【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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高杉が、意図あってか、なくてか

身体を近づけてくるたび、ぞっとする。

腹の近くに身体を押しつけられるのが怖い。

そうしたたら、突然、腹の上にわざとらしく手を置いた。

「声、出せよ」

「高杉、手・・・」

「・・・さっきから、そればっかだな。つまらねえ」

動きを止めて、吐き捨てるように言う。

「貴様が乱暴だから・・・」

「アァ?ずいぶんだな」

じろり、と、俺を見下ろす。随分遠くから見られている気がする。

「銀時相手はどうなんだ」

「は・・・」

「感じるのかよ」

「な・・・」何を言いたいんだ。貴様は。