で、あるならば、1600年ぐらいって書いてありますから
長弓どころか銃ありますね。耐えられるのかな?
象の時代って古代で終わってると思ってたので近世まで持ってるとは驚きでした。
141 :
Cavabien:02/02/13 23:59
確か元軍とビルマ軍の戦いの様子をマルコポーロが書いていて、弓矢で重傷を
負った象たちが恐慌をきたして自軍であるビルマ軍陣地を踏み荒らしたので形勢が
元軍に傾いた、という記述があったと思うです。
でもマルコポーロのは伝聞形式だしなぁ。
象くらい大きな生物ならば、寒さには強いのだが、
象を使った文明は低緯度地域に限られている。
これは、象は家畜として繁殖させることができないため。
家畜化された象は基本的に野生の小象を捕まえて馴らしたもので、
象使用地域でも、象を代々飼って繁殖させ品種改良することはできなかった。
それで、野生の象のいない土地では象は家畜化できなかったわけ。
143 :
世界@名無史さん:02/02/14 02:09
>>142 そーいやマンモスとは違って野生のゾウは低緯度地帯に集中してるな。
山田長政は象に乗ってたが、軍事的な価値はあったのか?
甲冑着て倭刀振り回して騎象部隊・・・う〜んエキゾティック。
144 :
世界@名無史さん:02/02/14 03:13
>>143 あそこら辺では象の量で戦争の勝敗が決まったとか。
長政あたりは最初象の警護役(槍で突かれるとだめらしい)だったらしい。
このころは突進力より象の上に兵をのっける戦法が主流だったのかな。
ちなみに当然だが大砲なんて余裕である時期。
145 :
アビシニア:02/02/14 05:24
イスラームの預言者ムハンマドが生まれた西暦570年は、エチオピアが象の部隊を率いてメッカを攻撃した年といわれており、「象の年」と名付けられています。
遠路はるばるという感じですが、伝説では小石を落とす無数のツバメに象部隊は敗れたことになっています。
146 :
世界@名無史さん:02/02/14 09:23
象の「伯楽」もやはりいるのだろうか?
147 :
世界@名無史さん:02/02/14 09:26
上のほうで書いてあったが、
熱帯雨林では馬より象の方が有利なのかな?
だとしたら長政みたくシャムの軍隊は象が主流だったのでしょうか。
148 :
世界@名無史さん:02/02/14 09:51
俺はマンモスを必ず飼育する。
話せばわかるはず。
149 :
世界@名無史さん:02/02/14 11:21
>>145 その伝説を勝手に解釈すると、投石兵やスリング兵で象部隊に対抗したって
ところでしょうか。象自体にはあんまり効きそうにないけど、上の兵士には
効果ありそうだし。どうせたいした鎧つけてなかったろうから。
(ちょっと、トンデモかな?)
>149
ちょうどその時流星群が見られたそうですが、これは預言者誕生について盗
聴をしようとしたジン(妖怪)達が天使の投石により落とされたものだそう
です。なお、石にあたった兵士は疫病にかかったとか。
宗教的な世界観による伝承でしょう。
投石兵とかで象使いを落とすんでは?
象使いがいないと象ってどう動くんでしょう?
>>145 エチオピアからメッカ?
すごく遠いんでは?と思ったが手元の地図帳みたら
紅海わたれば1000キロ強だ。十分遠いですねw
>>152 当時のアビシニアは現在のイエメンを占領してましたので、移動距離は
もっと短いです。ヒジャーズ山脈を進んだのか、ティハーマを進んだの
かは分かりませんが、水源を辿りつつメッカに来たと言われてます。
距離的にはハンニバルに遙かに及びません。中東にもそういう話がある
という紹介。
154 :
世界@名無史さん:02/02/15 23:51
>>152 1000kmなんて東京-博多とか、盛岡-京都程度の距離だよ。
日本でさえも南北朝時代に北畠顕家が東北から京都に一気に攻め
のぼったりしたっしょ。
155 :
世界@名無史さん:02/02/16 01:45
>>154 そうだそうだ! 平安時代に東北の防人が歩いた距離より短いから
象さんにとっては楽勝のはず。ただ、当時の北アフリカで象に餌と水補給は
できたのかな? 象に乗せて運んだ?
