【空知英秋】銀魂 二百十四訓

このエントリーをはてなブックマークに追加
493名無しさんの次レスにご期待下さい
さっきのお気に入り(?)の妓をつかまえて、

階段を上がろうとした時、なにやら入り口が騒がしい。

「すまぬ。人を捜していて」うわ????聞き覚えのある・・・この声は・・・

「銀色の頭の男なのだが、見かけなかっただろうか」

やばいやばい。

とにかく、妓の手を引き、階段を駆け上がる。

なんだ??何で分かったんだ??

とにかく、一番近くの部屋の戸を開けて、・・・中に誰もいないことを確認して入る。

トントントン・・・ぎゃああああ!!奴があがってきている気がする!!

とにかく、妓と布団をかぶって、中にはいる。

さすがに、ふすまを開けることはしないと思うが。・・・。

隣の隣(?)くらいのふすまが開く音がする。

げええ!!!そこまでするの???

だが、しばらくすると、静かになった。ふう????。気のせいかよ??。

ところで、

「あの・・・おにいはん、どうしますのん?」

と、息苦しそうに腕の下の妓がいう。

うう・・・ほんと、どうしよう。

奴に見つかったら、殺されるかな?

イヤイヤイヤ、あいつが悪いんだよね!!相手してくれないし。

でも・・・

でも、やっぱ・・

悶々と考えていたが、

最後の最後に、「でも、あいつ本当は男だし、ヅラだ・・・分かってくれる」

と結論づいて、

事に及ぶことにした。



俺は、この選択をこれほど後悔したことはない。