1 :
世界@名無史さん:
アメリカで起きたテロ事件、難しくてよくわかりません。
○どうしてアメリカはテロを受けたのか
○テロをしたのはどこ、どういう人達なのか
○どうしてテロをして喜んでる人達がいるのか
○アラファト議長って?
ちーっともわからないのでこれらの関係を噛み砕いて教えてくだされ。
やさしくやさしくお願いしまっす。
2 :
世界@名無史さん:01/09/12 18:54
>>1 つぎはお前の番だ!
□□□□■□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□■■□□□□□■□□□□□□□■■■■■■■■■■■■□□
□□■■□□□□□■■■■■■□□□□□□□□□□□□□■■□□
□■■□□■□□□■□□□□■□□□□□□□□□□□□■■□□□
□□■□■■□□■■■□□■■□□□□□□□□□□□■■□□□□
□□□■■□□■■□■■■■□□□□□□□□□□□■■□□□□□
□□■■□□□□□□□■■□□□□□□□□□□□■■□□□□□□
□□■□□□■□□□■■■■□□□□□□□□□□■□□□□□□□
□■■■■■■□□■■□□■■□□□□□□□□□■□□□□□□□
□□□□■□□□■■□□□□■■□□□□□□□□■□□□□□□□
□□■□■□■□□□□■■□□□□□□□□□□□■□□□□□□□
□□■□■□■□□□□□■■□□□□□□□□□□■□□□□□□□
□■■□■□■□□□□□□□□□□□□□□□□□■□□□□□□□
□■□□■□□□□■■■□□□□□□□□□□□□■□□□□□□□
3 :
世界@名無史さん:01/09/12 19:32
んなこと言わずに♪
4 :
世界@名無史さん:01/09/12 19:37
では、わかりやすく解説しよう
>○アラファト議長って?
唇ぷるぷる
5 :
世界@名無史さん:01/09/12 20:08
○どうしてアメリカはテロを受けたのか
アメリカがでしゃばり過ぎたから。
○テロをしたのはどこ、どういう人達なのか
反米テロリスト。
○どうしてテロをして喜んでる人達がいるのか
アメリカを嫌っている国々人々がいるから。
○アラファト議長って?
パレスチナ開放機構の議長。
6 :
世界@名無史さん:01/09/12 20:10
○どうしてアメリカはテロを受けたのか
坊やだからさ・・・
○テロをしたのはどこ、どういう人達なのか
サイド3のジオン公国
○どうしてテロをして喜んでる人達がいるのか
地球のエリートが憎かったため
○アラファト議長って?
ニュータイプ。
7 :
世界@名無史さん:01/09/12 20:24
元々、犯人と目されているイスラム原理主義者は、全てをコーラン通りの社会にし、カリフが支配者の政府を作ろう、としているキティ集団。
例えばTシャツを着た女性が在サウジ米軍に働いているというだけでも気に入らない。
兎に角原理主義者はアメリカ的=西欧的なものは全て憎悪の対象にしている訳だね。
だから、象徴的な国際貿易センタービルと、ペンタゴンにテロを掛けた訳。
またリーダーと目されているラディンも、80年代頃にはアフガニスタンゲリラとして、アメリカに支援されていた。アメリカの力で軍事的な面で成長した訳だから、元々アメリカがこのテロの原因を作っていた、とも言える。
あとアラファト議長とは、PLOというイスラエル占領下のパレスチナ地区の独立を願う団体の議長。
イスラエルの建国以前は、ユダヤ人もアラブ人も仲良く暮していたそうだから、作られたシオニズム運動は大きな障害を生み出したとも言える。
大体、こんなところで答えになったかな?
8 :
世界@名無史さん:01/09/12 21:24
どうしてアメリカかって?
テロはなんらかの主張のために行われるのだから、相手は、でかいほど
いい。
よく、悪の組織を卑小に描いたギャグマンガで県内だの町内だので暴れ
る悪の組織なんてのが出てくるが、商店にテロをしても、ご町内の人に
しか注目されない。
これが、世界最強の国家の中枢なら、世界中が注目することになる。
9 :
世界@名無史さん:01/09/12 22:20
>>7 テロ集団は単なる自己主張のためだけにやったってことですか?
なんかあまりにも理由が浅すぎて、信じがたい。
10 :
世界@名無史さん:01/09/12 22:20
>>1
米国はイラクがクウェートに侵略した時は軍事行使までして侵略させない
という態度に出たのに、米国はイスラエルが不法占領している地域から追
い出すためには武力行使しない。
つまり、石油利権とユダヤ資本のためなら軍隊を使うがユダヤ人の不法占
領やらイスラム社会の秩序破壊はお構いなし…だから叛旗を翻して米国を
攻撃してるのです。
パレスチナの映像。
巧妙な罠であるかもしれないし。そうじゃないかもしれない。
ただこれからも、そういった怪しい映像にはかなり注意しなくては
ならないと思います.
あと渡辺真理が以下のコメントをしていました。
「パレスチナでは住民が喜び、道行く人達にお菓子をまいているようです。」
このコメントを聞いたときあの映像が頭の中に浮かびました。
今、冷静になってみると、あまりにも出来すぎな感がします。
因みに、9月11日はイスラムの正月のようです。(他板から抜粋)
【9月11日はイスラムの正月みたいな日らしい。】
○エチオピアの暦
エチオピアでは我々の暦で2000年9月11日に、エチオピア暦1993年が始まりました。その独自の太陽暦は、ひと月が毎月30日で、年末に5日もしくは6日の第13番目の月があります。
9月11日[ジンナー追悼記念日(ついとうきねんび)]
・ パキスタン建国(けんこく)の父ムハンマド・アリ・ジンナーの亡(な)くなった日
○バングラデシュ(ダッカ)
9月11日 火 ※ヒンドゥ祭 Janmastomi
あれは
祭りの映像なのでは・・・・
12 :
名無しさん@1周年:01/09/12 22:32
日本にいるイスラム教徒は全員追い出そう!
イスラム狩りをしよう!
特に原理主義に毒されているのはイラン人だ!
イラン人を全員日本から追い出そう!
イラン人を襲う事が死んだ日本人へのはなむけになる。
イラン人出て行け!イスラム教徒を追い出そう!
1人1殺しよう!
>>11 他スレにもあったけど、
・そもそもイスラムの暦は太陰暦で西暦の特定の日付とは相関関係がない。
・エチオピアはキリスト教国でイスラムとは関係ありません。
・パキスタンの指導者ジンナーが全イスラム世界で尊敬されてることはありません。
・ヒンドゥ祭、ということはイスラム教とは違います。
中東地域のものをなんでもかんでもイスラム普遍とみなす、
短絡的な見方ですね。
単純にパレスチナ人に反米感情が鬱積していたことは認めてよいでしょう。
むしろ彼らがなぜアメリカの不幸を喜んでしまうのか、
現在に至るパレスチナ情勢を理解すべき。
14 :
世界@名無史さん:01/09/12 22:37
日本に来ている様なイラン人は原理主義には毒されていないんじゃないか(藁
15 :
世界@名無史さん:01/09/12 22:40
そもそもイランって原理主義なのか?
少なくともスンナ派じゃないから、
ラディンのような過激ワッハービズムとは縁がない。
イランはそもそもアラブ系じゃなくてペルシャ系でしょ。
しかもイラン人口には何十%単位で
アゼルバイジャン人とかトルクメン人とかのトルコ系民族がいる。
みなさんありがとうございます!
しかーし・・・・ますますわけがわからーん!!(泣)
>>7を読む限り
イスラエル国 ←対立→ パレスチナ地区 アラファト(パレスチナ独立を願う人々の代表)
ということ?
アフガニスタンゲリラをアメリカが支援していたのはなぜ?
で、テロを起こした連中は西欧文化が嫌いなのですね。
つまり、それに染まりたくないと。なのでテロ。
イスラエルという国をつくったおかげで、火種になったと。
これらがよくわかるサイトとかありませんか?
ちょっと複雑すぎて頭がパンクしてしまいます。
19 :
世界@名無史さん:01/09/12 23:22
というか私はアフガニスタンのタリバーンなる組織の方が
気になってます。犯行は否定してるようですがラディン氏と
結びついているなら共々アメリカの報復を受けそうな・・・
タリバンもやられそうね。パウエルもブッシュもやる気
満々ですし。
うーむ、高校の世界史教科書から(・∀・)ヨメ!とか言いたくもなるが(w
>アフガニスタンゲリラをアメリカが支援していたのはなぜ?
「冷戦」という奴がございますな。その状況下でアメリカとソ連はいがみあっていたわけです。
で、ソ連近くのアフガニスタンはソ連の衛生国だったわけですが、
新しく独自路線をとろうとする政治家が出てきたので、これはいけない、と言いなりの政権を作るため
軍事侵攻した。
で、アフガンの人々はゲリラになって抵抗する。
敵(ソ連)の敵(アフガン人)は味方、というわけでアメリカはソ連を自分の手を汚さず痛めつけるため
アフガンゲリラを支援する。そのパイプの一つがラディンだったわけで。
これは!愚劣なる米帝に対する裁きの鉄槌である!!
22 :
世界@名無史さん:01/09/12 23:30
あ、タリバーンとタリバンは一緒ですね。
ごめんなさい。人によって言い方が違ってたので。
そういや解放派(革労協)や中核派など左翼過激派は今回のテロも支持しているな。朝日の論調も原因はアメリカとイスラエルだ、と。万の神よ、アカと怪狂徒から日本を護りたまえ!
>20の続き
で、ラディンくんは元々サウジアラビアのボンボンです。
かつカゲキなムスリムなので、湾岸戦争時に対イラクの軍事基地として
アメリカ軍が聖地メッカなどに駐留することにとにかく腹が立つ。>7氏のあげている
>Tシャツを着た女性が在サウジ米軍に働いているというだけでも気に入らない。
なども気に入らない。王室を批判します。そして、
アメリカとの関係が大事なサウジはラディンくんの国籍を抹消してしまいました。
身寄りのないラディンくんの行き着く場所はアフガンしかない。
そこで同じく過激なイスラム原理主義を唱えるタリバンと意気投合、
反米テロを始めたわけです。
26 :
世界@名無史さん:01/09/12 23:36
アフガニスタンってロシアとかイギリスとかと昔戦争してたけど、なんか利点があったんかのー?
27 :
世界@名無史さん:01/09/12 23:37
小泉さんもブッシュ指示ですな。
アフガンに攻撃するときには日本の基地から
戦闘機飛びたったりするのかい?
それで報復受けたら日本が戦場になる可能性も・・・
ゲエ・・・!!悲観主義すぎるのかもしれんが
お先は暗そうだ。
いってみただけ
×指示
○支持
>26
ロマノフ朝の南下阻止
インド他の利権を守る必要があった。>イギリス・アフガニスタン戦争
31 :
世界@名無史さん:01/09/12 23:43
アメリカがテロで危うくなって得する国ってありますか?イラク?
32 :
世界@名無史さん:01/09/12 23:46
>31
心理的には得だね>イラク他
ただ、得する国なんて現在はないと思う。
良くも悪くも世界経済はアメリカの運命共同体だし
33 :
世界@名無史さん:01/09/12 23:50
アメリカが報復とか言って攻撃するって言ってる国ってアフガニスタンでしょ?それをして他のイスラム教徒はきれないんですかねー?
