_____ / \ / \ / ) | ━━〓 〓━  ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|-| ̄ ̄| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (ъ  ̄ ̄ ̄ | ̄ ̄ | < フレー!フレー!サ・ム・ライ! ヽ \ / | | /| \___________ ,,,,,,,,,ー,, | \ / ー―――¬`/ \ \___/ \_ ;;;;;;;/
板違い
3 :
世界@名無史さん :01/12/27 04:28
黒澤のおかげ
第一次世界大戦で日本人200名が参加しています。 彼らはイギリス側について戦っています。 そして、戦場であっても戦う力を無くした者はもはや敵ではないと言って相手の命を助けた話もあります。 そのことがイギリスや、ドイツの人たちに高く評価されたんだと思います。
5 :
世界@名無史さん :01/12/27 05:36
新渡戸稲造のせいです
6 :
世界@名無史さん :01/12/27 08:17
武士道に西洋「騎士道」の古き良き時代を思い出したからでしょう。 名誉、勇気、忠実、献身など。 あと、薩摩とイギリスは「生麦事件」をきっかけに戦争をしましたが、 予想以上に日本のサムライは旧式砲台で抵抗し、鹿児島は火の海に なりましたが、英国艦隊の艦長も直撃弾を受け、錨を切って逃走 しました。当時の海戦で錨をはずして逃げることは、不名誉なこと でした。 これ以降、薩摩とイギリスはむしろ接近し、開国のきっかけにも なり、後に「義和団事件」で見せた日本軍の勇猛果敢さと規律の良さ に感動した大英帝国は「名誉ある孤立」を捨て、ロシアを牽制する ために、サムライ国家・日本と日英同盟を結んだ。
>>6 名誉ある孤立を捨てたのは、ドイツ、フランス、ロシアが接近して
他に取るべき手段が無かったからでしょう。東アジアの遠い国なら
直接、国益を害するような心配も少ないし。
貴殿の意見はちょっと自画自賛しすぎのような。
8 :
世界@名無史さん :01/12/27 11:20
あとパリ万博で お江戸スタイルで練り歩いてるのを見て 現地人からみると衝撃的だった様だ。
9 :
世界@名無史さん :01/12/27 11:31
>8 チョンマゲを初めて目撃した毛唐たちは、そらもうビックリ! 「サムライは頭の上に短銃を載せて武装している!」という 大誤解が新聞にまで書きたてられるありさま。
あんまり関係ないけど チョンマゲして街歩いてる人っていないな
11 :
世界@名無史さん :01/12/27 12:07
>9 毛唐のバカっぷりがよく判るエピソードだ。
12 :
世界@名無史さん :01/12/27 12:12
サムライゴロツキ
13 :
世界@名無史さん :01/12/27 13:29
>10 そうだね(笑 俺はオリンピックでの入場行進には、チョンマゲ・サムライルックで 参加してほしいと毎回熱望してるんだが。 妥協して閉会式のお祭り騒ぎでもいいや。それならぜんぜんオッケーでしょ? 実際に、チョンマゲズラつけてた選手も見たことあるし。 オリンピックなんてただのお祭り運動会なんだから、もっと楽しんで 文化的特異性を強調してもいいのにね。 アフリカの小国が腰みのつけて槍もって入場するのカコイイ!て思うなぁ。 東洋人チームの日本・韓国・中国が、揃ってダサいスーツ着てるのは 西洋コンプレックス丸出しで、見てて恥ずかしいんですけど。
14 :
世界@名無史さん :01/12/27 13:34
>>13 でも、ヨーロッパ諸国も民族衣装で行進している国はないよ。
スーツなんて英国の服装なのに。フランス人もドイツ人も着ている。
なんで普段の生活で着ていない服を着て行進する必要があるの?
15 :
世界@名無史さん :01/12/27 13:53
>14 祭りに民族衣装着るほうがカコイイと思わない? 盆踊りとか初詣とか成人式とか。
16 :
世界@名無史さん :01/12/27 14:21
>>15 色々あるのが日本。
文化を過去の一時期に固定する必要はないよ。
有史以前から世界中のよいものを取り入れてきたのが日本文化。
だから、ブレザーも立派な日本文化。
17 :
世界@名無史さん :01/12/27 14:31
そうか。宗教でも生活習慣でも、文化も言葉も文字も、 なんでも節操なく受け入れてきたしなぁ。 あと、開国直後の大和なでしこの股のゆるさも、 当時の来日毛唐には衝撃だったらしいね。 ちょっと社交辞令で声をかけたら、すぐマジボレして股ひらくのが。
18 :
世界@名無史さん :01/12/27 14:36
>>17 大和なでしこの股のゆるさは、現在まで連綿と受け継がれ、
すっかり日本の伝統として定着しました。
開国当時と異なるのは、大和なでしこが世界中に出かけて
いって股を開いているってことかな。
19 :
世界@名無史さん :01/12/27 17:49
チョンマゲは日本のサムライだけでなく、ローマの剣闘士も誇りを持って 結ってました。
20 :
世界@名無史さん :01/12/27 19:57
マサイ族とかと同じ「高貴なる野蛮人」として評価されてたんで 素直に喜べない部分がある
21 :
世界@名無史さん :01/12/27 20:25
サムライが尊敬されたのは、「nobless oblige」 (高い身分に伴う義務)があったからである。
下町裏長屋に住んで女房どのの提灯貼りで糊口をしのぎ、 寺子屋の師匠や時折舞い込む用心棒の手間賃で「サムライとしてのメンツ」を かろうじて維持している素浪人にも「noblessoblige」なるものは存在するのであろうか。
23 :
世界@名無史さん :01/12/27 21:55
日露戦争で包囲したバルチック艦隊の降伏を全面的に認めて 誰一人殺さなかったから
あと、主君には命をかけてついていくという精神。
25 :
世界@名無しさん :01/12/27 23:32
武士道。
26 :
世界@名無史さん :01/12/27 23:33
どんな日本人だって、毛唐よりはマシ
27 :
世界@名無史さん :01/12/27 23:37
>>17 明治までは気があったら速攻でベッドインだったらしいが、本当なの?
