宮城県は29日、介護報酬を不正に請求したとして居宅介護支援事業所「仙台中央サポートセンター」を運営する一般社団法人「ヒューマンサポート」の事業者指定を4月1日から1ヶ月間停止すると発表した。
宮城県によると、昨年8月、要介護高齢者の訪問介護のサービスの回数を実際より8回分多く請求し、1ヶ月分の介護報酬10350円を受領した。
昨年6、7月の計8回分を、8月分にまとめて請求したという。
停止期間中、業務は継続できるが、新規の受け付けができなくなる。
ヒューマンサポートは、介護報酬を不正に受け取っていたとして2月に宮城県が事業者指定を取り消した介護保険・障害福祉サービス事業所「ゆもとふれあいの杜」の利用者を対象に居宅介護支援を提供していた。
ゆもとふれあいの杜の立ち入り調査の過程で今回の不正請求が発覚した。