【中国史】残酷な天子のように〜少年よ神話になれ

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中国では、征服地の民を根絶やしにしたなど、残酷な皇帝が多いです。
そんな残酷な皇帝について語りましょう。
2世界@名無史さん:01/12/08 12:24
南北朝の劉宋の少年皇帝たちはひどい。

虐殺、強姦、乱交何でもあり。
3世界@名無史さん:01/12/08 15:09
タイトル、すごい懐かしいな…
4世界@名無史さん:01/12/08 15:47
>3
元ネタは「天使」だったよな?
5世界@名無史さん:01/12/08 20:37
明の太祖でしょ。やっぱ。
6世界@名無史さん:01/12/08 21:11
石虎
7自転車小僧:01/12/08 21:55
金の海陵王、家臣に誅殺されなければ、恐らく中国史上最悪の皇帝だったろう。
8世界@名無史さん:01/12/08 23:31
海陵王は死後に廃帝されたけど、なんか酷かったの?
9うふっ:01/12/08 23:35
10世界@名無史さん:01/12/09 00:16
7:自転車小僧 :01/12/08 21:55
 >金の海陵王、家臣に誅殺されなければ、恐らく中国史上最悪の皇
 >帝だったろう。

「中国史上最悪の皇帝だったろう。」
君は何をもってそう判断するのか。


金の海陵王は、南宋を滅ぼして中華を統合しようという壮図を抱い
ていた名君である、という見方も存在しうる。

章宗とその子孫が海陵王に対する簒奪行為を正当化し、ことさら海
陵王を悪逆に描くことは当然なのであるから、海陵王の在位時に存在していたソースを挙げるよう釘を刺しつつ期待するぞ。

ちなみに家臣が君主を殺害することは「弑(シイ)」という。
11世界@名無史さん:01/12/09 00:47
でも、海陵王自身先代の熙宗を弑して簒奪した人物だよね。
しかも彼自ら天子の「聖躬」に刃を加えたのでは?
12世界@名無史さん:01/12/09 01:02
張献忠って皇帝になったっけ?
13世界@名無史さん:01/12/09 01:25
平民皇帝、毛沢東に、200人民元
14世界@名無史さん:01/12/09 02:20
>張

自称大西皇帝

『蜀碧』読む限り完全な狂人。
「今夜は誰も殺すべき奴はおらんのか」と言って
妻子を殺し、翌朝正気になって「どうして止めなかった」と
近臣に八つ当たり。この書は清朝賛美の書でもあるから、潤色かもしれないけど。

姚雪垠『叛旗−小説李自成−』(徳間文庫)にも登場してた。
著者が「農民反乱軍=正義(無論国府軍と戦った共産党を重ねている)」
の立場だから、「明朝の官僚の腐敗、偽善を暴く皮肉屋」みたいに書かれていた。

ある明の忠臣が「聖賢の書を読み尽くし かくも浩然たる・・・」と辞世を
牢獄の壁に書き残した所を献忠の手下に殺されるんだけど
作者自身がその詩を「下手糞な詩」と本文で嘲笑した後
献忠に「こいつは科挙に通ってもいない癖に『聖賢の書を読み尽くし』だと言ってやがる」
とかさらに悪態をつかせる。

この本によれば地主一族が幼児に至る迄李自成軍に虐殺されても
それは「頑強に抵抗した彼等が悪いのである」。
プロパガンダの書ってかくも醜いものかと思うね。
15世界@名無史さん:01/12/09 02:33
一説によれば清軍の虐殺まで献忠のやったことに
されているらしいから、『蜀碧』もプロパガンダの書ではあるけど。