28 :
世界@名無史さん :01/12/28 00:55
>27 ほんとう。 女子の貞操観念なる概念は、儒教思想を取り入れた 武家社会にしか存在しなかった。 それゆえ身持ちの堅い武家の女は、高嶺の花であこがれの的。 (松島事件のように武家の女も隠れてやることはやってたけど) 明治以降も、農村ではフリーセクスの習慣は消えてない。 昭和13年の「津山30人殺し」事件の動機は 結核にかかった犯人と村の女がだれもセクスしたがらなくなって、 逆ギレしたのが原因。
29 :
世界@名無史さん :01/12/28 01:49
>>28 その動機は後世の作り話という説もあるぞ>津山事件
30 :
アフォ( ´_ゝ`) :01/12/28 01:50
江戸時代の庶民の女の子は現代のギャル達でもとうてい 敵わないくらい言葉遣い悪いしね。
31 :
世界@名無史さん :01/12/28 01:50
32 :
世界@名無史さん :01/12/28 01:56
>29 そうなのか?同じ岡山出身の作家、岩井志麻子が、 最近「夜鳴きの森」という、この事件を題材にした小説をだしたね。 彼女によると「今でも岡山には夜這い習慣が健在」だそうだ。 そういった土地柄から、動機が推察されたのかもしれないね。 津山事件関連の書籍では、殺害されたのは 犯人と肉体関係を持ったのに、じゃけんにした女と その家族がメインと言われているけど。
33 :
世界@名無史さん :01/12/28 02:00
巫女さんは処女ってのも明治以降の風習?
34 :
リトル愚礼@ロズウェル逝きます! :01/12/28 02:24
>>32 さん
わしは岡山出身だが、二十ウン年住んでいて
「どこの誰が夜這いした」という話は、田舎のやつからも
聞いたことがない。
ちなみのわしの実家は、ベッドタウンだがまあ田舎だ。
「今でも岡山には夜這い習慣が健在」
などと岡山県人を侮辱(?)した岩井志麻子は謝罪スル!補償ニダ!!
さもなくば、十字軍を起こすのみ。
35 :
世界@名無史さん :01/12/28 08:05
オリンピックの入場行進では、すくなくとも役員は「新選組」の 衣装で行進すべきだ。世界に受けること間違いなし。
>>34 ベッドタウンという言葉に思わず笑ってしまった…。
37 :
世界@名無史さん :01/12/28 09:20
朝鮮野郎にサムライは国際法をしらねぇなどといわれる筋合いはないね。 金よ、お前の息子はどうなんだ?
39 :
世界@名無史さん :01/12/28 09:38
メリケンは、日本人より Ninja好き。
40 :
棄教者 ◆witdLTi2 :01/12/28 10:05
>>37 息子って誰? まさお、正日、それとも両方?(藁
41 :
世界@名無史さん :01/12/28 10:16
「サムライ」ガ有名ナノハデスネ、ドイツロックバンド「ジンギスカン」 ガ歌ニシタカラデース…藁
42 :
世界@名無史さん :01/12/28 12:06
>>34 まあ、おちつけ(笑。 インタビュー転載するから。
岩井 男女の出会いとか、結婚に至った理由はなんですか?って、
東京でアンケートを取ったら、合コンだとか職場が一緒だとかある
でしょうけど、岡山では多分夜這いが90%ぐらいですよ(笑)。
−−−−−−岡山県民から抗議が来そうだ。
岩井 夜這いは当たり前でしょう。私、東京に来て何が寂しいって、夜這いに
来てくれる人がいない(笑)。「もう、ワシはおしまいかのう?」と
思いますもん(笑)。だいたい、岡山では戸締りしないですもん。
夏は戸を開けっ放しで寝てるんですよ。私、子どもの頃、玄関に鍵かける
習慣なかったです。
柳下 事件の後で、あの村は夜這いの風習があって、淫風濃いことが原因だと
言われてましたが、筑波昭さんの本「津山三十人殺し」ではそれを否定
するような証言もありますね。
岩井 私は否定しないですね。だって、あるんだもん、夜這い。
インタビュアー柳下穀一郎:映画秘宝vol25より。
やっぱ「ハラキリ」のお陰だろ
44 :
世界@名無史さん :01/12/28 13:36
女犯=堕落 衆道=美徳 武家社会では衆道(男色)はむしろ奨励された行為だし、 妻帯者であってもホモ行為はフツーに続行してたし、 そのへんの淫靡さが、海外のゲイにはたまらん魅力と映るのでは?
