耳鼻科の先生
「渚さん、今の聴力では、補聴器を使用して、十分に会話ができているとのことで、
今すぐに人工内耳に転換するのはまだまだ早い。先の話だよ。
なお、人工内耳にすると、聞こえはずいぶん変わっちゃう。」
渚カヲル
「はい。そうですね。とりあえず、今のところは、補聴器で限界まで引っ張るように心がけます。」
人工内耳への転換の話を聞かされたのは、数年前、体調不良で一時的に耳の聞こえが悪くなった時ですね。
耳鼻科の先生
「このまま回復しなかったら、大学病院への紹介をしてもらって、適切な治療、
もしかすると、最終手段として人工内耳への道を作るしか無いでしょうね。」
でも、薬物治療と、柴苓湯という漢方薬の服用があったのと、早い段階で突発性難聴が発見できたため、
重大な状況には至らず、なんとか聞こえは回復した。まあ、もっと若い時の聞こえではなく、多少、聴力が落ちたけど…。
将来的には人工内耳への道を確保する必要があるのは、僕は補聴器を使用して、音や言葉を上手にあつらえている人だから。
人工内耳に転換した後は、人工内耳で上手に音や言葉をあつらえるようにリハビリするしか無い。これに慣れるのは大変だ。