しかし、幼児まで殺しておいて
「頑強に抵抗した彼等が悪いのである」
死体の山の中に強姦されて殺された女の屍があっても
「仁義の師たるのは何と難しいことではないか!」
と側近と嘆くだけ。嫌なもんだ。
16世界@名無史さん:01/12/09 03:37
秦の始皇帝にかなうものはいないでしょう。
一体何人殺したのか?
17朱元章:01/12/09 14:59
明太祖、朱元章にかなうものはいないでしょう。
私の一番好きな皇帝です。
だからHNはこれです。
18世界@名無史さん:01/12/09 15:15
>>17
朱元「璋」だけどな。
好きだっつーなら漢字くらい覚えようよ。
19世界@名無史さん:01/12/09 16:01
あげ足厨の降臨か?
20世界@名無史さん:01/12/09 16:10
>>19
ププ
21世界@名無史さん:01/12/09 16:11
>朱元璋
汚職役人だけで20万人殺したそうです。
あと、謀反容疑の高官・官僚・軍人が正確な数は不明だが、
かなりの数が死刑にされ、その一族も含めると……
22朱元璋:01/12/09 21:17
不覚っ・・・・!!!!
23世界@名無史さん:01/12/13 11:04
中国以外の国では?
24世界@名無史さん:01/12/13 15:05
>>21
朱元璋は皇帝独裁の
中央集権政治だろ。
20万人も役人殺したら、官僚機構が
動かなくなるよ。
25世界@名無史さん:01/12/13 15:15
ちゅーごく以外ならネロ。
ちゅーごくならよーだい。
26世界@名無史さん:01/12/13 15:26
20万人でも
粛清という形なら
納得できるかもしれないけど。
27林彪:01/12/13 19:34
やっぱり、毛沢東同志かなあ?
項羽や白起も凄いよね。
28世界@名無史さん:01/12/13 20:12
↑三人とも天子じゃないYO!
29世界@名無史さん:01/12/14 03:16
毛主席は若干の修正主義者を粛正されたが、多くの虐殺は一部反革命分子による行き過ぎ
であり、主席の予期されなかった事であった。
しかし文革の期間を通じて数千万の人民が餓死したのは主席の指導の誤りであったと言
うべきである。
30世界@名無史さん:01/12/15 21:39
>>25
ネロよりカリギュラのがヤバイと思ふ
31世界@名無史さん:01/12/16 13:08
誰それ?
32林彪:01/12/16 13:42
>>28
項羽は西楚の覇王、義帝殺した時点で十分に天子だろ。
地方分権型天子……周、項羽、唐代後期など
中央集権型天子……秦始皇、漢、宋など

毛同志、ソ連逝ってきます。
33フルシチョフ:01/12/16 14:08
>>29
文革のとき、毛主席はもはやただのボケ老人。
34世界@名無史さん:01/12/16 17:10
>>32
地方分権型天子… なんじゃそら(w
35世界@名無史さん:01/12/16 17:20
天下に天子が二人も三人もいるか!
当然、地方分権などかんがえない。
36世界@名無史さん:01/12/16 17:30
確かにひどいな
37世界@名無史さん:01/12/16 18:00
>>32義帝殺した時点で十分に天子だろ。

おいおい・・・
38林彪:01/12/16 21:26
今回は無事に帰ってこれた。
なんかなあ、みんな皇帝権力に幻想持ちすぎ。
漢だって景帝の時代にやっと中央集権に成功したんだから劉邦は天子
じゃないってことになるよ。
玄宗の代は地方は節度使が軍閥状態だから中央集権は名ばかり。
だからさあ、項羽は本紀あるし天子扱いは当然って言いたいだけだよ。
39世界@名無史さん:01/12/16 22:00
「天子」という概念と「皇帝」という身分は似て非なるものだが。
40世界@名無史さん:01/12/16 22:14
>>38
白起はどこいった?
41世界@名無史さん:01/12/16 22:17
>>38
地方分権型天子って言葉に失笑が集中したから気づいてないのかもしれんが
中央集権型天子ってのもかなり(w
42林彪:01/12/16 23:45
>>39
スレタイトルに従ったまでですよ。項羽は天子じゃないと司馬遷が思った
ならば、本紀にはいれないと思います。
>>40
白起を使っていた秦王って誰でしたっけ?
>>41
漢以後は天子と皇帝はイコールだけど、秦までは地方分権的な時代だ
った(覇者が天子の代理人)から、いい言い方が思いつかなかったんです。
でも中国が中央集権と地方分権の力学の微妙なバランスの上に乗って
いる国なのは納得していただけますよね?
43世界@名無史さん:01/12/17 00:38
まあ、朝貢体制なんてほんとに天下を支配できるなら
考え出さないわな。
44世界@名無史さん:01/12/17 07:34
「天」から委任を受けて「天下」を支配するのが「天子」
だから中国人は統一をめざす?
45世界@名無史さん:01/12/17 08:18
>>42
確か昭襄王だった思うけど、実質は魏冉に使われ
ていたんじゃないの?
46世界@名無史さん:01/12/17 08:25
献帝だの武帝だのおくりなもらったヤツ以外は天子とは言わないと思われ
まぁ周王室や殷王室も天子らしいが。