46 :
世界@名無史さん :01/12/29 00:21
サムライよりもスキヤキのほうが有名なんじゃ?
サムライ、ニンジャ、カミカゼ、ハラキリ ハラキリはちゃんと「セップク」と言って欲しい
48 :
リトル愚礼@ロズウェル逝きます! :01/12/29 01:45
>>42 さん
まあ、あなたのレスに免じて、十字軍だけは免除しましょう(W
ッツーか、そんな金無いし。
>>37 さん
アレは少々悪ふざけです。
謝罪します、補償はしませんが。
ただ、侍の人気が高いのは
産業革命の真っ只中において、いまだ
騎士道の生き残りのような国があったからでは??
南北戦争でガトリング砲撃ち合っていた頃に
新撰組と勤皇志士が斬り合ってたからねえ、日本は。
49 :
世界@名無史さん :01/12/29 03:52
単なる異国趣味です
51 :
世界@名無史さん :02/02/01 00:56
1のAAはどうかと思う。
>51 かなりな・・・
53 :
世界@名無史さん :02/02/02 02:53
三船敏郎と黒澤 明のおかげなのだ。
54 :
世界@名無史さん :02/02/03 07:37
騎馬武者や甲冑、それに(実戦用ではなかったと一部でいわれている) やたらと細身の日本刀がやたらとエキゾチックだったことは否めない。 新渡戸や五輪書なんかの論文より、ヴィジュアルは強い。脇役にお姫様とか ニンジャとかいるし。 SFちゃんばらのスターウオーズを見るよろし。でも最近はカンフーに 座を明け渡していないか? 東洋の武人イメージの首座を。
55 :
世界@名無史さん :02/02/03 08:44
>54 テックウォンドの歴史は2000年にも及ぶんだっけ?
56 :
世界@名無史さん :02/02/03 08:51
短足でも甲冑をつけた日本人の姿はカッコよく見えるなあ。 実際、欧州の騎士団や支配に抵抗した地方豪族だって「名誉」を 重んじ死を賭して闘ったいていたわけだから、サムライの忠誠心ばかりが 特段で無二では無かったと思う。ペリーとかサトウの記録を読むと どっちかというと、幕府の役人は曖昧で小ずるい印象だったようだし。
58 :
世界@名無史さん :02/02/03 11:41
>>27 昔から多かったらしいよ…フリーセクス
実際、秩父夜祭はそんな祭りです…5月は狸が増える…W
59 :
世界@名無史さん :02/02/03 12:45
>>侍はなぜ有名なのか 日本人だって騎士とか中世とかすきでしょ。それといっしょ。 日本人ってなぜかしんないけどゲルマン人好きだし。
60 :
世界@名無史さん :02/02/03 13:02
有名になった経緯はオリエンタリズムの一種だと思うが。
おおむね
>>59 氏に同意。
勘違い入りまくりなのも一緒。
61 :
世界@名無史さん :02/02/03 13:38
ニンジャ→ニンジャマスター サムライ→ショウグン セキトリ→ドスコイヨコヅナ ゲイシャ→マイコ→オイラン ※ジャパニーズ・ファンタスティック・マジック※
62 :
世界@名無史さん :02/02/03 13:41
>>54 アメリカで知ってる日本人は? と聞くと
ブルースリーとかジャッキーチェンとかがぽんぽん出るらしい。
63 :
世界@名無史さん :02/02/03 13:55
>>62 東洋の国々をごっちゃにしてるんだね。
それだけ興味ないって事なのかな?
64 :
世界@名無史さん :02/02/03 13:57
まあね、アメリカ人に「柔道やっていた」「黒帯(マスター)だ」 と言うと、間違いなく「アチョー!」とか「カラテパンチ!」とか 叫び出すからな。 オースティンパワーズでも「ジュードーチョップ!」とか言ってたし。 あと、プリンセステンコーは「お姫様」じゃないぞ〜。 さて問題です。外国人に「こんど日本に行くけど、サムライが見たい」 と言われたらどうしたらいいのでしょう?
