【空知英秋】銀魂 二百十四訓

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>>436
「あ、し・・・坂田殿」

「人の奥さんに、何してくれてんの?つーか、何しに来たわけ?」

だいぶ、カウンターが空いてきた。丁度良く、拙者の隣の空いていた席に腰掛ける。



「ここに来るのは、酒を飲むことが目的と思うが」

「ふ????ん」

さっと、桂が白夜叉にもビールを出す。



「銀時、こんなとこに飲みに来てていいのかい。松坊は?」

「寝かしてきたよ・・・んだ、ババア。いつも金曜はこの時間に俺は来てるだろ。何で今日に限ってそんなこと言うんだよ。俺に聞かれちゃいけない話でもあんの?」

ねえ?と、拙者の顔をのぞき見る。・・・これは分が悪い。

「どうせ、あの凶悪犯の話でもしてたんだろう。居場所さえ教えてくれれば、ちょっと行って俺がたたっきってきてやるのにな」

「そんなことは絶対させもうさん」

バチっと、短い視線の火花が散った。

桂と晋助の、定期連絡。はて、白夜叉はもしかしたら知らないのかもしれない。としたら、ここでこの話を出すのはまずかろう。ちょっとした心理作戦といこうか。



「最近、晋助が荒れていてな」

「へえ。ついに、性犯罪者にでもなっちゃった?」

「主はすぐそっちの方向に行くでござるな。そうではない。・・・・なんていうか、思考が荒い。」と言えば。

「ああ、あいつはいつも荒っぽい考え方だもんな??」という。