【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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「頭のどうしたってきいてんの」

「あ、頭・・・」

ぱっと、頭を抑える。

乱れているのだろうか。あ、ソファーに倒されたから・・・。

「風が強くてな・・・」と言って、キッチンの鏡を見に行く。

だが、映っていたのは、いつもと変わらぬ、自分の髪型。やや乱れてはいるものの、ちゃんと結い上げて赤い簪で止まっている。

「そんなに、乱れては居ないと思うが」

そんな俺に、更に近づいて銀時は言った。

そんな目で見ないでくれ・・・

既に、俺を疑っている。

「青い玉。どうしたって言ってんの」

「青い玉?」

は・・???

青い玉?玉ってなんだ。分からない。

きょとんとした俺に、ものすごく嫌そうな顔をした。