ものすごい泥沼化するんじゃあ・・・・・
>20 >25
ありがとーございます!
すげーよくわかったですよ。
元々アフガニスタンはソ連寄りの国 (冷戦下)
↓
アフガニスタンの中で独立路線をとろうという動きが発生
↓
ソ連はそれでは言う事を聞いてくれなくなって困るので軍事侵攻
↓
ソ連を追い出そうとしてアフガニスタンゲリラが抵抗
↓
冷戦下のアメリカがソ連に痛手を負わせるために
ゲリラを後方支援、アメリカの遊軍的な役割をさせる
アメリカがその後にイスラムの聖地をうろつく
↓
忠実なイスラム信徒のラディンはそれが気に入らない
↓
サウジアラビアはアメリカとの関係を重視、そのためラディンの追放
↓
ラディンは反米のタリバンと仲良くなる
で、ここまでわかったんだけど、どうして本土攻撃までしかけるの?
それはイスラムの聖地をアメリカが荒らしたりしたから?
ただ追い出したいだけでここまでやってしまうの?
35 :
世界@名無史さん:01/09/12 23:51
今、NHKでブッシュ力説してるよ・・・
同時通訳だ。
36 :
世界@名無史さん:01/09/12 23:52
>>26 アフガンの場合、旧ソ連に都合の悪い政権が出来て旧ソ連が進攻して来たのだから、火の粉を振払っただけと言える。
しかし、アフガンの問題はアメリカ合衆国がアフガンゲリラをそれぞれ支援した為、それぞれが結構力を持った軍事力を持った派閥に育ってしまい、その中で元学生連中が作ったタリバーンという過激なイスラム原理主義の派閥に力を付けてしまった。
裏にはパキスタンの援助もあった様だが。
37 :
世界@名無史さん:01/09/12 23:52
イスラム原理主義ってシーア派じゃないの?
38 :
世界@名無史さん:01/09/12 23:52
アフガニスタンってなんでイスラム原理主義の温床に
なったんですか?
39 :
世界@名無史さん:01/09/12 23:56
>38
アフガンが荒廃しきって、当然ゲリラでも民衆に暴力を働く奴等が出てくる。
そんな中でイスラム神学生が中心のゲリラ「タリバン」が出てきた。
コーラン第1主義でその点では精錬潔白。民衆の支持も当然出る。
40 :
世界@名無史さん:01/09/12 23:57
>>34 結局ジハード(=聖戦)を完遂して死んでいくものは、神に近付ける、と洗脳されている訳だ。
だからああいう自爆テロを行った訳だ。
腐った(と思い込まされている)帝国の干渉を無くすには、その総本山を破壊するのが手っ取り早いと考えたのだろう。
>34
正直、ムスリムじゃないから彼らの行動心理は訳ワカラン(;´Д`)
中東ノ情勢ハ複雑怪奇ナリ
ありがとうございました。
精錬潔白ですか・・・まあ、潔白すぎて狂気入ってますね。
私たち平和ボケしてる国民から見れば。
>42
メシア思想の一種とでも言うべきなのかなぁ。と思うのですよ。
後、もう一つの理由にソ連撤兵後アフガンを牛耳っていた政権の民族が
反主流派だったというのもある。
主流派のパシュトゥン人?がそれに不満を持っていて、タリバンを
後推ししたという理由もあります。
46 :
世界@名無史さん:01/09/13 00:20
>>44 元々はユダヤ人=ユダヤ教を信じる人々、と言う事。
だから日本人でもユダヤ教を信じるなら、ユダヤ人。
結局、イギリスが御都合主義でどちらの民族(パレスチナ人にもユダヤ人にも)自治を認める条約を結んでしまっている事から生まれた問題な訳だ。
イラクがクェートを侵略した口実も実はイギリスの御都合主義な国境の区分けにある。
兎に角、中東におけるイギリスの植民地経営の後始末がデタラメだったから、今の災厄が生まれていると言っても良い。
47 :
世界@名無史さん:01/09/13 00:38
48 :
世界@名無史さん:01/09/13 00:43
>>47 ジャンボジェット(=ボーイング747シリーズ)がぶつかったと信じている厨房ばかりの経済板には行きたく無いな(藁
では基本中の基本から
先ず大昔パレスチナの地に人々が住んでいました彼らは、
他の民族に、いろいろやなことをされました、出エジプト、バビロン捕囚
その結果、僕らがこんなにいじめられているのは、神様が僕らを試しているんだ
と考えるようになりました、これがユダヤ人ね、その後、ローマ帝国が彼らを
パレスチナから追っ払ってしまいました、そのためユダヤ人は流浪と民となりました
そしてヨーロッパや他の地域に散らばっていきました、そしてそれらの地域で、
嫌われる仕事をやらされる事になりました(ヨーロッパなら金貸し)
皮肉な事に、金貸しなどをしたため裕福なユダヤ人が生まれそれを
その土地の人が憎むというような事が起きます
その最大のものがナチスのユダヤ人虐殺です、
その結果ユダヤ人は、自分達の国を持たなければいけないという
信念を持ちますそして昔自分達の住んでいた土地を返せと言い出します
そこにはすでにイスラム教徒のパレスチナ人が住んでいたので、当然紛争が
起こります 当時は、ここはイギリス統治下でしたが度重なるテロによって
統治を国連に任せます、
ここでようやくアメリカ登場です、アメリカには、ユダヤ人の移民が
たくさんいます彼らの中では、成功した人もたくさんいますその人々の
後押しによってアメリカのごり押し的にイスラエルが建国されます
当然パレスチナ人たちは怒ります、それで戦争を起こしたんだけど
結局1度も勝てなかったんです。それでテロにはしったんです
>>50 今回のはパレスチナ人がおこしたって決まったわけじゃない
っていうかパレスチナ人は(直接)関係ないみたいだけど?
52 :
世界@名無史さん:01/09/13 01:18
そやね時差ぼけだ
逝ってくる
54 :
世界@名無史さん:01/09/13 01:29
>>48 むっちゃハショってユダヤ解説
ユダヤ人生誕のルーツに関してはユダヤ聖典(旧約聖書)・死海文書をごらんあれ。
アブラハムが紀元前1800年頃にユダヤ教を始めて以降、ユダヤ人は建国しては
内紛で分裂だの飢饉だの支配されので、とんでもない激動に飲まれながら、国
(居場所)を追われて来た。そんで時が過ぎて、第二次大戦後すぐにアメリカ・
イギリスが、ナチスによる大量虐殺の件も実を結んで、可哀想なユダヤ人の為に
今のイスラエルという国を創ってあげたからさあ大変。そんで今に至る感じ。
55 :
世界@名無史さん:01/09/13 01:43
56 :
世界@名無史さん:01/09/13 08:10
パレスチナにずっと住んでた人がいる。それがパレスチナ人
ユダヤ人は自分たちが帰る所はパレスチナであって、
パレスチナ人のものではないと思いながら各地に点在。
例えば、
東京にずーっとずーっと前から代々すんでる江戸っ子に対して
妙な宗教を信じる人達が、「東京はおれらの土地だから出ていけ」って言ってるようなもん?
それともそんなこと言ってないのにアメリカとイギリスで勝手に
「どーぞどーぞ、ここにお住みください」って国を作っちゃったの?
だとすると話めちゃくちゃだね。
火種をつくったのがイギリスとアメリカのイスラエル建国ってやつ?
イスラエルという国は米英がユダヤ人のために
パレスチナ人を追い出してそこに無理やり国をつくった。
ということは、故郷を奪われたパレスチナ人がアメリカイギリスを恨んでる。
パレスチナを返せ、出て行けとテロをする。
これでいいノカー?
じゃあ、ラディンって人はパレスチナ=アラブの人?
でもサウジの人だよね。
あ゛ー、またわからんー。だれかまとめてくださぃー
57 :
世界@名無史さん:01/09/13 10:57
>>56 その理解で大体良い。
その喩えでいけば、東京人に対しても独立を約束し、また妙な宗教を信じる人達にも東京を安住の地にしてあげよう、と2重に約束した国がイギリスと言う訳。
あとアラブ人は、あれ程広範に広がっているのに信じられない事だが、宗教も言語も基本的には一緒。
だからパレスチナ人もサウジ人もアラブ人。
パレスチナ人が弾圧を受けると、アラブ人全体が怒り、イスラム教の危機だ、と感じる訳だ。
>>55 コテハン叩きをして世界史板を荒らそうたってそうはいかんぞ。
偽ジョーカーめ。本来の棲家に帰れ!
59 :
世界@名無史さん:01/09/13 11:44
歴史板なら説明してもらえるかと思って来てみたら、
やっぱりスレありましたね。大体背景はつかめましたが・・・
アラブ人(イスラム教)←パレスチナ(聖地エルサレム)を巡って対立→ユダヤ人(ユダヤ教)
って感じでいいんですかね?
あと、イスラエルという国はユダヤ人の国ということでよろしいでしょうか?
イスラエル=パレスチナを追われたアラブ人たちが、アフガンで力を蓄えてるの?
どれが地名でどれが国名だかも、いまいちわからない・・・
パレスチナは地名ですか?国名ですか?
ああ〜、なんかバカっぽくてスマソ・・・もっと世界史やっとけばよかった・・・
>>59 まぁ、概ね正解。
>イスラエル=パレスチナを追われたアラブ人たちが、アフガンで力を蓄えてるの?
別にパレスチナだけでもないけどね。
所で、半角カナを不用意に遣うのはヤメレ
理由は自分で調べてYO
>パレスチナは地名ですか?国名ですか?
「地方」を指す。
イスラエルとPLOの話し合いが成功していたらその名前の国が出来て居たかも知れん。
アフガンにいるアラブの過激派は
パレスチナ人じゃないっしょ。
ラーディンはサウジ出身だし。
>>60 59じゃないけど、どうして半角カナを不用意に使っちゃ駄目なの?
自分で調べるから、ヒントを下さい。どこを調べればいいのか、とか。
63 :
世界@名無史さん:01/09/13 13:49
>>36 >元学生連中が作ったタリバーンという過激なイスラム原理主義の派閥
ラーデンって、なんと言うのかな、
「カクメイ」をやりたくて仕方が無かった日本の過激派、そうだね、
それこそ赤軍派みたいな感じの奴なんじゃないかという感じがするのね。
タリバーンとつるむのも分かる気がするのよ。
>>62 ある種のシステムは、半角カナに対応していないものもあるので
未対応の場で半角カナを遣うと暴走や文字化けの原因になる。
よって普段から半角カナを意識せずにつかっていると、
未対応のBBSなをでも無意識につかってしまう人が多いので、日頃から遣わない癖を持つべきです。
それと、同様の理由で「機種依存文字」もNG
ちなみにYahoo等で「半角カナ禁止」で検索を掛ければ幾らでも引っかかります。
65 :
世界@名無史さん:01/09/13 14:10
割と常識なはずなのだが、2chでは使う人多いよな。半角カナ。
オマエモナーとか、ヤチャータヨとか。
>>65 あれは、知った上でやっているからOK
知らないで使っているのが問題。
>>60 半角カナはだめなんですね、知らなかった・・・
2チャンネルでは半角が推奨されてると思ってました。
以後気をつけます。いろいろ教えてくれてありがとう。
>>61 >アフガンにいるアラブの過激派は
>パレスチナ人じゃないっしょ。
え?では誰がアフガンにいるの?
