【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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余談 吉原??T



「・・・・っ」

ものすごく、上手いでもなく、かといって下手なわけでもない。

のっそりとした動作で、舐めては、吸い上げる。

その感覚に、何とも言えないもどかしさを感じる。

「・・・もうちっと、早く動いてくれねえか」

とっとと済ませてしまいたい。

股の間の妓の髪をなでて、梳く。

さらさらとした黒い長髪。

細身のこの妓は、この角度から見ると、誰かを彷彿とさせる。

そんな、自分に自嘲ぎみになるが、

そうでもしないと、早く終わりに出来そうもない。