【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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身体をなでながら、思うこと。この肌にはなんの乱れもない。

「奇麗な身体だな・・・本当に奴に触らせてないんだな」それに気分が高揚する。

同時に、この身体は、今、俺が支配しているんだという暗い満足がおそってくる。

「高杉、やめろ・・・」とがめるが、かまやしねえ。

俺の痕跡を付けてやるよ。今日が終わっても、この跡を見るたびに俺を思い出せばいい。俺と身体を重ねたことを、俺の熱を、思い出してくれ。

「そんなことばかりしていると、女にもてなくなるぞ・・・」

「フン・・・言うようになったじゃねえか」

生憎、こんなことすんのは、てめえにだけなんだよ。