というか、パレスチナというのは地方名で国名はないんですよね?
パレスチナ人って一体何者???
>え?では誰がアフガンにいるの?
というか、パレスチナというのは地方名で国名はないんですよね?
イスラム系のゲリラーな方々
そもそも、彼らは民族単位の思想で活動しているのではなく、余所者ユダヤ憎しという事で活動しているので、ナニナニ人というのはあまり関係ない。
>パレスチナ人って一体何者???
パレスチナ地方に居住している(た)方々の総称。
>誰がアフガンにいるの?
上のレスでかいしゅつのタリバーン(イスラム)が政権を掌握しています。
タリバーンにとっては、アフガンから旧ソを追い払った功績が大きい英雄ビン・ラディンを匿っています。
冷戦時にはアメリカはタリバーンにもビン・ラディンも支援していました。
タリバーンを政権の表舞台に立ったのは、パキスタンを介してアメリカの支援があったからです。
そんな経緯もあり、タリバーン自体はまっとうな国づくりを目指していたのですが、
英雄ビン・ラディンはイスラム社会における反米の立役者&超大物テロリストですので、
冷戦終結後のアメリカに睨まれてしまいました。
タリバーンにとってはチョット厄介な存在ですが、国内の様々な組織、思惑のため
英雄を放り出すこととは難しいようです。
>パレスチナというのは地方名で国名はないんですよね?
>パレスチナ人って一体何者???
パレスチナ(イスラム)はイスラエル(ユダヤ)建国以前から、その土地に居住していた人々です。
第四次中東戦争終結後、イスラエルの戦後処理によりパレスチナは自治区になりました。
その時にイスラエルの代表をPLOとすることを各国が認証しました。
しかし、その後イスラエルはパレスチナの自治区に軍隊を入れる等、あるまじき行為をしました。
正義を自認するアメリカは、国内に巨大な力を持つユダヤ人の不興を買うのが恐ろしいのか、
クエートに侵攻するイラクには武力介入しても、イスラエルにはやらせっぱなしです。
これが、所謂「ダブル スタンダード」と言われ正義の国アメリカの矛盾点を露呈しています。
こんな所でしょうか?手元に資料などが無いので間違えている部分もあるかも知れません。
詳しい方のご指摘願います。
70 :
( ´D`)ノ:01/09/13 19:20
>69
>タリバーンにとってはチョット厄介な存在ですが、国内の様々な
>組織・思惑のため、英雄を放り出すこととは難しいようです。
やっぱり一番大きいのは金、ラディンの抱える潤沢な資金なのれす。
金がなかったらこんな危なっかしいヤツ、たとえアフガン戦争の英雄
だろうと、病死ということにでもしてさっさと殺っちゃうと思うのれす。
でもここでラディンがいなくなっちゃうのは、タリバンとしても結構
キビシイはず。(資金的に。)
かと言ってアメリカにラディンを引き渡さなければ、待つのは絨毯爆撃
と焦土と化した国土・・・。
今、タリバン上層部に決断が迫られているのれす。
と言うことは、ラディンとその一味を引き渡すもしくは消しさえすれば、
タリバーン政権は国際的に認められるって事かい?
72 :
世界@名無史さん:01/09/13 19:37
>71
そういうわけではない。
あんな砂漠と高原地帯にしかない場所には
世界は無関心になるってだけ。
73 :
世界@名無史さん:01/09/13 19:42
まさに足り晩としては逝くも地獄、戻るも地獄
74 :
世界@名無史さん :01/09/13 20:13
>>71 でも、んなことすればアラブの民衆から総スカン食らう事は確実。
75 :
世界@名無史さん:01/09/13 20:20
>>74 アフガニスタンはアラブ諸国から離れてるからさほど問題ない。
それよりむしろ今までの排他的な原理主義の方針を転換することで
アフガン族民衆の支持を失って国内が再び分裂することのほうが怖いはず。
76 :
世界@名無史さん:01/09/13 20:43
今回のテロはアメリカにとって、非常に可哀想な出来事だと思うけど、
パレスチナの問題を考えると、アメリカってどうなのかな?
以前、ユダヤ系の人と付き合っていた友人が居たんですが、自分達は
『神から祝福された特別な民族だ』って態度で鼻持ちならなかったそうです。
また、それだけでなく、どうもお金にも相当汚かったって。
そのユダヤ人が実質トップの「フリーメーソン」も含め、
ユダヤ系の人々ってアメリカの政治や経済に強い発言力を持ってるよね。
http://www.cnn.co.jp/2001/WORLD/09/13/israel.jericho/index.html を見ると
どうもこのテロに便乗して、自分達の勢力を拡大しよーとしてるように思えないし、
イスラム教の狂信者も良くないけど、パレスチナ問題等々を考えると、イスラエル、
ユダヤ人寄りのアメリカの態度ってどーなんでしょうか?
ナチにあれだけユダヤ人を攻撃したのも含めて、ユダヤ人側に問題はないの?
78 :
世界@名無史さん:01/09/13 22:08
>ユダヤ人寄りのアメリカの態度
アメリカの経済はもちろんの事、
ユダヤ人は世界の経済を牛耳ってる。
79 :
スノーボール:01/09/14 00:38
>>59 タリバンは既出だがイスラム神学生の複数形が語源
(単数形はタリブ)
主にソ連のアフガン侵攻後に,パキスタンの難民キャンプで育ち
従来アフガンで中心であった宗派とはことなる,過激なイスラム指導者に
教育を受けた若者が中心.
なお彼らはアフガン南東部からパキスタン北西部に居住するパシュトゥーン人であり
必ずしもアフガンの他の民族からも支持されているわけではない.
(その他タジク人やトルクメン人,ハザラ人やイランに近い地方ではシーア派も存在)
一方ソ連のアフガン戦役に対して,この地に集まったイスラム義勇兵達の出身国は
きわめて多様.
ラディン氏はサウジだが,その他中東諸国やフィリピン,マレーシアなどの出身者もいる.
こんなところでよいだろうか
皆さんのお陰で大変中東の事情が分かりました。ありがとーございますっ!!
んで、一つお願いがあるんですけど,今現在におけるタリバーン勢力(党?)の
アフガニスタンにおける勢力,それと基盤なんかを教えてくれませんか?
81 :
スノーボール:01/09/14 01:34
>>80 時期により勢力範囲が変化するために,現在の正確なことは良くわかりませんが
とりあえず説明を試みます.
長くなるかもしれませんが,まずは地形と居住民族の説明から.
アフガンは中央に山脈を抱え,そのまわりを一周するように道路が存在し
パキスタンと面する南東部にはタリバンの出身民族のパシュトゥーン人が
バーミヤンのある中部の山岳地帯にはハザラ人が,
旧ソ連,現在のタジクキスタン,ウズベキスタン,トルクメニスタンと接する北部にはそれぞれ
タジク,ウズベク,トルクメン人がそれぞれ居住しています.
多分現在のところ,タリバン勢力は国土の大部分,北部を除く全土をその支配下に
おいているはずですが,パシュトゥーン人居住地以外の地域(つまり南東部以外)では
その支配は強力なものではないはずです.
その経済的な基盤は,まず主に麻薬栽培および販売・密輸,
或いは国内をトラックで通過する交易商から徴収する通行税が主となっています.
麻薬栽培に関しては善行とはとても言えませんが,先のソ連との戦争
これに引き続く内戦の結果,国内の多くに地雷が敷設され,さらに灌漑設備が破壊された為に,
従来の主要産業である牧畜や小麦・果樹栽培が不可能となっており,生きるための必要悪かもしれません.
彼らに敵対する残存勢力は,北部に立てこもるマスード将軍を中心とする北部同盟ですが,
彼のテロによる重傷(死亡?)は十分な痛手となっているはずです.
なお彼および彼の仲間はタジク系であり,これもパシュトゥーン主体のタリバンに対して
抵抗を続ける理由となっています.
彼らとタリバンはお互いに相手の捕虜に対して残虐な行為を繰り返しており,
もはや不倶戴天の敵となっているといっても過言ではないでしょう.
82 :
世界@名無史さん:01/09/14 01:35
>>76 阿呆!
大体フリーメースンがユダヤと関係があるなんて、日本のトンデモ本が騒いでいるだけだ。
実際ユダヤ教の人はフリーメーソンには最近まで入れなかった。
下らん陰謀説を信じているなら、この世界史板に書き込むなよ。まず、フリーメーソンとは
どういう組織なのか、そういう事を自分なりに調べて書き込め!阿呆の書き込みは不愉快だ。
83 :
スノーボール:01/09/14 01:46
81の続き
国際的には,タリバンは同じパシュトゥン人を抱えるパキスタン,特に情報機関のISIと
親しい関係にあると伝えられていますが,その他の隣国との関係は良くありません.
まず支配地域でシーア派住民を弾圧したことから,イランとの関係は極めて悪化し
また北部同盟の中核となっているタジク人の関係からタジキスタンとの関係も悪いです.
その他,アフガンから密輸された麻薬による中毒者の増大も,関係悪化の一要因です.
(ちなみに麻薬栽培というのは,各国の情報機関がゲリラに資金供与と並行/の代替に推奨するもの
らしいですね.アフガンゲリラを支援したのはCIAおよびパキスタンのISI,うーん)
一時期サウジと比較的良好な関係にあり,サウジはタリバン勢力をアフガンの正統な政府として
承認しましたが(他はパキスタンと数カ国のみ),ラディンとサウジとの関係が悪化した今
どうなのかはわかりません.
ざっとこんな感じで.
84 :
世界@名無史さん:01/09/14 01:56
承認してるのはパキ、サウジ、UAEの3カ国だけだと思う。
マスードがああなって、タリバンが全土を制圧する日も近そうだけど。
85 :
世界@名無史さん:01/09/14 02:14
資本の論理必然的帰結としてのグローバリゼーション・・・・・恩恵を享受し先頭を突き進むアメリカ
グローバリゼーションの暗部・・・・・貧困と争乱に明け暮れる第三世界の急先鋒イスラム原理主義
隠蔽されていた対立が鮮明に炙り出され、もはや後戻りできない。
世界的同時不況克服に、60年昔世界は数千万人という犠牲を捧げざるを得なかった。
人類はさほど賢明ではあるまい。
希望的観測という阿片を片腕に打ちつつ、先の大戦が春風にさえ思えるような究極の地獄へと
刻一刻近づきつつあるのではないか。
決して基地外の妄想ではない。チャーマーズジョンソン、ハンティントン、トインビー、シュペングラー
歴史家の予言どおり歴史が動く。
嘗てレーニンやヒトラー、我が日本がなしえなかった、持たざる国による反撃。
数十年のち永遠の帳の先に、我々の誰かが生き残れたならば、これらの国々の絶望的な
闘争が何億、何十億の屍を残し敗れ去っていったかを書き残すべきであろう。
同じく甚大な損害を被った勝者がその後没落していった経緯をしかと見据えるべきであろう。
新しい時代はいつ来たるのであろうか。
それはどのような時代であるのだろうか。
86 :
世界@名無史さん:01/09/14 02:31
>ハンティントン、トインビー、シュペングラー
ドキュンの代表例ぢゃ?
