>>501 桂が、ぽそりと、
「銀時は、どうして・・・」と言った。
うううう!!
そりゃ、そもそもは俺だけど。
俺だけど!!!
その、また、そもそもはお前が・・・
っていうのを、又 高杉の前で言いたくない。ぐっとこらえる。
高杉が、さっきの煙管を消し、手持ち蓋差にしている。
一応、俺の子を気遣ってくれているのか。
いやいや、何考えてんの、俺。気遣ってたらそもそもこんな行為しないでしょ!!
「つーか、てめえ、ヅラ妊娠してるのしってんだろうが」
「だから?」
「・・・っ!!子供に何かあったらどうするつもりだ!!」
「じゃ、てめえは俺の子が腹ン中いた時、こいつと何にもなかったのか?」
どうなんだ、と、剣呑な目で俺を睨む。