>>481 概説を読みたいのなら、
大牟田章『アレクサンドロス大王 「世界」を目指した巨大な情念』,清水書院,1984年
がイチバンだと個人的には思う。
以前にも書いたけど、クルティウスの邦訳いよいよ今月25日ですよ。
4200円は少々お高いが、まあLoeb2冊買うよりは安いってことで(w
>>483 おぉ、ついにでますか、クルティウス。
昔読もうとしたときは、Loebの英訳が余りよく分からず、
Budeの仏訳の方を見ていたのだけれど、一部テキストが
違うみたいで、結構苦労したなぁ・・・。あれがようやく
日本語訳ででるというのはうれしいですね。
私もアレクサンドロスの一生をたどる概説書だと、やはり今でも
大牟田先生の本が一番いいと思います。森谷先生の選書メチエのやつ
やクセジュのやつは特定のトピックを取り上げるという感じで書かれ
てるし。青土社の上下2巻本は、なんで今更これが邦訳されたんだ、
としか言いようがないし・・・。アレクサンドロスの伝記でも他に
訳した方が良い本はあるだろうに。
485 :
世界@名無史さん:03/09/16 16:53
>>484 俺もLoebの英訳はなんか読みにくくて投げ出した経験があったり…。
やっと時間がとれたので、明日アレクサンドロス展行ってきます。
487 :
世界@名無史さん:03/09/24 19:55
上野でアレクサンドロス大王展見てきますた。
東西文化の交流が前面に出されていて、
大王個人についてはあまり割いていませんですた・・・でも見ごたえはあったからオケーイ
今日、クルティウスの「アレクサンドロス大王伝」を入手。
これからゆっくり読むかな。電車の中で少しだけ読んだけれど、
アッリアノスとは違うおもしろさがあるかな。
489 :
世界@名無史さん:03/10/01 17:20
なるほどアレ草ンドロス大王の親衛隊はエロいな
>>480 古代ギリシャ人にとって素っ裸が粋だったんだよぅ。
戦闘のとき、競技会のとき、民会での演説のとき……とここ一番という晴舞台では
決まって全裸フルチン。
最もマッチョで粋がりなスパルタでは、ラコニア人(つまり参政権と武装権のある
市民)は成人男子は戸外で全裸が義務。
491 :
世界@名無史さん:03/10/01 20:52
>>490 わああお、古代ギリシャ人になりてぇぇぇっ・・・・
492 :
世界@名無史さん:03/10/01 21:05
アレキサンダーの名が中国に伝わったのはいつだろう?
493 :
世界@名無史さん:03/10/01 21:11
>491 そんなに人に見せたいのなら、そこいらへんでやれば。
ガイジンのおっさんやお兄さんの裸が見たいのかもしれんで。
495 :
世界@名無史さん:03/10/02 18:47
フムフム[・∀・]
クルティウス「アレクサンドロス大王伝」、数日前に読了しました。
アッリアノスではあまりでてこないペルシア側の事情がかなり詳しく
書かれていたり、フィロータス事件の様子、大王が死んだ後の出来事
等が詳しく出てきます。むろん、話として面白くするための脚色も
あるのでしょうが、こうした点はなかなか面白かったかな。あとは、
アレクサンドロスが幸運続きでそれに毒されてだんだん傲慢になっていく
様が順を追って書かれてます。
4200円出しても購入してよかったと思います。