【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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「そうではないのだ。戦略の大小や、方法の派手さのことではなく、それに至る計画・・・晋助は非常に繊細な、綿密な計画を立てる男だ。それが、ちと、変わった」

「はあ?」

「やや、自暴自棄的なところがある。自虐的といおうか・・・」

「いいことじゃねえの。それで、自滅して欲しいわ。マジで」

「主は・・・分かってないでござるな。主らがあの人を危険だというなら、それに磨きがかかっているとは思わぬのか。荒い思考で事を起こせば、犠牲も多くなる」

ダン!と、白夜叉がビールをテーブルにたたきつける。



「分かってねえのはてめえだよ!それがあいつじゃねえか!そんなに犠牲云々いうなら、俺があいつをぶっ殺してやるよ。それで全て終いじゃねえか。

人を殺すだの世界をぶっつぶすなんていう戯言に、繊細も粗いもあるか。勝手言ってンじゃねえ」

グイ、と、ビールを飲み干す。