87 :
世界@名無史さん:01/09/14 02:38
「真実を語れか……。どの真実をだね……?
あの時代どれほどの憎悪と絶望が世界を満たしていたか
を想像したことがあるかな?
数百億の人間が生きるためにどんなことでもする世界だ。
有毒の大気、凶暴な太陽光、枯渇した大地、
次々と生まれる新しい病気、おびただしい死。
ありとあらゆる宗教、ありとあらゆる正義、ありとあらゆる利害、
調停のために神まで造ってしまった。
とるべき道はいくつもなかったのだよ……。
時間がなかった私達は、全てを未来にたくすことにした……。
これは旧世界の墓標であり、新しい世界への希望なのだ。
交代はゆるやかに行われるはずだ。長い浄化の時はすぎ去り、
人類は穏やかな種族として新たな世界の一部となるだろう……。
私達の知性も技術も役割を終えて、人間にもっとも大切なものは
音楽と詩になろう……」
>>85の文を見て、これ(↑の文。漫画版「風の谷のナウシカ」
の最終刊のワンシーン。)を思い出したよ。
88 :
世界@名無史さん:01/09/14 02:42
アフガンにでっかい天然ガス用パイプラインを作る計画を米企業が持ってんのよ。
じゃないとアメリカあんなところにちょっかい出さないよ。
あ、ラディンがいるか・・・
89 :
世界@名無史さん:01/09/14 02:50
>>86 >ハンティントン、トインビー、シュペングラー
ドキュンの代表例ぢゃ?
凡庸な実証的研究者より、彼らのようなスケールの大きいドキュンになりたい。
90 :
世界@名無史さん:01/09/14 02:55
彼らをドキュンと言うならレーニンやヒトラーは何と呼べばいいんだ?
そういうグレートドキュンな奴らが歴史を洞察し動かしてきたのでは。
確かキリスト教では利益を取る金銭の貸し借りが禁止されていたので、ユダヤ人が高利貸しをやらざるをえなかった、ってのをどこかで読んだ。
92 :
世界@名無史さん:01/09/14 04:01
93 :
世界@名無史さん:01/09/14 04:03
_____,,,,,,
/ ' / |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |::::::::|
|l:::l:::l:::l::l:::l:::l:::l|::::::::|
|l:::l:::l:::l::l:::l:::l:::l|::::::::|
|l:::l:::l:::l::l:::l:::l:::l|::::::::|
|l:::l:::l:::l::l:::l:::l:::l|::::::::|
|l:::l:::l:::l::l:::l:::l:::l|::::::::|
|l:::l:::l:::l::l:::l:::l:::l|::::::::| ___ __
|l:::l:::l:::l:::l:::l:::l:::|::::::::| _/ |___,,,,,//
|l:::l:::l:::l:::l:::l:::l:::|::::::::| ∠___二___,,ヽ._l ‐― ―― ― ―
|l:::l:::l:::l:::l:::l:::l:::|::::::::| \ \  ̄
|l:::l:::l:::l:::l:::l:::l:::|::::::::|  ̄
|l:::l:::l:::l::l:::l:::l:::l|::::::::|
|l:::l:::l:::l::l:::l:::l:::l|::::::::|
|l:::l:::l:::l::l:::l:::l:::l|::::::::|
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
/ ' / |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |::::::::|
|l:::l:::l:::l::l:::l:::l:::l|::::::::|
\ 从从 / |l:::l:::l:::l::l:::l:::l:::l|::::::::|
. ∧ ∧∧ ∧ ∧ |l:::l:::l:::l::l:::l:::l:::l|::::::::|
. (゚Д゚≡゚Д゚) ,,) |l:::l:::l:::l::l:::l:::l:::l|::::::::|
/ つ | |l:::l:::l:::l::l:::l:::l:::l|::::::::|
(((@ ノ /.U __ __ |l:::l:::l:::l::l:::l:::l:::l|::::::::|
____U UU__________ _/ |___,,,,,//' .|l:::l:::l:::l:::l:::l:::l:::|::::::::|
|::l:::l:::l:::l:::l:::l:::|:::::::| ∠___二___,,ヽ_.l ーー ー ーー ーー ―−−
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ \ |l:::l:::l:::l:::l:::l:::l:::|::::::::|
 ̄ . |l:::l:::l:::l:::l:::l:::l:l:|::::::::|
|l:::l:::l:::l::l:::l:::l:::l|::::::::|
|l:::l:::l:::l::l:::l:::l:::l|::::::::|
|l:::l:::l:::l::l:::l:::l:::l|::::::::|
この事件のせいで北部同盟に西側各国の支援が
入ったりしない?
96 :
世界@名無史さん:01/09/14 04:36
今回の黒幕は、野戦の天才マスード将軍を失って危機に陥った北部同盟のような気がする。
マスードを慕う狂信的な若手幹部か誰かが、タリバンの仕業に見せかけたテロで
アメリカを煽り、その報復攻撃でタリバンを潰そうとしてるのでは。
おそらく東アジアでもっとも積極的に
軍事支援を行うであろう国は韓国軍になるであろう。
戦後の国際発言力で、微妙に韓国と日本の力関係が変わるな。
もしくは、
騙りテロ計画自体は以前から存在し、準備も万端ではあった
↓
だがマスード将軍の意見によってこれまでは退けられていた
↓
将軍が負傷したことによって歯止めが無くなったため実行に移した…とか。
本当にラーディンの仕業だったら、もっと派手に犯行声明が出る筈。騙り臭い
>98
ラディンって犯行声明は出したことないらしいよ。
予告ならあるみたいだけど。
100 :
世界@名無史さん:01/09/14 05:00
げっと!
おはようございます。
教えてちゃんな質問にお答え下さった皆様、
ありがとうございます。中東の情勢が非常によくわかりました!
いろんな情報が交錯して、何がなんだかわからなくなってしまって、
少し勉強しようと思ってここに来たんですが、すごく為になってよかったです。
でも、知れば知るほど複雑な歴史ですね・・・
個人でどうこうできるレベルの問題ではないことはわかっているのですが、
こういう時に一般市民は何ができるのでしょう?
安穏と生活しているのが後ろめたいような気がします・・・。
↑読み直したら単なるグチですね。すみません。
103 :
世界@名無史さん:01/09/14 11:39
いよいよアメリカが動き出しますね。
犯人逮捕・・・だけで終るわけないか。
戦争にはならないで欲しいのですがね。
104 :
世界@名無史さん:01/09/14 11:43
ラディンって何様? オサマ ε=(>ε<) プッー!
105 :
世界@名無史さん:01/09/14 11:59
ウマイヤ朝・・・アラブ人帝国
アッバース朝・・・イスラム帝国
イスラム教徒というのは、民族を重視するのではなく「イスラム教」を重要にします。
「イスラム共同体」というわけです。
ですから、ラディン氏がアラブ人であっても、イスラム教徒なのでイスラム国家のアフガニスタンはラディン氏をかくまうような事をするのです。
>>101 いや、安穏としてください。
普通に、まず自分の生活を精一杯頑張ってください。
学生さんなら、これからも世界の事に興味を持ち続けて、
社会人なら、たまに余った金を募金したり、亡くなった方の冥福を祈ったり。
平和で豊かな国民がどれほど素晴らしいものかを世界に教えてあげましょう。
漏れも、多感な時期に社会主義崩壊とか湾岸戦争とかあって、世界史に
ハマったんだよなあ。あの頃は何もできなかったけど、今は少しだけなら
募金もできるし、世の中も少しは見れるようになりました。
つーことで、焦ることないよ。
関係ない話、失礼。sage
ランボー3怒りのアフガンも中東戦争関連なんですか?
108 :
スノーボール:01/09/14 20:48
>>107 というか,あれは1979年のソ連のアフガン侵攻戦役そのものが舞台です。
副題が「イスラムの聖戦士たちに捧ぐ」という、
今考えるととんでもないタイトルになってますが。
不謹慎ですが、”ランボー4怒りのアフガン2”なんて映画の
企画がスタートしたかもしれません(苦笑)
109 :
ま、別にアフガンと決まった訳ではないが:01/09/14 21:01
そんな第4幕第2場みたいな複雑な構成はいやだ。
どうせなら大昔のマジンガーZとグレンダイザーとゲンターロボGが
手を取り合って悪党と戦ったみたいに、シュヴァルツネッガーとスタローンと
セガールがくんずほぐれつ、力をあわせてアフガン侵攻したほうが
楽しい。
110 :
世界@名無史さん:01/09/14 21:04
このままアフガニスタンの一般人を大規模に虐殺しても
アメリカの正義ってことになるのかね?
湾岸戦争のときだって、何万人ころしてるんだ?
だけど実際のとこ、そんな映像は出ないからね・・。
111 :
世界@名無史さん:01/09/14 21:49
インドからしてみればこの機会についでににっくきパキスタンも
アフガン共々ぶっ潰してくれってかんじなんだろうね・・・
トルコも軍事基地使用認めたしね。
ところでタジキスタンってどういう国で今回どういう立場に
たたされてるんでしょうか?
112 :
世界@名無史さん:01/09/14 21:57
今のアフガニスタンは、98年5月と今年2月に起こったM6級大地震と
ここ3年間続いている干ばつで滅茶苦茶ひどい状態。
アフガン紛争でソ連が残していった大量の地雷のため耕作も放牧も出来ない地帯が多く、
食料不足で100万人が飢餓状態にある。
タリバンの攻撃を航空会社が恐れているため、ヘリコプターを使った
山岳地帯への救援活動もままならない。
国連の経済制裁は麻薬密輸で儲けるタリバンには何の効果もあがらず、
ただ罪の無い市民を苦しめるのみ。
アメリカがもし本気でタリバンとケリをつけるつもりで地上軍を大量投入したら
おそらくベトナム並みの苦戦を強いられるだろうね。
車両が一列でしか通れない道が多いためゲリラ戦で補給戦を断つ事は容易。
山岳が多いので空爆もしのぎやすい。(大使館爆破事件の報復攻撃で実証済み)
およそアメリカがもっとも不得意とする戦場が日本の国土の1.7倍に渡って広がっている。
アフガンゲリラの手強さは、彼らを育成したアメリカ自身が一番良く知っているはずだが、
かの大英帝国とソ連をすら退けたアフガンの地で、アメリカは果たしてどこまで戦えるかな?
113 :
世界@名無史さん:01/09/14 22:07
なるほどねえ。こりゃ見物だわい。
・・・ていうか、アメリカもその程度は、わかってるだろうから
いかに<象徴的攻撃>をやってみせるかだな。
実質的な戦いはテロ組織の金融口座封鎖だとか、そっちのほうが力点でしょうな
114 :
世界@名無史さん:01/09/14 22:09
>>110 そりゃなるでしょう、日本で600万人殺してもOKなんだから
しかも日本は軍人のみ相手で、一般人を無差別に殺したわけではないし
国としてやったわけで国際法上も今回ほど非道でない
湾岸戦争ではそんなにアメリカ軍自身は殺してないけど
今回は何百万人も死ぬかもしれんな
115 :
大スキピオ:01/09/14 22:10
アメリカが供与したスティンガーが大量に残っていたら尚更難しいでしょうね。
116 :
世界@名無史さん:01/09/14 22:22
アフガニスタンの総人口ってどれくらいなんでしょうかね?