65 :
世界@名無史さん :02/02/03 14:10
66 :
溥儀@アイゼンハワー :02/02/03 14:12
>>62 アメリカでいちばん有名な日本人は「Hirohito」だろう・・・
「Ichiro」も有名だろうが・・・
67 :
世界@名無史さん :02/02/03 19:29
>>64 博多駅前の黒田武士像を見せる。
と福岡市民らしく答えてみるテスト。
68 :
世界@名無史さん :02/02/03 20:06
>>64 岡崎四郎公の像を見せる。
と平塚市民らしく答えるテスト。
69 :
世界@名無史さん :02/02/03 21:11
十年以上前の話になるが、アメリカで一番有名な日本人は、 一位「オノ・ヨーコ」 二位「ブルース・リー」だった(w
70 :
世界@名無史さん :02/02/03 21:46
>69 「有名な中国人」では? 予想:本命マオ主席、対抗始皇帝、大穴で孔子
71 :
世界@名無史さん :02/02/03 23:45
ショー・コスギのおかげ。
72 :
世界@名無史さん :02/02/04 00:14
それはニンジャ
やはり、クロサワのおかげでしょうね。 「七人の侍」は西部劇としてリメイクされたくらいですから。:
74 :
世界@名無史さん :02/02/04 03:45
都合の良いパシリだからさ。
75 :
世界@名無史さん :02/02/04 05:22
TVや映画の影響でいうなら、忍者の方が有名なんじゃないのか?
76 :
世界@名無史さん :02/02/04 14:33
侍を英語で定義すると knight?soldier?fighter?armor?
77 :
世界@名無史さん :02/02/04 16:51
>>76 Samuraiでしょう(笑
Knightみたいに君主に忠誠を誓う者もいる一方、そうでない浪人がいましたし。
Soldierは足軽ですか。足軽を率いるという点ではGeneralかも。
78 :
世界@名無史さん :02/02/04 18:22
オレは外人にサムライの意味を聞かれると GUARDって教えているけど。エスコートでも良いかも。 石高は低くても荘園領主みたいな領地持ちサムライと 給与制のサムライじゃ訳が変わるよね。後者は MIITARY CLASS とでも言うべきかも
>>64 確か東京都の中央線沿線に存在する音楽喫茶のマスターが
もろ侍とどっかの本で掲載されていた。
たまに日本刀を研いでいるシーンがみられるらしい
ちょっとまってね、ソース探すから
>>79 戦国の武士なら自分で刀を研ぐだろうけど、江戸時代の侍が自分で研ぐかな。
日本刀を研ぐのはかなり修行のいる技術だから、侍というよりも研師なんじゃ
ないか。
81 :
世界@名無史さん :02/02/10 19:45
そういや欧州などのB級C級映画にサムライを題材にしてるものがちょこちょこでてくるよ。 サムライが機関銃ぶっぱなして暴れる話とか。 メリケンがつくったわけらからん忍者映画もみたことある。 金閣寺で修行したメリケン忍者が、忍者のくせに正面から堂々と悪と戦うはなし。 敵を斬る際の掛け声が「ニンジャノオキテダ!」「ニンジャノオキテダ!」だった。
82 :
世界@名無史さん :02/02/10 19:47
松本人志のNINJAのほうがすごいよ
83 :
世界@名無史さん :02/02/10 20:21
>>82 サスケは割と面白かった。
あの忍法の掛け声がなんとも・・・
はあはあ、やっと探し当てました 現代に生きる侍に遭遇できる店! ジャズ処又右衛門 東京都杉並区西萩南 3-17-5 2F (中央線西荻窪駅が最寄駅) 18:00〜午前 2:00 ソース 名前 :大中央線主義〜史上最強の沿線裏ファイル 著者 :豊中康次 出版社:情報センター出版局 2000年 6月2日 第1刷 まあ日本人なら誰でもわかることだが 真の意味の侍は21世紀には存在しない
85 :
世界@名無史さん :02/02/11 21:46
サムライの起源は韓国のサワラビです。 ・・・という話をハン板で見た。
86 :
世界@名無史さん :02/02/11 21:53
コリアは朴李だからね・・・ 例えば水戸納豆が世界で大ブーム!シャンゼリゼ通りでパリジェンヌが 納豆を食べる!なんて事がおこったら、納豆はウリナラ起源!と言いだす でしょうね。
>>85 韓国というか朝鮮の武士に相当するのは、高麗時代の武士政権を立てた
連中だろうけど、元に負けて一掃されちゃったんじゃないかな。
あのまま、武士が政権を取って歴史が進行していれば、朝鮮の近世以降
の歴史はだいぶ日本と近い形になったのではと空想するけど。
その後は、李朝も文官支配で古代律令的な政治体制が続いていたから、
武士に相当する階層というのは、朝鮮には存在しないのでは。
でも、サワラビって読んだことがない。漢字ではどのように表記するのだろ
う。
いずれにせよ、朝鮮ネタなのでsage。
>>87 でも武士道の起源も韓半島だって話だぜ(w
花郎道だっけ?