>>148 象に踏み殺されたり鼻で叩かれ骨折する象使いや飼育係は世界中で年間
何十人もいるという記事を読んだことがある。ましてマンモスじゃあ、
話してわかるとは思えない・・・・ご愁傷様。
156 :
世界@名無史さん:02/02/16 04:40
実はマンモスって現代の象より小柄だったんだよ
157 :
世界@名無史さん:02/02/16 05:10
>>155 当時のアラビア半島は現在より緑豊かだったという説があります。
いずれにしても、きちんと井戸を探して進んだので水はあったでしょう。
餌は....餌はどうかな?
158 :
世界@名無史さん:02/02/16 06:00
>>157 緑豊かなら餌も現地調達で別に困らないんじゃない?
そうかそんなに遠くないんですね。<エチオピアーメッカ
なるほど矢張りハンニバルは凄いんですね。
160 :
世界@名無史さん:02/02/16 09:42
「エジプトは緑豊かだった」とは一般にいわれていますが、アラビア半島の
場合はどれほどだったのでしょう? というのは、ユダヤ教、キリスト教、
イスラム教は「砂漠の宗教」と呼ばれていますよね。
過酷で肥沃でない地だからこそ生まれた思想であると。だから、
やっぱり砂漠なのかなと。それと、砂漠に適応した生物が今も繁殖して
いるでしょ(たとえばラクダ)。たかだか2千年で新種の生物が生まれる
わけはないので、水と餌が大量に必要なゾウさんをどうやって? という
のはハンニバルのアルプス越えにも当てはまる疑問ですね。
161 :
世界@名無史さん:02/02/16 21:42
ウシで飼育費年間¥100万らしいが、ゾウはどうなの?
食べるものにもよるだろうけど。
162 :
世界@名無史さん:02/02/16 21:56
イスラームが砂漠の宗教?
何時のハナシだ??
163 :
世界@名無史さん:02/02/17 01:56
>>161 むかしタイの王様は気に入らない家来を破産させるために
飼育の困難な白象を与えたといいますな。
>>160 アラビア半島の大半が、メッカ周辺を含め今も昔も乾燥地帯なのはその通りです。
ただ、現在のサウディアラビア南部、イエメン辺りは2000m近い標高の山があり、
降雨もあって意外と木が生えてます。今もメッカの裏のターイフまで山は続いてお
り、葡萄なんかも取れまが、その現在よりも昔の方が緑豊かだったということです。
東南アジアのように緑が豊かだったとは思いませんが、昔はライオンもいたらしい
です。
西暦635年のイスラーム軍とササン朝ペルシャの決戦となったカーディシーヤの戦いでは、
ペルシャ側最前線には33頭の象がいたそうです。初日の戦いでは象を見たことのないアラブ
側の馬が驚き一旦潰走するものの、弓をペルシャの象部隊に射かけると象は乗り手を振り落と
して退却します。
166 :
世界@名無史さん:02/02/17 10:56
>>162 ムハンマドの重要なエピソードは砂漠が舞台ですが?
三宗教の儀式には遊牧民の生活様式が色濃く残っていますが?
>>164 ありがとうございます。冷静に考えれば100頭前後の象を養うことは
可能だったかと思います。人間もかなりの糧食を消費することですから。
なぜこだわったかというと、30年くらい前まではアフリカでは象が
草原を食い尽くし生態系が崩れるから(今の捕鯨論争で鯨が生態系を破壊
するとの日本の指摘と似ています)と間引きが行われていたので、象の
巨大な消費量が印象的でしたから。
167 :
世界@名無史さん:02/02/17 13:39
象の
戦術的利用・・・高い・力がある(ただしあまり攻撃的ではない)
戦略的利用・・・長距離移動が可能(ただし速く走れない・小回りが利かない)
ところで、男塾で象や牛を肉食化させたら獰猛になって人間を襲う、とかいうのをやってましたな。
きちんと調教を済ませた象であってもある程度以上の投射兵器には耐えられないのですかね?
暴走するにしても前に突進させるようにすれば。
>>167 >戦術的利用・・・高い・力がある(ただしあまり攻撃的ではない
慣れていない兵や(゚д゚)ウマーは象の姿や鳴声におびえる。ってのも結構な利点だと思うけど。
ただ慣れた敵だと投射兵器で蛸殴りと言う諸刃の剣ってことですか。
169 :
世界@名無史さん:02/02/18 11:49
ゾウ部隊とゾウ部隊が直接ぶつかった戦闘は無かったのだろうか?
