チェチェン共和国

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23世界@名無史さん:01/09/25 21:06
怪狂徒であるという一点でチェチェン人どもは独立する資格無し!!
24世界@名無史さん:01/09/25 21:10
世の中の空気が、70年代当たりに戻った感じだ。21世紀なのに・・・。>18 そうそう、オイルマネーね。>19 不思議なパワーだよね。他の宗教には無いエネルギーを、いつも感じる。
25世界@名無史さん:01/09/25 22:57
>>23
え?チェチェン人ってスーフィー教徒(イスラム神秘学派)なの?
それ、旧ソ連のプロパガンダじゃ・・・。

いや、案外事実だったりして
26世界@名無史さん:01/09/26 03:14
>>23
スーフィー教徒? イスラム神秘学派?

チェチェン人はスンナ派イスラム教徒。
スンナ派の布教には神秘主義教団(スーフィズム教団)の力が大きかったから、
非アラブ地域のスンナ派イスラム教徒が
神秘主義教団の信徒であっても不思議ではありません。
2725:01/09/27 18:00
おお。厨房発言に丁寧なレスありがとうございます。

チェチェン問題は、今回のプーチンさんの対米支援と引き換えのテロ集団指名問題で、
そのうち再燃してくると思うのでage
28世界@名無史さん:01/09/27 20:04
チェチェンの首切り画像ってありますよね。あれの背景とかご存知の方って
いるんでしょうか?(そんなのいないか・・・)
あれはイスラム兵の公開処刑だったんだろうか。
2926:01/09/27 20:05
いや、待てよ。アラブ地域も神秘主義教団は強かったはず。
すんません、訂正します。
スンナ派は一般的に神秘主義教団と関わりが強いってことかな。
シーア派なんて教えそのものが神秘主義がかってるし、
伝統的イスラムはわりと民間信仰的なものに寛容だったことが伺えるね。
そういえば、サウジのワッハーブ派や「原理主義」諸派は
預言者の時代のイスラムからの逸脱だってんで
神秘主義を排撃するそうです。
だからサウジだけは神秘主義教団はないんだとか。
30グシンスキー:01/09/28 12:24
チェチェンにワッハーブ派がはいってきたのはここ数年のこと。
それまではスーフィズムだけでした。と、いうかよそからきた、基地外連中が
サウジアラビアなどからの資金を元に神学校を建てゲリラを訓練していたというのが実体。
地元の一般市民からの略奪などもひどく、一部地域ではワッハーブ派集団と地元住民の
衝突まで報告されていた。
>>8
モスクワにおける爆弾テロだが、根強く語られているのがFSB(連邦保安局)による自作自演説
です。かなりの説得力があり、様々な証拠が挙がっていたのですが、プーチンがメディアに
猛烈な圧力をかけ握りつぶしました。具体的には機動隊の突入などです。
経営者は海外亡命を余儀なくされています。
31世界@名無史さん:01/09/28 13:12
シュレーダー首相がチェチェン認識を改めなければならないと発言したそうな。
あれは独立運動じゃなくて、テロリズムなんだそうです。
32グシンスキー:01/09/28 13:40
テロリズムを手段とした独立運動でしょ。
独立運動はテロリズムを使うと独立運動じゃなくなるんだろうか。
IRAだって、ベトナムだってテロリズムを使って独立した。
アメリカもそうでしょうが。
ほんとに西側指導者のはく偽善的言動にはムカツク。
33世界@名無史さん:01/09/28 13:42
シュレーダーさんは、ブッシュさんプーチンさん取引の一環でして。

哀れなりチェチェン対独協力者。
昔の話だけどさ
34グシンスキー:01/09/28 13:46
カザフスタンに追放だ!!
35世界@名無史さん:01/09/28 13:48
あとチェチェンにアッシリア人やらネストリウス派が20世紀になっても
いたいう話きくけど、どうなんでしょ?

