「あやまれっていってんの!!」
「誰に」
「俺とヅラに」
ええええええ????????!!いいよ、銀時、もうそっとしとこうよ!!
「・・・・」ものすごく不本意で、みるみる嫌そうな顔を高杉はした。
あああ・・・ホラ、怒ってるよ。また、血の雨の危機が!!吉原炎上!!!ヤバイ!!
だが、意外なことに
「てめえに謝ることはねえが・・・」・・と、俺と目が合う。驚くほど、真摯な目だ。
「さっき、殴られたのは、ヅラの分と思っておいてくれ。それでいいだろ」
さっと、部屋を出て行った。
ああ・・・まさか、
それで、抵抗しなかったとでも言うのか。