170 :
世界@名無史さん:02/02/18 15:06
象部隊の隊列編成の資料はないものか?
171 :
世界@名無史さん:02/02/18 23:45
象スレの予感、と。
172 :
世界@名無史さん:02/02/20 21:38
ああ、男として生まれたからには象軍団に突進し、ゾウさんの
長い鼻に巻き上げられ、そして高く高く持ち上げられ、
なんだかよくわからないままに叩き落とされて死にたいなあ。
173 :
世界@名無史さん:02/02/20 22:33
>>172 そんなあなたは象フェチの称号が相応しい。
174 :
世界@名無史さん:02/02/21 12:26
>>172 イスラーム対ペルシャの序戦である「橋の戦い」で、アラブ側指揮官の
アブー・ウバイドは、象の鼻に一太刀浴びせるも、一撃のもとに地面に
投げつけられ踏みつぶされる。
175 :
世界@名無史さん:02/02/21 13:47
鼻でひっぱたかれる時点で死にそう。
176 :
世界@名無史さん:02/02/22 00:58
今一度チャンスを。
つうかなんでこんなに沈むのはやいの?
177 :
世界@名無史さん:02/02/22 04:55
>>176 素人なんで為替ディーラーの方かと思いました。
良いスレだと思いますが、そもそも戦象に関する資料が少なくて...。
イスラーム対ペルシャの戦いでは、アラブ側の馬が象に驚いて敗走するこ
とが多かったみたいですね。
178 :
世界@名無史さん:02/02/22 14:10
ぞうさん軍団どうしの激突…萌えますな。
インドやインドシナでの戦争ならよくあるのでは?
史料はないのかしら。
179 :
世界@名無史さん:02/02/22 17:22
ゾウさん軍団の歴史は2000年もあるのに、結局根付かなかったという
のには、象の軍事利用化には重大な欠点があるからに違いない。
民生用としてはいまだに貴重な生物重機でしょ? 象が戦争に向かない事情が
あると見た。
<俺の推測&仮説>
1・実は臆病
2・大食らいだから
3・弁慶の泣き所のような攻められると一撃の弱点箇所がある
4・飽きっぽい性格で戦闘に集中してくれない
5・のほほんとした性格で白兵戦に向かない
6・血を見ると興奮し敵味方無く攻撃してしまう
7・仲間の象が敵刃に倒れると戦闘そっちのけで介抱に向かってしまう
てなとこかな。
180 :
世界@名無史さん:02/02/22 17:53
>7・仲間の象が敵刃に倒れると戦闘そっちのけで介抱に向かってしまう
なんて健気なゾウさん・・・萌えっ
181 :
世界@名無史さん:02/02/22 19:05
そういや日本では象に位をあげてなかったっけ?
>181
徳川吉宗が輸入した象が参内の為に従四位の位を授かり、白象の称号も頂戴
したとか。まあ鷺や狐の例もありましたしね。
183 :
世界@名無史さん:02/02/22 21:46
>>182 朝廷に参内するには位が必要ってことで、なにかとその手の動物に官位を与えて
いたような。
>>180 7番目はネタじゃなくて、仲間の象がケガをすると引き起こそうとしたり、
助けようと両脇から支えようとしたりする姿が観察されている。
それと学者の間で異論があるようですが、死亡した仲間の象の遺体に群の
象があつまり弔いのような儀式をしているシーンが目撃されているそうだ。
185 :
世界@名無史さん:02/02/22 23:36
白い象は飼育が大変だそうですが、それはなぜに?
