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バリアフリーな名無しさん:
(医)社団松嶺会 病院経営 [群馬]
(医)社団松嶺会(太田市熊野町38−81、設立昭和62年11月、渋沢憲理事長、従業員200名)は10月24日、
前橋地裁太田支部へ民事再生手続開始を申し立てた。すでに少額債権者への説明会が開催されている。
申立代理人は福田拓弁護士(東京都千代田区神田小川町)。
監督委員には神谷保夫弁護士(太田市浜町)が選任された。
松嶺会は昭和47年に個人病院として開業、57年「富士ヶ丘病院」を開業、62年11月法人化した。
63年7月老人保健施設「聖寿園」を開業するなど、老人医療で知名度が高く、
地元太田市では大手病院にランクされ、年収約20億円をあげていた。
また、毎期高額所得法人として公示され、直近の平成14年10月期の申告所得は1億4504万円で公示されている。
しかし、昨年11月に上場企業(東証二部、東京都)の増資問題から始まる一連のトラブルに巻き込まれ、
東京の経営コンサルタントを介した複雑な金融操作の絡みに利用された。
今回の申し立ては、この混乱を避けるべく、本業の病院経営を守るため民事再生を選択したものと見られ、現在、診療等は通常通りに行われている。
なお、金融・一般債務を併せた負債総額は約24億円だが、トラブル分があり負債は未確定と言われる。