暗殺によって歴史の局面が変わったできごと

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1世界@名無史さん
暗殺によって歴史の局面が変わったできごと、また暗殺は歴史を変えるのに有効な手段かどうか論じてみよう。
2世界@名無史さん:01/09/24 01:04
カエサルの暗殺。結局は後継者によって帝政は出来上がった。
3世界@名無史さん:01/09/24 01:15
伊藤博文が殺されなくても韓国併合は行われてたよな。
ケネディが殺されなくてもベトナム戦争は起きたし。
4世界@名無史さん:01/09/24 01:18
いや、じつはJFKが殺されなければベトナム派兵は段階的縮小をたどっていたと
思ってます。最近。

ソースはオリバー・ストーン史観・・・じゃなく、ペンタゴン・ペーパーとか
「ベスト&ブライテスト」
5世界@名無史さん:01/09/24 01:23
もし、始皇帝暗殺が成功していれば・・・。
6世界@名無史さん:01/09/24 01:30
>5
多分秦の後にできる国家は前漢と同じような体制の国家になったと思う。
あ、統一前なら歴史変わったかも。
7世界@名無史さん:01/09/24 04:51
近いところで、ド=ゴール暗殺未遂。
もし暗殺が成功してたら、アルジェリア問題はもっと泥沼化したかも。
ついでに第五共和政の運命はどうなったかな?
ミッテランの大統領当選が早まるだけかもしれないが。
8世界@名無史さん:01/09/24 08:44
フォーサイスの旦那は、<暗殺が現代の西欧主要国家においてもっとも劇的な政策の変更を生む可能性>
として「OASによるドゴール暗殺」をあげてるね。
>7

ぼくはフィリピンのアキノ上院議員暗殺が、結局、マルコス・タイプの
反共独裁主義者をアメリカが見捨てることになる、典型だと思う。
もしかしたら、最初のケースかも?
9陰謀史観:01/09/24 09:23
94年7月の突然の金日成死去。あれも暗殺っぽい。
だって、アメリカによる核開発施設の予防爆撃が迫ってたしさ。

どうみても行き詰まった<北>政府が、和解の証拠として金日成殺したような
気がする
10陰謀史観:01/09/24 09:24
一応、97年ごろの日経新聞で、金正日と軍幹部だか党幹部が、金日成が
心臓発作をおこすまで48時間連続で議論した、なんて消息筋の記事読んだこと
あるから、むりやり過労死させたってところが、真相なんじゃないかなあ?
11陰謀史観:01/09/24 09:32
すいません。あとスターリンも、マレンコフやらの党幹部とベリヤの
粛清をおそれた暗殺いう説、好きだなあ
12世界@名無史さん:01/09/24 09:41
ヒトラー暗殺未遂事件…これによってヒトラーによる軍部独裁支配が固まった
13世界@名無史さん:01/09/24 10:06
SS国家だなんて42年ごろ揶揄されてましたけど、本当に国防軍の牙城を
切り崩したのはやはり、44年7月20日の陰謀後なのでしょうね。
14世界@名無史さん:01/09/24 10:22
第1次大戦が始まった切っ掛けは…誰の暗殺だっけ。
15世界@名無史さん:01/09/24 10:26
>>14
予想歴史上最悪の結末を迎えた暗殺事件かなあ…
それにしても14でこの書き込み上手い
16世界@名無史さん:01/09/24 10:31
オーストリア・ハンガリー二重帝国のフランツ・フェルディナント皇太子夫妻っす。

犯人は青年サラエボ党の・・・こっちは名前失念しました(^^:;)
この暗殺から1ヶ月くらいして、1910年くらいからのバルカン危機が
もはや各国首脳の<理性>をこえて制御不能となり、戦争に突入した
と記憶します
17吾輩は名無しである:01/09/24 10:48