>185
白い象が、というよりもタイでは王のものとされていた白象の飼育を任され
た家臣達が大事な預かりものを死なせまいとして大変な目にあったのでは。
187 :
世界@名無史さん:02/02/23 00:12
白象といっても馬とは違って、素人目には
「え? ちょっと色白かな」って程度。
アルビノでもない。
遠目にはただの象さんにしか見えないけどね。
>>186 ああ、日本でも殿様から拝領した植木とか枯らさないように大変
だったらしいね。時折殿様が「おまえにやったアレは元気か?」とか
聞いてくるから、家臣は大変。まるで落語だったとか。
吉宗の象も病気になって、家臣が大騒ぎしたらしいし。
象も大変だろうけど、金魚なんか拝領したら大変。すぐ死にそう
>187
途中で雌が死んで繁殖計画がおじゃんになったので吉宗はがっかりしたとか。
残った雄の象は気が荒くて管理が大変だったそうです。民間に下げ渡されて
最後に象牙が見世物になった筈。
189 :
世界@名無史さん:02/02/23 00:34
吉宗の計画が成功して象が繁殖したら幕末の頃には幕軍にゾウ部隊が
いたかもなんてね(吉宗は象公方と呼ばれていた?)。
京の街を警護するゾウさんなんて、エキゾチックで良いですな。
190 :
世界@名無史さん:02/02/23 04:00
まあ、白象なんて戦略的にはマイナスですかな。
191 :
世界@名無史さん:02/02/23 04:07
そんなことない。ハワイに上陸すれば、白いということで神様扱い
192 :
世界@名無史さん:02/02/23 04:44
>>190 目立つという意味?
象部隊は目立ってこそ意味があるのでは?
>>179 象使いが自分の像が暴れて手に終えなくなったら耳の後ろを刺して殺すってのは急所への一撃か。
私は2と6が問題だと思う。
でもさ想像して呉れ
銀色に煌く象鎧を装着した無数の象が、密集し、雄叫びを上げながら敵陣を蹂躙する図とか!
萌えません?
194 :
世界@名無史さん:02/02/23 11:10
無線機なんかがない時代の戦闘では目立つというのは結構重要だと思う
振り返ったらそこに我が軍の象さんがいるってのは結構心強かったんじゃないだろうか
>>193 >銀色に煌く象鎧を装着した無数の象が、密集し、
>雄叫びを上げながら敵陣を蹂躙する図とか!
>萌えません?
Age of Empires のシリーズでは、
ゲームがそういう展開になることもある。
象軍団を使いたければ、西南アジアの文明を選ぶこと。
確かどっかで、体験版を無料でダウンロードできるはず。
196 :
世界@名無史さん:02/02/23 16:05
密林で隠密行動する象兵萌え〜
(「パオー」「・・・敵襲〜!」ダメじゃん。)
197 :
世界@名無史さん:02/02/24 01:05
>>188 >残った雄の象は気が荒くて管理が大変だったそうです。
なんでも自分の餌を横取りしてた象使いを鼻で巻き取り
石にたたきつけ殺してしまったそうな。
ちなみにこの象は青草や藁のほかに米・煮豆・饅頭・酒などを
餌としていたという。
198 :
世界@名無史さん:02/02/24 02:40
>>29の象の肉って食えるの?
軍板から出張してきました。
「丸」に掲載された手記に、南方(マレーシアあたりだったと思った)において
象の肉を食べた記述がありました。すごく硬くて食べにくかったとの事。
以上。
199 :
世界@名無史さん:02/02/24 03:52
>>198 皮膚が厚くて堅いですからね。
切ってしまえばどこまで皮膚かどこから肉なのか、食ってる本人でさえ判らなかったりして。
南方では、食べるものが無くて靴底を茹でたそうですが、
それよりたちの悪い代物かも・・・
200 :
世界@名無史さん:02/02/24 04:59
/ ̄ ̄\
|=・=- U |
| |ι \ パンパン
/ ̄ ̄ ̄ 匚 ヽ
|=・=-U \ ) ))
| |ι \ ノ
U||  ̄ ̄ ||||
201 :
世界@名無史さん:02/02/28 04:01
でもインドではプラッシーの戦いの時にも現役ですよ。象さん。
それなりに使えたんじゃないかなあ。
202 :
世界@名無史さん:02/02/28 09:37
やっぱW杯のフーリガン対策には象部隊でしょ。
象さんのかわゆさと迫力で、暴れる気も失せると思わない?
203 :
世界@名無史さん:02/02/28 12:34
>>201 前スレでありましたが、悪路の走破性、高い位置から敵をねらえるとか、馬を
驚かす効果はあるんでしょうね。
その関連で質問ですが、よく馬は非常に繊細な動物と言われますが、どうして
そんな生物が戦場での突撃に耐えられるんでしょう?特別な訓練をするんです
か?
>>202 騎馬警官よりインパクトありますね。
単に後ろから脅かすだけとか?