つくづくイングーシ山脈は現代の箱舟だなあ
36世界@名無史さん:01/09/28 13:50
>>34
おのれ!最後のツァーリ、スターリンめ。
ロシアはソ連になっても諸民族の牢獄じゃ!
37グシンスキー:01/09/28 13:51
これからもだ!!
38グシンスキー:01/09/28 13:59
チェチェン戦争が育んだプーチンの権力
2000年1月21日  田中 宇

http://tanakanews.com/a0121russia.htm
39世界@名無史さん:01/09/28 14:06
ああ。ソルジェニーツィンの言及ありますね。リンク先記事。
カフカズというか、あのあたりは、よくわかりません
40世界@名無史さん:01/09/28 15:32
ソルジェニーツィンの収容所群島には有名な話があって
日本語版全十巻のうち第一巻しかほとんど売れなかった。
チェチェンの逸話も後の方で出てくるが故にほとんどの日本人研究者は
気づいていなかったという笑えない話があります。
41世界@名無史さん:01/09/28 16:04
ソルジェニーツィンの収容所群島って新潮文庫全6巻だと
もしかして抄録なのでしょうか?
ちょっと心配になってきました。

ぼくはたまたま独ソ戦関係で文庫第5巻を中心に読んだのですが。
ソルジェニーツィンってのちに大ロシア民族主義者になったのではないでしょか?
42グシンスキー:01/09/28 16:34
ごめんなさい。全6巻です。
後になったというよりは後に周りの人々が気づいたという感じだと思います。
西側流の民主主義概念に慣れたものの目からは単なるデムパにしか見えない主張
を繰り返す彼ですが、本気のようですし、プ−チンも会談してます。支持者もいるようですね。
43世界@名無史さん:01/09/28 21:26
このスレ読んでると、マーティン・クルーズ・スミスのソヴィエト3部作
読みたくなるなあ
44世界@名無史さん:01/09/28 23:16
>>35
アッシリア人って今でもイラクに存在するだろ?少数民族として。
もっとも古代アッシリア人の直系の子孫かどうかはわからないが。
そして彼らの大半はネストリウス派アッシリア教会の信徒だったはず。

http://homepage2.nifty.com/bet-aramaye/assyrian/AssyHist.html
4535:01/09/28 23:29
ご教示ありがとうございます。ぼくとしては旧ソヴィエト領内における
信仰と少数民族について興味があったのでお尋ねしました。

が、リンク先も大いに興味あります。どれどれ読んでみましょう
46世界@名無史さん:01/09/28 23:37
ネストリウス派(アッシリア人)の本場はイラクだと思ってたから
北コーカサスに居たらしいって話で驚いたよ…。
47名無しさん:01/09/29 10:29
チェチェン人はヨルダンあたりに逃れた人が結構多くて、しかも
逃れた先の土地で軍事的に有力な地位についている人が多いので、
そういう人たちがチェチェンに戻って独立闘争に加わっている、
というような話が最初の頃には聞かれたような気がするけど、
そのあたりの関係はどうなっているのだろう。
48世界@名無史さん:01/09/30 01:34
あげとくべさ。>>44のリンク先もおもしろいしな
49世界@名無史さん:01/09/30 15:20
コーカサスのアッシリア人についてなら、佐藤信夫「アッシリア語入門」(泰流社)が
詳しい。アルメニアやグルジアでのアッシリア人の現状がわかる。ただし、10年くらい
前の本なので、図書館に行かないとないでしょう。
チェチェンについては林克明「カフカスの小さな国」(小学館 97年)が必読。本屋で
取り寄せ可能だと思う。あと江頭寛「ロシア闇の大国」(草思社)もチェチェン情勢
に触れてる。ただしこの本が出たのは99年で、この本によれば故ダイアナ元妃の
チェチェン訪問も計画されていたとか。当時はチェチェンの武装勢力がダゲスタンに
積極的に侵攻してたころで、チェチェンは完全に独立状態だった。
その後、プーチンが登場して北コーカサス情勢も一変するので、江頭本の情報は完全
に古くなっている。
50世界@名無史さん:01/09/30 15:35
なるほどねえ。僕はレス返せるほどの知識がないけど、興味あるのですよ。
このスレッド重宝してます。
51世界@名無史さん:01/09/30 15:46
ちなみに近所のBOOKOFFで、泰流社の件の各国語入門、新古本で
売ってたような。ちょっと覗いてきましょう。

