関西ローカルスレ3269 ◇ イカで悩んじゃイカん

｢カキーン！｣　｢早速やな！もうちょっと遊ばせろや！代われ！俺が音やる！｣
｢…ザクッ、ザー、ザクッ、クッ、ザッ、ザクッ、ザー｣　｢音あわせやー！｣
｢カキーン！｣　｢カキーンってなんや！今掘ってないやんけ！代われ！｣
｢ザクッ、ザクッ、ザク、ザク、ザクッ｣　｢あれ、一回多い…？｣
｢ザクッ、ザクッ、ザク、ザク、ザクッ｣　｢一回多い…｣
｢カキーン！パーパーラッパッパー♪｣　｢そしたら野球のカキーンみたいになるやないか！代われ！｣
｢ツチッ、ツチッ、ツチーン！｣　｢ツチーンってなんやねん！｣　｢ええ土やねん｣　｢ええ土いらんわ！代われ！｣

｢ザクッ、ザクッ、カキーン！｣　｢あぁ、肩外れた…｣　｢知らーん！｣
｢ザクッ、ザクッ、カキーン！｣　｢おお、何か出た｣　｢ええ土です｣　｢ええ土いらんねん！代われ！｣
｢ザクッ、ザクッ、カキーン！｣　｢しょうもない土器やな…しかしええ土！｣　｢ええ土言うたやないかー！代われ！｣
｢ザクッ、ザクッ、カキーン！カキーン！カキーン！カキーン！カキーン…はよ出せー！土器ボロボロになるわ！｣
｢ザクッ、ザクッ、カキーン！…ほうり投げるなー!｣
｢ザクッ、ザクッ、カキーン！｣　｢おおおぉ！｣　｢おお、凄いのが出た！｣　｢ええ土ー！｣　｢ええ土いらんねん！代われ！｣
｢ザクッ、ザクッ、カキーン！｣　｢おおおおおぉぉぉぉ！｣　｢暴れすぎやて！｣　｢ええ土ぃー！｣　｢ええ土言うたやないかー！｣

｢かわいそうな象。昔、東京の上野動物園で飼われていた象は、戦争が起こったために毒によって殺される計画が立てられてしまいました。
この象、鼻の長いことで有名ですが、胴体は東京にあるにもかかわらず、その鼻の先は静岡県静岡市の茶畑に突っ込んでいたといわれています｣
｢長すぎへんか、それ？｣
｢ハクション！｣
｢何それ？｣
｢ひとたびくしゃみをすると、その鼻水は、浜名湖に飛んでいったといわれています。｣
｢どうでもいいわ！｣
｢浜名湖といえば、うなぎで有名ですが…｣
｢おい、知らんがなそんなん！どこで泣くん俺？どこで泣くんそれ？｣
｢え、泣けへんか？｣
｢俺ちょっと泣かしたるわ！｣　｢おー、ほしたら泣くかもしれん｣

｢かわいそうなぞう！｣　｢…｣
｢昔、上野動物園で飼われていたぞう！は、戦争のため毒によって殺される計画が立ちました｣　｢気になんな、お前｣
｢園長！僕はぞう！を殺すのは反対です！｣　「気になんねん」
「しかしねぇ、ぞう！が逃げ出すと…」　「ぞう！ぞう！言うなよお前！あれ「ぞう」って書いてるけどみんな「ぞお」って言うてんねん！」
「ほうなんかい」　「誰がそんなはっきり「う」言えいうてんねん！」　「ないてんちゃうん？」　「泣いてへんわ！どこで泣くんなそんな話。聞いとけ！」
「かわいそうな、ぞ」　「「う」言えよ！」
「やがて象は毒によって殺されてしまいました…殺されたあともご自慢の長い鼻は、はく製にされ真っ二つにされ、子供たちの滑り台となりました」　「そんな話じゃない！」
「滑り台の終点は」　「おぉ！」　「静岡県は静岡市の茶畑…」　「茶畑はええわもう！茶畑はええねん！聞け！」

「かわいそうな、ズー」　「そしたら動物園みんなかわいそうになるやないか！」
「動物園みなかわいそうやった」　「そのまま言わんでええねん、聞け！」
「かわいそうな、鼻」　「鼻だけかい！」　「ハナだ、ハナだ、違うよ、あれはハナ肇だよ」　「そしたら象ちゃうやんか！聞け！」
「エレファント、ブルー」　「かっこようすな！なにかっこようしとんねん！」
「象、むっちゃかっこよかった」　「象までかっこようせんでええねん！」　「ほうなんかい」　「違うがな」

｢ピンポンパンポ〜ン♪　ただいま理科準備室より火の手が上がりました　生徒の皆さんはすみやかに運動場に出てください。｣
｢あぁ、そんなんやった、そんなんやった｣
｢なお、校長先生、教頭先生、優等生の井上は地下シェルターに避難してくだ…｣
｢えこひいきすなよ！どんな学校やねん！代われ！｣
｢ピンポンパンポ〜ン♪ 　ただいま、１階校舎二宮金次郎像より火の手があがり…｣
｢なに燃やしとんねん！！｣

｢ピンポンパンポ〜ン♪　ただいま校舎裏の鳥小屋にいます。クジャクより火の手が上がりました｣
｢どないなっとんねん｣
｢校長先生は、火の鳥のようだとおっしゃってました｣
｢そんなん校長アホやないか！代われ！｣
｢ピンポンパンポ〜ン♪ 　ただいま、屋上校長室より火の手があがり…｣
｢どこに校長室ついとんねん！｣