89 :
世界@名無史さん :02/02/24 23:25
西洋文化でもやはり自己犠牲というのは英雄的行動なわけです。 そして最高の自己犠牲というのは仲間のために命を捨てること。 ハリウッド映画でも仲間のために命を捨てるものは最高に名誉があるというイメージがある(インデイペンデンスデイ、アルマゲドンなど) でも実際にはそんな英雄はそんなにはいない。 ところが日本人の兵隊はごく当たり前のように死ぬんだよね。 二百三高地でも硫黄島でもインパールでも逃げずに死んでいった日本兵がいっばいいた。 西洋人にしてみればこいつら何者だと思ったことだろう。 っで戦後に黒澤映画を見るわけだ。 その時に戦争中に見せたあの自己犠牲というのはサムライ精神なんだと思ったわけです。 そして自分達がかってもっていた騎士道と重ね合わせたわけです。
90 :
世界@名無史さん :02/02/25 00:24
>>89 >でも実際にはそんな英雄はそんなにはいない。
>ところが日本人の兵隊はごく当たり前のように死ぬんだよね。
・・・それ、戦前の日本人の妄想と同じ。陸軍大学出の参謀まで信じ込んでいた。
アメちゃんは腰抜けで享楽主義、ジョンブルは貴族将校が紅茶すすってるって。
本気で根性無しの英米人には過酷な潜水艦勤務やジャングル作戦は無理だと。
彼らが驚いたのは日本兵が粘らず自殺的突撃を繰り返したり、失敗突撃作戦を
反復したり、安易に自殺すること。
最近の若い者(藁 はアラモとか知らんのかな?
第二次大戦の経験は、むしろサムライイメージを否定する方向に向かせて
しまった。残酷で短絡的という、どっちかというと無知で野蛮な文化遺物だと。
この残滓はアメリカのテレビや映画とか見ると今も残っているね。
これも“有名”の内だが。
91 :
世界@名無史さん :02/02/25 00:29
そうそう サムライのイメージって2種類あって自己犠牲する崇高な存在というのと、狂信的な存在という2種類。 良くも悪くもWWUがサムライのイメージの源泉になっている。 ただやはり西洋人が日本人の特攻精神を理解できなかったことは確かだったらしくてその理由を武士道に求めたのは確かだと思うよ。 その結果2種類のサムライイメージが出来上がったというわけ。
92 :
世界@名無史さん :02/02/25 00:38
>91 今日NHKでやってたフィルム・ノワール「サムライ」はまさしく前者のイメージですね。 いや、自己犠牲とか崇高とかいうんじゃないか。孤高の存在という感じだった。 日本人が登場するわけじゃなくて、サムライという単語を使ってるだけなんですけど。
93 :
世界@名無史さん :02/02/25 01:02
>>91 早レスありがとう。
サタデーナイトライブでジョンベルーシがやっていたサムライ洗濯屋
のイメージが、アメリカ人の一般人レベルでのサムライのイメージだといって
良いね。話題になった「将軍」だって、やたらと残酷で形式主義ぶりが
強調されていてゲンナリした。
実際の武士道は儀礼的部分は別にしても、合理的思考であったはず
(たとえば五輪書)。ところが日本人自身も非合理な情動を侍に由来させて
しまったんじゃないかな。
調所広郷だって貝原益軒だって立派な侍なんだし。新撰組とか忠臣蔵
ばっかし見てるのは手落ちだよね。
ところで新渡戸の「武士道」を読みたいんだけど、本やで探しても見つかんない.
95 :
世界@名無史さん :02/02/25 08:26
仏映画の「サムライ」カッコイイ
96 :
世界@名無史さん :02/02/25 09:47
うーん、若者には良くも悪くもSNKのアレが 侍のイメージになってるんじゃないかな。
97 :
世界@名無史さん :02/02/25 09:56
バドミントンのイースタングリップは、 やっぱ刀の握り方からきてるのかな?
98 :
世界@名無史さん :02/02/25 20:27
>>94 新渡戸稲造の『武士道』まだ売ってるよ。奈良本辰也・訳・解説、三笠書房
Bu-shi-do means literally Military-knight-Ways-the ways which
fighting nobles should observe in their daily life as well as
in their vocation in a word,"Precepts of Knighthood,"
the noblesse oblige of the warrior class.