いずれにせよ、プーチンさんの登場が唐突だったから、古本屋で知識を
仕入れようとするのは難しいと痛感しておる次第です
52世界@名無史さん:01/09/30 23:25
北コーカサスでも西の方にはチェルケス人ってのがいます。チェチェンやダゲスタン
はど独立運動は燃え盛ってないし、イスラム原理主義もはびこってないけど、
プーチン登場までは結構もめてました。チェチェン人同様、中東(シリア、ヨルダン、
パレスチナ、トルコ)に移民が多いです。「中東研究」96年4月号、97年3月号、
99年10月号に詳しく載ってます。大きい図書館ならあります。
53世界@名無史さん:01/10/01 13:02
>>51
潰れたからねぇ…<泰流社
54名無しさん:01/10/17 16:12
しかし、チェチェンとアプハジアに対するロシアの対応を見ると、
いわゆるダブルスタンダードというのはこういうものなのか、と
興味深いねえ。
55梵阿弥:01/10/17 16:37
>>54
アブハジアは一応グルジア共和國内自治共和國ですから。
56名無しさん:01/10/17 16:49
>>55
だから、他国(特に自国とあまり仲のよくない国)から分離しようと
する人たちを陰に陽に支援して、自分のところから分離しようとする
人たちは徹底的に弾圧するというのが、ということよ。

ロシアなんて、国内の「共和国」が公用語の表記をロシア文字から
ラテン文字に変更するのも気に食わなくて妨害するくらいだし。
57世界@名無史さん:01/10/17 20:17
でもクリミアのロシア系住民の独立運動の支援は最近は控えてるみたいだね。
58世界@名無史さん:01/10/18 01:13
チェチェンも独立状態だったときに独自パスポート作ったけど、ラテン文字だった。

実はチェチェンもドゥダエフが死んだ後に完全独立のチャンスがあった。後任の
大統領にハズブラトフが意欲を見せてたんだね。これって隣のグルジアで
ガムサフルディアが国をグチャグチャにした後、シェワルナゼが後任に就いて混乱
を収拾したのと同じパターン。
ところがチェチェンの方はエリツィン側近のハズブラトフを嫌ってマスハドフを
選んだ結果もっと混乱した。
第1次チェチェン紛争後、ロシア軍が撤兵したころまでは国際世論はチェチェンに
味方していた。あそこで国としての体裁を整えとけば、ロシアもなし崩し的に独立
を追認していたのではないか。ところが実際には、インフラ工事に来た西側の技術者
を拉致して殺害したりと、チェチェン側が自分の首を絞めたところがある。
グルジアの方は曲がりなりにも経済も安定してきたし、トビリシ中央部にもマリオット
が建設中。元共産党幹部のシェワルナゼの実務能力を買ったグルジアと、ハズブラトフ
の実務能力を買わなかったチェチェン。あそこが歴史の分かれ道だったと思うんだが。
59名無しさん:01/10/18 08:21
>>57
クリミアといい、モルドバといい、最近は表に出てこないけど、
どうなってるのかなあ。