こうして見ると暗殺者の思惑通り歴史が動くことは稀なようですね
18世界@名無史さん:01/09/24 12:27
オーストリア政府は一ヶ月間の猶予を与え、セルビア王国に対し
原因究明と青年サラエボ党の幹部引渡しを勧告。
ロシアは必死にセルビアをなだめたが、セルビアは犯人引渡し拒否。
この間、主要国が総動員令を発布、そして開戦です。
こう見ると今回の騒動に似てる気もしますな。
19世界@名無史さん:01/09/24 12:51
イスラエルのラビン首相の暗殺。
おかげで中東和平は遠のいた…。

暗殺したのはユダヤ教徒の青年だったな。
これがイスラム原理主義者のせいだったらどうなっていたか。
20世界@名無史さん:01/09/24 13:06
そういえば、スウェーデンだったか北欧のどこかでパルメ首相
暗殺いうの90年代にあったと思うけど、あれって確か迷宮入りだよね。

なんで殺されたのか、消息筋Tell me please!!
21リベラリスト:01/09/24 13:22
サラエボ事件の犯人はプリンチップです。
22世界@名無史さん:01/09/24 13:55
どっかの歴史小説で、ティムールが中国遠征の途上で死んだのは
明の刺客によって暗殺されたからというネタがあったな。

もちろんフィクションだと思います。
23世界@名無史さん:01/09/24 13:58
アリーの暗殺ってのは?
ウマイヤ朝が成立する最後の一押しでしかない気もするけど・・・。
24世界@名無史さん:01/09/24 14:10
板違いだが、日本の近代史は首相の暗殺がかなり重大な影響与えてると思う。
原敬とか浜口雄幸とか犬養毅とか。
25世界@名無史さん:01/09/24 14:17
>>22
永楽帝の死因も狩りに出たときににモンゴルの残党に襲われて戦死したからだ、ってのもあったな。
ティムールで思い出したが。
26世界@名無史さん:01/09/24 14:18
これも板違いだけど、井伊直弼の暗殺なんてどうよ?
27世界@名無史さん:01/09/24 18:14
もう第三次世界大戦勃発は決定的なわけだが・・・

>18 名前:世界@名無史さん 投稿日:01/09/24 12:27
>オーストリア政府は一ヶ月間の猶予を与え、セルビア王国に対し
>原因究明と青年サラエボ党の幹部引渡しを勧告。
>ロシアは必死にセルビアをなだめたが、セルビアは犯人引渡し拒否。
>この間、主要国が総動員令を発布、そして(第一次世界大戦)開戦です。
>こう見ると今回の騒動に似てる気もしますな。

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=whis&key=1001259693
28世界@名無史さん:01/09/24 18:17
>>2
でもパルティア遠征は中止された。
29>27:01/09/24 18:34
あう〜。国際情報板向きかもしれませんが、現在の世界は、
WW1の合い矛盾する秘密条約による<偶発戦争>と
WW2を引きおこした世界恐慌とブロック経済を阻止するため、
さまざまな仕組み(ガットやIMF、ケインズさんやハリー・デクスター・ホワイト)
があるのは、ご存知ですよね。

世界史板てきに、そのような単純な比較は、無意味かと。
90年代の不況を、30年代の世界恐慌になぞらえWW3が起こる!
くらいに無意味なような気が・・・?
30ガージー:01/09/24 19:31
インドのガンディ一族のことは?
マハトマガンジーは一族でないけど 1948年ヒンズー教徒により暗殺
ネルーの娘
インディラマガンジー1984年シーク教徒により暗殺
その息子
ラジブガンディーも1991年暗殺
ラジブ暗殺のときはその後国民会議派負けたんじゃなかった?
31世界@名無史さん:01/09/24 19:39
>>29
言いたいことは分かるけど、比較なんて複雑な事象をある程度捨象しないと不可能だからね。
32世界@名無史さん:01/09/24 19:51
孝明帝は?
33世界@名無史さん:01/09/24 22:14
状況を見ると暗殺された可能性がある人物は?
34Be名無しさん:01/09/24 22:17
最近人気のマスード司令官は
35世界@名無史さん:01/09/24 22:29
こういっちゃ何だけど、今回の大事態のなかでは、暗殺自体は点景では?
36Be名無しさん:01/09/24 22:34
大久保利通が暗殺されなければ、山県有朋のようなヤツが大きな力を持つこともなく、
その後軍部が暴走する様な自体にならなかったかもしれない。
37世界@名無史さん:01/09/24 22:41
>>35
いや、今後のアフガン情勢には大きく影響するだろう。
今度の軍事報復でもしアメリカが失敗すれば、「マスードが生きていれば・・・」とか言われるのは間違いない。
38世界@名無史さん:01/09/24 22:45
>>33
フランクリン・デラノ・ルーズベルト
39世界@名無史さん:01/09/24 23:03
シャルロット・コルデーによるマラー暗殺。
この暗殺があったため、ロベスピエールに権力が集中し、
テルール(恐怖政治)になった。