象age
206 :
世界@名無史さん:02/03/08 01:03
>>203 騎馬部隊用の馬の訓練では、ガンガンと騒音を立てながらの警備行動訓練や
果ては銃声や裸火を間近で体験させる経験までさせています。
馬は臆病ですが頭がよいので、騎手がしっかりしていれば訓練次第です。
第二次大戦までは、馬やシェパードなど洋種の犬は登録されて軍用に徴用されました。
促成訓練で戦場に送り込まれたのです。
ゾウさんの場合も同様かと。訓練された多数の象が鼻に松明を持ち行進して
いく映像を観た覚えがあります。
207 :
世界@名無史さん:02/04/09 02:44
age
208 :
世界@名無史さん:02/04/13 16:02
世界史板何回も来てたのにこんなスレがあるとは!
象好きなもんで。
ところでカルタゴの象はアフリカ象だったと思うんですが
インド象よりは大型で気が荒いということでした。
インド象を使役に使うのも人間が飼いならしやすいからだとか・・・。
そういえば前に80年くらい前のアフリカ探検の古い映像を
見たんですが、それがものすごい象の大群!
地平線を埋め尽くすくらいの象・象・象!
何千頭もいたんじゃないかな?
あれだけの数が今これほど減ってしまってるわけですよね?
209 :
世界@名無史さん:02/04/13 23:45
>195
コーエーの「蒼き狼と白き牡鹿3及び4」では、プレイヤー国をインド・東南アジアの国々で
ゲーム開始すると、いきなり象兵部隊が編成できまっせ
象兵でモンゴル騎兵や西洋騎士を粉砕しながら世界を蹂躙していく姿は実に爽快であった・・・
211 :
世界@名無史さん:02/04/23 14:59
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\ / ||⊂)))三三 |=○=|
/ /\ \ / />.|ノ||ヽ|
(__) (__) (___) (__) ̄ ̄
212 :
世界@名無史さん:02/04/23 15:00
\ /三~ヽ γ~三ヽ
\ (ミ0彡三) (三彡0ミ)
\_(`∀´ ) ( `∀´)ヽ
∩ / ̄ヽ ( つ―|→
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213 :
世界@名無史さん:02/05/06 16:34
214 :
世界@名無史さん:02/05/14 23:22
215 :
世界@名無史さん:02/05/14 23:59
「象で」ってのがまたなんとも
216 :
世界@名無史さん:02/05/15 00:18
>214
ネタじゃなかったのか。
インドの山では今でも象のタクシーがあるらしい。
217 :
世界@名無史さん:02/05/15 00:35
しかし異国の兵で初めて象さんに出会った兵は驚いただろうね。
怪物に見えたんだろうな。逃げ帰った兵士が郷土の人間に話しても
信じてもらえなかったんじゃないかなぁ
「ホントだって!鼻がムチのように長くて、丸太のような脚で人間をなぎ倒したんだって!」
「うわー。こいつドキュンになって帰ってきちまったべ」
218 :
世界@名無史さん:02/05/15 00:51
象は仲間が殺されたらわかるらしいね。
人間の耳には聞こえない低周波の音を出して遠いところに
いる仲間と連絡することもできるらしい。
あっ、これは単独で行動する雄のこと。
219 :
世界@名無史さん:02/05/15 01:28
ぞ〜うさん、ぞ〜うさん
お〜はなが長いのね
>>143 >山田長政は象に乗ってたが、軍事的な価値はあったのか?
>甲冑着て倭刀振り回して騎象部隊・・・う〜んエキゾティック。
アユタヤ朝は象兵にとても力を入れていたみたいだよね。
ビルマとの戦争では、象兵が役立ったとか、どっかで読んだことあるな。
あ、途中送信スマソ
>>217 サム「フロドのだんな、『じゅう』ですだ!」
二重にスマソ
223 :
世界@名無史さん:02/05/28 23:00
>>216 インディジョーンズみたく、途中で水浴びなんかしたら大変でしょうね。
224 :
世界@名無史さん:02/06/16 17:03
18世紀タイのスリン・パクディーという男はアユタヤから逃げ出した
白象の捕獲に成功し、スリンの初代領主に任命されたそうな。
スリンは今も象祭の町として有名。
象サッカー、象戦争を見ることができる。
225 :
世界@名無史さん:02/06/16 20:44
>>224 いいね。
今度タイに行く時はスリンに行ってみよう
226 :
世界@名無史さん:02/06/16 21:35
>225
象祭りは毎年11月中旬。ホテルはいっぱいになる。
市内を象タクシーで移動できるらしい。
227 :
世界@名無史さん:02/06/16 21:36
>>226 11月は無理だ・・・
11月以外は象戦争見られないの?