残虐な皇帝ねー。まぁ多かれ少なかれそーゆう要素はあるよね。
司馬遷のチンポちょんぎった武帝が腹立つ。
47世界@名無史さん:01/12/17 12:14
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      ゝ、       ⌒    ノ
48山野野衾:01/12/17 17:00
則天武后は順位付けするとどの辺りでしょうか。
よく考えたら秀吉以上のすごい成り上がり人生で対秀次以上の事を何度もやってい
ましたが。
しかもそのせいで幽霊が苦手だったとか。
49世界@名無史さん:01/12/19 02:33
>47
少し、のび太の学校の先生に似てるね
50世界@名無史さん:01/12/20 09:57
江沢民ですか
51世界@名無史さん:01/12/20 16:28
天子=皇帝(もしくは皇太子)だと勘違いしてた自分は逝ってよしですか?
52世界@名無史さん:01/12/20 17:46
>天子=皇帝(もしくは皇太子)だと勘違いしてた自分は逝ってよしですか?

秦の始皇以前は、天子=王だったからな。
逝くも留まるも、好きにするがよい。
53おサル ◆XIyjiLAc :01/12/20 18:24
測天武后というと、サッチーを思い出す。
サッチーも罪に問われないなら、人殺しとかしても平然と
していそう・・・。
54おサル ◆XIyjiLAc :01/12/20 18:26
あら?53は、字がおかしい。
則天武后がただしい。
5552:01/12/20 19:03
>>天子=皇帝(もしくは皇太子)だと勘違いしてた自分は逝ってよしですか?
>秦の始皇以前は、天子=王だったからな。
>逝くも留まるも、好きにするがよい。

じゃ、始皇以後は天子とはなにを表す言葉なんで?
当方無知につき、詳しい方の説明きぼんぬ。
googleで検索してもそれっぽい情報は全然出てこないし。
56世界@名無史さん:01/12/24 13:46
中国は広い
57世界@名無史さん:01/12/24 14:31
天子=皇帝でいいんだよ。

王と呼ばれた時代もある。

秦以後も五胡十六国時代には「天王」と称した君主もいる。
58闕宣:01/12/24 19:34
天子ですが、なにか?
59世界@名無史さん:01/12/24 21:26
峯王仲韃
60■中国の歴史人物をゲームに登場させよう!■ の1:01/12/24 22:45
>53

お天気お姉さん?
61■中国の歴史人物をゲームに登場させよう!■ の1:01/12/26 23:06
興味のある方はこちらもよろしく(^^)
http://curry.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1005659817/
あれ?林彪さんも来てたの?
62世界@名無史さん:01/12/26 23:19
毛沢東は1958年に、
「共産党第一書記はマルクスと秦の始皇帝を合わせたような人物であるべきだ」
という意味のことを言っていた。
63世界@名無史さん:01/12/26 23:46
皇帝=天子>王>侯>公>伯>子>男でよかったんだっけ?
しかし、名分からいうと天下統一してない状況では天子とは言えないよな。
64世界@名無史さん:01/12/27 01:57
>「天子」という概念と「皇帝」という身分は似て非なるものだが。

わざわざえらそうに、いうほどの事でないという訳か。
65世界@名無史さん:01/12/27 02:16
>「天子」「皇帝」
ちなみに後漢時代の印璽は
天子璽は外藩や朝貢国に対して使われ
皇帝璽は国内でのみ使用されたらしい

皇帝とすれば字義から、天そのものになるのに対して
天子なら天の子なので、同じ天の下で兄弟関係を結べる

用例の違い
66世界@名無史さん:02/01/18 09:14
67世界@名無史さん:02/01/18 12:28
兄弟っていっても兄は中国なんだよな。
68世界@名無史さん:02/01/18 12:31
弟のケースもあるよ
宋の時代だけど
69世界@名無史さん
違うな宋は甥。
弟だったのは漢。