★★ 京都の福祉について語ろう! ★★

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588ななしのフクちゃん
国の医療費抑制で、病院経営者が決断を迫られる中、医は
 算術とばかりに、中央集権的な収益体制を構築し、
 富を独占する病院コングロマリットが京都市山科区
 にある。矢野一郎理事長が君臨する医療グループ
 「洛和会ヘルスケアシステム」だ。理事長一族で作
 る関連会社がグループ内の病院やクリニックの医療
 機器、薬品などを仕入れ、系列老人ホームなどの福
 祉施設の経営を指導し収益を一族に集中させている。
 地域中核病院への指定工作や医療過誤などの不祥事
 の続発がすでに明らかになっているが、関連会社に
 よる利益収奪体質にみられる「医療商人」とも言え
 る体質は最近、総本山、洛和会音羽病院のVRE感
 染問題で一端を垣間見せた。

 「山科の病院 入院患者23人からVRE 京都で
 初、保菌者を隔離」 2005年2月23日付け京
 都新聞一面トップ。ほとんどの抗生物質が効かない
 院内感染、VREが京都市山科区の音羽病院(松村
 理司院長、698床)の入院患者23人から検出さ
 れていたことをスクープしていた。京都市内でVR
 Eの保菌者の報告は初めてで、市内の医療関係者を
 驚かせた。音羽病院の記者会見によると、1月4日
 に糖尿病で入院中の六十五歳の男性患者からVRE
 を検出。他の入院患者2人からも尿検査で偶然、V
 REを検出したことから、この3人を含めおむつを
 している患者150人を検査し、2月23日までに
 23人が保菌していることがわかった。最初に保菌
 が確認された4人は耐性型が同一株で、排泄物など
 を媒介に院内感染した可能性が高かった。