【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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一瞬、お登勢は、はて、さっきまでのあの男の弱々しさはいったい何だったのだろう、もしかして、演技だったのではあるまいか?などと思ってしまった。

それくらい、以前会った時のような、高杉だった。だが、

平生の彼の雰囲気に合っていたから違和感を感じないだけで、カウンターに肘を突いているのは、間違いなく、支えて居なければ立てないからだ。

・ ・・あんたって男は、一体何処まで格好つけりゃ気が済むんだい。



「先程、真撰組がうちに来たぞ。おおかた、またお前がよからぬ計画を立ててるのだろう。怪我がどうのとか言っていたから、少しは心配していたというのに・・・

貴様は一体何をやっているのだ!!こんなところで、何をしている!!お登勢殿に迷惑は掛けさせん。何をしに、ここに来た!!目的を言え!!」と、息巻く。



「てめえに、会いに来たと言ったら、信じるか?」

「信じない!!用がないなら、出て行け!!」