1 :
世界@名無史さん:
アフガン地方は大分キナ臭くなってるようですが、戦争といえば商社の
出番。
香港のジャーディン マセソン商会、長崎のグラバー商会、第1次大戦
の鈴木商店、ベトナム戦争の各社、、歴史の中の商社の役割を語って見
ようじゃないの。
ついでに、現役商社マン達の近況なんかをチラッと教えてくれちゃったり
すると、後々の人達にとって、歴史的証言になったりしちゃうかも?
来る戦争で鈴木商店の再来は出現するか?
ただし、特定の会社を批判するような告発ネタはよそでやってね。
程度問題かも知らんが、、、
或いは商社は全て「悪」みたいな幼児症全共闘な書き込みは、
静かに黙殺されるであろう。
2 :
世界@名無史さん:01/10/01 21:57
あーこういうの興味ある
会社なのに軍隊持ってたりするんだよな
3 :
世界@名無史さん:01/10/01 21:58
スピードワゴン財団みたいなもんか。
ところで鈴木商店ってどんなの?
4 :
世界@名無史さん:01/10/01 22:10
5 :
世界@名無史さん:01/10/01 22:28
会社の持つ軍隊って893と違うの?
6 :
世界@名無史さん:01/10/01 22:33
鈴木商店いうたら、あーた、台湾銀行を倒産に追い込んだ番頭カネコさんが
有名やがな。
来る戦争でどんな被害が出るか知らぬが、焦げ付きの歴史では、高杉良のヴァンダルの塔こと
三菱だったかのイランの石油プラントがゆうめいだがや。
あとはアルジェリア内戦のとき、イギリスの石油会社が傭兵やとったいうのはきいたことあるが。
こっちは詳しくは知らぬ
7 :
世界@名無史さん:01/10/01 22:36
東インド会社とかは軍隊もってたね。
>>5 辺境における一国の代官つーか利益代表みたなもんでねえ?
女王陛下の御免状を持った海賊みたいな。
9 :
世界@名無史さん:01/10/01 23:16
ジャーディン マセソンの船には大砲付いてたみたいだよ。
10 :
世界@名無史さん:01/10/01 23:24
>6
台湾銀行潰して鈴木の息の根を止めたのは三井でしょ。
IJPCの話は俺も知ってる。でも、戦争で焦げ付いた話より、
儲けた話の方が多いぞ。
11 :
世界@名無史さん:01/10/01 23:30
今売れるんは、ランクル?どこぞの倉庫に眠ってるアマチュア無線機?
イスラム向けのラーメンはどないや?出来てるか?
鈴木商店の人材が流失して作ったのが日商岩井じゃなかったけ?
それも今は...
13 :
世界@名無史さん:01/10/02 16:04
なにいってやがる。台湾銀行に回収の見込みのないツナギ融資させたのはカネコさんやろ。
三井うんぬんは事後の、しかも政治的な話やないか。
14 :
世界@名無史さん:01/10/04 00:21
そんなに怒らんでもいいじゃん。
もしかして、台銀関係者? なわけないか。
でも、あの震災手形のおかげでIHIとか、神戸製鋼とか、名だたる会社の
基礎が出来たんだから。
やっぱ、金子さんは偉いと思うよ。
自分のポケットに入れた訳じゃないんだし。
ただ、最近、その辺の会社みんな元気無いね。 皆、しっかりしろぉー。
15 :
世界@名無史さん:01/10/04 00:47
>>14 創業当時の偉人はもはやおりません。
マニュアル教育を受けたマニュアル営業しか出来ない従業員の会社に
なってますから…
16 :
世界@名無史さん:01/10/04 06:51
会社が軍隊を持っているといえば、パトレイバーのシャフトでしょう
「爪楊枝からロケットまで」作ってる会社で、3Sという組織を持ってるの
竜馬の作った亀山社中も商社なの?
17 :
世界@名無史さん:01/10/05 19:08
竜馬の「こんぺにぃ」は商社でしょうが、規模がいまいちですね。
あと、幕末だと、スワイア商会?も有ったよね。
生麦事件で切られたリチャードソン(?)だっけ、あいつはどこの会社にいたの?
チリのアジェンデ政権を倒したのは?
