【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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682名無しさんの次レスにご期待下さい
「俺さあ、言ったよね。」

何度も、何度も言ったよね。

「こそこそされんの、嫌いだって」

でもさ、お前は直らないんでしょ。

直す気もないの?

だったらさあ、当然だよなあ。

「これ、捨てるから」

「!!!」

「いや・・・・っ」

瞬間、桂が初めて声を出した。“いや”って言った。

はあ???!!!ふざけんなよ、てめえ。

俺に、飛びついてきた。

その勢いに、俺は反射的に腕を高く上げた。絶対、今の桂には届かない位置に。

なのに、分かってるのに、必死になっちゃって。

そんな泣きそうな顔しちゃって。