コルデー自身はむしろ、革命による処刑を防止しようとして、
過激派マラーを殺害したわけだが、そのためかえって
革命は過激化したというパラドックスにおちいった。
40名無し:01/10/06 20:18
揚げ 
41日本@名無史さん:01/10/06 22:09
あぁ、ヤン・ウエンリーよ・・・(板違いスマソ
42世界@名無史さん:01/10/06 22:13
トロツキー暗殺は、特に歴史に影響を与えたとは言えないですね。
国外追放の時点で既に歴史的役割は終えてると考えていいのかも。
43Be名無しさん:01/10/07 00:39
>>33
島津斉彬
44世界@名無史さん:01/10/07 03:48
>>33
レーニン
45世界@名無史さん:01/10/07 09:22
>>36
大久保卿を暗殺したのは十本刀の一人、瀬田そうじ・・・
いや、なんでもない

エジプトの穏健派の大統領が、原理主義者によって暗殺されてるよね
名前は何だったけ
46世界@名無史さん:01/10/07 09:50
権力争いが毎度おなじみの国、ビザンティン帝国には、暗殺された皇帝もけっこう
多い。大物では、軍人皇帝のニケフォロス2世。皇妃テオファノの手引きにより、
969年に暗殺された。
47世界@名無史さん:01/10/07 10:01
>>45
『るろうに剣心』かよッ!(藁
48世界@名無史さん:01/10/07 10:42
この板にあのマンガが分かる人間がいたとは・・・(藁

それはともかく、孝明天皇の暗殺説って信憑性どうよ?
あれこそ本当なら歴史が変わったと言えるんだが・・・
49世界@名無史さん:01/10/07 13:29
昔は急病でぽっくりということが多かったから、もしかして暗殺?
と疑えそうな事例はいっぱいありそう

日本ならば平清盛や足利義満は、朝廷側の誰かが・・・・と疑えそう
50ジョーカー:01/10/07 13:47
桜田門外の変。
51世界@名無史さん:01/10/07 14:37
徳川将軍の 1,6,7,12,13,14代将軍はどうだ。
52アマノウヅメ:01/10/07 16:31
>>48
孝明天皇暗殺説は当時は殆ど確定事項として扱われていたようで、アーネスト・サトウも
さる信用できる筋から聞いたと書き残しています。
孝明天皇の崩御まで看護した伊良子光順(いらこみつまさ)という宮廷医師の手記が現存
していて、容態の急変と苦悶の激しさについての記述と毒殺ではないかという意見が書かれて
いるとのことですが、一般には公開されていません。
伊良子光順の曾孫にあたる伊良子光孝氏が所蔵し、何人かの専門家が調査しているので
偽物の可能性はないようです。

毒殺だとすれば、誰が手を下したかが問題ですが、首謀者は岩倉具視というのが古くからの
説です。実際に毒を盛ったのは岩倉の姪にあたる典侍中御門良子が最も怪しいと
考えられます。
毒は伊良子光順氏(先祖代々医師)が手記の内容から診断したところでは急性砒素中毒で
おそらく「石見銀山」であろうとのことです。
53世界@名無史さん:01/10/07 16:39
中公文庫の日本の歴史シリーズでも、とりあげられてますね。
孝明天皇毒殺説。
こちらの著作では風聞として表記されてますが、国策の劇的な変更として
<暗殺説>は永久に消えないでしょうね。

