1 :
世界@名無史さん:
中世ヨーロッパの修道女・女子修道院について教えて下さい。
修道女になるためにはどうすれば良いか・修道女になるための儀式・女子修道院の生活・服装 等々なんでも。
参考になる文献等も教えて下さい。
2 :
世界@名無史さん:01/09/13 03:45
すみません。よく解って無かったですm(__)m
えっと、上のページに書き込み直せば良いのでしょうか……?
(……ってココに書くコトじゃないか……)
4 :
世界@名無史さん:01/09/13 22:38
いや、中世修道女についてとは、なかなかマニアック。
独自のスレを立てる価値がある。
カルメル会。
禁じられた性愛の園。
6 :
世界@名無史さん:01/09/13 22:50
女の園だね。
禁欲がこうじてついに・・・
7 :
世界@名無史さん:01/09/13 22:54
テオドラ・ラウーライナ
この時代の女子修道会のことはよく知らないな。男子でよければ、
映画「薔薇の名前」を一度見てください。当時の修道会の様子が
良くわかるよ。
9 :
世界@名無史さん:01/09/13 22:54
かなり神父に犯られていたらしいよ。
10 :
世界@名無史さん:01/09/13 23:19
アイリーン・パウアの「中世を生きる人々」に
14世紀イングランドの女子修道院長の話がのってたよ。
(チョーサーの「カンタベリー物語」に彼女がモデルの人物が登場する。)
良家の娘が口減らしで修道院に送られたこと。
貴族や金持ちの娘しか入れなかったこと。
女子修道院は司教区の司教の監督下にあったこと。
やっぱり、陰口・内輪もめがあったこと。
「修道院長様は、特定の尼僧をひいきする」とか、しばしば修道女が司教に苦情をいったこと。
清貧を旨とする修道女だが、外の風習に少しづつ染まり、
犬を飼ったり、額を露わにしたりとか、ちょっとしたオシャレを楽しんでいたこと。
なんか、ミッション系の女子高みたいですな。
この本、女子修道院長の記述自体は短いけど、
他にも面白い話がのってるのでお勧め。
手淫を禁じる為に手を縛って眠った、というのはネタなのだろうか。
子供が出来たら火刑になったり、魔女扱いされたり。
スマソ。私は5だった。
14 :
おーるどパー:01/09/13 23:45
3の方が少し言ったけど、この問題を勉強する時、
女子高の雰囲気の違いとその親教団の関係は、
興味深い。だれかおせーて。
15 :
おーるどパー:01/09/13 23:51
薔薇の名前で、異端を告発するドミニコ会派の
恐さを見たあと、ドミニコ学園のお嬢さんを見ると
不思議な気がした。
>>10 すごく面白そう!早速探して読んでみます!
とある本で「修道女になるというのはキリストと結婚するということだから、
修道女になるための儀式は、まるで結婚式のようで、その為、
『自分はキリストの子供を身籠もった』と妄想妊娠に陥る人が数多くいた」
……というようなことが書かれた文献を見つけたんですが(フィクションじゃないです)、
海外で出版されたモノの日本語訳版なので、参考文献が全部海外ののもで詳しく調べられないんです……
「修道女になる為の儀式」に関して良い資料ないですかねぇ?
あと、修道院と教会の違い……ていうのは何となく解るけど、この二つって、
交流というか繋がりってあるんですか?具体的にどんななんでしょう?
17 :
世界@名無史さん:01/09/15 11:18
18 :
世界@名無史さん:01/09/18 01:55
19 :
アマノウヅメ:01/09/18 12:06
>>16 ベネディクトゥス会の誓願の儀式なら『レ・ミゼラブル』に出てきますが。
この本は、第6編から第8編にかけては、ほとんど修道院の歴史や生活の話ばかりです。
あまり知られてないのは全訳を読む人が少ないし、余談になると飛ばし読みするせいでしょう。
専門的なものはさておいて、まず『レ・ミゼラブル』をお勧めします。
「レミゼラブル」、
最初の100ページくらいは神父さんの半生記ですよね
21 :
アマノウヅメ:01/09/18 13:47
おまけに後半の半分くらいは、王政復古時代の政治運動の記述ですね。
歴史好きには有難いけど、たいがいの読者は投げるでしょう。
高校・大学を通じて私の知人で読んだのは、私とあと一人だけでした。
>>19 凄い本があるんですね。図書館にあるのかな?
