【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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558名無しさんの次レスにご期待下さい
>>555

のそのそと、着替えをして、簪を手に取る。じっとそれを見ている。

そのまま、うごかない。

このことを、後悔しているのか。

それをくれた奴相手に。

・・・くだらねえ。

「傷でも付いたか」わざと声を掛けてやる。

そう言ってやれば、ハッとする。

フン。俺がいたことすら、忘れていたようだな。

そんなに気になるなら、とっとと帰りな。
559名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/06(木) 13:37:01.75 ID:zwdPR/CS0
「なあ、高杉・・」

ああ?なんだよ。

「いつだったか、貴様これを持っていったことがあっただろう。あれは、なぜだ」

・・・・

・・・は・・・?

・・・てめえ。鈍いにも程があるぜ。

今更、それを言うのかよ。

で、それを、なぜか?だと、俺の口から言わせたいのか。

さっき、俺が好きだって言った奴が、分からないのかよ。

だとしたら、てめえは。

・・・・本当にたちが悪いぜ。

「・・・覚えてねえ」

俺の口からは、言いたくねえよ。

てめえで考えな。

その鈍い頭で。



ああ、馬鹿なてめえらは似合いだよ。

とっとと亭主ンところにもどりゃいい。

俺は一服させてもらうぜ。



いまこそ、

煙でものまなけりゃあ、やってられねえ。