国連がつかんでいる情報ももっと流して欲しい。
118 :
世界@名無史さん:01/09/14 22:25
ウサマ・ビン・ラーディン氏が実兄の会社の名義で
大量の先物売りをしていたそうな。
テロの後、株価が暴落したところで現物買い。
差額でどれだけ儲けたかわからんらしい。
119 :
世界@名無史さん:01/09/14 22:27
ラディン氏の実家の方ってどうなってるんだろ?
氏が国外追放になった時点で縁切れた?
120 :
世界@名無史さん:01/09/14 22:39
ラディン氏って、
「ウサマ・ビン・ラディン」と「ウサマ・ビンラディン」とどちらが正確なのでしょうか?
121 :
世界@名無史さん:01/09/14 22:46
>>118 特に金と石油でぼろ儲けしたらしい。
その辺の財テクの天才らしい。
その金でまたテロ支援するんだろうな。
>>119 その辺が複雑で、追放される直前にラディンは
資金をすべて国外に持ち出している。もちろん
政府の黙認の下でね。
だから国外追放と言ってもアメリカ向けの宣伝
というのが大方の見方。
ただその後はラディンがサウジ王室を公然と非難
しているのでやっぱり縁切れてるのかな。
でも今回はベトナムのように占領、統治の必要ないし。
焦土にしてもお構い無し。
123 :
世界@名無史さん:01/09/14 23:51
ラディン!死んじまえ
124 :
ロズウェル@星の変人:01/09/15 00:54
>121さん
ほ、ほんまかいな!
なら、軍資金には、当分事欠かんってことだな。
でも、もしアフガン追われたら
今度はどこ行くんだろう??
新疆ウィグル自治区に行ったら、とんでもないことになりそうだ
(ウィグルのイスラム組織にかくまわれる)
中国で、もしあんなことがあったら
どんな反応になるのだろうか?
125 :
世界@名無史さん:01/09/15 01:08
確かに昨日の新聞から「ビンラーディン」に表記
が変わってるね。
126 :
アフラ=マズダ:01/09/15 01:12
キリスト教は「敵を愛しなさい」という教えがあるのに
世界はうまく行かないですね。
イスラム教について、ヤハウェくらいしか知りません。
よかったら教えて下さい。
みなさん、調べもしないで教えて教えてというのはやめましょうね。
中東関係は複雑なので、自分でほんを読んだりしないとわかりません。
人から聞いた知識はすぐに忘れます。これを機にしっかり勉強して下さい。 みなさん、調べもしないで教えて教えてというのはやめましょうね。
中東関係は複雑なので、自分でほんを読んだりしないとわかりません。
人から聞いた知識はすぐに忘れます。これを機にしっかり勉強して下さい。
128 :
世界@名無史さん:01/09/15 02:01
>>127 正論だ、とは思うけど、
「これだけは!」というお勧めの1冊(何冊もは不要)
を挙げてくれるともっと良かったな。
一番わかりやすくて、どういう状態かを浅く広く
把握するには、落合伸彦さんの本をお勧めします。
確か”中東紛争”とか’いうのをだしています。
そのご、もっと興味がわけば、自分で図書館へ言ってみることを
おすすめします。そのうち、世界の3大宗教やら、文明にも興味だひろがることと思います。
>>129 おいおい・・・。ノビーは勘弁してくれよ・・・。
131 :
世界@名無史さん:01/09/15 02:23
えー、わかりやすいじゃーん。かなり自分の意見ばっかかいてるけど。
初心者にはいいよ。
まず自力で検索はマナーでもあるし、趣旨は尤もなんだろうけど
教えて君と、親切さんや語り好きの間で
やりとり成り立ってるならそれでいいと思うけどな。
2chは各分野で知識持った人が集まってて
なんかあるとこういうやりとりがあって
ベースラインだけでも知りたい時は一覧性あって正直有難い。
教えてもいいって人は書けばいいし
安易に聞いてくる奴には教えたくない人は黙ってればいい。
わざわざ偉そうに御高説垂れんでいいです。
133 :
世界@名無史さん:01/09/15 03:03
穏健派のイスラエル大統領ラビンが生きていれば…
134 :
アンリマンユ:01/09/15 03:45
>>126 ヤハウェってのはユダヤ・キリスト教の神じゃなかったか?
イスラムはアッラーじゃない?
135 :
世界@名無史さん:01/09/15 03:55
まあアッラーもヤハウェもエホバも同じ神なんだけどね。
要は唯一なる神をなんて呼ぶかってことだ。
136 :
スノーボール:01/09/15 05:31
アフガンについて知りたい方には
1.Ahmed Rashid著 『タリバン:イスラム原理主義の戦士たち』講談社(2000).
タリバンの起源やアフガンの現状について詳細に説明した日本語で読める
文献の中では,最良の書だとおもいます.
2,田中宇の国際ニュース解説
http://tanakanews.com/ ここに幾つかアフガンに関するレポートがあったはずです.
この二つがお勧めできると思います.
138 :
世界@名無史さん:01/09/15 10:38
>>127 自分で調べても複雑すぎて、何をどう調べりゃいいのかすら
ちっともわからねーから2ちゃんねらーにすがってんだYO!!
とか、逆切れしちゃいやん?
139 :
世界@名無史さん:01/09/15 10:47
気持ちはわかる。だが落ち着け。>138
140 :
グリコ森永事件:01/09/15 11:19
>138
まあまあ。ならば国際板より軍事板へお逝きなさい。
あそこなら、初心者・中等者・上級者わんさといるから、それこそ
わが世の春、俺に聞けとばかりに懇切丁寧に教えてくれますdeath
>>124 亀レスですが、
タリバンはラディンを引き渡すつもりは無くて時間稼ぎ
狙ってると考えた方がいい。タリバンの公式見解は、
「テロにラディン氏が関わっている事が明らかになった
場合にはイスラム法廷で裁く」とのこと。
まずラディンは自分の犯行だと認めたことは無い。
そしてイスラム法廷、つまりアフガン国内で裁く事を
アメリカが容認するわけない。
よって時間稼ぎして臨戦体制しいてるのよ。
元来パレスチナに住んでいたユダヤ人と、
ヨーロッパからイスラエルに流入した(連中流に言えば戻ってきた)
ユダヤ人は人種的にはまったく別物。
143 :
反イスラム・反共の士ジョーカー:01/09/16 01:49
アブ・サヤフが日本でテロを起こします。
144 :
憂国の士ジョーカー:01/09/16 01:54
左翼と一部新右翼を撲滅すべし! 日本万歳!アメリカ万歳!
145 :
世界@名無史さん:01/09/16 01:58
日本もたまには血を流して国際貢献しなきゃ、ますます馬鹿にされるよね。
146 :
憂国の士ジョーカー:01/09/16 02:02
社共には国会から消えて欲しい。
147 :
イスラエルの友:01/09/16 02:04
>>142 根拠は?彼らは千年以上、父祖の地を追い出されてヨーロッパを転々とし、
混血を繰り返し、それでも自分達のルーツ(宗教)を忘れずにやっとの思いで
「我らが祖国」を手に入れたのよ?イスラエル人はイェルサレムと自分達の
生活を守るためならどんな卑怯、残虐なことでもやります。しかし、かの国
に行って僕が知り合ったのは陽気で気のいい、素敵な友人達です。
148 :
憂国の士ジョーカー:01/09/16 02:11
142はアシュケナジー=ハザール説の電波厨房だよ。スファルディーの意味も知らない低脳野郎だろう。
>148 名前:憂国の士ジョーカー :01/09/16 02:11
142はアシュケナジー=ハザール説の電波厨房だよ。スファルディーの意味も知らない低脳野郎だろう。
★では、結論として【アシュケナジー=ハザール説】は電波で娯JALかダニ???
もし、麻呂が厨房だから【スファルディーの意味】も知らぬと軽蔑するかで娯JALかダニ???
◆偽ジョーカーは【難しい】ダニ!!!
>142
まあ、ユダヤ人といっても色々いるからね。
流浪して混血が進んでいるから、
「ユダヤ教を信じる者=ユダヤ人」みたいな定義しか使えないし。
イスラエル建国時は、かなり大変だったらしい。
どう見てもブラックアフリカンとか東洋系にしか見えないユダヤ人が
数多くいて、市民権を与えるのに躊躇したとか。
151 :
世界@名無史さん:01/09/16 04:08
すごく為になる板ですね。1〜100で
1に感謝 レスなさってた方々にも大感謝
あとは自分で掘り下げていきます。
152 :
世界@名無史さん:01/09/16 04:24
153 :
世界@名無史さん:01/09/16 05:51
>>150 アフリカ系のユダヤ人もいるしね。アフリカ諸国で紛争が起きた時に
現地のアフリカ系ユダヤ人を救出するためにイスラエル軍が輸送機を派
遣したりして、ブラック・アフリカにも充分なネットワークがあるんだ
なーと思いました。
154 :
ジョーカー:01/09/16 09:02
>153エチオピアのファラシャ
155 :
ルシフェル:01/09/16 10:20
ジョーカー
おちつけ! 腰抜け!
うーむ、別板でイスラエルの弁護をしたかったんだが、難しかった。
正直、生き残るためになりふり構わぬ国だからな〜。
イスラエル、頼むからもうちょっと可愛げのあるところをみせてくれ!