228 :
世界@名無史さん:02/06/16 21:59
229 :
世界@名無史さん:02/06/16 23:55
象って乗ってみると高くて気持ちがいいのだけど、結構揺れて乗り心地は悪かったなぁ・・・
230 :
世界@名無史さん:02/06/17 03:59
この前、ケーブルテレビで某ファンタジーアニメ映画を見たら、
ものすごい数の象がドドドドと戦場を駆けてく場面があった。
おいおい。
いくらなんでも、中世的な世界で、あんな数(見た感じ、百頭
以上はいそうだった)の象はそろえられないだろ。普段、飼育
してるだけで、莫大な出費なんだから。
映画の画面を派手にするための大げさな演出と言えばそれまで
だけど。
関係ないが、そのアニメ、原作のストーリーをはしょっていて、
あれじゃ原作読んでない人間はついていけなかったろうなあ。
(原作知らない人間はそもそも、あのアニメなんて見ないか。)
231 :
世界@名無史さん:02/06/17 19:39
象さんの訓練マニュアル
1) お世話して象さんとの間に信頼関係を築く
2) 言葉を覚えさせる(右に行け,座れ、など)
3) 耳の後でする合図を覚えさせる(右に行け,座れ、など)
4) できないときは特大とんかちで思いっきり叩く
* なお1頭がマスターするとその象さんが他の象さんに「通訳」してくれるそうです。
232 :
世界@名無史さん:02/06/25 17:29
インドの城、特に城門は象の突撃に耐えられるようになっていると
聞いた事があります。ほんとでしょうか?
elephant castle gate で検索してみるよ。
235 :
世界@名無史さん:02/07/24 06:09
|>
\ シパーフ乗る〜? / |
 ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ (二二二)
_|____|◎
____/____|_|
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,,ノノ__|_|_|___|____//
とΘ○// □□□□ ̄/
⊂⊂ )@_|_|_|___|_|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽUゞ/:::\◇◇◇\\ノヽ
/● ● ヽ /\:::| ___|::| ヽ ヽ
__ / Y |:::|__|||||||:::| | |
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| ヾノ / / \______  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /ヽ ヽ、_
\  ̄ ノ |三 |三 |___/三 | \ > ))
 ̄ ̄ |三 |三 | |三 |三 |  ̄ ̄
|mm |mm |mm |mm |
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∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
彡 ・∀・ミ < 乗りたい!これ 乗りたいぞ!!
(( ⊂|ゝ_v_ソ|つ \______________
/___∧-ヽ
(__) (__)
236 :
世界@名無史さん:02/08/02 15:19
象さんは体のデカさに準じて脳が大きく、頭がいいそうですぞ。
動物関係のTV番組でもそんなことやってました。
サーカスで色々曲芸やったり、熱帯地方で使役に活躍してるのは象さんが
わりと賢いことによるんでしょうね。
臆病で、気が動転すると暴れ出す、ってのはサーカス中に象さん発狂事故
ってのがあちこちで起きてるので、そうなんでしょうね。
そういったことを考えると、本格的に戦闘に役立つ「戦象」の調教は、かなり
長期間かけて行わないといけないのかもしれません。
けど、使役に使う家畜用象さんなどは、筋力や活力をつけるために草だけでは
足りず、穀物も食べさせなければならないとの事。
そうなってくると、食糧生産能力の低かった古代・中世に、100頭規模の象さん
訓練施設を抱えてたりしてたら国家が傾いてしまうかもしれません。
それほどコストや時間のかかる象さん軍団なのに、実効力と言えば
「一方的な野戦で、相手をおびえさせる」ぐらいしかなく、
混戦になってくると投擲武器の格好のマト…。
(むしろ自軍の威光を示すためか? 「わが軍は重装甲象さん100頭だ! どうだ
おめぇら、萌えだろ!? 象さん100頭のわが軍が負けるわけねぇ!」とかって)
同じコストでお馬さんをたくさん揃える方がよっぽど役にとか言わないように。
あと、仲間が傷ついてると介抱に向かう、死んだ時は葬式のように周りを回る
儀式みたいなのを行う、ってのも本当らしいです。アフリカゾウの話ですが。
237 :
世界@名無史さん:02/08/02 15:23
>>236 勉強になりますた。
しかしそう考えるとアルプスを象つれてわたったハンニバルってやっぱすごいんやねー。
十数頭だったっけ?
