2.
喘ぎすぎて、のどが痛い。
何か言いたいが、言えずにいる。
煙草を吸えないからか、高杉は珍しく隣にいる。
じっと、俺を見つめている。目に焼き付けたい、とでもいうように。・・まさかな。
「今日は、変態って言わねえんだな」
「貴様はぁ・・・・」
コホコホ。のどが痛い。すると、どこからか水を持ってきてくれた。
「身体、大丈夫か?」
「貴様が言うな」水を飲みながら、睨む。
「どうにも、初めての経験なんでねえ」ニヤリ、と嗤う。
「・・・今日の貴様は、しつこい」と言えば、
「まあ、一回抜いてるからな」さらりと言う。
「貴様は・・・っ!」