世界史観点から見た銀英伝について

理由もいいわけもない。前に誰が書いたなんてどうでもいい。
ただ、ここの板の住人としてあの作品をどう評論するのかを知りたい。

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　　（　´∀｀）＜　小モナー
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オレはけっこう面白いと思うよ。
逆デウス・エクス・マキナな地球教徒の皆さんの活躍振りが目障りだが。

けど、どうなんだろうか。
主人公はアレクサンドロスに似てるとか、
帝国のモデルはフランス旧制度だとか、
＊＊＊の会戦はカンナエの戦いをモデルにしてるだとか。

世界史の知識を豊富に持っていて、史実中にモデル探しをするのが
正統なファンの「銀英伝」の楽しみ方のようなのだけど、
（「だから「銀英伝」ファンは知的水準が高い、みたいなことが解説本に書かれてた）
自分の知ってることを再認識するための小説、
または、そのような小説を読むことって、かなり退廃的な娯楽なのでは？

銀英伝世界では核戦争で地球が荒廃してるよね。

痛快娯楽小説。昔、多いに楽しんで読みました。
ああいうタイプの小説は、世界史的観点から見れば
中国の演義とか、西欧の歴史ロマン小説の系譜上に
あるといえるんじゃないかな。

架空戦記ものだからね。

私も娯楽小説としては高く評価しているが、世界史板で語るべき作品と
は思わないな。
ＳＦ板かライトノベル板の話題でしょう。