【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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「・・・案ずるな。俺を信じろ。銀時だって、それはもう立派に父親をしてくれている」

んあああ??俺の話??

「ああ、貴様よりよほど、できた父親だ」

な・・・っ!!!

なんか、急に顔がかあっと熱くなってきた。飲み過ぎた。

「ババア、水・・・」



「ああ。・・・・・む。そうか。ちょっと待て。」

水を飲んでいると、桂が、受話器を俺によこす。はあ?

「お前に替われと」

ぶはっ!!あやうく水を吹き出しそうになった。いや、ふきだした。

「はあああ???話すことなんかねえよ!!!」

「いいから」

「・・・んだよ」

電話に出る。

「よう」

「よう、じゃねえよ」



「てめえは昔から、馬鹿みたいに・・・死にそうな奴を担いで歩いてたっけな」

「ああ?」

「今も、大切なものは替わらないとか万斎に言ったそうだが」

「ああ??、あれね。その節はどうも。相変わらず変な部下ばっかりだな」

「てめえは、そのまま、一生替わるな」

「っつーか、かわらねえから!てめえがトチ狂いすぎなんだよ!」

「クク・・・そうかい」