純情可憐なユダヤ少女をテレビアイドルにするとか(w
アルカイダ<al-Qa'ida>
別名:「基地」「イスラム軍」「ユダヤと十字軍に対するジハードのための世界
イスラム戦線」「聖地解放のためのイスラム軍」「ウサマ・ビン・ラディン・ネット
ワーク」「ウサマ・ビン・ラディン組織」「イスラム救済財団」「聖地保護グループ」
解説:1990年ごろ、ソビエトの侵攻に対してアフガニスタンで戦ったアラブ人を集め
て、ウサマ・ビン・ラディンが創設した。アフガニスタン抵抗のためにスンニー派
イスラム教徒過激派に資金、新兵勧誘、輸送、訓練で支援した。現在の目標は全世界
に「イスラム教国家を再建する」ことである。同盟しているイスラム教徒過激派
グループとともに、「非イスラム的」とみなす政権を転覆させ、イスラム教国家から
西洋人を追い出そうとしている。1998年2月、「ユダヤ人と十字軍に対するジハード
のための世界イスラム戦線」の旗印のもと、イスラム教徒は、民間人も軍人も含めて
合衆国市民 またどこにいようともその同盟者を殺害するのが義務である、と述べる
宣言を発表した。
活動:少なくとも301人死亡、5000人が傷ついた8月7日のケニア・ナイロビとタンザ
ニア・ダルエスサラームの合衆国大使館爆破事件に関与。ソマリアでは1993年に合衆国
ヘリコプターを撃墜して合衆国軍人を殺害し、1992年12月のイェメンのアデンで合衆国
駐留部隊を標的とした3つの爆破事件に関与した、と主張している。テロ作戦未遂
計画と関連しており、1994年末のローマ法王マニラ訪問時の暗殺計画、1994年末の
合衆国とマニラのイスラエル大使館その他のアジア各国首都同時爆破計画、1995年10
あまりの合衆国太平洋横断飛行機空中爆破計画、1995年はじめのクリントン大統領
フィリピン訪問時の暗殺計画などがある。これらの目標を支援するテログループに
対して、訓練、資金、兵站支援提供を続けている。
勢力:数百から数千人のメンバーがいるかもしれない。エジプト・イスラム・ジハード
、ガマアト・アルイスラミーヤ、ハラカト・ウルムジャヒディなど多くのスンニー派
イスラム教過激派集団などの緩やかな傘下組織の中核となっている。
活動地域:ナイロビとダルエスサラームの大使館爆破は、アルカイダの全世界的到達
を示すものである。ビン・ラディンと中心的代理人はアフガニスタンに住み、グループ
はそこでテロ訓練キャンプを維持している。
外部支援:サウジアラビアの億万長者家庭に生まれたビン・ラディンは、3億ドルもの
遺産を相続し、グループへの資金として使っているといわれる。アルカイダは資金源
となる企業も経営し、同様の意志のある支援者からの寄付を集め、寄付からイスラム
教慈善団体に至るまで違法に資金を吸い上げている。
名称 アブ・ニダル組織(ANO) Abu Nidal Organization (ANO)
別名 「黒い9月」「ファタハ革命評議会」「アラブ革命評議会」「アラブ革命旅団」
「社会主義ムスリム革命組織」
解説:サブリ・アルバンナ(Sabri al-Banna)率いる国際テロ組織。1974年にPLO
から分裂。政治・軍・財政など種々の機能的な委員会で構成されている。
活動:20か国でテロ攻撃を実行、死傷者約900名。標的は合衆国、英国、フランス、
イスラエル、穏健派パレスチナ人、PLO、アラブ諸国。主要な攻撃としては、
1985年12月のローマとウィーン空港、1986年9月にイスタンブールのネヴェ・
シャーローム・ユダヤ教会堂とカラチでパンナム73便ハイジャック、1988年7月
ギリシアでポロス市の一日遊覧船攻撃などがある。1991年1月、チュニスでPLO副議長
アブー・イヤド(Abu Iyad)とPLO警備部長アブー・フル(Abu Hul)を暗殺した
疑い。ANOは1994年1月、レバノンでヨルダン外交官を暗殺し、当地のPLO代表者
暗殺に関連づけられている。1980年代後期から、西洋の標的を攻撃していない。
勢力:レバノンの数百人以上の市民兵と限定された海外支援構造。
活動地域:アル・バンナは1998年12月にイラクに転居したかもしれない。そこで
グループは存在し続けている。レバノンのベカー渓谷とレバノン沿岸地域のいくつか
のパレスチナ人難民キャンプに作戦がある。また、特にスーダンとシリアに存在して
いる。中東、アジア、ヨーロッパを含む広い範囲で作戦行動を行なう能力を示している。
外部支援:安全避難所、訓練、兵站支援、財政的援助などの重要な支援を、イラク、
リビア、シリア(1987年まで)から受けており、さらに選ばれた作戦行動には密接
な支援があった。
名称:アブ・サヤフ・グループ(ASG) Abu Sayyaf Group (ASG)
別名:「アル・ハラカト・アル・イスラミーヤ」
解説:南フィリピンで行動する最小で最も急進的なイスラム分離主義グループ。
アブドゥラジク・アブバカル・ジャンジャラーニ(Abdurajik Abubakar Janjalani)
の指揮下、1991年にモロ国民解放戦線(the Moro National Liberation Front)
から分離したが、1998年12月18日にフィリピン警察との衝突で死亡。若干のメンバー
は中東で勉強あるいは労働をし、アフガニスタンでの戦闘・訓練機関にアラブの
ムジャヘディンとのつながりを強めた。
活動:南フィリピンのイスラム教徒多数地域である西ミンダナオとスールー諸島に
おける独立イスラム国家を促進するため、爆弾使用、暗殺、誘拐、恐喝。1995年4月
、このグループの最初の大規模な行動として、ミンダナオのIpil町を襲撃。1998年、
いくつかの小規模爆撃と誘拐疑惑。
勢力:不明だが、約200名のメンバーがいるとされる。
活動地域:ASGは南部フィリピンと、まれにマニラで行動する。
外部支援:おそらく、中東と南アジアのイスラム過激派から支援を受けている。
名称:武装イスラム集団(GIA) Armed Islamic Group (GIA)
別名 :「武装イスラム集団」「AIG」「アルジャマー・アルイスラミヤー・
アルムサッラー」
解説:イスラムの過激派グループGIAは、アルジェリア非宗教的政権を転覆させ、
イスラム国家にすることを目指している。GIAが暴力的活動を開始したのは、1992年
はじめである。1991年12月、議会議員の第一段階でアルジェがイスラム救済戦線
(FIS / Islamic Salvation Front)――最大のイスラム政党――の勝利を無効と
したためだった。
活動:民間人、ジャーナリスト、外国住民に対して頻繁な攻撃。ここ数年、GIAは
民間人大虐殺テロ作戦を遂行し、ときには行動地域の全村落を破壊し尽くし、頻繁に
数百人の民間人を殺害している。1933年9月、アルジェリア在住外国人に対する
テロ作戦を発表して以来、GIAは国内の100人以上の外国人居住者――たいていは
ヨーロッパ人――を殺害した。暗殺と、自動車爆弾などの爆破を使用し、犠牲者を
誘拐してのどを切り裂くことを好むことで知られている。GIAは1994年12月、アルジェ
行きエール・フランス機をハイジャックし、1995年のフランスでの一連の爆破事件に
ついてはこのグループに疑いが集中している。
勢力:不明だが、おそらく数百から数千。
活動地域:アルジェリア。
外部支援:アルジェリア国外居住者と海外のGIAメンバー、その多くは西ヨーロッパに
居住しており、若干の財政・兵站的支援を行なっている。それに加えて、アルジェリア
政府はイランとスーダンをアルジェリア人過激派を支援したとして非難、1993年3月
にはイランとの国交を断絶した。
名称:ハマス(イスラム抵抗運動) HAMAS (Islamic Resistance Movement)
別名:「ハラカト・アル・ムクァワマ・アル・イスラミヤ」「アイヤシュ学徒」
「技術者学徒」「ヤフヤ・アイヤシュ部隊」「イッズ・アッディーン・アルクァシム旅団」
「イッズ・アッディーン・アルクァシム軍」「イッズ・アッディーン・アルクァシム大隊」
「イッズ・アッディーン・アルクァサム旅団」「イッズ・アッディーン・アルクァサム軍」
「イッズ・アッディーン・アルクァサム大隊」
解説:イスラム教徒友愛会のパレスチナ支部分派として1987年遅くに結成。様々な
ハマス構成部門が、イスラム教パレスチナ人国家をイスラエルに建国する目標のため、
テロを含む政治的・暴力的双方の手段を用いてきた。おおざっぱな構成となっていて、
内密に行動するいくつかの部門と、モスクや社会福祉協会を通して公然とメンバー募集
、資金獲得、活動組織化、プロパガンダ実行を行なうものがある。HAMASの勢力はガザ
沿岸と、西岸のいくつかの地域に集中している。また、西岸商工会議所選挙に立候補
するような穏やかな政治的な活動にも携わってきた。
活動:ハマス活動家、特にイッズ・エッディーン・アルカサム旅団は、イスラエル市民
と軍事標的、パレスチナ人内通容疑者、ファタハによる対抗者に対して多くの攻撃
――大規模な自殺爆破を含む――を行なってきた。
勢力:中核メンバーは不明、数万の支援者とシンパ。
活動地域:主に占領地、イスラエル、ヨルダン。
外部支援:パレスチナ人海外居住者、イラン、そしてサウジアラビアその他の中規模
アラブ国家における個人支援者から資金供給を受けている。若干の資金集めとプロパガンダ
活動は西ヨーロッパと北アメリカで行なわれている。
名称:ハラカト・ウル・ムジャヒディーン(HUM) Harakat ul-Mujahideen (HUM)
別名:「ハラカト・ウランサル」「HUA」「アル・ハディド」「アル・ハディト」
「アル・ファラン」
解説:元ハラカト・ウランサルは、1997年10月、海外テロ組織に指定された。HUMは
パキスタンに本拠地を置き、主にカシミールで行動するイスラム軍事集団である。
リーダーのファズルール・ラーマン・ハリル(Fazlur Rehman Khalil)はビン・ラディン
と関係があり、1998年2月の合衆国・西洋権益に対する攻撃を呼びかけるファタハに
署名している。東部アフガニスタンでテロリスト訓練キャンプを経営し、1998年8月
のホースト(Khowst)のビン・ラディン提携訓練キャンプに対する合衆国ミサイル
攻撃では死傷者を出した。ファズルール・ラーマン・ハリルはその後、HUMは合衆国に
対して復讐するであろうと述べた。
活動:カシミールのインド兵と民間人標的に対する数々の軍事行動を行なってきた。
1995年7月にカシミールで西洋人観光客5人を誘拐し、一人を1995年8月に殺害し、
残る4人も同年12月に殺害したと報じられているカシミール軍事集団アル・ファラン
と関係がある。
勢力:アーザード・カシミール、パキスタン、インドの南カシミールとドーダ地域に
数千人の武装支援者を有する。支持者はたいていパキスタン人かカシミール人であり、
アフガニスタン戦争のアフガニスタン人・アラブ人退役軍人もいる。軽機関銃、重機関銃、
ライフル銃、迫撃砲、爆発物、ロケットを使う。
活動地域:パキスタンのムザッファラバードに本拠地を置くが、メンバーが暴行やテロ
活動を行なうのは主にカシミールである。HUMはアフガニスタンとパキスタンで兵士を
訓練している。
外部支援:サウジアラビアその他の湾岸・イスラム諸国から、そしてパキスタンと
カシミールから、寄付を集める。HUAの軍資金供給量は不明。
名称:ヘズボラ(神の党) Hizballah (Party of God)
別名:「イスラム・ジハード」「イスラム・ジハード組織」「革命的審判組織」
「世界被圧制者組織」「パレスチナ解放のためのイスラム・ジハード」
「悪に対する正義の組織」「アンサル・アッラー」「預言者ムハンマドの弟子」
解説:レバノンで結成された急進的シーア派組織。イラン型イスラム共和国をレバノン
に建国し、非イスラム的影響をその地域から除くことを中心とする。強く反西洋的・
反イスラエル的。イランと密接に同盟し、しばしば指示を受けているが、テヘランが
認めていない行動も行なってきたようだ。
