耶律阿保機だけど

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1耶律阿保機
何か質問ある?
2世界@名無史さん:01/10/07 23:44
ない
3世界@名無史さん:01/10/07 23:49
「やりつあぼき」って読むの?それでいいの?
4世界@名無史さん:01/10/07 23:49
>>1
自我血画宇世
5Cavabien:01/10/07 23:56
なんで二回も即位したのか教えてください。
6世界@名無史さん :01/10/07 23:57
質問はないけど、教科書でこの名前を見たときは爆笑した。
「これ人の名前かよ!」って。
中国史は他にも笑った名前が多かった。
(外国から来た神父の中国名とか、思い出せないけど)。
7世界@名無史さん:01/10/08 00:16
あほきの特徴は
8世界@名無史さん:01/10/08 00:49
>外国から来た神父の中国名
利瑪竇(マテオ・リッチ)?
9世界@名無史さん:01/10/08 01:13
完顔阿骨打はなんで「かんがんあこつだ」じゃなくて
「わんやんあぐだ」なんだろうか?
10阿骨打:01/10/08 01:14
>>1
俺は阿骨打だけどそっちこそ何か質問あるか?
お互い漢民族側の当て字で名が伝わるのは不本意だな。
11阿骨打 :01/10/08 01:19
>>9
微妙なタッチの差だったな・・
骨と後で付けたのは北宋の連中だ。 読みが先で字は後なんだよ。 その辺よろしく。
12世界@名無史さん:01/10/08 01:21
そもそもabokiとは契丹語でなんという意味なのでしょうか?
13世界@名無史さん:01/10/08 01:31
アブーチは勇者の意と何かの本にあったぞ。
1412:01/10/08 01:32
すげー。
よく知ってるなー。
モンゴル語のバートルと同じなのかなー。
15完顔阿骨打と言えばエロマンガ家…:01/10/08 01:36
>>9
女真語は満州語になって生き残ったから読み方がわかるから、じゃない?
契丹語はよくわかっていないから。

>>12
読み方も意味もよくわかっていないそうです。
abokiと読むのはあくまで日本での慣用。
「耶律」はイェラーだかヤラーだからしいけど。
16ノモ・バートル:01/10/08 01:40
>>13
モンゴル語の‘バートル(英雄)’みたいなものか。
17世界@名無史さん:01/10/08 01:40
で、1は?
18ノモ・バートル :01/10/08 01:42
逝ってくらぁ・・
19世界@名無史さん:01/10/08 01:42
>>13
略奪者って意味じゃなかったか?
20世界@名無史さん:01/10/08 01:52
スマン。略奪者だったかもしれん。何かにのってたぞ。
21世界@名無史さん:01/10/08 01:54
>>15
「耶律」は「ヤルート」だと聞いた事があるが。
他にも、「移刺」とか「野利」という表記もある。でもこちらの表記
だと確かに「イェラー」の方が近いよね。
22世界@名無史さん:01/10/08 01:57
字は当て字だとして、
発音は自称なの他称なの?
自称で略奪者ってありかなあ?
23世界@名無史さん:01/10/08 01:57
イェルまたはエルじゃねえか。
24世界@名無史さん:01/10/08 02:00
 契丹語はモンゴル語に似ていると聞いたが。
25世界@名無史さん:01/10/08 02:03
ココ >>1 が出て来ない限りモンゴル系トルコ系ツングース系の中央アジア民族の長の正しい呼び方
スレッドにしてはどうでしょうか? かなり興味有る。
26世界@名無史さん:01/10/08 02:04
同じアルタイ語族だ。
27世界@名無史さん:01/10/08 02:12
アルタイ語族なんてないよ。
28世界@名無史さん:01/10/08 02:18
手元の資料では、諱は億、小字は發里只。
契丹の迭剌部出身とある。
29世界@名無史さん:01/10/08 02:18
アルタイ語族はあるよ。
ここにあるよ。
3015:01/10/08 02:21
>>21
ト(-t)は複数形語尾っす。

>>22
コサック(カザーク)やカザフ(カザック)は
トルコ語で「略奪者」という意味の言葉が語源だよ。

>>23
それだとトルコ語だね。
結局契丹語はモンゴル語とトルコ語とツングース語のうち
どれに一番近いのかもよくわかってないんじゃなかったっけ?
3115:01/10/08 02:35
>>28
「阿保機」は字ということになってるのかな?
手元の資料には、
契丹にはもともと姓はなく阿保機が国を建てたのち
居所の地名を取って耶律を姓とした、とあります。

>>29
葉鍵板にお帰りください。
32YP:01/10/08 02:41
匈奴   →  クゥンヌゥー
鮮卑   →  セァンビ
柔然   →  ジューチャン
突厥   →  トゥルク
ウイグル →  ウイグル(同じ)
キルギス →  キルギス(同じ)
契丹   →  キダン

今日モンゴル人に聞いた発音です。 勿論当時の正しい発音とは違うのもあると思いますが。
ちなみに匈奴の事は匈奴帝国と言ってました。

冒頓単于の呼び方は‘忘れた’と言われましたが‘ボクトツゼンウ’では無い事は間違い無い様です。
自国の歴史を忘れた事を突っ込んで聞いたのが感に触ったのか、彼女の表情がにわかに曇ってきたので
撤退しました。(汗 
33世界@名無史さん:01/10/08 02:43
>冒頓単于