ブ・シ・ドゥとは字義どうりには、武・士・道である。戦士たる高貴な人の、
本来の職分のみならず、日常生活における規範をもそれは意味している。
武士道は一言で言えば、「騎士道の規律」、武士階級の「高い身分に伴う義務」
である。
99 :
世界@名無史さん :02/02/25 22:52
>>93 確かに武士道は合理的なんだけど西洋で言うところの合理性とは大きく違う。
やはり最後の一線はとてつもなく狂信的。
大石の例がわかりやすいと思う。
ギリギリまでお家再興を目指すまではとても合理的。
でもいったんお家再興が途絶えた後にあえて討ち入りするのは合理性を見出せない。
その時点で新たな仕官の道を探るのが西洋で言うところの合理性だと思う。
忠臣蔵のどこまでが史実かはわからないが、これだけ愛されている物語であるからには忠臣蔵が日本人にとっての武士としての(人としての)理想像だということになる。
堀部や大石のような武士が理想的武士(人)であり、吉良や綱吉のような武士(人)は軽蔑の対象になる。
この武人としての理想形は当然日本帝国軍にも受け継がれている。
もちろんあくまで理想であってその通りの行動が取れた人は少ない。
ただ二百三高地や硫黄島での日本軍兵士の気持は赤穂浪士に近いものがあったのではないかと思う。
日本軍の問題は堀部はいたけど大石はいなかったというとこかな。
100 :
世界@名無史さん :02/02/25 23:01
ちょっとちがった やはり日本軍にも大石はいたはずだ。 合理的に考えてどうかんがえても無駄だと思いながら作戦を指揮した司令官は多かったはず。 武士にしても日本軍にしてもギリギリのところで論理の跳躍がある。 合理的に考えたら無謀な行為でも彼らにとっては避けることが出来ない行為だ。 そこらへんが西洋人にとっては神秘的なのかもしれない。 武士道を理解しようと思う人にとっては崇高な存在に映り、理解しようとしない場合は狂信的に映るのはこの論理の跳躍の部分のせいだと思う。 日本人にはそのへんの論理の跳躍は簡単に理解できるんだけどね。
101 :
世界@名無史さん :02/02/26 22:02
初期及び戦国時代の武士道と江戸時代の武士道はかなり違う。前者は儒教の影響 がなく西洋騎士道とよく似ている。
102 :
世界@名無史さん :02/03/02 00:42
名誉、勇気、忠実、献身,というのは人間ならば人種を問わずに心を打たれる からだと思われ
103 :
ベンゼン中尉 ◆fjTeojqQ :02/03/02 01:46
武士道とは西洋の騎士道に通じる哲学である。 武士という特権階級が、貧しくともプライドを保てたのは武士道に裏づけされた精神力があったからだと思うが。
104 :
世界@名無史さん :02/03/03 17:21
武士の時代に武士道の明確な概念があったのだろうか? 式目や諸法度みたいな明文化された法典?があったとしても、 当時の日本人に確固たる遵法意識が根付いていたとは信じがたいのだが。 武士道というものは、実は反実仮想?
105 :
世界@名無史さん :02/03/03 17:24
剣道柔道が実戦技術から発生したように、 士族階級のバックボーンは武士道じゃないんじゃない。
106 :
世界@名無史さん :02/03/03 17:31
サムライは戦国時代や江戸時代には有名でなかったのか?
107 :
世界@名無史さん :02/03/03 18:43
>>105 何をいいたいのか意味不明。あんた武士道知らんのだろう?
108 :
世界@名無史さん :02/03/03 18:55
>>107 なに噛み付いてだよw
体系化されたものは武士道の為の武士道だろ
所詮はあとから意味づけされるものなんだから
武士道という言葉は開国してから本格的に西欧に伝わったけど、 それ以前から来日した外国人例えばケンペルやツンベルグは日本人の名誉心に ついて賛嘆している。ツンベルグは日本人は文明人だと言っているが その理由の一つに名誉を重んじる心をあげている。 今から見ればバカバカしいことに拘っているように見えるけど、 今我々が失いかけている「自らを律する精神」を持っていたのは 認めざるを得ない。楽と得だけの生き方を自分に正直に生きるという 言葉で正当化している現代人とは対極にあると思う。 信仰によって自らを律してきた西欧人には宗教なしでそれ以上のことが できた武士に関心を示すのも無理はない。 あと、蛇足だけどセオドア・ルーズベルトがポーツマス条約の斡旋をした理由に ついて「昔、赤穂浪士の討ち入りの話を読み感動したからだ。」と言った とのことだ。ゴローニンの日本俘虜記(講談社学術文庫)の奉行の言葉として 「各国さまざまな習慣を有していらが真に善いものはいずれにおいても 善と認められる。」とあるのを思い出した。
110 :
世界@名無史さん :02/03/03 20:02
誉め殺しとか、オタメゴカシとか、社交辞令とか、 プライドが高いとかいいながらお世辞に弱いとか。
111 :
世界@名無史さん :02/03/03 22:55
>>110 謙譲の美徳ってやつですな。
だがそれはサムライにおける無私の精神とは別物なのかも?
