やっぱり、普通のかわいらしい女の子が良いんだよな。そりゃそうだ。
銀時は、怒りの矛先を高杉に向けた。
「つーか、てめえ、ヅラ妊娠してるのしってんだろうが」
「だから?」
「・・・っ!!子供に何かあったらどうするつもりだ!!」
「じゃ、てめえは俺の子が腹ン中いた時、こいつと何にもなかったのか?」
どうなんだ、と、剣呑な目で銀時を睨む。貴様!さっき俺が答えただろうが!!
「・・・・」その沈黙、ちょっと・・・・
「ほらみろ。お互い様だ」
「っつーか、こっちは夫婦なんだ!!」ズキっと心が痛む。
「てめーは良いのかよ」
「ああ?」
「浮気。それもお互い様だろ」
う・・・浮気って・・・何か照れる。
というか、俺も悪かった。確かに。なんでか流されてしまって。断れなかった。