【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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640名無しさんの次レスにご期待下さい
「呼ぶなら、医者じゃねえ・・・あいつを・・・呼んでくれ」

「月子を?そんな場合じゃ・・・」あんた、立ち上がることも出来ないじゃないか。

「ハァ・・・頼むよ。綾乃サン・・・時間がねぇんだ。分かるだろ・・・」

息が荒い。

お登勢は直感した。・・・ああ、そうだね。あんたはもう長くない。



「まってな」

それだけ言うと、お登勢は二階に駆け上がった。



「月子!月子!ちょっと!」

気がはやる。なのに。

「うるせーーー!!ババア!!さっき帰ってきたばっかりなんだ、後にしろ!」

と、銀時が叫ぶ。ああもう、こんな時に。こいつは。