……忙しくて図書館に全然行けない……明日こそは!
23 :
アマノウヅメ:01/09/20 01:14
>>1さん
ヴィクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル』は、もはや人類の財産と言った文学作品なので
児童文学、映画、ミュージカルのほうが馴染みが深いと思いますが、
全訳は岩波文庫で手に入るはずです。新潮文庫はたぶん絶版でしょう。
図書館になら何通りかありますが。
修道院の堕落振りならフックスの『風俗の歴史』が詳しいのですが
あまり見かけませんね。私が持っているのは角川文庫の9巻組ですが
単行本が出ているので、そちらなら図書館にあるかも。
24 :
世界@名無史さん:01/09/20 03:18
リーアム・ニーソンのレ・ミゼラブルは見やすくてお勧め
えーっと、女子修道院に懺悔聴聞に行く神父さんは、ついでに
いろいろとつまみ食いしたりしていたという話しはネタですか?
>25
マジ!!、許せん。俺も連れていけ。
27 :
アマノウヅメ:01/09/21 09:41
>>25 ネタじゃありませんよ。
18世紀までの修道院は出来の悪い娘の引き受け所という機能も果たしていたので。
貴族の娘が結婚すると、外交官の役目があるし、戦の時は城の留守番しなけりゃならんし
頭が悪くては勤まらない。
大商人の妻も能力がいります。
だから娘が大勢いる家では、優秀な何人かを結婚させてあとは修道院にいれるわけです。
もちろん戒律の厳しい修道院ではやっていけないので、いいかげんな修道院がありました。
「中世に生きる人々」の尼さんはそういう修道院の一員です。そういうところが堕落すると
溝の中は赤ん坊の骨で一杯という事態になってしまいます。
フランス革命以来、あやしげな修道院はなくなって戒律の厳しいところだけが残り
新しくできた修道会は、教育・医療・出版などを主にしているので、頭が悪くては
勤まりません。26さんには残念ながら昔の夢です。
28 :
世界@名無史さん:01/09/21 10:20
ちと、修道院のエグイ面が強調された本かもしれませんが、
ミシュレ「魔女」
とか、オルダス=ハクスレーの「ルーダンの悪魔」なんて面白いよ。(名前違ってたらスマソ)
29 :
世界@名無史さん:01/09/21 13:09
女子修道院の立替で、壁を壊したら赤ん坊の骨がごろごろ出てきたという話を
聞いたな。もちろん昔の話だけど。
残念、Σ(゚д゚lll)ガーン
31 :
世界@名無史さん:01/09/21 20:23
32 :
世界@名無史さん:01/09/21 23:47
うげー・・・でも、なんか・・・
33 :
世界@名無史さん:01/10/14 12:20
あげ
34 :
世界@名無史さん:01/10/14 17:36
日本の修道女のことなら、曽野綾子『不在の部屋』が有名なんじゃない?
一人の女性がシスターになっていく過程が詳しく書かれているよ。
35 :
世界@名無史さん:01/10/14 18:06
所詮人間なんて堕落した存在だってことか。。
36 :
世界@名無史さん:01/10/14 18:12
つうか、キリスト教が邪教って事。
歴史を通して見れば、イスラムの方が全然マシなくらい。
あまりスレには貢献しないはなしだけど
映画「アグネス」てのがあったな。
そこから連想する、「モントリオールのイエス」
さらに「聖なる酔っ払いの伝説」
マイナーな映画ばっかり見ていたような気がする
>>35 「原罪」って奴でしょうかね
ある意味ご都合主義。
私はキリスト教患者じゃないけど、
イスラムは立派すぎて門前払い食いそうで。
39 :
世界@名無史さん:01/10/14 20:03
被害者の人数だけを比較すれば、オウム真理教なんて比較にならない。
セム系宗教逝ってよし。
41 :
世界@名無史さん:01/10/14 21:35
29人!!
カコイイ。
デカメロンにもなんかあったな