>>58
ロシアとグルジアといえば、南オセチアは今どうなってるの?
60梵阿弥:01/10/18 11:35
>>58
ハズブラトウ氏はチェチェン民族なのですか。
6158じゃないけど:01/10/18 13:53
>>60
グロズヌイ出身のチェチェン人だって。
http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/politics/ha/ha2.html#1987
62梵阿弥:01/10/22 12:11
>>61
結構色々な民族の人たちが共産政権で活躍してたんですね。もっともソ連邦崩壊後
に急にロシア人を止めた人も結構いるかもしれないけど。
6358:01/10/22 23:35
>>58
南オセットには行ってないので確たることは言えませんが、グルジア国内では南オセチア
自治州は廃止されていて、地元で売られてる地図でも南オセチア自治州にあたる
地域はいくつかの県に分割され、周辺の県と合併したりと、地図上の「痕跡」は残って
いません。で州都だったツヒンバリはグルジア「本国」のゴリ県所属となってました。
ゴリはスターリンの出身地で有名な所。で、現在はオセチア人地区は相互不干渉という形で
何となく警察権力が及んでない形になってるようです。
ガイシュツですが、チェチェンで行方不明になってる常岡さんもグルジア北部の警察権力の
及ばない地域に滞在してたようです。

http://www16.tok2.com/home/sherko/title.htm
64世界@名無史さん:01/11/27 20:52
パキスタン国防省筋によると、オサマ・ビンラディン氏はアフガニスタン北部のクン
ドゥズでタリバーンの投降が始まった23日から24日にかけて、混乱に乗じてウズ
ベキスタン側に脱出し、同国とタジキスタン国境の間の山地伝いにチェチェン方面に
向かったという。
国防省筋の情報によれば、ビンラディン氏は昼間はくぼみなどに隠れて日没後、護衛
の兵士とともにロバなどで山岳地を進み、アフガンを出国したという。
この情報は確認できないが、クンドゥズではチェチェン人ゲリラがタリバーンに加わ
っており、ビンラディン氏はこのグループの手引きで出国したとの説が流れている。(14:38)
http://www.asahi.com/international/update/1127/008.html

チェチェンまでどこを通っていくというのか。カスピ海はどう渡る?チェチェンの
方が狭くて隠れにくくないか?
そもそもプーチソに空爆の格好の口実を与えるだけじゃないか。
65世界@名無史さん:01/11/28 12:02
結局ビンラディンはいろんな奴を巻き込みたいだけだろ
66yoro:01/12/09 03:19
グルジアは実際のとこチェチェン独立勢力をどれぐらい支援してんの?
67世界@名無史さん:01/12/09 15:52
>【モスクワ石郷岡建】タス通信は7日、今年7月中旬からグルジア北部で武装グル
ープの人質となっていた元長崎放送記者でフリージャーナリストの常岡浩介さん(32)
=長崎県島原市出身=が約5カ月ぶりに解放されたと報じた。
グルジア当局によれば、常岡さんはトルコからグルジアに非合法にわたり、さらに
ロシア南部チェチェン共和国へ向かった。しかしグルジア北部のパンキシ渓谷で所属
不明の武装グループに捕まり、同地域からの脱出を禁止されたという。
グルジア治安当局は7日の救出作戦が成功したと説明している。常岡さんは同日夜、
首都トビリシに到着し、グルジアを管轄する在アゼルバイジャン日本大使館関係者に
引き渡された。「とにかく家に帰りたい」と語っているという。
常岡さんは10月30日、島原市に住む父、武久さん(62)に、「20キロやせた
が、ケガも病気もしていない。安全な場所にいる」と連絡していた。(毎日新聞)


失礼ながら健在だったとは・・。
68名無しさん:01/12/09 19:36
>>63
南オセチアで最近「大統領選挙」があったそうですね。
69世界@名無史さん:02/01/03 06:32
で、大統領選の結果は?
70名無しさん:02/01/03 09:10
>>69
この辺を参照してみてください。

http://www.rferl.org/nca/features/2001/12/11122001090209.asp
71世界@名無史さん:02/01/05 23:49
昔タッグを組まされていたイングーシの方はどうなったの?
72世界@名無史さん
次はここだ。