高齢者虐待で初の取り消し 入所者体重、最大17キロ減少
岡山県津山市の「グループホームRing」で、入所する認知症の高齢者の体重が激減していたことが分かり、同市は17日、「栄養状態を悪化させ、衰弱させたのは虐待に当たる」として
介護保険法に基づき、運営する特定非営利活動法人(NPO法人)「高齢者介護研究研修実践の会Ring」の事業者指定を30日に取り消すことを決定した。
厚生労働省によると、入所者に対する虐待を主な理由として介護施設の事業者指定が取り消されるのは全国初。
津山市によると、今年3月の時点で同施設の入所者は70−80代の女性5人。全員の体重が入所前と比べて4・5−17キロ減っていた。
「グループホームRing」の藤井諭理事長の話 虐待の事実は全くない。津山市の主張はでっち上げだ。(問題となった人も含め)入所者は月2回の医師の診察を受けさせ、
健康管理はしっかりやっている。処分は明らかな間違いで憤りを感じる。不服申し立てをしたい。
2008/04/17 12:23 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200804/CN2008041701000342.html