18 :
世界@名無史さん:01/10/05 19:19
ITTだかあと、銅の採掘請け負った米国系銅山会社かな?
銅ってのは、ほら、電話線が最大のお得意先かな?
19 :
Be名無しさん:01/10/05 21:15
最近、アメリカの某巨大穀物商社に転職しました。
秘密主義で有名な、アメリカ最大の個人企業です。
最初話が来たときはびっくりしましたが、働き始めるとごく当たり前の会社です。
少し怪しげなことを期待していたのですが。
20 :
世界@名無史さん:01/10/06 17:31
○-ギルかい?
当たり前の会社、−−−余計に怖いね。
>>20 そうです。
日本の牛肉の9割を扱っているらしいですが。
WASP系らしいオーソドックスな会社です。
22 :
世界@名無史さん:01/10/07 00:25
○ーギルってユダヤ系じゃないの?
>>22 違います。
五大穀物メジャーのうち、ユダヤ系は
コンチネンタル・グレイン
ルイ・ドレフュス
ブンゲ
の3つです。
>>23 ミネアポリスに城みたいなHQ持ってるのは御社だっけ?
26 :
⊂(´ー`⊂⌒ヽつ:01/10/07 02:09
鈴木商店とその生き残りは、軍需産業が多くてちょっと嫌な感じですね
age
28 :
世界@名無史さん:01/10/07 19:57
鈴木商店の末裔:日商岩井、神戸製鋼所、帝人
29 :
世界@名無史さん:01/10/07 22:42
んなこといいだしたら殆どの上場企業は関西系だっつーの。
(戦後に出てきた連中は別だけど。)
30 :
世界@名無史さん:01/10/08 12:59
南米の金鉱山の経営者は私兵をたくさん抱えてます。
鉱山の入り口には機関銃もった守衛さん?がうろうろ
してるそうです。
31 :
世界@名無史さん:01/10/08 21:22
ん?南アフリカあたりの話じゃ?
32 :
世界@名無史さん:01/10/08 21:26
国債ヘッジファンド「アルカイダ」も多数の私兵を持っています…
33 :
世界@名無史さん:01/10/10 11:34
30>
メキシコの某日系家電メーカーの工場には自動小銃を肩から下げたガードマンが
居ます。
これは、従業員が製品を持ち出さないようにする為。
>>17 通信会社はAT&Tですね。
>>18 銅というと住友を思い出してしまいますが。世界の5%を扱うミスターファイヴなんて
いましたね。彼は今どうしているのでしょう。塀の中でしょうか。
35 :
世界@名無史さん:01/10/10 13:48
○ーギルは当たり前のことをやってあれだけの商売ができるんだからタイシタモンダネ。
WASP世界の巨大さをひしひしと感じる話だ。
>>34 >ミスター5%
日経新聞社からなんか、本が出てましたね。
「わたしはユーロマフィア(希少金属関係)のいい当て馬にされた」
とかなんとか。
経済犯だから、もう釈放されて、個人財産をうっぱらって、いま賠償関係の
破産調停でもしてるのでしょう。
なおAT&Tは日本でいうNTT(国内)で、チリで悪名をとどろかしたのは
たしかKDDにあたるITT(国際)ですね。
ちなみに銅山会社名はアナコンダとケネコッド。
もう五木寛之あたりが喜びそうな悪役めいた名前です
37 :
世界@名無史さん:01/10/10 17:58
>>26,28
鈴木商店の末裔には、こんな会社も有る。必ずしも軍事色ばかりでは無い。
豊年製油、帝国麦酒(現・サッポロビール)、日本製粉
軍事といえば、岩崎一族の方が、、
38 :
世界@名無史さん:01/10/10 18:02
安宅産業も忘れるな!
ていうか、商社って好きだなあ。日本人のロマンだよ。
昭和30年代のサウジでメッカ巡礼あいてに白いシーツを売った。
竜のメーカー印のシーツは偶像崇拝だって売れなかったけど、
桃のしるしに変えたら「砂漠で瑞々しい」と俄然、売れたとかね。
南米で、アフリカで、中東で、ジョゼフ・コンラッドなみの苦労をしながら
点となって消えた戦後のお父さんたちを思うと胸が熱くなります
39 :
世界@名無史さん:01/10/10 18:38
>>37 いまだにコストを無視した戦車や戦闘機作っているからね〜。
生産止めるのは防衛戦略上アレだし、大量生産して輸出する
のは問題外とくると、なかなかコストが下がらないのは
わかるんだけど、ならせめて民生品を大量に利用するとか
言う考えはないもんなのかなぁ?
