【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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振り向けば、すでに俺が出て行くことを予想しているのだろう。

高杉は定位置のように、窓際によって、煙管を握っている。

その行為が、早く行け、と言っているようで。

簪でまとめて髪を結い、

「ではな」と、ふすまを開けた。とたん、

見慣れた銀髪を見つけてしまった。



「・・・!!!」パシン!と、また、ふすまを閉める。

危うく、悲鳴を上げるところだった。

こんなところ、見られたら殺されるんじゃないか。

あいつの、独占欲は半端じゃない。