活動:数々の反米テロ攻撃に関与したことが知られている、あるいは疑われている。
1983年10月、ベイルートの米海兵隊兵舎、1984年9月のベイルートでの合衆国大使館
別館への自殺トラック攻撃など。グループの一部は、レバノン国内における合衆国
その他の西洋人の拉致監禁に関与していた。グループは1992年、アルゼンチンで
イスラエル大使館も攻撃した。
勢力:数千。
活動地域:ベッカ渓谷、ベイルート南部郊外、南部レバノンで行動する。ヨーロッパ
、アフリカ、南アメリカ、北アメリカその他に支部を設立。
外部支援:イランとシリアから財政、訓練、武器、爆発物、政治的、外交的、組織的
支援を相当受けている。
名称:革命人民闘争(ELA) Revolutionary People's Struggle (ELA)
別名:「エパナスタティコス・ライコス・アゴナス」「革命人民闘争」
「人民革命闘争」「78年11月」「革命的インターナショナリスト連帯組織」
「革命中軸」「革命細胞」「解放闘争」
解説:1967年から1974年までギリシアを支配した軍事暫定政府への反対から発展した
過激派左翼グループ。1971年に創設されたELAは自称革命的・反資本主義・反帝国主義団体
であり、「帝国主義者支配、搾取、圧迫」に対する反対を宣言している。強く反米で
あり、合衆国軍のギリシアからの撤退を求めている。
活動:1974年からギリシア政府と経済標的、ならびに合衆国軍と企業設備に対する爆破
を行った。1986年、ギリシア政府と商業利権に対する攻撃を増加させた。1990年に
安全避難所が強制捜査を受け、陰徳武器や、 「5月1日(1 May)」や「革命連帯
(Revolutionary Solidarity)」などの他のギリシアのテログループとの連携を
とっていることが明らかになった。1991年、ELAと5月1日は20以上の爆破に対する
共同責任で告発された。ギリシア警察は、ELAと革命組織11月17日との間につながりが
あると信じている。
勢力:不明。
活動地域:ギリシア。
外部支援:既知の海外支援者はなし。
名称:革命人民解放党/前線 Revolutionary People's Liberation Party/Front
別名:「デヴリムチ・ソル(革命的左翼)」「デヴ・ソル」「デヴリムチ・ハルク・
クルトゥルス・パルティスィ・チェペスィ」「デヴ・ソル・スィラフリ・デヴリムチ・ビルリクレリ」
「デヴ・ソルSDB」「デヴ・ソル武装革命部隊」
解説:もともと1978年にトルコ人民解放党/前線の分派として、デヴリムチ・ソル
またはデヴ・ソルが創設された。党派内紛後の1994年に改名され、マルクス主義理論
を支持し、激しく反米・反NATOである。主に武装強盗と恐喝を通じて活動資金を調達
する。
活動:1980年代後半から、現役・退役トルコ治安・軍事当局者に集中的に攻撃してきた。
1990年、外国利権への新しい作戦を開始した。湾岸戦争に抗議するために2人の米軍
請負業者を暗殺し、米空軍士官を傷つけた。1992年にイスタンブールで合衆国領事館にロケットを発射した。1996年はじめに有名なトルコの実業家を暗殺したが、それはDHKP/Cとしての最初の重要なテロ行為であった。
勢力:不明。
活動地域:トルコ――主にイスタンブール――アンカラ、イズミール、アダナで攻撃
を行なう。西ヨーロッパで資金集め。
外部支援:不明。
名称:革命組織11月17日(11月17日) Revolutionary Organization 17 November (17 November)
別名:「エパナスタティキ・オルガノスィ・17・ノインヴリ」
解説:1975年に創設された急進的左翼集団、軍事政権に対する1973年11月の学生
蜂起にちなむ。反ギリシア・エスタブリッシュメント、反米、反トルコ、反NATO、
合衆国基地追放、キプロスからのトルコ軍駐留の除去、ギリシアのNATOと欧州連合
(EU)との関係を絶つことを目標としている。他のギリシアのテログループと提携
しているかもしれない。
活動:最初の攻撃は合衆国高官とギリシアの有名人暗殺であった。1980年代には爆破
も加わった。1990年からは標的がEU施設とギリシアに投資している外国の会社を含む
ように拡大し、その方法として簡易ロケット攻撃を加えた。
勢力:レバノンの数百人以上の市民兵と限定された海外支援構造。
活動地域:不明だが小さいと推測される。
外部支援:ギリシアのアテネ。
名称:コロンビア革命軍 (FARC) Revolutionary Armed Forces of Colombia (FARC)
別名:「フェザス・アルマダス・レヴォルシオナリアス・デ・コロンビア」
解説:コロンビアで最大の、最もよく訓練され、最もよく装備された反乱組織。
1964年に地方を基盤にした親ソ連ゲリラ軍として創設された。軍事戦線に沿って組織化
され、いくつかの地方前線がある。当初から反米であった。FARCは1998年、コロンビア
政府とともに事前和平会談に入ることに同意した。パストラナ政権は和平会談のために
FARC条件に応じて5つの大きな地方自治都市を非武装化した(パストラナ大統領はこの
地域へ1999年1月7日に訪れて、ゲリラのリーダーと和平会談の開会式を行なったが、
FARCのほとんどの上級指導者は参加しなかった)。
活動:コロンビア政治・経済・軍事・警察標的に対する武装攻撃。多くのメンバーは
犯罪活動を遂行し、毎年資金目的の何百という誘拐を実行している。外国人がFARCの
誘拐の標的となることも多い。グループは麻薬密売人との間によく報じられている
つながりがある。特に、コカとケシ栽培と麻薬製造工場の武力保護の提供を通じて
行なわれている。また、政府の麻薬撲滅運動への攻撃も行なっている。1998年には
石油パイプライン爆破作戦を始めた。
勢力:約8000〜12000人の武装兵士と、地方中心に未知数の支援者。
活動地域:コロンビア、ときにはベネズエラ、パナマ、ペルー、ブラジル、エクアドル
との国境地域で作戦行動を行なう。
外部支援:なし。
名称:パレスチナ解放人民戦線総司令部(PFLP-GC) Popular Front for the Liberation of Palestine-General Command (PFLP-GC)
解説:1968年にPFLPから分離し、政治よりも戦闘に中心を置くことを主張した。
暴力的にアラファトのPLOに反対している。元シリア軍大尉アフマド・ジャブリール
(Ahmad Jabril)が率いる。シリアとイラン両方に密接に結びついている。
活動:熱気球とモーターつきハンググライダーといった変わったの手段を使って
イスラエルに越境テロ攻撃を多数行った。
勢力:数百。
活動地域:本部はダマスカス、レバノンに土台を置き、支部がヨーロッパにある。
外部支援:シリアからの兵站・軍事支援とイランからの資金援助。
名称:パレスチナ解放人民戦線(PFLP) Popular Front for the Liberation of Palestine (PFLP)
別名:「赤鷲」「赤鷲グループ」「赤鷲団」「ハルフル団」「ハルフル旅団」
解説:PLOメンバーのジョージ・ハバッシュ(George Habash)によって1967年に
創設されたマルクス・レーニン主義グループ。1993年に調印された原則宣言に反対
するためにパレスチナ軍連合(APF)に加入し、PLOへの参加をしばらく見合わせ
た。1996年、イデオロギーの相違から、DFLPとともに、APFから脱退した。1990年代半
ばから、DFLPと一部合併する動きを示した。
活動:1970年代には多数の国際テロ攻撃を犯した。1978年からイスラエル人あるいは
中産階級アラブ人標的に対する攻撃を数多く行ない、1996年12月には移住者とその息子
を殺害した。
勢力:800人ほど。
活動地域:シリア、レバノン、イスラエル、占領地。
外部支援:シリアとリビアから、資金・軍事的援助の大部分を受けている。
名称:パレスチナ解放戦線アブ・アッバース派 Palestine Liberation Front-Abu Abbas Faction
別名:「パレスチナ解放戦線(PLF)」「PLFアブ・アッバース」
解説:1970年中頃、PFLP-GCから分離。その後、親PLO派、親シリア派、親リビア派
に分裂した。親PLO派は、 1984年、PLO執行委員会のメンバーになったが1991年に
離れたムハンマド・アッバース(Muhammad Abbas, Abu Abbas)に率いられる。
活動:アブ・アッバースが率いる派閥はイスラエルに対して攻撃を行なった。アッバース
のグループは、巡航客船アチール・ラウロ号に対する1985年の攻撃と、合衆国市民
レオン・クリンゴーファー(Leon Klinghoffer)殺害に関与している。アブ・アッバース
逮捕令状がイタリアで出ている。
勢力:少なくとも50人。
活動地域:PLO派はアチール・ラウロ攻撃までチュニジアに本拠地を置いていた。
現在はイラクに本拠地を置く。
外部支援:主にイラクから支持を受ける。過去にはリビアから支持を受けていた。
名称:パレスチナ・イスラム・ジハード シャカキ派 Palestine Islamic Jihad-Shaqaqi Faction
別名:「PIJシャカキ派」「PIJシャッラー派」「パレスチナ・イスラム・ジハード(PIJ)」
「パレスチナのイスラム・ジハード」「パレスチナにおけるイスラム・ジハード」
「ヒズバラ・バイト・アルマクディスのアブ・フナイム旅団」
解説:1970年代にガザ地区でパレスチナ人民兵のあいだから組織された。しっかり
した組織というより、ゆるやかに提携する諸派。聖戦を通じて、イスラム教パレスチナ
国家を作り出し、イスラエルを滅ぼすことを目的としている。イスラエルに対する
その強い支援を理由として、合衆国はPIJの敵であると認知された。また、西洋の非宗教主義
によって傷つけられたと信じられている穏健なアラブ諸国政府に反対する。
活動:1995年10月、マルタでのPIJリーダーのファティ・シャカキ(Fathi Shaqaqi)
殺害に対して、イスラエルと合衆国に報復すると脅迫した。西岸、ガザ地区、イスラエル
で、イスラエル人標的に対して自殺爆破を行った。ヨルダンにおける合衆国利権を
攻撃すると脅迫した。
勢力:不明。
活動地域:主にイスラエルと占領地、そしてヨルダン、レバノンを含む他の中東地域。
最大派閥はシリアに本拠地を置いている。
外部支援:主にイスラエルと占領地、そしてヨルダン、レバノンを含む他の中東地域。
最大派閥はシリアに本拠地を置いている。外部の支援:イランから資金援助、シリア
から限定された援助を受けている。
名称:国民解放軍(ELN) National Liberation Army (ELN)
別名:「エヘルシト・デ・リベラシオン・ナシオナル」
解説:1965年1月に結成されたた親キューバ反米ゲリラグループ。主に地方に基盤
を置くが、特にマグダレーナ・メディオ地域などいくつかの都市戦線を有する。
1998年中ごろのコロンビア市民協会との和平会談に参加し、1999年初頭の全国大会
にも参加する準備を進めていた。
活動:毎週の石油インフラ攻撃(パイプライン爆破が基本)と大規模な石油流出。
合衆国その他の海外企業、特に石油産業に対する恐喝と爆破。大企業の外国人従業員
など、資金目的の数百の誘拐を毎年行なっている。コカとケシ耕作者には保護金支払い
を強要し、これらの作物を絶滅させようとする政府の努力を攻撃している。
勢力:約3000〜5000人の武装兵士と、未知数の活動支援メンバー。
活動地域:コロンビア、ベネズエラの国境地域。
外部支援:なし。
名称:カハ Kach
別名:「裏切り者の抑制」「ディクイ・ボグディム」「DOV」「ユダヤ国家」
「交通安全委員会」「ダビデの剣」「ユダヤ警察」「理想の最前線」「コメミユト運動」
「ユダヤ理想のタルムード学院」
名称:カハネ・ハイ Kahane Chai
別名:「カハネは生きている」「クファル・タプアー基金」「ユダヤの声」
