おいおまいら、また不正ですよ
補助金950万円不正受給 姫路の福祉法人
姫路市の社会福祉法人「尚紫会」が、運営する軽費老人ホーム「ケアハウスむれさき苑」(同市四郷町)の
職員の人件費を過大請求して、同市から三年間で約九百五十万円の補助金を不正受給していたことが五日、
分かった。同法人は市の返還命令に従い、既に全額を返還している。
市などの説明によると、同ホームは、厚生労働省が定める基準で、常勤の生活相談員と介護職員を一人ずつ
配置しなければならない。しかし同法人では、介護職員として補助金申請した職員を二〇〇四年度から三年間、
同じ建物内のデイサービスセンターに勤務させた上、同ホームで勤めていたと偽り、人件費を請求していたという。
今年八月、市の特別監査で判明。市の返還命令を受け、同法人は十一月三十日に全額返還した。同ホームの
施設長は責任を取って退任し、法人の理事長も近く退任するという。
高野朝光副施設長(37)は「介護職員をデイサービスに応援に行かせていたのが常態化してしまった。
コンプライアンス(法令順守)に対する認識が甘かった」と謝罪している。
同法人は一九九六年に設立。九七年、同市四郷町東阿保に特別養護老人ホームや軽費老人ホーム、
デイサービスセンターなどを開設した。
(大島光貴)
(12/6 10:09)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0000761725.shtml