>>475 図星だろう。どうだ。言い返してみやがれ。
「てめえ、ヅラが鈍いことくらい知ってたろうが。・・・ヅラは、傷ついてんぜ。まあ、その傷は俺が癒すから、てめえはそこで指銜えてみてな」
「・・・・」
ざまあみろ。愉快な気分に、さらに俺は調子ずいた。得意の物まねを披露だ。
「“大切なものは、そのとき大切にしないと後で気づいても遅いんですよ、晋助”」
おお??!超久しぶりにやった割りに、今までで一番似てたかも!!ヅラも隣でびっくりだ。
「・・・!てめえ、それは」
ガチャッ・・・
切ってやった。
けけけ、ざま??見ろ。
・・・て、あれ?
みんなの目が怖い。
っつーか、あきれてる?
「銀時・・・あんた、ばかだねえ・・・」
ふーとお登勢が煙と共に。
「はい?」
「相手の男、あおってどうすんだい」
「はいいい???」
「それで、正面から気持ちを伝えに、来たらどうすんだい?」
「はああああああ!!!???」
「相手は、天の衣を一生隠したいって言ってた男だよ」
強敵だねえ、と、付け加える。
かくかくと、首をヅラの方へ回す。
じとーーーって見る、あの黒目が冷たい。
「づ、・・・ヅラ君、ヅラ君は俺のものだよね?」
「俺は、誰のものでもない。強いていえば、この身は国のものだ。」
さら????っと言った。
そうだよね、そうだけど。
めっちゃ不安になるじゃ????????ん!!!!