112 :
世界@名無史さん :02/03/03 23:02
武士道の経典というか教科書みたいなものをあげてみてくれ。読んでみて江。 ただし葉隠れなど知ってる奴はのぞく。頼むチン。
>>112 「士道要論」斎藤拙道
「武士道叢書」井上哲次郎
とかあるけど集大成した経典のようなものはない。
読んでも面白くなかろう。
図書館に行けばあるかもしれない。
入門書というか、読みやすいのが
@「武士道の系譜」奈良元辰也 中公文庫
A「救国 武士道案内」大橋健二 小学館文庫
こんなとこらからいかがでしょうか。
114 :
世界@名無史さん :02/03/03 23:56
他にもあるだろう。江戸時代人が書いた奴。頼むチン。
115 :
世界@名無史さん :02/03/03 23:58
116 :
世界@名無史さん :02/03/04 00:39
117 :
世界@名無史さん :02/03/04 00:41
侍の語源は、半島からきた渡来人のことを呼ぶうちに変化して、侍になったらしいね。 変化もとの半島の言語って、どういう言葉だったのだろう。
118 :
ベンゼン中尉 ◆fjTeojqQ :02/03/04 00:56
日本文化は恥の文化だと以前外人の誰かが言っていたね。 恥があるから、切腹などを盛んに行なったということらしいが、日本人の名誉心を外人は理解出来ないのかも知れないね。 日本兵が捕虜の辱めを受けないという教育をしたのも武士道に起因すると思われる。
119 :
世界@名無史さん :02/03/04 01:00
>>117 侍の語源は「さぶらう」だよ。
「傍に仕える者」から来た言葉。
ハン板とかでそんなこと言ったらチョンとか言われるから気をつけてねw
120 :
世界@名無史さん :02/03/04 01:02
>>117 出た! 侍半島起源説
荒れる予感・・・・・
121 :
ベンゼン中尉 ◆fjTeojqQ :02/03/04 01:07
別にそんなの関係ないよ。半島に武士道はないからね。道教どまりじゃないのかな。 日本の武士道と西洋の騎士道はよく似ている様だ。向こうの学者も驚いているね。 鎖国をしながら、西洋式の中央集権国家を作り上げたことにね。
122 :
世界@名無史さん :02/03/04 01:50
なんと、まじで、侍は半島起源と思ってたよ。 なんで、うちの先生は、そんなうそつくんだ。理由がわからん。
123 :
世界@名無史さん :02/03/04 01:54
さむらいをもののふともいうが、それは物部氏にもとづくという。 その話から渡来人系という話に誤ったんじゃないのか。
124 :
世界@名無史さん :02/03/04 01:56
>>122 日教組はそういう嘘つくから気をつけてね。
たぶんその先生は「サウラビ」ってのが半島にあったんだと誤解してるんだよ。
これは韓国のある学者が戦後につくった造語で、決して昔からあった言葉じゃない。
武士道、すなわち侍は日本独自のものだから騙されないように気をつけてね。
半島に興味あるんだったらハン板に行ってみるといいかも。
差別用語が飛び交ったりするときもあるけど、良スレもけっこうあるよ。
125 :
世界@名無史さん :02/03/04 01:59
おおっと、
最初から読んでみればネタ並みのうそだったのか?
ホントに信じてた、おれは、ばか者だ。
>>123 その、もののふ説は、否定されていたような。
先生は物部氏とは関係ないみたいいなことを
言ってたような。
126 :
世界@名無史さん :02/03/04 02:00
↑先生のいったことばかり信用しないほうがいい。特に高校の教師のいうことは でまかせ多し。 自分で色んな本を読んで考えたほうがいいよ。
「サウラビ」という朝鮮語は、1983年に韓国の数学者・金容雲が自著
『韓国人と日本人』(サイマル出版会)の中で
>韓国語で戦うということを「サウル」といい、男を「アビ」という。「戦う男」を韓国語でじかに表現すると、「サウルアビ」に
>なる。飛躍がすぎると叱られるのを覚悟で、アマチュア式思考でいうと、日本の「サムライ」と、韓国の「サウルアビ」と、
>なにかつながりがありそうに考えられる。
と書いた時に、歴史上初めて発生した言葉です。それ以前に「サウラビ」と
いう単語(またそれに類する単語)が朝鮮語(や日本語やシナ語)の文献に
登場したことは一度としてありません。
それからたった10年余りで、「サウラビ」の実在を疑わない大作映画が作られる
ほどに、韓国社会は病んでいるのです。
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/3249/samurai.html
129 :
世界@名無史さん :02/03/04 06:16
朝鮮人はサムライなど国際的に受けがいいものは、全部半島起源と捏造して パクろうとする卑劣な輩。
結局サウラビは嘘だったんだろ。 日本刀作る技術も無く、七支刀が剣術が伝わった何よりの証とか ほざいていたからな。 韓国の戦士の絵を見たことがあるが片手剣に盾をもってたぞ(対馬に 攻めたぐらい時期)
131 :
世界@名無史さん :02/03/04 11:03
日本刀作る技術も無いっていうか日本刀に使われる技術って世界でも独特なのよね。 まあ鉄の使い方なんだけど。 有史以来ずっと中国の属国だった朝鮮には、唐剣を作る技術はあっても 日本刀を作る技術があるわけないんだよね。 もしも朝鮮にそんな技術があったら中国にもあるはずだし。 なんたって朝鮮は中国の田舎なんだから。