40 :
世界@名無史さん:01/10/10 18:42
>>35 カー○ルっていまでも株式会社化せずに個人企業なんだよね。
株式会社なら外部の目も有るけど、個人企業じゃ実際何やってるのか
もわからないよね。いかがわしい話だ。
41 :
世界@名無史さん:01/10/10 19:37
商社も銀行もバブルまでは花形だったのにね
>>35 でも本当は裏ではいかがわしいこともやってるとは思うんですが。
「大穀物強盗事件」も、実際に仕組んだのは穀物メジャーじゃないかと言われてますし、アメリカ
政府と密着関係にあるのも怪しいですしね。
私の言いたかったのは、賭や冒険はしない経営方針と言うことです。リスクがあることは、とことん
避ける会社のようです。
>>40 私も株式公開しないのは怪しいと思っていたのですが、薄利の穀物取引の世界では秘密厳守が
不可欠なことが第一の理由のようです。
以前は、クック・インダストリーズ社という株式会社の穀物メジャー(当時のアメリカでは3位)も
あったらしいのですが、そこが倒産してしまったので、現在ではすべて(5社とも)株式非公開の同族
会社です。
念のため断って起きますが、ここに書いたことはほとんどは本を読んで知った知識です。
働き初めてまだ日が短いので、まだ会社の雰囲気程度のことしか分かっていません。
(長く働いたとしても、いかがわしい話を聞けるような機会はないと思いますが。)
まあ少なくとも、2chに書き込んでも無事なくらいの
普通の会社だということはわかった。
>>36 ITTが正しいのですか。でITTとAT&Tは当時は関係あったのでしょうか。
もっとも私、NTTとKDDの成立以来の関係も知らんのですが。
>>38 ジョセフ・コンラッドってイギリス人だと思っていたらポーランド人なんだってね
46 :
世界@名無史さん:01/10/11 10:35
47 :
世界@名無史さん:01/10/11 12:07
?
48 :
世界@名無史さん:01/10/11 12:08
例えばGEは既に電機というより総合商社だろう。
今ウェルチ会長が日経の「私の履歴書」連載していて面白い。
GEもごく普通の会社なんだね。
49 :
世界@名無史さん:01/10/13 14:35
あげ
50 :
世界@名無史さん:01/10/14 10:27
エアアメリカの原作、面白かった。
映画はコミック仕立てで今2つ位だったけど。
アフガンでも、あんな感じの会社(実はアメリカ政府の機関)があったんだろうか?
スレの趣旨とは逆かもしれないが。
51 :
世界@名無史さん:01/10/14 14:27
クリストファー・ロビンス「エア・アメリカ」(新潮文庫)ですね。
これ、傑作だと思います。僕も、単なる際物かと思ったら、東南アジアにおける
アメリカの裏面史という感じ。
アフガンはどうかわかりませんが、中近東におけるアメリカの諜報活動や、
ソ連のアフガン侵攻の遠因ともなるユーラシア中央イスラム諸民族への
援助については、現ワシントンポスト副編集長D・イグネシアスがかいた
ジャーナリスティックなスパイ小説「神々の最後の聖戦」(文春文庫)が
最近では、上出来でした。
大げさにいえば蒙をひらかれました。
PS
Dイグネシアス「報復回路」はまた、イラク独裁体制の実態や、その権力の源である
<還流されたオイルマネー>の実態、そして知られていないイスラム知識人の肖像について、
これまた面白い読み物でした
54 :
世界@名無史さん:01/10/27 21:25
炎熱商人上げ(意味不明)
55 :
世界@名無史さん:01/12/06 22:25
そういえば、チリの銅とブラジルの鉄が提携するよな。
あれらはどうなの?
57 :
世界@名無史さん:
ジャーディンは子会社のジャーディンインシュアランスブローカーという会社が新橋にあるよ
スワイヤはいまキャセイパシフィックを持っている。