「うちの家庭を崩壊したいのか、それとも、俺を怒らせて鬼兵隊を崩壊させたいのか・・・。どっちにしても、今度したら。マジゆるさねえから」
「承知したでござるよ」と、まじめな声で答えるので、
「ならいいや。誰も得しねえから、この話はおしまい」にした。
武市は、じっとこちらのやり取りを聞いていたが、きっと分かっている。こいつも頭の回転は相当良いようだから。
「しっかし、ホント・・・あの強姦魔にも困ったもんだよ」ため息混じりにそう言うと、突然万斎がケラケラとおかしそうに笑った。
「ご、、、強姦魔、、、くくく・・・これはいい。おお、いいフレーズが頭に浮かんだぞ」いそいそなにやらメモを取り出す。けっ。
またくだらね??アイドルの歌作りかよ。お前の00,強姦魔とかいうタイトルでも作るわけ??又伏せ字になるよ、これ。
さてと。
「俺も上にいこうっかな??」などと言うと、
「おや、そうでござるか。ごゆっくり」などとこっちを見ずに言う。