かくいう僕も、暗殺説支持派です
54アマノウヅメ:01/10/07 17:30
すみません。
>毒は伊良子光順氏(先祖代々医師)が手記の内容から診断したところでは

>毒は伊良子光孝氏(先祖代々医師)が手記の内容から診断したところでは
の誤りです。
55世界@名無史さん:01/10/07 20:12
董卓が呂布によって殺されていなければ、後の三国鼎立もなかったかも
しれず、三国志演義も生まれることはなかっただろう

董卓が皇帝の王朝って、すごくやなかんじ〜
56日本@名無史さん:01/10/07 22:27
横レスすまんが、”こいつを暗殺すれば歴史はこう変わった”とか
”現代のこいつを暗殺すれば歴史はこうなる”なんてのが書かれた
本とかないかな?
少し興味が出てきたので紹介しちくり
57世界@名無史さん:01/10/08 02:36
>56
>”現代のこいつを暗殺すれば歴史はこうなる”なんてのが書かれた本とかないかな?

例え「こいつ」が外国人でも名誉毀損で国際訴訟ものになるかもよ。
っていうより信奉者が多い「こいつ」の暗殺仮想歴史予測なんて書いたら
いつ著者の身にディスアドバンテージが降りかかるやもしれんと思う。
58:NASAしさん:01/10/08 06:27
>>45
瓶れすゴメ
貞子もといサダト大統領ね。
中東和平の立役者だったんだが、カダフィがすんげー嫌ってたからな。
ぜってー一枚噛んでるよ
59 ◆YwF5olVA :01/10/08 10:19
オゴタイ・グユク・モンケ=ハンは暗殺されたって誰かから聞いたけど・・・・・
どうですか?自身は嘘だと思うけど。
ソースあったら教えてください
              
60世界@名無史さん:01/10/08 12:16
>>56
暗殺というかクーデター、しかも日本だが。
信長関係なら架空戦記系で結構あるんでは?
61アマノウヅメ:01/10/08 14:12
>>51
徳川将軍家で昔から暗殺の噂があるのは、5代綱吉です。
あまりに無茶な政治をするため、老中と大奥が結託し、御台所の鷹司氏が
大奥の宇治の間で綱吉を刺殺して自害したという話が伝えられています。

実際は伝染病で夫妻が相次いで死去したことから出た風説のようですが。
しかし「宇治の間」は次の将軍の代からは開かずの間となり、そのくせ
火事で本丸御殿が焼失して再建されるたびに元通りに造られ続けたってのが
なんかひっかかりりますね。

他の将軍については、初代家康は自分で薬を調合してたくらいなのでまず
手が出ないでしょう。当時としてはとっくに寿命終わってる年でもありますし。
あとは皆病身で、殺しても殺さなくても大勢に影響のある人はいないから
わざわざ危険を冒して暗殺する必要はなかったと思いますが。
62世界@名無史さん:01/10/26 23:05
坂本龍馬は既に歴史的役割は果たしていたのかな?

薩長同盟成立前ならマジで世界史が変わっていたと思うが。
63世界@名無史さん:01/10/26 23:12
満州某重大事件
64世界@名無史さん :01/10/27 05:15
>>61
どうしても「鯛の天ぷら」っていうのが・・・
(板違いの話ですねソマソ・・・)
65 :01/10/27 06:58
蘇我入鹿
66世界@名無史さん:01/10/27 16:20
ヤン・ウェンリー
67世界@名無史さん:01/10/27 17:31
今晩やるターミネーターなんて…

将来大物になるから、今のうち殺しとこう、っていう暗殺はあまりないか。
暗殺というよりは、粛清の類に入ってしまうな。
68世界@名無史さん:01/10/27 17:34
ジョージ=ブッシュJrの暗殺は、今のトレンドなんだけど、
成功すれば歴史は変わるのかな?
副大統領、誰だっけ?がうまいことまとめて、戦争の更なる拡大を
招くことは間違いない。それが、暗殺者の望みか?
69源義朝
清盛に敗れた義朝が途中で暗殺されずに東国へと落ち延びることが
できたとしたら、源平の争乱はまだまだ続いていただろう