132 :
アマノウヅメ :02/03/04 11:47
>>123 >>125 物部氏が「もののふ」の語源というわけではなく、「もののべ」(もの+の+へ)と
「もののふ」(もの+の+ふ)が同じ起源の言葉ということです。
物具(もの+の+ぐ)も同じですね。
ここの「もの」は、軍事や刑罰を直接いうのを避けた表現で、物部氏は軍事・刑罰を
担当した部民の統率者です。
律令では、刑部省に属し刑罰の執行を担当した下級官吏を「物部」と呼びます。
133 :
世界@名無史さん :02/03/04 14:57
>>126 ちなみに、私の言ってる先生というのは、某関西有名私立大学の教授だったか、助教授
だったかの人のことです。
そんな奴のいるところに行っていた事がお恥ずかしいです。
134 :
世界@名無史さん :02/03/05 02:58
挙げ
135 :
世界@名無史さん :02/03/05 03:26
>>132 さすがはアマノウヅメさん・・・。勉強になります。
136 :
世界@名無史さん :02/03/05 14:01
戦前か昭和20年代生まれくらいまでの人は知らず知らずに武士道精神を教えら れていた。「弱い者がいじめられていたら、必ず身をていして助けろ。見て見ぬ ふりをするとしたら、お前自身が卑怯なのだ」「お前は卑怯だ」と言われること は、「お前は生きる価値がない」と言われるのと同じであった。 卑怯がいけないのに理由はない。「だめだから、だめなんだ」という教えであった。 会津の藩校日新館には「ならぬものはならぬ」というおきてがありまさにこれだ。 武士道精神には、卑怯を憎む心のほか、誠実、忍耐、勇気、慈愛、正義、惻隠、 名誉などがあった。日本人の行動規準、判断基準になる素晴らしい形だった。
137 :
世界@名無史さん :02/03/05 16:03
日本刀って綺麗だよなぁ・・・ マジデ
138 :
世界@名無史さん :02/03/05 22:45
先日会津に行ったら、白虎隊の墓と同じ場所に、ドイツ政府や ローマ市から戦前に贈られた石碑が建っててびっくりした。 しかもローマ市のはポンペイ遺跡から掘り起こされた石柱を 使ったって話だし。 まあ・・・戦前っても1930年代だから実質は戦中だし、 日独伊で友好を深める意図もあったんだろうけど、 それにしたって何故会津。何故白虎隊。 国内では当時さえ「会津藩=逆賊」扱いだったって 言うのに。 やっぱり忠誠とか忠義とか自決とか言うのは受けるんだろうか。
>135 物部氏のモノについては祭祀面を重要視してモノノケのモノ、霊的な意味で あるとする説もあります。「霊力を秘めた武器」、あるいは強い(霊)力と 武器が同義語の様に扱われていたのかも知れませんが。 >138 ムッソリーニが白虎隊に感動したとか、オリンピックの開催権を譲ってくれ る様に(病をおして)頼み込んで来た日本大使を「サムライ」と呼んでその 要望を受け入れたという話もありますからね。 イタリア軍といえば「怖くない」というイメージしかありませんが。
140 :
世界@名無史さん :02/03/06 00:01
パリの万国博覧会の後、ちょっとしたジャポンブームがあって アジア系の役者を使った日本を舞台にした映画が沢山作られたってのは概出?
141 :
世界@名無史さん :02/03/24 10:53
>>140 ていうか明治初期には、欧米に巡業に行った旅芸人一座が多数いたらしいよ。
で、当時の芝居といえばやっぱり侍チャンバラだったろう。
142 :
世界@名無史さん :02/03/24 11:50
ボーイ・スカウトを創設したイギリスのベーデン・パウエル卿は、日本に来て その武士道精神を学ぼうとし、薩摩の少年に対する「郷中教育」や会津に行き 白虎隊の精神を学び深く感動し、日本にはかつてヨーロッパ人にもあった 「騎士道精神」が生きているとし、ボーイ・スカウトのスピリットには日本の 武士道が取り入れられた。また彼は上村海軍大将を尊敬しており、日英関係の 古き良き時代に生きた人物であった。
143 :
世界@名無史さん :
02/03/25 06:30 万延元年(1860年)江戸幕府が派遣した「遣米使節団」の一行が太平洋を 渡りニューヨークのブロードウェイを行進していた。ブロードウェイは「東方の 神秘なる国から来た日本人」を一目見ようとする市民たちで、黒山の人だかりだ った。 彼らはニューヨーク市がお膳立てしてくれた四輪馬車に乗り、正装である紋付き袴 を着て、腰に日本刀を下げて、歓呼の中を粛々と行進した。 アメリカ人たちはそれ以前に中国人を見ていたが、日本人を見るのはこれが最初 だった。彼らは顔をまっすぐに正面を向け、背筋をピンと伸ばした毅然たる サムライの姿に、他の外国人とはくらべることができない”気品のよさ”を発見 するのだった。 その黒山の観衆の中に41歳になるウォルト・ホイットマンの姿があった。 彼はその日見たサムライの感想を『草の葉』の中に書きのこしている。 「西の海を越えて遥か日本から渡来した、頬が日焼けし、刀を二本手挟んだ礼儀 正しい使節たち」で始まるその詩は、タイトルを「ブロードウェイの華麗な行列」 (A BROADWAY PAGEANT)といい、彼ははじめて見るサムライの 印象を、考え深げな黙想と真摯な輝く目であったと、最高の賛辞を贈っている。