現代中国語(普通話)で読むと、「マオトゥン・ダンユィ」になるが。
3415:01/10/08 02:46
>>32
柔然以前は中国語の発音だと思われ。
現地人の手による文字史料は突厥以後から、
モンゴル語の史書は元朝秘史以降からしかないですから。
35YP:01/10/08 02:54
>>34
詳しくは知らないけど、きっとそうなんだろうね。
でもそれを言ったらきっともっと怒るんだろうなぁ。 
36史思明:01/10/08 13:25
史思明は音写って聞いたことがあるけど、っじゃ安禄山は?ソグド人ってこんな名前なの?
37世界@名無史さん:01/10/08 15:03
安禄山はアレクサンダーの音写って説があるね。
怪しいけど。

安姓は安国(ブハラ)出身って意味。
38世界@名無史さん:01/10/08 15:52
禄山はソグド語で「光明、光」を意味する「ロクシャン」だ
と杉山正明さんの本に書いてありました。
アレクサンドロスの妻になったロクサネも同じ意味だそうです。
39あやめ:01/10/08 16:16
>>32
「冒頓」の対音についてはヒルトの"baghatur"(トルコ語の勇者)と白鳥庫吉の
"bogdo"(モンゴル語の神聖)の両説があります。
40世界@名無史さん:01/10/08 16:38
馬鹿なタイトルの割にまともなレスがついてるなあ・・・
耶律姓の中国人って今もいるの?
41 ◆YjtUz8MU :01/10/08 16:45
でも阿保機も安禄山もかっこいいよな。
ひさんなのは安敦だよ。そこだけ省略されたらなー
本名かこいいのにまぬけっぽくかんじるよ
42世界@名無史さん:01/10/08 17:01
>>40
拓跋が姓を元に改めたように、
別姓になってるんじゃないかな。

遼滅亡後の耶律氏の有名人というと、
杉山正明がボロクソに貶してる楚材だけど、
彼の子孫はどうなったんだろう?
43世界@名無史さん:01/10/08 19:07
>>42
耶律=劉 石抹=蕭じゃなかった?
44あやめ:01/10/08 20:03
>>28,31
「耶律阿保機」の名の最も早い記載は「舊五代史」の「外國列傳」に見えるものです。
次が「新五代史」の「四夷附録」で姓を書せず「阿保機」といきなり表示し、皇帝を
称した記事の下に「其の居る所の横帳の地名を以て姓と為し世里と曰ふ、世里は譯者
之を耶律と謂ふ」とあり、あたかもそれまで姓がなかったような記述になっています。
一般に北方民族は支那や日本のような名と連称する姓氏はなく、所属の部族名が氏と
同様に機能していますから「姓がなかった」とも言い切れないかもしれません。また
「四夷附録」には阿保機の死後の葬儀と追諡の記事の次に「後に其の名を更らためて
億と曰ふ」とありますが、これは彼の子の耀屈之(太宗)が中華風に「徳光」と改名し、
以後は契丹の皇帝は漢風と國風の二つの名を持つことになったのに倣ったのでしょう。
宋の葉隆禮の「契丹國志」の巻首には各帝の諱とともに「番名」をも記載しています。
「遼史」の「太祖本紀」には「姓は耶律氏、諱は億、字は阿保機、小字は啜里只」と、
「太宗本紀」には「諱は徳光、字は徳謹、小字は堯骨」と記述しています。以下の各
本紀にも各帝について諱と字もしくは小字を記載していますが、字については漢風の
ものだったり国風のものだったりしています。
なお「資治通鑑」の注に引かれている「虜庭雑紀」という史料には阿保機の名を時に
「阿保謹」時に「阿保基」と表記しています。阿保機などが字とされているのは北方
民族には支那風の実名忌避の俗がなく、臣下でも直接その名を口にしていることから
「字」と記述したものでしょう。
45世界@名無史さん:01/10/08 21:46
>>42
耶律楚材の玄孫の耶律奇亮は、クビライの時代にそれなりに活躍している。
モンゴル帝国で活躍した契丹人というと、やはり耶律阿海、禿花兄弟でし
ょう。彼らは殆ど建国の元勲並みの働きをしている。
46世界@名無史さん:01/10/12 20:24
誰でもいいが、良かったら耶律あほ機や契丹についてどんなところに関心があるか、教えてくれ
ないかな。
47世界@名無史さん:01/10/12 22:05
>>46
あほにするな!(爆)
四庫全書では「安巴堅」ですよね。

津田左右吉の「二重統治体制」論(1916)がいまだに通用している事実。
幾多の研究者が立ち向かって玉砕していった。
「征服王朝論」は実は契丹国研究からなんだよね〜。

取り敢えず一番の興味は・・・「斡魯朶」だな。
諸制度がいまだによくわからんよ。
萌え〜と思ったドキュソ光栄オタは耶律倍の呪いがかかると思え。
48世界@名無史さん:01/10/12 22:26
契丹と日本とは同族だから、興味がある。
49世界@名無史さん
もうひと盛り上がり欲しいのであげるわよ!