【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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「あの子が・・・これくらいの時には断った」

言えば、動きを止めて驚いたような目で俺を見る。

「あの子も・・・大切だ。この子と同じくらい、いとおしい」

高杉の表情が変わる。

ああ、そうか。

そういえば、銀時もお前との行為の回数を聞いたことがあった。

お前達は・・・なにをしているんだ。俺だぞ。相手、俺。

・・・馬鹿な奴らだ・・・

「安心しろ。前にも言ったが子供には平等に接するつもりだ。俺も、銀時も」とたん、

不機嫌そうに怒鳴り出す。

「銀時の話なんざしてねえよ。俺と繋がってる時に余計なことばっかり考えてんじゃ・・」言って、一瞬だけしまった・・・と言う表情をした。