「ユダヤ軍団」「トーラーの道」「ユダヤ理想のタルムード学院」「KOACH」
解説:一般的な目標は聖書的なイスラエルを復活させることである。カハ(急進的
イスラエル系アメリカ人ラビ・メイル・カハネ(Meir Kahane)とその分派で
「カハネは生きている」を意味するカハネ・カイ(合衆国内で、メイル・カハネの
息子ベニヤミン(Benyamin)が父が暗殺された後に創設)は、1948年のテロリズム法
のもとでイスラエル内閣から1994年3月にテロ組織と宣告された。これは、バルフ・
ゴールドシュタイン博士(Dr. Baruch Goldstein)の1994年2月、アル・イブラヒミ・
モスク攻撃――ゴールドシュタインはカハと提携していた―― を支援する声明を
グループが出し、イスラエル政府に対する言論攻撃を行なったからである。
活動:イスラエル政府に対する抗議を組織。ヘブロンと西岸でパレスチナ人を攻撃・
脅迫。アラブ人、パレスチナ人、イスラエル官僚を攻撃すると脅迫。1993年に4人を
殺害、2人を傷つけた西岸パレスチナ人狙撃のいくつかに関与しているといわれる。
勢力:不明。
活動地域:イスラエルと西岸入植地、特にヘブロンのキリアト・アルバ。
外部支援:合衆国とヨーロッパで支持者からの支援を受けている。
名称:アル・ジハード(聖戦) Al-Jihad
別名:「エジプト・アル・ジハード」「新ジハード」「エジプト・イスラム・ジハード」
「ジハード・グループ」
解説:1970年代後期から活動しているエジプトのイスラム教過激派グループ。2派に
分かれているようである。一派はアヤマン・アルザワヒリ(Ayaman al-Zawahiri)
――現在アフガニスタンにいて、テロリスト資産家ウサマ・ビン・ラディンの新しい
世界イスラム戦線(World Islamic Front)の中心人物――、そしてアフマド・
フサイン・アギザ(Ahmad Husayn Agiza)率いる「征服の先陣(Vanguards of Conquest,
Talaa'al-Fateh)」である。もともとのジハードのリーダーであるアブド・アルズマル
(Abbud al-Zumar)は、エジプトで投獄されており、最近グループの投獄されている
「穏健派戦線」の精神的指導者シャイク・ウマル・アブド・アルラーマン(Shaykh Umar
Abd al-Rahman) に加わった。主要な目的はエジプト政府転覆と、イスラム国家への
変更である。次第にエジプト国内の合衆国利権に標的を定めつつある。
活動:エジプト高官に対する武装攻撃専門。もともとのジハードは、1981年エジプト
のアンワール・サダト大統領暗殺に関与していた。閣僚を含めて、注目を集めるエジプト
の高位高官に集中しているようである。1993年8月、内務大臣ハッサン・アラルフィ
(Hassan al-Alfi)暗殺未遂、1993年11月のアタフ・セドキ(Ataf Sedky)首相暗殺
未遂に関与しているとされる。1993年以降、エジプト国内で攻撃を行なっておらず、
一度も外国人観光客を標的としたことがない。しかし、シャイク・ウマル・アブド・
アルラーマン監禁に対して、また最近ではメンバーのアルバニア・アゼルバイジャン・
英国での逮捕に対して、合衆国に対する報復脅迫をしている。
勢力:未知だが、おそらく数千人の中核メンバーと、さまざまな派閥に属する数千人
のシンパ。
活動地域:カイロ地域で作戦行動。エジプト外にネットワークがある。アフガニスタン
、パキスタン、英国、スーダンなど。
外部支援:知られていない。エジプト政府は、イラン、スーダン、アフガニスタンの
――ウサマ・ビン・ラディンを含む――武装イスラム集団がジハードの諸派を支援して
いると主張している。また、さまざまなイスラムの非政府組織を通じて資金を得ている
可能性がある。
175 :
世界@名無史さん:01/09/17 21:46
名称:ガマアト・アル・イスラミーヤ(イスラム集団、IG) Gama'at al-Islamiyya (the Islamic Group, IG)
別名:「アル・ガマアト」「イスラム・ガマアト」「エジプト・アル・ガマアト・アル・イスラミーヤ」
「GI」
解説:エジプト最大の好戦的集団は、1970年代後期から活動を行なっている。大ざっぱ
に組織化されているようである。世界的に外部部門を持っている。合衆国市民に
対する攻撃を呼びかける1998年2月のウサマ・ビン・ラディンのファトワに署名した
が、ビン・ラディンを支援していることは公式には否定している。シャイフ・ウマル・
アブド・アッラーマン(Shaykh Umar Abd al-Rahman)はアル・ガマアトの傑出した
精神的指導者であり、それを監禁しているがために合衆国権益に対して報復する、
とグループは公に脅迫している。主要な目的は、エジプト政府を転覆し、イスラム国家
にすることである。
活動:エジプトの治安その他の官僚、コプト・キリスト教徒、イスラム過激派への
エジプト人反対者に対する武装攻撃。アル・ガマアトは1992年からエジプト国内の
観光客を攻撃しており、最も有名なのは1997年11月、ルクソールで58人の外国人観光客
を殺害した事件である。また、1995年6月、エジプト大統領ホスニ・ムバラクを
エジプトのアディスアベバで暗殺しようとしたという関与もあるとされている。
勢力:不明だが、おそらく数千の中核メンバーと、それ以外に数千人のシンパ。
活動地域:南部エジプトのアル・ミニヤ、アシュート、クィーナ、ソーハ地区で
主に行動する。また、カイロ、アレクサンドリアその他の都市で、特に就職できて
いない卒業者と学生から支援されているようである。英連合王国、アフガニスタン、
オーストリアなど全世界的に出現している。
外部支援:不明。エジプト政府は、イラン、スーダン、アフガンの軍事集団がIGを
支援していると信じている。
単純に考えて、
A:主要な反米反欧反ユダヤテロ組織・・・規模
アルカイダ・・・数百〜数千、ただし友好組織多数/ラディン関与
アブ・ニダル組織(ANO)・・・数百
武装イスラム集団(GIA)・・・数百〜数千
ハマス(イスラム抵抗運動)・・・不明、支援者は数万
ハラカト・ウル・ムジャヒディーン(HUM)・・・数千/ラディン関与
ヘズボラ(神の党)・・・数千
革命人民闘争(ELA)・・・不明
革命人民解放党/前線<・・・不明
革命組織11月17日(11月17日)・・・数百
コロンビア革命軍 (FARC)・・・八千〜一万二千
パレスチナ解放人民戦線総司令部(PFLP-GC)・・・数百
パレスチナ解放人民戦線(PFLP)・・・八百
パレスチナ解放戦線アブ・アッバース派・・・五十
パレスチナ・イスラム・ジハード シャカキ派・・・不明
国民解放軍(ELN)・・・三千〜五千
アル・ジハード(聖戦)・・・数千/ラディン関与
ガマアト・アル・イスラミーヤ(イスラム集団、IG)・・・数千/ラディン関与
B:これらテロ組織支援国家
イラン
スーダン
サウジ
シリア
ギリシャ
リビア
イラク
イスラエル
ヨルダン
レバノン
アフガン
177 :
世界@名無史さん:01/09/17 22:41
NY株式市場再開。
今夜はNY市場から目が離せない・・・
178 :
世界@名無史さん:01/09/17 22:42
小幅ながら地味に下がってるよ…
179 :
世界@名無史さん:01/09/17 23:21
DOW 9000回復
180 :
世界@名無史さん:01/09/20 22:29
ずいぶん下がっちゃったのであげてみます。
181 :
世界@名無史さん:01/09/20 23:56
_______
,--‐ー'´,,,,,,,,,;;;;;;;;;;,:;:;:;:;:;:)ニ二`,、
_ノ ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,;;;;::,,,,,,,;;;;;`ヽ
r-'、イ、、 ;;::::;;;;;;;;;;. .;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; . ,'''..,,,'',,`ヽ
√ ミ γ´:;;;;;;;;;;;;;;;. ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;, ,;;,,,,,,,,,:::;;;;;;;ヽ,
/ ミ レ´ 7;;;;;;;;;;;;;;..;..'.;;;;;,,,,,;;;:::;;;;: :,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、
{ ,,[. { ' ,,ノ;;;;;;;;;;;;;;;;..;;;.;;;;;;;;, ,;;, ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;, i
.h_, ,、 ミ} };;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'.';;;;;;::;;;;:;;;;::;;;;;;;,r==‐´ヽ,ニ、,,'l
.{/ミ〈´ ー'´``~` '''''''''''''''´´` ̄´ ̄''´ j',.,;;;;;;;;|
ト'´;:;;〉 ..,,::::: l,:;;;;;;;;;;;}
.};;;;ノノ;;;::''' _ |,;;;;;;;;;;;l
γレ rー ___ー-、 γ'´_`__ l,;;;;;;;;;;;}
.|ノ{ J´l「ハ゜_)7> || 'ー'´ハ゜_)〕`ヽ `;;;/「 i
|'´ハ、 ヒ二ニ_ , / ヽ_;; : ,; -' ;;;レ∧}
|{::::] ' レ'  ̄ ,;;|ヽー|
し、イ, ノ ..,,;;;| })
L.l. ';;;, 人、 r-、 .;;;l フ
'| ,:: '、__ )' ´`' .::;;;iレ
`l ,, ,, ..::;;;ノ
ヽ ;;, 'ー -ー─'-─一、 .,:;;;;/
V;:::,,,, `ヽ_,, . ,,,,, _ ' .:: /、_
\;;;;;;,, ''' ''' ´ ;:_/';;;;;;;;} ヽ、
一´);;;;;;;;;,,..、 ノ´;;;;;;; _ノ} `ヽ
|ヽ;;;;;;;;;;; ー--‐--─一´;;;;;;;;; // `ー-、
| \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; '' // \
| `ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; '' //
| \'''''''''''''''''''' / /
,| >ー-ーく´ ̄ /
l /、 人 /
「わが米国民よ、今こそ『国があなたのために何ができるか』ではなく、
『あなたが国のために何ができるか』を考えてほしい」
────ジョン・F・ケネディの就任演説よ
182 :
世界@名無史さん:01/09/23 21:47
| テロは許せないね。
| 犯人は絶対捕まえるよ。
\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧☆∧
( ・〜・)
( ¥ つ凸
| | |
(__)_)
183 :
世界@名無史さん:01/09/25 00:10
age
184 :
世界@名無史さん:01/10/05 00:12
イスラエル発のロシア旅客機が黒海に墜落したけれど
やはりアメリカのと関係あるのでしょうかね?
185 :
世界@名無史さん:01/10/05 12:09
ツポレフだから故障じゃねーの。
186 :
世界@名無史さん:01/10/05 14:38
コピーミスってやつですか
187 :
世界@名無史さん:01/10/05 23:14
誤射による墜落っていう説も出てるけど?てことは平行して飛んでた
アルメニアの旅客機は運がよかったのかな?
188 :
世界@名無史さん:
AGE