「・・・案ずるな。俺を信じろ。銀時だって、それはもう立派に父親をしてくれている」
んあああ??俺の話??
「ああ、貴様よりよほど、できた父親だ」
な・・・っ!!!
なんか、急に顔がかあっと熱くなってきた。飲み過ぎた。
「ババア、水・・・」
「ああ。・・・・・む。そうか。ちょっと待て。」
水を飲んでいると、桂が、受話器を俺によこす。はあ?
「お前に替われと」
ぶはっ!!あやうく水を吹き出しそうになった。いや、ふきだした。
「はあああ???話すことなんかねえよ!!!」
「いいから」
「・・・んだよ」
電話に出る。
「よう」
「よう、じゃねえよ」
「てめえは昔から、馬鹿みたいに・・・死にそうな奴を担いで歩いてたっけな」
「ああ?」
「今も、大切なものは替わらないとか万斎に言ったそうだが」
「ああ??、あれね。その節はどうも。相変わらず変な部下ばっかりだな」
「てめえは、そのまま、一生替わるな」
「っつーか、かわらねえから!てめえがトチ狂いすぎなんだよ!」
「クク・・・そうかい」