【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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570名無しさんの次レスにご期待下さい
>>564
なれた仕草で、着物を脱がす。

さっきまで、あの女と何をしていたんだ?

もう、満たされているはずなんじゃないのか・・・?

なんで、俺にこんな事をするんだ。

ああ、また今日もこわれ物を扱うかのように、そっと俺に触れてくる。

だが、今までと違うのは・・・

執拗に、腹を、触ったり、舐めたり、・・・そのうち、かみつかれそうで、

怖い。

その子にだけは、何もしないでくれ。頼むから。下の高杉を見たため、腹筋に力が入ったからか、俺の方を見て、一瞬驚いたような表情を見せた。が、

また、似たような行為に没頭していく。
571名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/06(木) 13:53:37.10 ID:P+Y9g8SI0
「奇麗な身体だな・・・本当に奴に触らせてないんだな」

不敵に笑うと、体中のあちこちに吸い付いてきた。そのたびに、鋭い痛みが走る。

「高杉、やめろ・・・」

答えない。もう、体中真っ赤になってしまったんじゃないかって言うくらい、

狂ったように同じ行為を繰り返す。

あのいつぞやの電話の女達にもしていたのだろうか。

「そんなことばかりしていると、女にもてなくなるぞ・・・」

「フン・・・言うようになったじゃねえか」



押し入ってきてから、記憶の中のこいつはこんな男だったかと思う。

いきなり奥まで貫いて、自分勝手に暴れている。

愛情のかけらも感じない。

・・・いや、元々あるはずがないのだった。
572名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/06(木) 13:54:30.22 ID:2zgTRDwT0
高杉が、意図あってか、なくてか

身体を近づけてくるたび、ぞっとする。

腹の近くに身体を押しつけられるのが怖い。

そうしたたら、突然、腹の上にわざとらしく手を置いた。

「声、出せよ」

「高杉、手・・・」

「・・・さっきから、そればっかだな。つまらねえ」

動きを止めて、吐き捨てるように言う。

「貴様が乱暴だから・・・」

「アァ?ずいぶんだな」

じろり、と、俺を見下ろす。随分遠くから見られている気がする。

「銀時相手はどうなんだ」

「は・・・」

「感じるのかよ」

「な・・・」何を言いたいんだ。貴様は。
573名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/06(木) 13:59:22.99 ID:8EHQHPm/0
答えないでいると、つまらなそうに、フン、と、視線をずらす。

それから、

あくまで自分のペースで律動を繰り返し、

燃えるような目で見たかと思うと、

突然どうでも良さそうに突き放す。その繰り返し。

なんなのだ、一体。

「・・・てめえが俺のガキ孕んでた時は、銀時とやってたんだろうが」

「な・・・」何を言っている?

「このガキに対してはえらい過保護じゃねえか・・・」

はあ?

まさか・・・・まさか、それではまるで

・・・・・

いや、ありえない。こいつはそんな男じゃない。

だが・・・もしも。

もしそうなら。
574名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/06(木) 13:59:54.26 ID:YAHEh/7F0
「あの子が・・・これくらいの時には断った」

言えば、動きを止めて驚いたような目で俺を見る。

「あの子も・・・大切だ。この子と同じくらい、いとおしい」

高杉の表情が変わる。

ああ、そうか。

そういえば、銀時もお前との行為の回数を聞いたことがあった。

お前達は・・・なにをしているんだ。俺だぞ。相手、俺。

・・・馬鹿な奴らだ・・・

「安心しろ。前にも言ったが子供には平等に接するつもりだ。俺も、銀時も」とたん、

不機嫌そうに怒鳴り出す。

「銀時の話なんざしてねえよ。俺と繋がってる時に余計なことばっかり考えてんじゃ・・」言って、一瞬だけしまった・・・と言う表情をした。