私の見た文章では30頭ってなってたんですけど、誇張かな? やっぱ。
ハンニバル氏も、戦術的な価値よりも軍団の威光の為に連れて行ったのかな?
でも道中でガンガン死んで、ローマに着いたときは2〜3頭とか?
それでは逆に萎え〜。
個人的には重装甲象さん100頭の軍団側で歩兵として参加して、頭のいい敵の
参謀の策略にハマって見事に大敗し、歴史の一部になってみたい。
このスレまだあったんだ。
>>208 亀レススマソ
カルタゴの象は今は絶滅したかなり小型のものだったらしい。
後代の絵のように鞍をつけて兵士が上に乗るのはムリだったとか。象使いひとりが限度だそう。
241 :
世界@名無史さん:02/08/26 05:56
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/(`∀´ )( `∀´)
←|-⊂ ノ ( う∩────Ε
| ̄ ̄ ̄ ̄|└┘|
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( ´Д`) <いや、お役に立てるなら本望ですよ…
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242 :
世界@名無史さん:02/08/27 00:32
劉宋の元嘉のころ、当時の交州刺史が林邑の象兵とたたかいました。
243 :
日本@名無史さん:02/08/27 01:34
象兵を倒すには
歩兵がコッソリ近づいて斧で象のアキレス腱をぶった斬るってのを
どっかで見たことあるなぁ
244 :
世界@名無史さん:02/08/27 23:56
象兵というのとはちょっと違うが、春秋時代後期に呉が楚を攻めて滅亡寸前に追い込んだとき、
首都陥落目前になって、楚軍が象に火のついた藁を曳かせて突っ込ませたという
話もあるね。大した損害は与えられなかったけど、王が脱出する時間稼ぎには成功し、
かろうじて楚は滅亡をまぬがれ、再起することが出来たらしい。
245 :
世界@名無史さん:02/09/14 18:01
今日も運ぶ、戦う、増える、そして食べ〜られる
/ ̄ ̄\
|=・=- U |
| |ι \ パンパン
/ ̄ ̄ ̄ 匚 ヽ
|=・=-U \ ) ))
| |ι \ ノ
U||  ̄ ̄ ||||
246 :
世界@名無史さん:02/09/14 18:04
インドの象兵は、アラビア商人が連れてきたアラビア馬を使った騎馬隊
の機動力によって陳腐化し、インドの戦史から姿を消していった。
247 :
世界@名無史さん:02/09/20 11:16
警察で象を導入しないかなあ。
立ってるだけでバリケードになるし、咆哮は威嚇になる。
平安騎馬隊といい、やっぱ馬の機動力重視なのかな。
248 :
世界@名無史さん:02/09/20 13:44
フーリガンは放火しまくるから火炎瓶攻撃で象はパニックを起こすんじゃない?
249 :
世界@名無史さん:02/09/20 13:51
>>243 まえに、TVでブッシュマン達が狩に出て、象の足を持って帰ってきたのを
観たことある。テーブルか。切り株みたいな足を4人くらいで抱え
持ってくる来る映像で、村の子供が大喜びだった。
やっぱりニンゲン様にはかなわないよ。
250 :
世界@名無史さん:02/09/28 09:12
ブッシュマンをブッシュ大統領と読み違えてびっくりしますた
251 :
世界@名無史さん:02/09/28 11:39
そういや、こないだインドで象の大群に村を襲われて
20人くらい殺されたっていうニュースがあったな。
252 :
世界@名無史さん:02/10/04 20:48
象の突進ぐらい避けれそうな気がするが、
実際にはそうはいかないんだろうなあ
254 :
世界@名無史さん:02/10/15 14:28
象さんが来たのでage
255 :
世界@名無史さん:02/10/15 14:39
256 :
世界@名無史さん:02/10/15 21:14
象に乗るから象兵。
僧に乗るから僧兵。
257 :
世界@名無史さん:02/10/30 20:20
258 :
世界@名無史さん:02/10/30 20:49
象兵と戦うときは象の腹や足を攻撃するのが良い。
259 :
世界@名無史さん:
age